キミ恋リミット【新装版】
※本作は百乃モトの個人誌作品の電子書籍版となります。【173ページ】まっすぐで恋に一生懸命な園。大好きな里深を追いかけ上京するものの行く当てもなく…。彷徨っているところをバーで出会った紘子に拾われるが…?園×里深×紘子絡み合う3角関係の行方は?<収録作品>・キミ恋リミット#1~9・キミ恋リミット+・その後の園里※過去に発表された商業作品の新装版です。新しい漫画の描き下ろしはありませんのでご注意ください。
2番目に愛しいあなたと
「今日、私は結婚する。本当は、1番愛しいあなたに迎えにきてほしかった――」愛する夫・彰人(あきと)との結婚式で幸せいっぱいのはずの主人公・早紀(さき)。しかしその視線は、参列客の元カレ・悠一(ゆういち)へ向けられていた。大学時代の淡い初恋を断ち切り、早紀が“夫”を選んだ理由とは――…?
君の愛してるが聞きたいんだ
身体の鼓動が早くなり息苦しさで目を開けると亡くなったはずの元カレとキスをしていて!?――高校の同窓会に出席する為、地元に帰省した奈緒。その夜、親友との会話がキッカケでケータイの画面に映る元カレの名前を見つめてしまう。元カレ「相川信也」とは喧嘩が原因で別れたきりで、次に彼を知ったのは交通事故で亡くなった時だった。ケータイに映る名前とともに彼の声が聞きたくてかかりもしないダイヤルボタンを押してしまう。すると高校時代のあの頃にタイムリープして!?交通事故で亡くなった信也を救う為、自分の気持ちにケリをつける為、二度目の高校生活をスタートさせる!
水曜日には恋をして
「結婚して3年…家事もせず甘えてくるだけの夫にうんざりしている」――だだをこねて朝起きない、会話をしているのに目線の先はスマホの画面、食べこぼして汚くなったテーブル、上げっぱなしの便座の蓋にはため息がこぼれる…。何度言っても変わらない夫、貴臣の態度に日々げんなりする妻の実和子。結婚してすっかり慣れきってしまった3年目、夫婦ではなく親子のような関係に最近は今の生活が辛くなってきている。そんなある日、新聞紙に挟まれた広告の語学レッスンに目をとめた。張りのない生活に潤いを感じたくて始めた語学レッスンで知り合った既婚者の剣持歩さん。仕事でも家庭でもない場所で人と話す楽しさを教わり心がはなやいでいく。目をみて会話をしてくれる剣持さんに次第に、夫の貴臣と比較してしまう実和子。夫の尻ぬぐいのような雑用を、ルーティンのようにこなす日々は妻の役目だと思えばそうだけど…。夫が嫌いなわけじゃない、今の生活を投げ出したいわけじゃない、それだけはたしかな想いだったのに。まさかそれが思いもよらない方向にそれぞれの夫婦たちを導いてしまうなんて…
乙女ゲームのモブに転生したので全力で推しを応援します! 蕩けるキスは誰のもの? 【短編】
婚約者のジークハルトが、前世でプレイしていた乙女ゲーの最推しであることを思い出してしまったマリア(ちなみに己はモブキャラ)。記憶の中での彼の結末は「正ヒロインと恋愛しないと闇堕からのラスボス化そして…殺される」ってそんなの絶対ムリ!!!!!最推しキャラ・ジークの破滅ルートを回避するため、彼と正ヒロイン・クラウディアの恋愛フラグを打ち立てようとモブキャラ転生を果したマリアは行動を開始するが―――!?