ちょっぴり派手な女子高生・咲菜には一輝という年下の幼なじみがいる。金髪にピアス、喧嘩も無敗のヤンキー派閥のヘッド! でもそれは彼の勘違いしたファッションと持ち前の強運のせいで…実は咲菜に甘えるただの弱気な男の子だった。しかし運は尽き、ヤクザと繋がりのある上級生に喧嘩を吹っかけられてしまう。絶体絶命の大ピンチ! そんな緊急事態を助けてくれたのは同クラの“女子生徒”。でもまさかその子との出会いがキッカケで、彼がヤクザ街道まっしぐらになるなんて…カワイイ幼なじみは一体どうなっちゃうの!? ――勝気で素直になれない女の子×一途な弱虫ヤンキーが織りなす、応援したくなっちゃう学園ラブコメ。
あの頃みたいに先輩の笑顔…騙されない! 口下手で根暗な編集者・渡辺つかさは、雑用ばかり任されていた。そんなある日、廃刊の危機を救うべく、敏腕編集長・藤本がやってきて…彼はナント、高校の先輩で初恋の人! 高校の頃、彼に優しい物腰に惹かれ、それを利用されこっぴどく振らているつかさは、必死に避けようとするけど!? 新しい企画を任されることになり、藤本に「俺にはお前が必要だ」と言われ、気持ちがまた揺らぎ始め…
あなたにとって、神さまとはなんですか? ――すべてのひとの人生にひそむ「宗教」について問い、答えたり答えなかったり、考えたり考えなかったりする、創作漫画アンソロジー。ユニークな感性と個性に満ちあふれた、実力派の作家たちが執筆する同人誌『ぼくらの宗教問答』を電子書籍化! (本書には特定の宗教や団体を指す内容は含まれておりません)※この作品の1巻には『目次・口絵/ぱ』、『茄子と胡瓜のスペースオペラ/ひろこ』、『敬虔なる人の日常/とみい』が収録されています。
「目を合わせたらダメ…吸い込まれそう――」ちょっぴりロマンチストな星野莉子(高1)は、憧れのモテ男な先輩・深見が“吸血鬼”であることに気づいてしまう。たまに先輩がじっと見つめてくるのは、ドキドキさせて、甘くなった血を吸うためなんだ―― そんなことを考えていたら、突然先輩からお昼に誘われて!? クラスメイトに「莉子に気があるんじゃないの?」なんてからかわれても、絶対に信じない! …と思っていたのに……?
「最後に俺と勝負してくれませんか?」上京した大学生・健太郎が足繁く通う銭湯・つるのゆ。商店街の人たちにも愛されている、昔ながらの温もりが感じられる場所だった。そんなある日、突然つるのゆが隣町のスーパー銭湯と草野球対決をすることになる。なんとこの勝負に負けたら、つるのゆが買収・建て替えられることに!? 健太郎は助っ人をお願いされるが、あるトラウマから参加を断ってしまい…そして運命の大会当日を迎える!
「私はお父さんが誇らしいです」プロレスラー兼、団体の社長をこなす父親は、リコの自慢だった。大好きな父の多忙さを理解しているからこそ、ワガママは言えなかった。しかし母が亡くなったあの日、父に対して迷いが生まれ…―― 様々な想いが駆け巡り、本心から応援できず葛藤に苦しむリコ。父の引退試合にも行かないつもりだった。それを見かねた引退試合の対戦相手・シマが、リコと一緒でないと会場入りしないと言いだして…!?
「おい! それ着とけ、ひよこ」パーカーは石鹸の香りがして、ちょっとぶかぶか。だけどそれが心地いいなんて…。自宅のお風呂が壊れて、はじめての銭湯に行った私・浴川。だけど…番台に立ってる男の人が、まさか同級生の湯屋くんだなんて! 「子供のハダカに興味ねーから」なんて言われても、恥ずかしいに決まってるじゃん…。しかも履いてたパンツの柄まで見られちゃって、もう学校行けないっ! “口止め”のためにふたりきり……
ネコミミとしっぽを持つシェラの願いは、母のような素敵なウェイトレスになって、父のような素敵な人と出逢う事! ――苺の森にある喫茶店『月の苺』。このお店には三人のウェイトレスが働いていて、優しく懐かしい味のするケーキを作るルーファ、そのケーキとよく合う薫り高い紅茶を淹れるミレーユ、そして三人の中で一番新人のシェラが毎日大忙し! 魔法使いや双子のメイドさん、…気になる名脇役(!?)とのほわほわファンタジー!
「毒薬をいただきに来ました…」って、ええっ!? どっ毒薬……!? ――近所に昔からあるナゾの漢方薬局店『小鶴堂』。ある日その小鶴堂にびっくりするほどの高時給の求人募集が出る…早速応募したもろ子は見事合格。しかし仕事先は『“夜の”小鶴堂』だった。そして…取り扱っているものは、なんと毒薬!! 「殺す相手は?」「…妹を」今日もワケアリの人達が毒薬を求め、次から次へと『夜の小鶴堂』へとやってくる…
「あんた…警官のクセに、危機感なさすぎ!」手…はなしてっ! 調査対象のアイツに押し倒されて、身動きがとれない――!? 婦警の千華は、駐車違反常習者でホストの圭市が大っ嫌い。なのに、ある事件の捜査で圭市に近づくためにホストクラブへ潜入することに…。普段はチャラそうな彼から向けられる冷たい視線…。見透かされた千華は、なぜか本音を言ってしまい――。やだ、なんでこんなヤツにドキドキしちゃうの!?
彼は私のことが『見えない』。それは私が“神様”だから。――椎名さんは同級生の佐竹くんを徹底的に避けている。彼女の家に古くからある言い伝えでは、佐竹くんのご先祖は椎名さんのご先祖を神のように崇め、いつしかその姿が見えなくなったらしい。なんとも胡散臭い話…そんなふたりが、お節介な友人によって引き合わされた。椎名さんを目の前にして佐竹くんはひと言「誰も居ないじゃん」――言い伝えは、本当だった…佐竹くんと関わろうとしなかった椎名さんと、椎名さんを見ることができない佐竹くん。“運命”によって導かれた男女が、友達になる物語。
「返事くらいしろよ、ブス」「うるさい、カス」高校生の徳永くんと吉田さんは登校中にまた口喧嘩。そんな一見仲が悪そうなふたりは…実は両思いでした! ――徳永くんと吉田さんは、家がお隣り同士で幼稚園の頃からずっと一緒。中学ではお互いを意識し始めたのに、どちらも素直になれずこじらせてしまい…なぜか険悪な関係になってしまう。そんな喧嘩しながらも一緒に登校するふたりは、クラス公認の名カップル。この状況を打開するために徳永くんはクリスマス当日、サプライズを実行することに…無事付き合えることになるの!? 究極のこじらせ両思いの高校生が織りなす、ピュアラブコメディ。