ニュースで家庭内で起こった殺傷・殺人事件が報じられると、家族なのにとは思わず、むしろ家族だからこそ殺したくなるまで憎んでしまうことってあるよなと思う。家族だから、長い間一緒にいることで積み重なってきたものがちょっとしたきっかけで一瞬で崩れてしまい最悪の事態が起きやすい。この漫画を読んで、家族に殺意を向けられているかもと気づく人がいるかもしれない………?
「私の息子が異世界転生したっぽい」の作者さんか〜!!この方は漫画原作もされてますけど、ご自身で描かれた作品の方が私は好きですね。今回の作品は旦那が料理に無関心なことがきっかけで殺意が芽生えるという、よくあるきっかけの話ですが、ちょっとしたところの描写が面白いですね。例えば旦那が料理に醤油をかけすぎるシーンですが、これもインスタで主婦が描いてる漫画なんかにもあるようなネタですけど、醤油をかけすぎて目玉焼きが血まみれみたいに見える描写がクールでした。こういう細かいところで気の利いたことが出来るって案外難しいのよ〜。ラストの「未遂」もシャレが効いてていいですね。
これこそ、漫画だから描ける話かなと。でも土俵は女人禁制という制度、いつまでやるつもり?とは思います。角界もいろんな面でアップデートしていくべき。ありがとニャン♡だって、なんでダメなんだよ!いいじゃんね。
※ネタバレを含むクチコミです。
仮にも先生が、元生徒の作品にケチつけるのはやめてあげて欲しい!仕事として成立してるだけ立派だろうよ…最後ちゃんと謝ってたからいいけど。さくらちゃん、もしもお母さんになにか言われてもあの革ジャンをお守りのように大事にして欲しい。
最後のオチ、なんだ〜とは思ったけど映画を観たか観てないかはあんまり関係なくて、あきらさんだったから松子はもう一度前を向けたんだなと思う。仕事だからと言ってしまえばそれまでだけど、仕事だとしてもあの場でああいう言葉をかけられる人はそう多くないはず。あきらさんに出会えてよかった。
行方不明になった娘が10年後に発見されて帰ってきたが、異様に水ばかりを飲みたがるようになっていた。簡単にあらすじをまとめるとホラーになってしまいましたが、この内容はどうしても実際にあった事件を連想しちゃいますね。読んでる途中もラストをどうするのかが気がかりでしたが、こう来たか…!オチでちょっと救われたけど、娘本人の意見も聞きたいところですね。もしかして帰りたいのは家じゃなくて川なんじゃないの?
アーティスティックな漫画で少し読みにくかったけど絵やセリフはすごくオシャレでよかった。
とあるカップルが、海外旅行先で男1女4の陽キャグループに出会うことで、人がどのように自分の「恋」に向き合って生きているかが見えてくる話。なにか大きな事件やスキャンダルが起きるわけじゃなく、なんとなくそれぞれが満足のいく「恋」ができずにもやもやしている様子が描かれます。 どこに生きていても何をしてても、「恋なんて」と言いながら、生まれては消えて、そしてまた生まれる恋。恋は人の数だけあり、正解のない存在を追いかけ続ける終わりのない旅なんだと、壮大なようで身近で些細なことでもありそうな、ちょっとワクワクする意外と読み終わったあとに考えさせられる話でした。
はしゃさんの絵はいつ読んでもため息が出るほどよい… 育てている植物の葉に「ボケ」という文字が出るというクスッとできる出来事が、なんとも不思議で少しゾッとするラストで締めくくられるのも素晴らしかった。
こういうことが起きるのを学校という場所のせいにするのもなんか違うか…と思いつつ、主人公の2人くらい刺激的で濃厚な関わりができるのも学校という場所特有だなとも思う。優子ちゃんみたいな人間が"勝ち"とされてしまうのはどこでも一緒だし。でも2人のこれからの未来は純粋に楽しみですね。
魔女、いいね。 読切のボリュームに合った内容なので無理に深くもないストーリーと設定で、描写が丁寧で、絵も上手くて、なんか背景がきれいなのが「そのぐらいの年齢の頃こう見えてたかも」って思った。 いいなぁー
どういう関係性の4人なのかよくわからない感じが逆にワクワクした。 後編はちょっと心配な展開になったけど、マキちゃんがシューの気持ちをできるだけ汲んであげようとする姿勢に感動。田舎の夜道って本当に真っ暗だろうから正直オトナでもだいぶ怖いと思う。ちょっとだけ強くなれた気がした真夏の大冒険でした。
同じ号から始まった新連載「幻滅カメラ」にも白金さんという可愛い女性が出てくるので、白金さんが裏主人公説ある?この読み切りではスペックそのものは平均より遥かに高いけど周りの高学歴から下に見られる人生だったため酷いコンプレックスを抱える大学生・三田くんが、ライバル視している東大生・本郷くんをギャフンと言わせるためにいろいろやる話。はたから見るととても大丈夫には見えないけど、後編読むのめっちゃ楽しみです。
前編だけで文句なしに面白いです!! いいところで後編に続くのズルすぎますね!? https://twitter.com/5670000000LDK/status/1668077030603378688 巨大UFOに吸い上げられたゲーマー小学生女子だったけど、吸い上げのスピード遅すぎて12年間空中で生活する話。 話の導入から思ってもみなかった軸で話が進むのすごいです! 普通のベタな思考だったら吸い上げられたあとにどうするか、どうなってしまうかを考えるところ、思考のリズムの手前の死角になってる角度からぶん殴られた感じ。 しかも主題が、前編の段階ではUFOとかSFものというよりも身動き取れないけど時間が有り余る状況をいかに有効活用するか、そしてもっと普遍的だけど同じ状況にある人にそのまま置き換えたときの不思議な共感まで描いていてちょっとすごかったです。 時間はテンポよく飛ばしながらめちゃくちゃいいところで後編に続くので来月号(7月12日)が待ち遠しすぎます!! 山素(やまそ)先生は、以前コミックDAYSに掲載されていた読切『時間跳躍式完全無劣化転送装置』(モーニング月例賞)も最高に面白かったです。 https://comic-days.com/episode/3269754496432828238
日本に住む女性が、彼氏?と喧嘩して、ちょっと家出と台湾へ飛び立つ。 喧嘩のきっかけと思われるのは、林緑という女の子が書いた「緑の歌」という散文集。 雨宿りで入ったカフェに一人いたお客さん?と話すうち、彼女の心に沈んでいたわだかまりはほぐれていく。 というあらすじの、不思議なテンポで綴られる短編。 人物が描かれたときは、コマとコマの間の動きが見えるかのような気がしてくる。 目が表情に釘付けになる。 魔法のような作風だと思う。 前作の漫画「緑の歌」はまだ読んだことないのだけど、読んだ方はこの短編で思うことが私よりたくさんあるのかもしれない。 いや、 Amazonに載っていた「緑の歌」のあらすじを読むに、アフターストーリーみたいなものが好きな方はこの短編を読んだほうがいいのかもしれない。 それから、女性が彼氏に教わったらしい台湾各地の名所が描かれており、私自身もいつぞや観光で行った日々を思い出した。
ちびっ子相撲大会のレギュラーに選ばれたヒトシ君。恵まれた体型もさることながら相撲にどっぷりハマっていることも将来を期待されてる理由です。しかし彼にも敵わない相手がいます。それは女相撲経験者の母ちゃんです!! 作者のえれまどかさんの本職は相撲錦絵師だそう。ほのぼのとしたお話なんですが、相撲を描写することのこだわりを感じられました。ぜひ本格的に相撲漫画を連載してほしいです…!!
アニメーターとしてのご活躍はよく目にしていますが、漫画が雑誌に掲載されたのは久しぶりじゃないでしょうか。キャラの動きもダイナミックだし、次にどんなコマが続くのか予想できない自由さも流石です。 中学生の時にラブレターを出して付き合うことになった聡平くんと大人になって再会したけど、彼が見境なく女性をホテルに誘うような人になっていたので素性を探っていたら、ある事実が発覚します…。 「化け猫あんずちゃん」のアニメ映画化もすっっっっっごく楽しみなのですが、また短編集も出してほしいな〜。ワガママな読者ですみません!
ニュースで家庭内で起こった殺傷・殺人事件が報じられると、家族なのにとは思わず、むしろ家族だからこそ殺したくなるまで憎んでしまうことってあるよなと思う。家族だから、長い間一緒にいることで積み重なってきたものがちょっとしたきっかけで一瞬で崩れてしまい最悪の事態が起きやすい。この漫画を読んで、家族に殺意を向けられているかもと気づく人がいるかもしれない………?