すごく爽やかなストーリーでした。 夢を追いかけるために彼氏と別れる決断をした彼女が中学生なのにすごいなぁ。と思いました。 彼氏側は、素直になれなくて意地悪な事を言ってしまうのも、男の子らしくてよかったです。2人が夢を追いかけて大人になってからまた再開してほしいと思いました。 読みやすかったです。
人気作家の正体は実は年若い女の子。父と合作で執筆していたが、その父は1年前から行方不明で…。 相変わらず絵が美麗…! 吊り目に黒髪が癖なのでヒロインの見た目がドンピシャでたまりません。 震災で孤児となった譲を拾い育ててくれた優しい父が居なくなったのか。今はまだ推測ばかりなので、答えが明かされる後編が楽しみです。
※ネタバレを含むクチコミです。
全体的にリズムとか演出?とかが独特ですね。作家の個性といえばいいのか、なんというか…不思議です。笑 要するに夫と死別して生きる意味を見失ってる主人公が、その悲しさを乗り越える話で、テーマとしてはとてもいいと思いました。 ただ細かいところで「ん?」っていうのが多くて、まず初っ端に出てくるカエルが何だったんだろう。なんとなく死んだ夫が実はそばで見ていた的なあれかなと思ったんですが違った…?
加筆などなくTwitterで公開されたやつまんまでしたが、やはりKiss本誌にのだめが載ってるというのは感無量ですね🥺 https://twitter.com/nino0120444/status/1274849414939463680?s=20 https://togetter.com/li/1548747
恋愛によって心を乱されている友人をみて、自分は恋の病になど冒されまいと心に誓っている28歳の梵(そよぎ)。だけど、唯一苦手な男性・九石(さざらし)くんの体から、梵にしか見えない謎のキノコが生えはじめて…!?という、ゾゾッとするけどちょっとファンタジーな恋のお話。恋の病に冒されるのを「繁殖するキノコ」で表現した秀逸な作品だと思います。 あまりにも「恋」を拒絶して生きてきたあまりに、九石くんが気になるという気持ちを「苦手」と履き違えてしまったのかなと思いましたが、とにかく九石くんがメンタル強男でよかったなと心から思えるラストでした…
ザラザラした青年漫画っぽい絵がダウナーな雰囲気を出しててよかった。けど自分は女性の内面(特に苦悩)にフォーカスした作品がすごく苦手なので、読むのがメチャクチャしんどかったです。 逆に言えば1人の人間の心の動きを丁寧に描いているということなので、鳥飼茜とか好きな人は好きそう。 主人公の抱えている穴は、無神経な彼氏がどうこういうより、人間が生きていくうえで一生付き合い続けていかない虚しさなんじゃないかなと思います。 絶望的な真実として「100%自分を理解してくれる人間なんて、自分以外にこの世のどこにもいない」わけですから。 友人のように、子供を生んで愛情を注いだり愛されたりして、忙しくすることで一時的に忘れることはできるでしょうけれど…。 総括して、「主人公はスケールのデカい悩み抱えすぎなので、気軽に精神科にかかりなよ」という感想です。
いや読後感最高すぎる…!!!メッチャ良かった…ほんと良い…! 物語内でミレイがしていることといえば、街でよく会うタイプの男の子と映画・漫画の趣味が合う「川上線」なるインスタグラマーについて、一人で考えをめぐらしてるだけ。本当にそれだけなんだけど、その終始落ち着いたテンションのモノローグが心地良い…! 限りなく東村アキコ作品でキャラが独白するのを読んでるときと同じ感覚がしました。「Kiss WAVE」の審査員・東村先生が絶賛されるのも納得です。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,f_auto,fl_lossy,h_365,q_auto,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/board/thumbnail/114897/b588a9a5-d666-4dba-bfe9-990eacb56954.png リアクションの表情の描き方がすごく説得力があって、も〜〜好き…! 線の笑顔を見たときの「ぐっ」とときめきを堪える顔とか、男の子と線が同一人物だと気づいたときの「えー まって まって」のポーズとか、「まじか 踏みこんできたな」のキラキラした顔とか。 極めつけは顔の前で指先を合わせながらの**「でも 私いま めっちゃよろこびがすごい」**ですね(かわいい)。モノローグの語彙力のなさが自分の脳内そっくりで共感しかないです。 https://i.imgur.com/D8jgo1f.png (▲『恋の境界』当麻ゆいこ) **あと何故か地べたにしゃがんで話しだしちゃうとこも、「何で?笑」って感じだけど、その意味のない行為がリアルで好き…。** 「私は ずいぶん縁を断ってきたのかも」 「僕にはミレイさんのコメントが灯台のようでした」 「何この答え合わせみたいな時間」 とか、セリフの言葉選びが本当に素敵でギュンギュンきました。 いや〜、本当にいい読切よんだなぁ…嬉しいなぁ…。 【あらすじ】 街で主人公・ミレイがドタイプの細身の男の子を眺めていると、その子はミレイが今朝買った漫画の特典ペーパー付新刊を探していた。 その場を離れた後、女友達からミレイにオススメの男子として川上線を紹介される。彼のインスタアカウント(漫画や映画の感想メモ用)を見てみると、自分と趣味が合いそうな人物だった。 線の投稿を参考に映画を借りに行くと、街で見かけた「特典ペーパーの男の子」と偶然再会し「それ観ると得しますよ」と声をかけられる。映画を観たミレイは川上線に感謝し、彼の投稿にコメントを残すようになる。 (▼『恋の境界』当麻ゆいこ 心のなかで呼び捨てわかりみしかない)
これは自分の年齢の問題なのか、個人の考えの違いなのかはわからないけど、恋愛マンガとして読むと大した山も谷もなくただ物足りなさだけが残った。 といってもドラマ性はあって、共通の趣味から繋がった縁というのも好きなシチュエーションではある。 でもこういうサトリというか感情の起伏がほぼない恋の始まり方がリアルで共感を呼ぶなら、自分はターゲットから外れてるんだろうと思います。 扉の東村アキコ先生のコメントにもあるように、テラハとか見てる層向けなのかな。 うーん、でもこれKissの読者にもウケるのかな…とか余計な心配してしまう。笑 すんません。
『てんちょう、ダメ、絶対』の柴なつみ先生が描くオフィスラブ短編。 イケオジ系硬派キャラのてんちょう君とは違い、正統派の美男美女という設定だったが、中身は安定のコミカル感。 しっかり者で家事をしてくれる『お嫁くん』は、現代のヒーロー像にぴったり。 後輩のイケメン君に汚部屋を見られるところからはじまり、片付けを手伝われて距離が縮まって、当て馬キャラが現れて……というストーリー展開は王道で、短編としての完成度も高い。 美人なのにどこか抜けているヒロインが、ふわっと合鍵を渡してしまうあたりもgood。 ※ただし性格の良すぎるイケメン君がてんちょう君に被って見える瞬間もあり。
主人公の加藤さんと前の席の大野くんのお話。加藤さんが大野くんを見る視点がすごく丁寧に描かれていて共感できる良い読切でした。 **「ろくに話したこともないけど、プリントを後ろに回すときの癖や顔のラインは毎日見ていて知っている」という2人の微妙な関係が、すごくリアルに日常を切り取っていてエモかったです。** https://i.imgur.com/U34NagT.png その大野くんが放課後の仕事をわざわざ手伝いに来てくれて、自分の前で笑ってくれて、『不運』なのを覚えていてプレゼントをくれて…! も〜〜〜!!そういうの好き…良い…。 話の構成や着眼点が素晴らしい一方で、絵はまだまだ伸びしろがあるなと思いました。個人的に、顔と体のバランスや、見せゴマとそれ以外のメリハリが少し気になりましたが、ほんとお話に光るものを感じます…! 中村はな先生の次回作を楽しみにしています。
『テラモリ』のiko先生の短編。 キャリアウーマンの女性が彼氏に振られて、ずっと癒してくれていた美容師さんとくっつくという話なのだが、普通の恋愛物と見せかけて最後にひどいギャグを盛り込んでくるのがこの作者様らしいというか、思わず笑ってしまった。 (癒し系美容師さんが実はSだということもよく分かった)
すごく爽やかなストーリーでした。 夢を追いかけるために彼氏と別れる決断をした彼女が中学生なのにすごいなぁ。と思いました。 彼氏側は、素直になれなくて意地悪な事を言ってしまうのも、男の子らしくてよかったです。2人が夢を追いかけて大人になってからまた再開してほしいと思いました。 読みやすかったです。