「マウス」は10年以上前に読んだのですが、今でもたまに思い出すことがあるほど記憶に残る作品です。アウシュヴィッツの過酷な描写ももちろん印象深いのですが、あまりにも過酷な経験により猜疑心が強く共感性を失ってしまった父親との関係に苦しむ作者の切実さがとても心に響きました。
人間性を損なうような辛い行いが、当事者だけでなく、時代を超えて様々な人に大きな傷を残すのだとこのコミックではじめて知ったような気がします。
次回以降の海外漫画の紹介も楽しみにしています!
高知インハイでの講談館浦安戦。
よくある漫画展開なら「チームの勝利のために」と
自分の主義を曲げ殺す展開での美談になりそうなところ。
それをしないのが鷲尾。だからこそ鷲尾。
社会人になり会社人となってからの先輩とかって
人格者か世渡り上手か、どっちかが多い。
高校大学くらいですよ、頼れるところと抜けたところが共存する先輩とか。
同級生とは「まったくあの先輩はよお~」とかネタにしながらも
頼りにしてしまい慕ってしまう先輩とかって。
鷲尾は三五にとってそういう高校の先輩であり、
社会人になっても、そのまんまの先輩であり続けてくれたみたい。
いい「先輩」ですね。
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窓枠の考察、深く頷いてしまいました。エモい…
職業見学のミルクティー事件からここに至るまで、山田の感情が加速してるのが本当にたまらないですよね