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デビュー以来30年、一貫してお侍さん達の、生活、精神、実態をギャグとして描き続けてきた作者。その果てにたどりついた「ほりのぶゆき史観」を前面に押し出した「まんがでよくわかるお侍の歴史」第2弾が「武士の歴史 お侍の誕生と現在」である。21世紀になっても我々の心の奥に「侍JAPAN」とか「サムライブルー」とか、の形で根を張る「お侍」。その存在がいかに生まれ今なお我々を支配しているかを史実を元に楽しく理解出来る本書は、日本人必読の書と言えよう。しかもオールカラー!作者自らによる巻頭言、解説と共に、この作品に傾けられた情熱の量が分かろうという物だ。全読者が読後、内なる「お侍」に目覚める事、請け合いの本書。既刊「武士の歴史 お侍の隆盛と衰退」も併せて購読することを強くお勧めする次第であります。
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弟子であり恋人でもある有川優衣菜にナイショで、SNSで知り合った「さおりん」と名乗るバツイチ女と一夜限りの逢瀬を楽しむ三木もも夫。有川は彼のそんな“裏切り”など知る由も無かったが、彼女自身もひょんなことから書店員の男の部屋を訪ねて身を任せてしまうことに。罪悪感に苛まれ、さらに担当の女性編集者・内崎から気になる電話もかかってきて精神的に追い込まれた有川を救ったのは、やはり三木との濃厚な愛の交歓だった。三木との仲を修復し、さらに無事に漫画家デビューを果たした有川は、内崎に誘われて祝杯を上げに行った店で飲み過ぎて酔いつぶれてしまった。介抱しようとホテルに連れて行った内崎だったが、あろうことか彼女に覆いかぶさりキスしてしまう。我に返った彼女が思いついたのは、ホテルに三木を呼び出し、彼の行為だと思わせることだった。だがやって来た三木は、有川との男女の関係を頑なに否定。ならば本性を暴き出してやろうと三木に迫る内崎だったが、彼女の心の底に潜む「オンナのカラダの疼き」を見破られ、ミイラ取りがミイラに……。週刊ポストで話題になった大人の恋愛ラプソディ、堂々の完結編!
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▼第1話/御神木▼第2話/保育園▼第3話/妊娠騒動▼第4話/剣玉▼第5話/人工衛星▼第6話/憩いの湯▼第7話/お好み焼き▼第8話/タコスナック▼第9話/まいど!▼最終話/ナンシンは永遠です!●登場人物/中井信吉(まごころと誠意で奮闘する、南大阪信用金庫[通称・ナンシン]の駆け出し渉外マン。愛称“ナカやん”。もうすぐパパ!)、みゆき(手作り絵本をインターネットで販売しようと、ナカやんに相談をもちかけていた。そしてナカやんと結婚、もうすぐママ!)●あらすじ/ナンシンから借り入れをしている顧客の自宅が、道路敷設のために立ち退きを迫られているという。だが、提示された補償金は相当な額なのに、なぜか家主は動こうとしない。庭にある御神木を守りたいというのだが、その矢先、ナンシン本部の独断でその家は競売に…!! さて、ナカやんどうする?(第1話)●本巻の特徴/愛妻・みゆきとは夫婦円満、仕事も絶好調のエンヤコラ男・ナカやん。理想の信金マンへと成長しつつある彼の活躍も、ついに見納め!! 最終話では、パパになり先輩になった数年後のナカやんの姿が!!●その他の登場人物/安藤支店長(ナンシン河内台支店長。一見厳しそうだが、部下思いの人情派)、高田次長(「成功は自分の手柄、失敗は部下のせい」という、どこにでもいる嫌なやつ)、中井登紀子(信吉の母親。食堂を経営している)、善三おじさん(ホルモン焼き店を営む、ナカやんの母の兄。実はインテリ)、神野源蔵(シャモ源と呼ばれる、河内の政・財界を牛耳るドン)