扉の向こうに誰かいる。 男たちがずっと私を監視しています

扉の向こうに誰かいる。

大学進学で単身上京した「ちな」。時間がない中で見つけた、初めての一人暮らしの物件は……事故物件かと見紛うほどの年季の入ったアパートの一室。今まではコミュ障で友達も少なかった。大学デビューをして素敵な恋愛をすると意気込み、キラキラの新生活を夢見るちなにとっては、こんな部屋も自分だけの城だった。ある日、シャワーの後に裸で部屋をうろついていたところ、なんだか違和感を感じる。え、玄関の覗き穴が……!?1人で過ごしているはずなのに、感じる視線。初めてできた彼氏、優しい笑顔の裏に感じる違和感。まさか私の身にこんなことが起こるなんて……何気ない日常から一転、恐怖の日々が始まる。ちょっとしたきっかけで向けられる「他人による執着」は、幽霊よりなによりも怖い――。

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