good!アフタヌーンの感想・レビュー202件『星屑の初任給』感想 #読切応援星屑の初任給 ひあたり名無し大きいものに取り入ることが悪いわけでもないし、ビジネスってそういうものと割り切ってしまいがちだけど、ビジネスにならなくてもより自分の目標ややり甲斐に近い方を選ぶのもまた仕事のあり方のひとつ。 最初はコメディなのかと思ったけどとても真面目な内容です。良かった。大晦日の寝台列車で偶然であったふたりの女ミッドナイト・エクスプレス 朝和名無し※ネタバレを含むクチコミです。とてもよかっただから、いっしょに帰ろう 凪松ひろ名無し面白かった。 色々考えさせられた。この人のマンガの個性が好きだな~裏道ヒーロー 樽路実名無しまた描いてほしいな~~~ ( ᐛ ) かっこいい・可愛い絵もありつつ、キャラ達に愛嬌があるところも とても好きだな… 心華やぐフラワーファンタジー #1巻応援魔女の花屋さん 浜弓場双兎来栄寿『ハナヤマタ』や『おちこぼれフルーツタルト』の浜弓場双さん最新作ということで、まず間違いないでしょうと思いながら読み始めて、期待通りに面白かった作品です。 15歳になった少女アリー=エイベルが、魔女になる夢を叶えるため大都市であるキャリッジ街の魔法学校グランモールにやってきたものの魔法は時代遅れでただの花嫁学校になってしまっており、街外れの丘の上に住む「花の魔女」ヨシノ=ヨークに弟子入り志願するところから物語が花開いていきます。 第1話「サクラ」 第2話「ミモザ 」 第3話「カルミア」 第4,5話「バラ」 と、世界設定はファンタジーですが登場する花や花言葉は現実を踏襲しています。ヨシノという名前もサクラから。吉野山が故郷の身としては嬉しくなってしまいます。 元々の高い画力が映えるキャラクターはもちろん、ファンタジー世界の彩りという点では非常に大事である背景も精緻に描写されており読んでいる間はこの世界に浸れます。私は、こういう描き込みが細かいファンタジーが大好物です。 特に、サブタイトルにもなっている花が描かれる各話のクライマックス部分の作画は気合いが入っていて思わず嘆息してしまいます。気が早いですが、たくさんの実在の花を扱っているのでアニメでフルカラーになって動きもついたら非常に映えそうです。 見習いシスターのオリビア=オークスやジョルダン家当主でホテルオーナーのジャネット=ジョルダンなど、魅力的なサブキャラクターも続々と登場しながら展開するストーリーの良さも美点です。 『ハナヤマタ』などのころから秀でていた、心の琴線に触れながら読むと元気をもらえるハートフルな内容は本作でも健在です。そこに、花や花言葉という要素が重なって非常に良い読み味となっています。 各要素のレベルの高さは流石という他ありません。長く続いていくことを祈りたい、素敵な作品です。すごい話だ弟の俤 戸桝有馬starstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。推しのグルメ漫画空挺ドラゴンズ アフタヌーン編集部 桑原太矩starstarstarstarstar_borderパイナップル龍を狩り、解体し、食べ、売り、生きていく者達(オロチ取り)の話。 龍を料理している絵が美味しそ〜 ヒューマンドラマもあり、面白い!ラブがないかな…とドキドキしています。 アニメはお金かかってない感はあるけど、そちらも面白い☆ 不思議なゆうなぎ不思議なゆうなぎ 大庭直仁starstarstarstarstar_border寸々ひとコマひとコマが可愛い。 「不思議な日々がなくてもあなたと一緒なら」という帰結はありきたりながら一番良い。面白かった裏道ヒーロー 樽路実名無し途中、うう、せつない...と思ったけど ハッピーエンド万歳\(^o^)/上靴はもう描かない上靴はもう描かない 問松居間寸々対価の発生しない学生特有の関係性。 最後の見開き、風が通り抜けてゆく教室の地べたに座ってる絵が良すぎる。 上靴(上履き)落書きの風習、うちの高校にもあったな。 HEYスイカ 森とんかつstarstarstarstar_borderstar_border山下真司高校教師の渚と百七不思議のひとつスイカちゃんがおりなす不思議なホラーギャグ漫画。 なんか意味わからんけど逆上がりの子に心掴まれてしまった。 誰かにオススメする気はない。勝手に読めぇ「頼まれがちなひと」の青春上靴はもう描かない 問松居間名無し頼まれがちと言っても、ニコニコ愛想よくするタイプの子じゃないところがおもしろい。軽いノリでも「神扱い」されるのってちょっとしんどいよな…軽いノリだからこそか。でもこのマンガではそういうしんどさを深刻に描いているわけではない。総じて爽やかなシーブリーズの匂いがほのかに香る青春劇でした。予想をはるかに超えるいい話キャラバン ヨシノコウイチstarstarstarstarstarnyae途中、車をぶつけられてそのうえ喧嘩が勃発して、さらには警察呼ぶより仕事を優先するところで大丈夫か!?と心配になったけどそこからの「the仕事人」な展開がめちゃくちゃアツかった。なにが不具合でどうやって解決していたのかは正直全くわからなかったけど。新人の方?今後の作品を期待してます! 独特の雰囲気がいいキャラバン ヨシノコウイチ名無し※ネタバレを含むクチコミです。本に救われた青年とふたりの女性 #1巻応援恋をしたのに世界は滅びる気配もない 東雲starstarstarstarstar兎来栄寿東雲さんの初連載・初単行本……なんですが、画力的にもそれぞれ魅力的過ぎる女の子たちもそうであると感じさせない作品です。 図書館の本に救われ読んでいるときだけ自由でいられて生きてこられた原体験から、人と接するのが極端に苦手でありながらも司書をしている主人公の青年・天城。もう、その設定だけで深く共感せずにはいられませんでした。 その上で ″「好き」を手離さずいてくれたら…って この先どんな人生を歩んでも 「好き」をお守りに揚々と立ち向かってほしいから 俺も本が楽しみで生きれてるとこあるし…″ なんていうセリフまで出てきたら大好きにならざるを得ないではないですか。あまつさえ、ふたりのヒロインがどちらも非常に良いんですよね。 片や、天城が勤める図書館に夫の遺言を携えてやってきた謎多き美女。1話終盤でその謎の一端が明かされ、3話や巻末のおまけで更なる魅力が明かされます。綺麗さとかわいさを併せ持つだけではなく、食に貪欲なところや表情豊かで感受性も高く世界観を持っているところも非常に良いです。 一方、天城の幼馴染の空岡も、登場から僅か3ページで好きになる要素しか出てこないと思わせてくれる人物。3話では、そのかわいさが爆発します。何と言っても幼馴染ですので。幼馴染からしか摂れない栄養があります。 マンガなのでどちらか片方のルートしかないわけですが、これがゲームならどちらのシナリオも楽しみたい。甲乙つけ難い。 決めゴマの大胆さや表情の繊細な魅力も素晴らしいです。 それにつけてもやはり、根底に流れるのが冒頭1P目で描かれるような″想い″であるところに一番強く惹きつけられます。 巻末のおまけを見るだに、東雲さんはグルメマンガの才能もおありのようで。けんさ焼きは近々作ってみたいです。きらきらひかってるきらきらひかる 瀬戸田久美starstarstarstarstarnyae終始様子がおかしいけど生徒思いで子どもをなめてない先生が素敵だった。しかしアイドルオタクも度が過ぎるとあんなふうになるんだな…生徒たちの冷静なツッコミが良かった。 必ずしも好きなものや目指す夢があるべきてはないけど、もしあるのならば、どんな小さな規模からでも言いから発信することって大事だ。 友情ものとしては好きだったハイヒールの団地少女 岩渕杏香名無し※ネタバレを含むクチコミです。銃・病原菌・鉄・歴史・宗教・美少女純潔のマリア 石川雅之starstarstarstarstarmampukuイングランドとフランスの百年戦争を舞台に、本物の魔女(生娘)が戦争を食い止めるためにドタバタ孤軍奮闘する話。 石川雅之先生の描く女の子には独特で不思議な質感の色気がありますね。 連載当時の十余年前にも読んでいたはずですが、今よりずっと歴史や宗教の知識が無かったのでさっぱりわからずじまいだったと記憶しています。 信仰とは救いとは何なのかといった問いから始まり、道徳や善など倫理学的なテーマにも通ずるストーリーになっており、大変深くて濃い味がします。御託は抜きに、感情や価値観をガッシガッシ揺さぶられてシンプルにめちゃめちゃ面白い。 というかこんなゴリゴリに人文学なマンガ描いておられたと思ったら最新作『惑わない星』はバキバキ理系なやつなの本当に在野のインテリって感じでかっこいいです。ロックに自由に駆け抜ける幕末ロマンシスお伊勢参り!! #読切応援果てのパレード 須賀晶starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。 これはヤバイ...!図書館の大魔術師 泉光starstarstarstarstar宮っしぃ久しぶりに個人的にかなり当たり作品 めちゃくちゃ高画力とハイファンタジーならではの世界観・設定で、ファンタジー好きにはかなり刺さる内容 本を読むのが好きだが自身の出生が世界的に黒歴史になっている世の中で、この世に存在する「書」を守る図書館の職員に憧れ、図書館員を目指す主人公 自身の種族としての苦労や人生を乗り越えて大人になっていく生き様もかなり良い 何より世界観と主人公の成長を見て行く過程でどんどんとファンタジー世界にハマっていき、最新刊まで速攻で一気読み、めちゃくちゃ面白かった 転生やらなにやら、ファンタジー物が増えまくってる昨今、純粋な魔法のファンタジーを読みたい人はこれをオススメしたいストレートな兄弟愛はやめてくれ…俺に効く兄⇔弟 うぼったか※ネタバレを含むクチコミです。だがソレが良い、にしてもゆるいJK日常デーリィズ めごちもさいろく学生の日常系が好物なのだけど本作は『日常』(あらゐけいいち)に近いジャンルかな。。 シュールギャグというか、でも妄想内の話が多めだったり『日常』と比べると意外と現実的な面もあるかも。 モブでよく出てくる とよ ちゃんが可愛いです(ペン回しが上手い・ツッコミが強め・黒髪おかっぱ) 欠落を埋め合う家族の暖かさに涙 #1巻応援くりことびより 雪本愁二starstarstarstarstar兎来栄寿1話目を読んだときから目頭を熱くさせられ、その後も毎話心を動かされていて、単行本発売時には激推ししようと思っていました。 それぞれが欠けた部分を抱える家族が、悲しみを背負った上に築き上げていく新たな幸せのハートフルさ・暖かさがとにかく沁みる作品です。 本作は、総二郎(25)と真琴(28)のお互いに子どもを作ることのできない夫婦が、4歳の少女・くり子の里親になり新しい家族として暮らして行く様子を描いた物語。 4歳の子供の興味や好奇心、喜怒哀楽や罪悪感や不安などがとてもビビッドに描かれていて、不意に自分の子供のころを思い出しながら共感してしまうシーンが多々あります。 子供ながらに他人に気を遣ってしまうところであったり、想像の翼を広げて独自の世界を夢想するところであったり。 総二郎が知育菓子の開発企画をする仕事をしていることもあって毎回何かしらのお菓子などを一緒に手作りするシーンが挟まれます。その際に化学的な事象を説明すると、言葉や概念として完全には理解できなくても、くり子なりに頭の中でイメージを生み出していく様子もあるあると懐かしみました。 子供の奔放な言動のかわいさやリアルさは『よつばと!』などを彷彿とさせるものがありながら、本作は諸々の重い感情も描かれているのがポイントです。昔の記憶が欠落しており、その記憶がくり子の言動を通して徐々に蘇っていく総二郎。自分では子供を産めないという残酷な現実を突き付けられたからこそ、人一倍娘を大事にしようとする真琴。くり子もまた、歳不相応な謙虚さや遠慮がちさが見え隠れし、里子に出されているということからも何かしらの過去があったことを思わされます。 そんな3人が、当たり前と世間では言われるような幸せをひとつずつ手にしていく様子に暖かい涙が溢れて仕方ありません。時には失敗もしながら、それすらも小さな幸せな欠片となっていく関係の煌めき。願わくば、その微かで尊い瞬きがいつまでも絶えることがありませんように。 8月を超えて、2023年のパワープッシュ作品のひとつです。話そのものはとてもよかった今なら分かることをあの時知れたら 三山高名無し最後の方にタイトルである「今なら分かることをあの時知れたら」という言葉が何回か出てくるので、読み手はここで「タイトルそういう意味か」とハッとしたりグッと来たりするところなのだろうけど、自分はあまりピンとこなくて、申し訳なくなってしまった。でもそれ以外ではストーリーもとてもよくて、絵柄も好きですし、良い読み切りです。この2人がこの先友達としてどんなふうに関係性を築いていくのか知りたいです。<<12345>>
大きいものに取り入ることが悪いわけでもないし、ビジネスってそういうものと割り切ってしまいがちだけど、ビジネスにならなくてもより自分の目標ややり甲斐に近い方を選ぶのもまた仕事のあり方のひとつ。 最初はコメディなのかと思ったけどとても真面目な内容です。良かった。