※ネタバレを含むクチコミです。
モーニングを購読していて、ふとした時から読み始めたのですが、余りに可笑しくて大好きでした(毎週サラ先生の作品を読める幸福が今は懐かしい)。 ハルキちゃん、ゴロちゃん、ヤーマダ君、マキオちゃん…登場するキャラは皆どこか少しズレていて、サラ先生の柔らかな眼差しとツッコミは本当に絶妙でした。 自分が東北出身なもんで、上方の笑いというのはこういうものなんだろうなあとぼんやり思ったりもしますが、サライネス入門には最適だと思います(巻数も多いですが、未読の方はそれだけ楽しめる分が多いと)。 決して下品にならないユーモアですし、老若男女問わずお薦めです。
2016年正月にNHK BS1にて放映された「島耕作のアジア新世紀伝」に弘兼憲史先生がオリジナルストーリーを加えコミック化したものらしいですが、大町久美子がインドに住んでた経験が活かされたり、孫鋭も登場するし、普通に会長島耕作のストーリーに入れてもいいんじゃないかと思うくらい面白かったです。
モーニングの35周年企画で始まった「島耕作の事件簿」 時代的には、どうやら課長時代で樫村の死の直後らしい。バーで行きずりとなった女との最中に事件が起こってしまい…という始まり方。
ぱ、ぱらり先生ーーーっ!!!モーニングを開いたらぱらり先生の名前があってバチクソテンション上がりました…! 「周囲から美人だと思われている篠宮ユキは、メイクが得意で美容の専門を目指している女子高生。ユキは、顔に痣がある同級生白井梢に興味を持ち、痣を隠すメイクを施してあげるが…」というあらすじ。 あざにおしろい(前編)Dモーニング http://dm.m.eximg.jp/viewer/1440/1425/ https://twitter.com/parari000manga/status/1149995308849364992?s=20 んも〜〜!!ユキも梢というキャラクターが持つ説得力がすごい…!! SHBのときからモブにすら読み応えあるバックグラウンドを設定していたぱらり先生。今回の『あざにおしろい』でも、家庭環境・学校生活の違いを提示することで、2人がどんな人間なのかめっっちゃわかりやすく描かれています。 「そのままの自分で自信を持っていたい」 「いつもと違う自分になりたい」 この前編で梢が抱いた気持ちは、痣の有無に関わらず全てのメイクをする人に当てはまる感情じゃないでしょうか。 そして何より、ぱらり先生の描く女の子2人のやり取り…やはり良い…!女の子がメインだからか、SHBのときよりも絵がきれいになっているように感じました。 梢ちゃんのデート、男の子にガッカリされる未来しか想像できなくて辛い…。 後編でユキと梢の2人がどんな決着をつけるのか楽しみです!! >(補足)SHBとは、ぱらり先生の著書「スーパーヒロインボーイ」の略称。ひょんなことから女児アニメにハマってしまったけれど、そのことを素直に認められないヤンキー男子高校生を描いた作品。 >本編のそこかしこで息をするように自然に百合とBLが進行するためか、男性読者むけのレーベル作品でありながら、本屋さんによってはBLの棚に置かれているらしい。 (画像は前編より)
ぶっせんって実写ドラマ化もされた人気作品だし、三宅乱丈のギャグ漫画なら間違いなく面白いっていうのは分かっていたのですが、やっぱり読み始めたら止まらなくなっちゃったくらい面白かった。貧乏なお寺が金儲けの為に「君も50単位で悟りだ!」がキャッチコピーの仏教専門学校を開校して、そこに入学した問題児な生徒8人を中心に繰り広げられる文字通りドタバタなコメディーです。一応ライバルの金持ち寺がスパイとして送り込んできた正助くんが主人公なんですが、おバカな一休さんみたいなキャラなのであんまり主人公っぽくないんです(ドラマでは吉沢亮が演じてたんだ!笑)。しかも、他の生徒達もイタリア人だったり、男のフリして入学した女の子とか、個性派ばかりで全員好きになっちゃうから誰が一番っていうのがないのも、この漫画の魅力ですね。全体的に大ネタも小ネタも多くて笑いっぱなしだけど、特によかったのは最終回かな〜。終わっちゃうのはさみしいけど、こんなにいい終わり方をされたら何度でも読みたくなる!って思いました。
力強い絵から繰り出されるジワジワくる笑いの威力がすごい! これ始めはどこにいるのかざっくりとしかわからなくて(地方と島々が広がる風景だけが手がかり)、クライマックスで初めて地名がわかるんですよね。 「こんな辺鄙な村さ何しに来たのや」っていう言い方がうわメッチャ自分の地元っぽい〜〜と思いつつ読んでたらホントにそうで、地名を最高の威力でオチにしてあってマジあっぱれでした。 いぎなしすげぇ!! https://twitter.com/k_sato22/status/1311594213084024832?s=20
生活に根ざしているネタだけど、閃きがあるところがいい。のんびりと読んで楽しめるところもよい。今週はセクハラ上司に会うのに、強面の家族をレンタルって話が良かった。レンタル家族、ほんとにあるのかな?
面白かった! 一つ気になるのは本来のケンちゃんが一切存在せずに生きて死んでるところだけれど。 あとちょっと泣けばいいのか、笑う話なのかわからない。 この父親がうっかりで人を殺しすぎてる気もする、そこがちょっと話の枠先行で作ってる感じも…。 でも完成度高すぎて全くストレスなく読めてしまった! 男に好かれて変な感じだけど実は息子思いの父親で、気づいていないけど轢き逃げしてしまった男性と歩み寄っている、そこが面白い! 実の父親より優しくすんなよぉ、と言う「ケンちゃん」が切ない。 全く見ず知らずの男同士になってしまったけど双方はこれから父と子のような関係を築くんだろうなと想起させる! 22歳、天才ですね。
※ネタバレを含むクチコミです。