謎の存在(?)からの謎の指令(!?)を受け、何故だか各地を旅する少女・明美さけ子。京都、富山、岐阜、静岡、広島、福井、大阪、山形etc…。彼女は心の中のあの風景に「再会」することはできるのか?写真加工×イラストのエキスパート・さけハラスが贈る、オールカラー旅物語&イラストコミック集。駅や列車内、廃線跡、街角、水辺、並木道、そして夕景や夜景。美しい風景の場所をめぐりながら、各県を旅する少女の姿を追ったアルバムであり、スケッチ集であり、小さな旅ガイドでもある不思議な本。インスタ映えだけでない、懐かしく、かけがえのない風景を求めて、旅する少女とともにあなたも自分だけの心の「聖地めぐり」に出かけてみませんか?
女の子の夢と憧れを詰め込んだ魔法のクローゼット旧市街の大通りを曲がったところにある“すずらん通り”。憧れのブティックや個性的な雑貨店、カフェ、こだわりの洋菓子店、昔ながらの映画館などが並ぶ場所。その“すずらん通り”にある小さな洋服店「Louemil(ルーエミル)」。デザイナーの凛太郎、パタンナーのLouis(ルイ)たちが仕立てる服や小物には身につける人の心をときめかせる魅力がいっぱい!細部へのこだわりとオリジナリティあふれるお洒落な服やアクセサリー、小物を絶妙なバランスで配置した絵が特長的な大人気イラストレーター・fouatonsが女の子の夢と憧れを、優美な線と色彩で本に縫い込んだ商業初単行本!「Louemil(ルーエミル)」ブランドの服や小物、街にある個性的なお店の紹介、春夏コレクション、衣装協力として携わった映画や広告、そして秋冬コレクションまで繊細に描かれた服とセンス溢れる小物が女の子心をくすぐるオールカラーのストーリー形式イラスト集です。
暗天街幻想奇録
人間と妖(あやかし)が共存する閉ざされた島・暗天街の真実を記録する若き情報屋の運命とは――ここは人間と妖が共存する街―――暗天街。孤島であり、ひとつの街。外界との交信も途絶え、妖の巣窟となり果てた街は法も秩序もなく、スラム地域も珍しくない。そんな閉ざされた街ではあるが、人々は強く朗らかに日々を過ごしている。ただ、この街には謎に包まれたことと、知ってはいけないことで溢れている。知りたいと思っていても、真相へは辿り着けなかったり、辿り着いたとしても、代償がつきまとう。「街は何かを隠している」そう感じた若き情報屋が、その責務として真実を記録しようとする中で聞いたのは「この街には“人間問屋”が在ると云う」という噂だった。果たしてその真相は? そして情報屋の運命は? 期待の俊英が圧倒的画力で魅了するオールカラーのコミック&イラスト集。美麗イラストと描き下ろし漫画54ページで構成! 【内容紹介】第一章……郵便屋 第二章……鴉屋と鳩屋 第三章……殺し屋煙管 第四章……彩蟲師 第五章……踊り子と筆屋 第六章……人と妖少憩………ニアの近況報告 第七章……人間問屋 ※各章にミニコラム付きまるで自分も其処に住んでいると錯覚するほどのディテールまで描かれた「暗天街」。独特の世界観に浸りながら、退廃的な街での時間をお楽しみください!
純朴な警察官×援交常習犯の男子〇学生。恋に不器用なふたりが織りなすラブコメディ!! 何かと深入りしすぎる警察官の羽柴は夜の街で客待ちする〇学生の泉を補導する。援交を止めさせるため少年に近づく変態おやじやキモオタ相手に奮闘するがそのさなか、不意に泉に唇を奪われる。戸惑い、拒みつつも時折見せる泉の悲し気な表情に羽柴の心はざわつきはじめ…!?
うずらのじかん
鳥類研究所でペットとして飼われている、うずらのうっずーと大学教授の植田先生の、ゆるっとまったり研究ライフ! 「カキカキしてくれるまで、どきませんよ?」研究員たちには妙にキビシイうっずーも、教授には甘えん坊。きょうも教授の手の上に乗って、「カキカキ」と「おいしいむし」をおねだり。「は~落ち着く~。抱っこ、もう終わり?」
見知らぬ二人が出会い、心が触れ合った瞬間を、それぞれの立場から描く新感覚ショートストーリー。舞台は郊外にあるコンビニ(ローソン)。さまざまな人たちが行き交うこの店で、毎回一人にスポットライトを当て、日常の中で「小さく気持ちが動く」瞬間を切り取っていくハートフル・オムニバスコミック。登場人物は、同じローソンに立ち寄る客や、この店の店員。店で起きたちょっとした出来事を、それぞれの立場から心情を描いていく。ほんの些細な出来事、ほんの少しの会話、ほんの一瞬の心の交流…が、それぞれの心に灯をともす。各話の中で、ちょこっと見切れていた人物が、次の回では主人公として登場したり、他の回で主人公だった人物が、さりげなく他の回の背景に出ていたり…と、様々な工夫がされた構成も魅力の一つ。主人公となるのは、ローソン店員、彼氏に振られた会社員女性、目標を見失いつつあるフリーター、部活を頑張る女子高生、赤ちゃんを抱えた新米ママ、奥さんを亡くした老人…など様々。最終話では、第1話と第2話で主人公として登場した男女が再登場。
エデンの処女
人類は、女性だけになりました。はるかな未来、女性のみとなった世界。純野小羽(すみの・こはね)は、美しい庭園があると噂される白咲耶学園に入学する。可憐に花が咲き乱れ、蝶が舞うこの庭園は、まるで楽園のよう。秘密の花園で出会った少女たち同士で繰り広げられる、愛憎渦巻く新時代のラブストーリー! 名門・白咲耶学園には「中庭にある二本の木の下で花を贈り合う二人は、永遠に結ばれる」という伝説があった。その言い伝えに憧れる新入生の小羽は、さっそく中庭を訪れる。園芸部の「部長代理」という花束烈火(はなつか・れっか)は小羽を歓迎し、花冠をかぶせてくれた。だが、そこが「伝説の二本の木の下」であったためか、二年生の藍宮葵(あいみや・あおい)は激高し、小羽への敵意を隠さない。「キレイなものが好き」と中庭へ通い続ける小羽だが、葵はそんな彼女に思わぬ行動に出て…? ここは本当に楽園なのか、それとも絶望の園(ディストピア)なのか? 遠い過去、生殖細胞を破壊するウイルスが流行し、この世界ではもはや、男性が誕生することはない。そして舞台はその世界の、閉ざされた学園の中庭。この「檻の中の檻」で、少女たちが夢見る本当の願いとは? 時に美しく咲き、時に無残に散る、少女たちの儚い想い。豪華絢爛、新世代の恋愛奇譚、華麗なる第1章! ■収録:第1話ー第7話/設定資料集/おまけ4コマ/あとがき他
鬼や妖怪が出没するという深い森。愛する者を殺され生きる希望を失った少年は、森で出会った鬼に「僕を殺して」と懇願する。感情を持たない鬼には少年の行動など理解できるはずなかったが、死を前にして笑顔を見せる少年になぜか心魅かれていくのであった…。心に闇を抱えた少年と「恋」を知らない鬼の百年にも満たない恋物語!!
「表情筋死滅の神父」×「人殺しの少年」のボケとツッコミが交錯するセンセーショナルBLコメディ!! 人が死ぬ瞬間の目に魅かれる少年・姫山(ひめやま)喜一(きいち)。欲望を満たすため殺人を繰り返すなか、次のターゲットとして神父の神代(かみしろ) 宝(たから)を襲う。宝は人喰いザメや熊を素手で倒せるほどの肉体の持ち主だが、ナイフで襲われても車にひき殺されそうになっても自分が命を狙われていることに気づかない超天然でもあった。気がつけばそんな宝にフォーリンラブ。いつしか、なぜか殺意は恋心に変わっていて…。ふたりに待ち受ける恋物語の結末は!? 【殺したいほど恋してる】シリーズ第1弾!!
かぶきドロップ
幕末から明治時代に活躍した伝説の歌舞伎役者の魂が、女子高生の身体に降霊……!? 伝統と革新。継承と進化…。教え伝わる文化を守りつつ新しい表現を模索する現代歌舞伎。その世界でもがき苦しむ一人の若き役者・明(あきら)と、亡き父の思いを兄に実現してもらいたいと願い続ける妹・キヨ。その思いが、摩訶不思議な出来事を引き起こす。幕末から明治時代にかけて活躍した伝説の歌舞伎役者・五代目 市村宇左衛門の魂が、キヨの身体降霊! 役者として成長したいと苦悩する明と、自分の芸を後世に残したいと切望する五代目宇左衛門(見た目は女子高生)の、挑戦が始まる! 現代の歌舞伎界のリアルと描きつつ、ファンタジー要素も絶妙に加わった、今までにない歌舞伎マンガがここに誕生!
半玉(見習い芸者)と箱屋(芸者のお世話係)の禁断の恋。着物の知識も得られる“ロマンス&レトロ”ストーリー! 時は昭和4年浅草。東洋初の地下鉄が開業し人にも町にも活気があふれていた頃。華やかな花柳界の裏側に陰で支える人たちがいた。浅草の花柳界の窓口、「見番」で働く男性の事を箱屋と呼ぶ。彼らはマネージャーのように、時には家族のように、芸者たちのサポートをする。もちろん芸者と箱屋の間での恋愛はご法度だ。孝三は新米の箱屋、小梅は半玉三年目の芸者。じつはふたりは秘密の恋人同士だった。きっかけは小梅からだった。借金の形に花柳界に入った小梅は恋愛経験がなく、周りに孝三以外の若者がいない。恋愛経験を積めば芸にも幅が広がると考えてのことだった。もちろん小梅は将来旦那(金銭的支援をしてくれる贔屓の客)が付き、水揚(旦那と初めての肉体関係を持つこと)される身であるので、孝三との恋愛はごっこ遊びのようなものだ。しかし恋人関係を演じるうち、お互いに少しずつ惹かれてあっていき…。COMICリュエル連載中から「切なすぎる!」と話題を呼んだラブストーリー。みずから着付けもする著者だから描ける着物のディテールにも注目!
うずらの卵しか知らない人も多そうですが、うずらは可愛い鳥である。 本作は鳥類研究所でカッコウの卵孵化を研究で行う予定だったので、試しにうずらでやったら生まれたよという「うっずー」のお話。 そして割とノンフィクションの実話のようです。(うずら視点の部分は「きっとそう」だと思って読むといいです) 3巻しかないので割とすぐ読み終わってしまうんだけど、雑な紹介をすると「動物のお医者さん」+「いとしのムーコ」みたいな。 環境は前者、作風は後者に似たふんわりした感じで割と好きでした。