不埒な蕾
イケメン准教授による刺激的溺愛、完結! やっとやっと、好きな人と繋がれた――――― 幸せは連鎖し、永遠の溺愛へ…? イチャイチャたっぷりの番外編も同時収録です! カップルのフェロモンを感じ取ると未来のHを予知し、自分の意志とは関係なく発情してしまう体質の美波。生物学の准教授・葛城の研究対象となる代わりに発情を治めてもらっていたが、体だけではなく美波自身を大切に扱う葛城に美波は恋をする。いつしか2人は恋人同士になったが、美波の体質のせいで最後まで体を重ねることが出来ていなくて…? 普通の体質じゃないからこそ分かる、愛し合える奇跡。刺激的な溺愛バイオロジーラブ堂々の完結!
怪人アッカーマン 新田たつお傑作選
累計4500万部を突破した空前の大ヒット作『静かなるドン』でおなじみの新田たつおの単行本未収録傑作選。表題の「怪人アッカーマン」は、そのアナーキーでパンクでちょっぴりお下劣なギャグセンスが、敬意を持って「史上最低のマンガ」と呼ばれるほどの衝撃の問題作。新田ワールドの原点はギャグにあるということを再認識させる。その他にも傑作が勢ぞろい!
錬命術 岸大武郎SF短編集
記憶に残る名作『恐竜大紀行』の続編『大恐竜紀』2編も収録!! その他、科学への好奇心をくすぐる珠玉の8編を収録!! 『錬命術』:遺伝子組み換えなどで、人類の都合で生命を新たにデザインされた生物たちは……!? 第1話:Trypoxylus dichotomus 第2話:Grampus griseus 第3話:Corvus corone 第4話:Homo sapiens/『ジュリアの法則』:天才女子高校生が大活躍! 本格、学園科学ミステリー!! 第1話:記憶 第2話:科学/『大恐竜記』:時は白亜紀末。激変する世界を懸命に生き延びようとする恐竜たちの物語!! 第1話:白亜紀末 大恐竜記 第2話:巨大ワニとの死闘/SF漫画の名手が贈る珠玉の短編集!!
ブレインストーム【タテヨミ】
ある日「私」は分裂した。記憶ごとにそれぞれの人格と能力を得た「私たち」は、閉じた世界の中で自分の知らない自分と戦うことになる。全て元に戻るのか、それとも1つの記憶のみ残して全て消えるのか?そして「私」に一体何が起きたのか……登場人物はただ1人。記憶同士のバトルロイヤル!
ゴッドハンド・レクイエム【タテヨミ】
とある医師の手には不思議な力がある。それは「生命」を人から人へと移す力。死んだ人を生き返らせるが、生命を吸われた人間は命を落とす。生きるべき人間と死ぬべき人間。彼の両手は悪を裁く神の手なのか、それとも……?
華麗なるキャッツビー【タテヨミ】
大卒ニートで親友の家に居候するキャッツビーは、学生時代からの恋人に捨てられどん底に。金持ちと結婚する元カノにふりまわされつつも、新たに知り合った風変わりなC級女ミアイと恋におち真の愛を知る。人生にとって大切なものは金か愛か?名著のパロディを装いつつ独自の世界観と鮮烈な色彩で現代をえぐるWEBTOONのひとつの到達点。
共感覚探偵アオジ【タテヨミ】
触れた相手の感情が読み取れる少年・アオジ。彼が所属する「共感覚部署」は、表向きには中華料理店を営みつつ、町で起きた残虐な殺人事件の捜査を密かに進めていた。未だ見つからない犯人と次なる被害者を巡り、街に暮らす人々の人生はやがて奇妙に繋がり合う――。潜入捜査にいじめの調査、未解決事件の犯人探しから今日の夜食の配達まで……街のお困りごとはぜひ「ジャージャー気分」へ!
自殺代行【タテヨミ】
幼馴染の菜々子の部屋を訪れたあすかは、そこを急襲した「希望社」なる殺し屋集団の罠にはめられる。菜々子は殺され、追われるあすかがあぶり出したその集団の目的は……二転三転する物語と息詰まる頭脳戦が繰り広げられるサイコ・サスペンス
サークラじゃない メンヘラじゃない ビッチもそろそろやめるかも
会社で皆にチヤホヤされている紅一点のあーちゃん。実は会社の男と全員とセックス済み!? 「わたしってモテモテ~ やっぱチヤホヤされるってサイコー」 この日も飲み会でどの男をお持ち帰りするか悩み中。酒の勢いに任せ男達に近づいて… 清楚ビッチと、それを取り巻くクズチン男たちのハイテンションセックスコメディ!
月の恋人
『月の恋人』は5つの短編で構成された物語集であり、そのうち2つを自身の体験に基づいた日記という体裁のフィクションとなっています。表題作や「心を込めて心を砕く話」も含めて、ポップな絵柄の中に苦味のある物語、少し肩透かしを喰らうようなウェットな話を収録しています。普段接する物語とは少し違う、少し入り組んでいたり余韻が残るような物語を読んでみたいという方は、ぜひ読んでいただければ何かしら心の琴線に引っかかるものがあるかなと思っておりますので、よろしければ一読いただけると幸いです。(作品紹介) 『心を込めて心を砕く話』 死んだらその骨が「円」となる世界の中で、あるケモミミの女の子が、円が持っている今世の「縁」を断ち切ってあげるためにそれを金槌で砕く風習を体験する話。『日記(タップ)』 電源タップのコイル泣きの話です。『日記(まめぞう)』 今まめぞうというオスのウサギを飼っているのですが、そのまめぞうに不眠を相談するという話です。『月の恋人』 宇宙飛行士が正体不明の隕石に触れながら、かつて高校時代一緒に星を見ていた女友達との思い出に思いを馳せる話です。『月の妻』 前述の「月の恋人」のエピローグと位置付けられる作品です。
Delaware
Delawareとは秋に発売される紫色の葡萄のことです。その葡萄のように小粒ですが味がしっかりついた作品を中心に収録しました。ただ、葡萄と違い甘いどころが少し苦い風味のものが多いかもしれません。砂糖でコーティングされたコーヒーみたいな感じのイメージです。具体的に紹介すると、この本には5つの作品が収録されており、そのうち3つが自身の体験をベースにした創作となっています。残り2つが完全なフィクションで、どれもちょっとした苦味を含ませています。ポップな絵柄の中の苦味を楽しんでいただければ幸いです。(作品紹介) 日記(病院)…1回目のワクチン接種の際に行った総合病院に院長の描いた油絵がたくさん飾ってあったので、そこから着想を得ました。脱出 …見知らぬ空間に閉じ込められた主人公が脱出を試みる話です。日記(32円のハーブティー)…スーパーで32円のハーブティーがあったので、それを飲んだ話。日記(ディジュリドゥ)…ハードオフで中古のディジリドゥ(オーストラリアの先住民族アボリジニの使う楽器)が欲しくて葛藤する話です。てあせ…ヒトとしての寿命を迎え、厳正な審査の結果「天使化」した両親を「広場」にもってゆき、弔ってもらうお話です。
睡蓮の母
2021年コミティア136にて頒布。丸っこいイラストと黒くて荒々しい背景という器の中に、エスプレッソみたいな苦々しい気持ちと、しっとりじんわりとした夏の午後の余韻をブレンドさせた、2作の短編を収録しました。(収録作品) ・睡蓮の母 過去の悲痛な経験から植物になった母親とその娘の話です。以前から人間の進化のことについて考えていて、その進化の一つとして植物へ自分のDNAを組み込ませて、名前通り「植物人間」の状態になるというシステムを考えました。そして家族が植物になることを選択した際、その周りの人々は果たしてどのように捉えるかな?と考えて、制作しました。悲しい経験からの逃避するために「植物」を選択した母親と、それを人間として避難する家族と、主人公。少子高齢化が叫ばれる中、こういう未来もあるかもしれないと思って描きました。・耳鳴りと黒箱 騒音のなる印刷会社での労働のストレスから、静かな場所を求めて黒い美術館へゆく話です。これは実体験がもとになっていて、モデルになっている美術館も実際に存在する場所です。黒々しい表現をするのが当時自分の中でトレンドになっていて、木目のように目まぐるしく 絵画と美術館が一体化させるのがすごく心地よかった覚えがあります。これも後味は若干苦目です。ポップなイラストと、SFやバイオレンスな話。そして自分の中で答えを結論づけるような話。そんな作品ににご興味を持たれた方は是非読んでみてください。