月刊少年シリウスの感想・レビュー165件<<12345>>私も、諭吉に傍にいてもらいたい!!デキる猫は今日も憂鬱 山田ヒツジstarstarstarstarstar干し芋OLの幸来と同居している諭吉は、巨大な猫である。 巨大と言っても、普通の猫レベルの巨大さではなく、小柄なお相撲さんぐらいの大きさ。 この諭吉は、万能で料理から洗濯、お部屋の掃除にお弁当作り、裁縫まで何でもこなす。なので、汚部屋だった、幸来の部屋も諭吉のお陰で快適に生活できるレベルを保たれている。 ちなみに、諭吉の食事は、普通の猫と同じである。 そんな、ひとりと一匹の日常(?)が描かれている。 諭吉は基本的に喋らないが、嫌なことがあると『チッ』と舌打ちをする。 これが何とも味わい深い。東城和実の描く大正・日本の怪しい薬屋黒緋の薬師 東城和実さいろく東城和実先生といえばハーレクインコミックスのイメージだったのでちょっと気になって読んでみた。 ハーレクインっぽい絵柄ばかり見ていたけど和モノの方が好みかもしれないなーと思いました。 2巻で完結したように見えるけどもしかして続きあるのかな… こういう軽い感じのノリでショートショートにして続けてくれたらより良かったのになぁー…個人的な感想として。ゆうやみ特攻隊の感想 #推しを3行で推すゆうやみ特攻隊 押切蓮介starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 初期のギャグ路線から姉の話とミダレガミが出たあたりから全く違う感じなってる。回収されるかなと思った話も回収されずにちょっと触れただけで終わった ・特に好きなところは? 鉄一族と蓑虫一族みたいな奴 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 途中からかなり雰囲気が変わるマンガだが面白い。ただ残酷な表現と精神的にくる描写が多いのでホラーが苦手な人はやめた方がいいね… "神様が視える"少年が不思議な少女と出会う #1巻応援窮鬼の仇花 冬葉つがるsogor25主人公は普通の人には見えない「神様」が視える少年・環春。 彼はある日、自身のことを「八百万の神の一介の神」だという少女・カズラと出会います。 人ではない何かから追われる彼女を正義感から助けようとする環でしたが、その過程で彼は謎の穴に飲み込まれて神々の棲む土地"高天原"に迷い込んでしまいます。 この作品の肝となる部分は環が助けようとしたカズラが一体どういう神様なのかというところにあります その正体自体は1話で明かされるのですが、その後の展開で少しずつカズラの出自と彼女が抱えている変えようのない宿命を環は知ることになります。 果たして高天原に迷い込んでしまった環は元の世界に戻ることができるのか、そしてカズラの運命はどこに向かっていくのか、続きが楽しみな神話ファンタジーです。 1巻まで読了 異国から紛れ込む西洋の怪異を遊女たちが討つ! #1巻応援紅灯のハンタマルヤ 町田とし子sogor25舞台は19世紀初頭、鎖国中の日本において唯一、出島での貿易により異国との接触があった長崎の町。 この町には人やモノに紛れ、異国から“人ならざる怪異”が入り込んでいました。 この作品はそんな怪異たちから長崎の町を人知れず守る、丸山遊郭の遊女・菊花太夫と「かむろ(禿)」と呼ばれる遊女見習いの幼女3人、そして奉行所付の隠密同心である相模壮次郎の活躍を描く作品です。 江戸時代の長崎が舞台ということで、美しい和装や刀による戦闘に加えて異国から入り込んだ西洋の怪異や銃などの武器の登場と、和洋それぞれの文化が入り混じった独特の世界観が構築されていて、それを作画コストの高い緻密な絵柄で描いていく作品です さらに 物語が進むにつれて、怪異との戦闘では協力体制にある菊花太夫たちと壮次郎との微妙な関係性や、菊花太夫を純粋に慕っているように見える3人のかむろが抱える因縁など、ストーリーにもどんどん深みが出てきて、読み進めるごとに面白さが見えてくる、そんな作品です。 1巻まで読了アヴァルトの感想 #推しを3行で推すアヴァルト 光永康則マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと 6巻の展開はみんな色々思うところありそうだが俺は好きかな ・特に好きなところは? 吸血鬼のキュリアが良いキャラしていた ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 読んだがいろんな要素が混ざり合っているので完璧に理解したとは言えなそうなので理解できた人に感想を書いてほしい ノリが良い、すべてがゆるい!そこがいい!ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 横田卓馬さいろく勢いとノリ、そこに素直なJKとクソ真面目ポンコツ風紀委員を足すことですべて丸く収まっている! 好き! 同級生たちもいいぞ!まだ2巻までしか読んでないけど、このマンガに出てくる◯◯委員は全員いい!オイスター先生を思い出す! キャラもストーリーも最高ハブられ新米冒険者だけど美少女二人に即決されました。 よねぞう名無しぜひ続きを読みたいと思うほどのものでした今月の人形の国(シリウス最新話)人形の国 弐瓶勉ナナシ※ネタバレを含むクチコミです。頭がいい!と思った俺だけ入れる隠しダンジョン ~こっそり鍛えて世界最強~ 樋野友行 瀬戸メグル 竹花ノートなろう読む人強くなるためにエロ、グルメが必要という構造を作ったのが頭いいなぁと思う。無理にエロ回やグルメ回などを作ってテンポを悪くしてしまう作品もあるが、強くなるために「美少女とキスをする」「美味しいものを食べる」が必要という形に持っていっているので違和感なく、この読者層が好むであろう展開を見せることができている。いやぁ賢いと思う テンポよく読めるのでいいレベル1だけどユニークスキルで最強です 真綿 三木なずな すばちマンガトリツカレ男漫画喫茶の人気コーナーにあったので最新巻まで読んでみたがテンポよく読めるのでいい。問題の発生/問題の解決/強くなる/仲間が増えるの繰り返しというシンプルな展開だった。なんとなく思ったけど異世界とチートとハーレムの要素を学校生活と腕力と仲間に置き換えたら本宮ひろ志/高橋ヒロシとかのマンガに近いのかも思ったが気のせいか横暴な幼馴染から離れ、新たな自分を見つける旅へ #1巻応援追放の賢者、世界を知る 杉乃紘 深山鈴 藻sogor25魔法使いのハルは有名な勇者である幼馴染のレティシアのパーティに所属していましたが、自身の魔法使いとしてのレベルが低いために彼女から日々虐げられていました。 そんな状況に耐えかねたハルがレティシアのパーティを抜けることを決意する場面から物語が始まります。 パーティを抜けたあと、偶然出会ったアリスという女性と行動を共にすることになるのですが、そこである事実が判明します。 それは、ずっとレティシアに役立たずと言われていたハルが、本人が認識していなかっただけで実はレティシアよりもレベルが高く、魔法使いとして超有能であったということ。 その事実が判明したことで、ハルが自らの人生を仕切り直し、アリスと共に冒険の旅に出る決心をすることになります。 このような経緯でハルが今まで知らなかった自身の本当の能力、そして世界を知る過程を描いていく、爽快感のある活躍劇が見られる作品です。 1巻まで読了ハナトチョウの感想 #推しを3行で推すハナトチョウ 伊加てん名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ほんものの、愛、優しさに、感涙 ・特に好きなところは? 『しあわせだ』 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 大切に思う人がいることは何より幸せ 表では「日本一の花魁」、裏では鬼を斬る闇組織の頭領 #1巻応援Cocoon 見延案山子 夏原エヰジsogor25舞台は江戸の世も半分を過ぎた天明、吉原遊郭の最高級の妓楼「黒羽屋」には「日本一の花魁」との呼び声の高い"瑠璃"という遊女がいました。 しかし、瑠璃の花魁としての姿は表の姿。 この世には恨みを持ったまま死んだ人間が成れ果てた"鬼"が存在し、闇夜に紛れて密かに人を殺めていました。 実は「黒羽屋」の裏の姿はそんな鬼を退治する闇組織「黒雲」であり、瑠璃は妖刀"飛雷"を携えて鬼を斬る「黒雲」の頭領でもあったのです。 この作品はそんな瑠璃を始めとする「黒雲」の暗躍を描く作品です。 江戸を舞台に"鬼"を始末する闇組織を描くという、王道の時代劇としての魅力が満載の作品であり、"鬼"の存在やその鬼を斃す妖刀や術などの描写や、さらに"鬼"とは異なる"妖"という存在の登場などファンタジー要素もふんだんに取り入れられている作品でもあります。 また、「黒羽屋」には「黒雲」としての姿を知らない者もいて、瑠璃の裏の顔を知らない遊女たちが彼女を妬む様子など、遊女たちの複雑な人間関係も描かれていきます。 それら全てが表紙のとおりの美しい絵柄で描かれていて、物語の魅力が最大限に引き出されたコミカライズになっています。 1巻まで読了最早笑うしかない、内容が無いようwww異世界支配のスキルテイカー ゼロから始める奴隷ハーレム 柑橘ゆすら 笠原巴 蔓木鋼音えっちな名無しいやこれはすさまじい…一言でいうと異世界転移のエッチハーレムバトルという、なろうらしいなろうな開き直った作品なのだが、ある意味奇跡の様なバランスで成り立っている。 絵柄がコロコロやボンボンとかの児童誌に近く、かなり過激なお色気描写なのに、それなりに年いってるともうエロさより懐かしさを覚える可愛さと若さ。 ストーリーはザ・なろうというか、「どこにでもいる普通の」等と宣いながら、転移前から実はあらゆる武術を学んでいたスーパー男子高校生で、転移の際に身に付いたチート能力は倒した相手のスキルを奪うという、どう考えてもぶっ壊れ能力で欲望のままに快楽を極めようとする俗物の極みで、乾いた笑いが止まらない。 しかし凄いのはそれをここまで徹底した上で、作画が楽しんで描いてるのが伝わる程ノリノリで裸体が乱れ舞う画面の華やかさとシュールさである。 内容はとにかくムカつく奴をぶっ飛ばして惚れられ惚れさせて、ハーレムと能力強化だけなのだが、ある意味よくここまで思いつくなと出てくる能力は意外と豊富(エロ以外で有効活用しているとは思えないが)で、敵もカタログスペックだけなら高そうなのに主人公が強すぎて全く緊張感がないし、出てくる女の子は一名除いて大体主人公に惚れるし、もう何というか脂ぎった健康や栄養バランスなど一切考えていない肉料理の様相。 ここで先に言った、児童誌よりの絵柄というのが意外なほど嫌味を軽減しているというか、小学校低学年のお色気漫画を極限まで突き詰めたような展開と、出てくる敵に絶対やられないだろうという安心感、端的に言うとそれらの繰り返しがスピーディーに行われているだけで変な読みやすさを生んでいる。 黒髪黒目がモテる要素だったり、最初から最強すぎてどこがゼロからやねんというか、ツッコミどころを上げたらキリがないのだが、そんなもん目を瞑って女の子とパンツとおっぱい、あとバトルを楽しむための作品だろう。 しかし年齢指定が付いていないでこの絵柄とこのエロさ、そして微妙にマイナーで知ってる人が少ない事から、きっと購入の恥ずかしさを誤魔化せる言い訳が欲しい男子小学生にとっては今の時代、救世主のような作品かもしれない…。 下手に面白いとあっという間にバズって、メジャー誌のお色気漫画は認知度が高くなるだけに、この大人には乾いた笑いしか出ないつまらなさと、マイナーさでバズる心配はないのにかなり高いエロさと言うのは、意外とインターネット普及前のお色気漫画に近いポジションなのかもしれない。超次元的・未完の片想いさよならジュリエッタ 道明宏明あうしぃ@カワイイマンガ「銀河皇国」に加入し宇宙に進出した地球人類は、とある宙域を巡り二カ国間で戦争状態に突入。皇国の技術を導入した超生体兵器「翔姫」を纏い、少女達は戦場に駆り出される。 訓練中の襲撃で全滅した訓練部隊。ただ二人残された少女達の、存在と恋の物語はスケールの大きさと残酷さ、そして愛らしさに魅了される。 少女の姿を巨大化させただけの「翔姫」が武装して出撃する美しさ。気弱な主人公の成長譚とそれを遥かに超えて行く何者かの思惑。そして今の人類では遥か及ばない技術を辛うじて私達に繋ぎ止める量子力学用語。てんこ盛りの世界観は熱い。 そして、残された二人の訓練兵の「百合」関係性もまた、独特だ。 生き残ったのは、気弱な主人公を支えて来た親友。彼女は第1話で主人公に愛を告げるも、振られている。離れ離れになる二人。秘されたもう一人の自分、更に親友にそっくりな人の登場に混乱する主人公。 この関係性と物語の根幹を知る時、彼女達の思いもよらない過去と恋、そして途方もない存在理由の物語に、物凄い衝撃を感じるだろう。 これだけの大きな枠組みの物語を、3巻で収めるのは無理がある。第3巻はかなり駆け足で、正直物足りない。どこかの並行世界で30巻位の大作として出版されていて欲しい、そんな快作で、問題作だ。 読み切りなんて嘘でしょ?!山のオウ 片山あやか名無しめちゃめちゃ面白い。 ちょっともののけ姫を思い起こされるけど、主人公や仲間、倒すべき敵、それぞれのキャラクターの造形が見事だと思います。 これが連載じゃないなんて...!!!🐞パリを守る高校生変身ヒーロー&ヒロイン!ミラキュラス レディバグ&シャノワール 東映アニメーション 割田コマ 土田陸 ZAG天沢聖司シリウスの新連載?ふーんって感じでページを開いてたまげました…!ずっと観たいと思ってたフランスの3Dアニメがコミカライズされてる〜〜!!? 5年ほど前にシャノワールくんが可愛いという記事をネットで見て以来、アニメを観たくてしょうがなかったのですが、まさか先に漫画を読むことになるとは…! もう、フランス版プリキュアっていう感じでメッチャ最高でした…! (▽『ミラキュラス レディバグ&シャノワール』割田コマ/土田陸) https://i.imgur.com/E0LynUF.png 高校生の変身ヒーロー&ヒロインなんてそんなの好きに決まってるのに、ニチアサでお馴染みの「変身バンク」を、漫画でも丁寧にページを割いて描いてあってこだわりをビンビン感じました。 これはアニメと見比べるの楽しみだなー。 主人公のマリネットこと「レディバグ」がパートナーとしていつも共闘する「シャノワール」は、実はマリネットの憧れのクラスメイトでスーパーモデルのアドリアンなんだけど、マリネットがそれに気づいていないというのがたまらない!! そしてシャノワールはマリネット片思いをしていて…!? ひゃ〜大変!! 決め台詞「リベールドゥマール!!(Libère du mal)」に「※」で注釈が入ってるところが漫画ならではという感じがしてすごく面白かったです。 単行本出たら絶対買おう…! 変身ヒーロー&ヒロインで育った人、パワパフ、パラッパラッパー、マシュマロ通信みたいな洋風で可愛い世界観が好きな人は要チェックです! 【期間限定公開 アニメ第1話】 https://youtu.be/eGHAenTcKYA 【公式Twitter】 https://twitter.com/miraculousjp/status/1353855169851777027?s=20 【ミラキュラス 日本公式サイト】 http://www.toei-anim.co.jp/tv/miraculous/主人公の傷つきやすさの表現がすごい花は口ほどにモノを言う(読切) 追本天沢聖司主人公の傷つきやすさがすごく良く表現されて上手いなぁと思います。 「お姉ちゃんは上位だったのにあんたは似なかったのね」から始まる家族の言葉。発言者の口元だけが描かれ背景が真っ黒なことから、悪意がある言葉なのだと思いきや、主人公の大声に驚いた家族の表情を見れば、全く主人公を攻撃したり貶める意図がないことがわかります。 本当になんてことないただの家族の会話なのですが…思春期はこういう言い回しにどうしても傷ついてしまいますよね。 あるあるな光景を切り取る視点の鋭さも、それを効果的に見せる表現方法もとても素晴らしかったです! またこの作品はカラー版とモノクロ版が存在しますが、カ植物が本当に美しいのでぜひカラー版を読んでみてほしいです! ▼ツイシリ公式Twitter(カラー) https://twitter.com/twi_sirius/status/1334059942735560705?s=20 ▼マガポケ掲載ページ(モノクロ) https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13933686331748151697 (余談) この漫画を読んで、これとは別に頭から花生える漫画あったなぁ〜とマンバの思い出せないマンガで調べたところ、『ひらりふたり、花の国』でした(自己解決) こちらもいい作品なのでぜひ。 新しい世界が広がる!!ブーツレグ ヤスダスズヒト名無し世界観が凄い!! ある日、広場に現れた手袋をした手。 それも、地面からひょろりと出ている。 『握手をしませんか?』と誘われるまま手を伸ばすと、そのまま引きずり込まれて行方知れずになってしまう。 その手により、父、母、妹を失ってしまった“ゼン”。 彼も左足を失くしたものの義足を付け、7年間どこに出没するかわからない手を葬り去るために毎日体を鍛えている。 そして、義足の謎が明らかになり・・・。 これから、どんどん面白くなっていく予感しかない。 第一巻、すごいボリュームでお得感満載! 是非、手にとって欲しい。セーラー服を来た同級生の幽霊ユーレイ系セーラー服男子と芋女 武丸益実名無しタイトルですごく面白そうだなと思って読んでみた。ストーリーはあんまりピンとこなかったけど、主人公がテンプレ的なキャラじゃない…ちゃんと人間味のある言動をするとこがよかった。内容と絵のインパクトが強いモンスターバンケット 吉永龍太starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男昔の中国の試験である科挙ではなく食挙に挑むマンガだがいろんな面でアクが強くて面白い。当初の食挙は大食いトーナメントだったが途中から食挙をやる本当の理由などが明らかにされていく。全2巻でテンポも良くてあっという間に読んでしまった。どっかでみたことがある絵だなと思ってたけど「チノミ」のひとか 「男版CLAMP」な世界を渡る壮大なバトルファンタジー!爆宴 イダタツヒコ 士貴智志ななし「爆宴」という簡潔ながらパワーのあるタイトルがデカデカと力強い書体で描かれ、ドラゴンと上半身裸の男が燃え盛る炎を背負っている…。こんなん絶対自分が好きなやつじゃんと直感でジャケ買いしたら、想像以上に骨太で壮大なバトルファンタジーだった。 とにかく1話がクソかっこいい…! 崩壊する世界をただ1人眺めていた少女の前に、「親方! 空から男の子が!!」っていう感じで青年が現れる…というのがもうバチボコにエモい!!! https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156763047457 どうやら青年は他の世界からやってきたようで、いくつもの世界を渡っているらしく、主人公・晶は「公孫勝」という人物からかかってきた電話の指示を頼りに新たな世界へと飛ぶ。 自分は水滸伝知らなかったので、晶が言及するまでこの漫画が水滸伝を下敷きにしてるんだと全く気付かなかった。 作品のノリが「男版CLAMP」とでもいうか、なんというか90年代のファンタジーって感じがしてとにかく最高。 実際のところ、2巻まで読んでストーリー自体がすごく面白いとか、キャラがめっちゃ立ってる漫画というわけじゃない。 なんというかこの物語の世界観、「設定そのもの」がアラサーにぶっ刺さってくる。 そして絵が無茶苦茶うまくて、全部が見せ場というかどこを切り取ってもバチクソかっこいい。 自分の心の厨ニがワクワクする素晴らしい作品なので、ひとまず1話読んで格好良さを味わってほしい。"ラストオーダー"が隔絶された世界を繋ぐ終末ファンタジー #1巻応援ラストオーダー(SLE) 松葉サトル 浜松春日 カズナリsogor25自律人型機械(ヒューマノイド)が産業導入され、結果的に人間の側の失業率が低下したことでデモが頻発する時代に生まれた、軍用ヒューマノイドのリア。彼女は上司から命じられた「守りたいものを見つけなさい」という指示に従い、たった1人で戦っていた。 一方、そんなヒューマノイドを作り出した文明を禁忌とし、地下世界で生き延びる集落、そこに住む少年・ノーリィは、妹に食べさせる食料を得るため集落の掟をこっそり破って村の外に出ていた。 この隔絶された2つの世界に生きるリアとノーリィの様子を描く作品。 終末感の強く打ち出された世界観もさることながら、1話の構成が素晴らしく、一気に物語に引き込まれる作品。そして、その勢いのまま1巻を最後まで読んでしまうと、1話ではなく1巻全体がこの物語の導入であると気付かされる。 タイトルの『ラストオーダー』(=last order)も複数の解釈ができるため、今後の展開も楽しみな作品。 1巻まで読了<<12345>>
OLの幸来と同居している諭吉は、巨大な猫である。 巨大と言っても、普通の猫レベルの巨大さではなく、小柄なお相撲さんぐらいの大きさ。 この諭吉は、万能で料理から洗濯、お部屋の掃除にお弁当作り、裁縫まで何でもこなす。なので、汚部屋だった、幸来の部屋も諭吉のお陰で快適に生活できるレベルを保たれている。 ちなみに、諭吉の食事は、普通の猫と同じである。 そんな、ひとりと一匹の日常(?)が描かれている。 諭吉は基本的に喋らないが、嫌なことがあると『チッ』と舌打ちをする。 これが何とも味わい深い。