トーキョーグールに出てくるグールには人間を餌としか見ていない者たちと、人間と共存しようとしているグループに分かれています。主人公のカネキは後者に分類されます。 カネキはとても気の弱い少年ですが、ヒロインであるトーカを追い抜く戦闘能力とメンタルの強さ、知性、敵対しているグールたちの信頼を得るカリスマ性...最強のグールへと成長してく姿が読者の心を鷲掴みにして離しません。 巻末で作品中にでてきたちょっとしたグールの話がギャグテイストで書かれていて少しほっとしました。そんなギャップも好きです。 漫画が好きな人はもちろんのこと、大人にも読んでほしい近代バトル漫画の名作です。
以前から友人から勧められたのもあって読んでみました。 1巻を読んだだけで人気の理由がわかった気がします。主人公が下僕の身でありながら大きな夢を持っていることに、感動しました。私たちは普段言われた事をやったり、失敗を恐れながら生きていますが、そんな中この漫画を読んで私もの中で何か少し変わった気がします。
どんな女の子も虜にする超プレイボーイの輝(ひかる)が一目惚れした相手は純粋無垢なお嬢様。そんなことはから物語は始まります。さて、この恋はハッピーエンディングを迎えるのでしょうか? それとも題名通り「この恋は実らない」のか? 巻頭の輝の遊び人ぶり、自信過剰ぶりに「なんていけ好かないヤツ!」と反感すら覚え、一目惚れの相手、百合子さんと急接近した時には、輝の親友である白河くん同様「百合子さん、逃げてー!」と叫びたくなりましたが、本当に恋する気持ちを知った輝が見せる純情な部分や不器用さに、次第に2人を応援する気持ちになっていきました。 輝に惹かれていく百合子さんの純粋さや可愛らしさも、輝の一途さも、とても愛おしくて、最後までかなり感情移入して読んでしまいました。 少女漫画のようですが、カテゴリーでは青年漫画。綺麗事だけじゃ終わらない展開もあるのは、青年漫画だからでしょうか。でも、そういう場面があるからこそ、この作品は生き生きとして、読者により魅力を感じさせるようです。
※ネタバレを含むクチコミです。
15年間引きこもり続けた男が主人公。毎日父親がドア越しに話かけるんだけどまったく出てこようとしない。実はガンを患い余命わずかな父親には若くて可愛い彼女がいて死ぬ前に2人は結婚する。父親はすぐに死んでしまうが、その意志を”義母”が引き継ぎ、自分より年下の息子と向き合う。でも主人公にしたらそんな可愛い女の子が気にかけてくれたら好きにならずにいられないじゃん!というお話です。すぐに死んじゃうんだけど父親のキャラが好きだった。義母のはるかさんが父親のことを好き好き言うから、主人公がバーコードはげの髪型を真似したのは笑った。展開としてはモヤモヤするところも多々あるけど、はるかさんが可愛いからいいか。
とても良かった、 内容もさることながら、絵のクオリティーが半端ない❗ また、作品出してください🙋
普段の顔は女子大生だけれど、夜はデリヘル嬢の顔を持つデリヘル嬢の物語。デリバリーされる女の子をシンデレラと呼ぶのはちょっと美化しすぎかな?まぁ、こういう女子って結構いるんだと思いますが、明るく風俗嬢について語られていてるのは、現実離れしてるとはいえ、そこは漫画なので逆にヘビーな感じではないのが良かったです。登場する一人一人のデリヘル嬢にそれぞれのストーリーがあり、いろいろ考えさせられた作品でした。
甲斐谷忍氏考案の各種のゲームが面白く、対戦毎にワクワクさせてくれます。私がNo.1に好きなゲームは「17ポーカー」です。リフルシャッフル・ヒンズーシャフルとの言葉を覚えたのもこの漫画です。主人公の神崎直(馬鹿正直の直)の人を信じる態度が、殺伐とした騙し合いの中でも人を纏められて行く様を描いた作品だと思います。TVドラマや映画で残念な部分が、敵役である福永ユウジが普通の男性であり、漫画内で描かれる圧倒的に魅力的な空手5段のニューハーフでない事を追記して置きます。
名前も難しい、中国史の下知識もないし、はまるまで少し時間がかかりましたが、リーダーとは何か、を学べるストーリー。武将の生き様に感動しまくります!
この作品の主人公は下僕から這い上がって中華の大将軍になるために「いくさ」で命がけで戦っていく物語です。 マンガなので仲間、裏切り、ライバル、強大な敵などなど、物語を盛り上げる個性がある登場人物が出てくるのは当然です。 しかし、このマンガでは、現代の働き方にも通じる一つの問題提起も見えてきます。それは「帰属意識」です。 現代は転職してより良い報酬で働けるように「所属先」を変更して「今日の見方は明日の敵」になって「個人」が戦います。 その転職理由には「人間関係」がキーフレーズになって、リーダーへの不満、会社への不満につながって、 常にそこには「自分」が登場していないように感じます。 このマンガは「個人=武将=リーダー」であり、「それぞれのチームを引きいるリーダーの生き様」を見せてくれます。 主人公はその姿を見て、「自分の足りない部分を自覚」することで成長に変えていきます。 現代の労働者の働き方でも自分のリーダーに尊敬の眼差しと見方を持って、「自分との違い」を「評論家」で見ずに、 自分が実力で勝つ見方で接していけば、すぐに転職するようなことも馬鹿げたことに見えるかもしれないことに、 気づかせてくれるマンガだと思い、ずっと継続して読ませていただいています。
トーキョーグールに出てくるグールには人間を餌としか見ていない者たちと、人間と共存しようとしているグループに分かれています。主人公のカネキは後者に分類されます。 カネキはとても気の弱い少年ですが、ヒロインであるトーカを追い抜く戦闘能力とメンタルの強さ、知性、敵対しているグールたちの信頼を得るカリスマ性...最強のグールへと成長してく姿が読者の心を鷲掴みにして離しません。 巻末で作品中にでてきたちょっとしたグールの話がギャグテイストで書かれていて少しほっとしました。そんなギャップも好きです。 漫画が好きな人はもちろんのこと、大人にも読んでほしい近代バトル漫画の名作です。