漱石と倫敦ミイラ殺人事件
夏目漱石とジョン・ワトソン、二人の視点から描かれる一つの事件…。各話ごとに入れ替わる視点が立体的に浮かび上がらせる衝撃の事実、そしてシャーロック・ホームズの人物像。ロンドンの密室で変死を遂げ、一夜にしてミイラとなった殺人事件は、いかなる結末を迎えるのか!?
仕度人市兵衛 悪人料理帳
「なにがあったか聞こうじゃないか」。江戸で「めしいち」を切り盛りする料理人・市兵衛には、「闇の料理人」という裏の顔があった。市兵衛の料理に舌鼓を打つ友人の重蔵は、お上が裁けない者を始末する、闇の仕事を市兵衛に依頼する。お花見弁当・カツオ料理・握り寿司・さんまの塩焼き・軍鶏鍋……食材をさばいた夜は、悪人を裁くために店を出る……。
四ノ宮小唄はまだ死ねない ‐BORDER OF THE DEAD‐
“生”同一性障害、通称『ボーダー』。主観では生きているが医学上は死体である彼らの出現は、それまでの枠組みに収まらない未知の事件を巻き起こす。ボーダーを憎む女子高生探偵・エルと、安らかな死を望むボーダー少女・コータの生死バディ探偵譚!!
トランスペアレントクラウド
『目に見えない巨大な雲が僕達を監視している』ネット上の書き込みに始まった噂は、瞬く間に拡散し、消えた。モモは噂を信じ追い続けた。その先に待っていたのは、、、私は何故、信じたのか何故、信じていられたのかマンガ読破×taskey 第1回コミカライズ原作コンテスト大賞受賞
OPI 女の子の胸にまつわる、ちゃんとしたラブストーリー
「ボイン」という言葉が生まれてから、世界は変わった。あの、何とも言い難い端的に表現しにくいフォルムと男の思いを表してしまったからである。以来、大きいおっぱい>ふつうのおっぱい>小さいおっぱいの序列が出来上がってしまった。時は経ち、大きい方がより良いとされる“ボイン至上主義の時代”は過ぎ、大手下着メーカーからは【胸を小さく見せるブラ】が発売され、大ヒット。小さな胸の人を【ちっぱい】と表現し、その価値観も見いだされている。現役女子大生が立ち上げた“ちっぱい”専門ブランドのブラは即完売する人気を誇っている。おっぱいに対して、男がとやかく言う時代でもないのである。ただし! ヤヤコシイことに、この世にはやっぱり男がいる。男がいる限り【女性とおっぱいの関係に悩みは尽きない】。つまり、悩みが尽きないということは、おっぱいにはドラマがあるのだ。おっぱいには山あり谷ありの“女性たちの人生の機微”が集約されている。プライド・願望・恥ずかしさ・後ろめたさ・愛と恋・不安・若さと老い…女性たちの人生を描き出すのに、おっぱいは最良のファクターである。おっぱいを通して、女性は【共感〈あるある〉と発見】をし、男性は【女性たちの世界を垣間見る】ことができる、そんな≪女性のキモチ≫≪おっぱいあるある≫を揉みこんだ女性が胸弾む史上初?世界初?おっぱいをテーマにした、ちゃんとしたラブストーリー、スタートです。