リュエルコミックスの感想・レビュー31件ツボにはまりそう💓霧尾ファンクラブ 地球のお魚ぽんちゃん干し芋1巻読了。 クラスメートの“霧尾くん”に片思い中の藍美と波。 この二人の神とあがめる“霧尾くん”への愛溢れる日常のトークが面白すぎる。 友人ではなくライバルと思っているところも独特で、隙あらば抜け駆けしようとしている様も一生懸命でかわいらしい💓 にしても、そこまで、好きになられるている“霧尾くん”だが・・・。 二人の目に映っている人物とのギャップがありそう。 サッカー部ではあるが、どうやら補欠らしい。 そして、立ちションしている姿とか、告白されてすぐにキスしようとしている様とか、……。 あまり、かっこいい姿が見られない。 “霧尾くん”が気になり始めた私も、ファンクラブに入るかもしれない(笑) 巻末の描き下ろしも面白い♬一方通行ラブコメディー霧尾ファンクラブ 地球のお魚ぽんちゃんstarstarstarstarstarNano裏表紙のこの言葉だけでもう心惹かれてしまった。めっちゃよくない? そして本編もよい~~!霧尾くんのことが好きな藍美ちゃんと波ちゃん。好きな人被るってつらい!?ばちばちにバトルをするというより、猫パンチみたいな感じで可愛く殴り合ってる感じがとてもいい。(ひとつひとつ可愛いけど、ちゃんとしっかり重い感じ…愛が) 「ふたりだからできることもある」ってのがまたエモくて最高で一生懸命な女の子可愛い好き~~~ってなります。この二人ずっといい関係性でいてほしい。霧尾くんも気になるけど。「藍美ちゃん」「波」この!呼び方の違い!!最高!!! 1巻ラスト(7話)で「はわ…」となってたら描き下ろしでめちゃくちゃ笑って情緒おかしくなっちゃった……。広告から高レビューに期待して見始めました白と黒~Black & White~ Sal Jiangわんまず、百合とバイオレンスという単語で評価されていたので気になって読んでみました。 結論として面白くなかったです。 なにか深い執念や執着があるわけでもなく、興奮したからやって邪魔だから消してって感じで関係性の粘度がまるで感じられませんでした。 女性目線でもまるで共感できません。 絵は上手いですしシチュエーションとして珍しい漫画だと思いますがはっきり言って面白くないです。「京都と猫と、まだ見ぬ色と」感想京都と猫と、まだ見ぬ色と オオタガキフミニーナあまり味わったことがない、不思議な読後感だった。…とりあえず読むと必ず京都に行きたくなる、とだけは言っておく(笑)。 京都の伝統色にまつわる7つのストーリーが描かれているのだが、色彩豊かで眺めているだけでも楽しいし、マンガを読む…というより、絵本や詩集をめくる感覚に近い気がする。わりと想像力も掻き立てられるので、人によって様々な解釈が出来そうなところも面白いと思った。 愛が重すぎて堕ちていく2人の女子高生霧尾ファンクラブ 地球のお魚ぽんちゃん六文銭クラスの男子・霧尾くんが、好きすぎる三好藍美と染谷波の2人の女子高生が主人公。 基本的に、この2人が霧尾くんに対してどっちが本当に好きか?のマウントをとりながら、愛を語りあう感じ。 これが漫才のようで面白い。 作者の独特のワードセンスが高すぎて、テンポの良い掛け合いと相まって笑いがとまらない。 『女の園の星』の和山やま先生が好きなら、たぶんハマると思う。 3巻の 「霧尾くんのドリンクバーがあったら、汗・涙・よだれ どれ選んで飲む?」 「おめえ なんで おしっこの選択肢ねぇんだよ」 が、マンガのセリフで衝撃うけた、おそらく今年最後のホームランです。 ただでさえ何言っているかわからないのに、それを超える狂気を繰り出す感じがたまらないっす。 だけど、1巻の最後とか、伏線なのか2人の関係に謎の描写があるのが、めっちゃ気になる。 霧尾くんが好きなフリして、2人は百合なのかな? それは、それでワイは好きだ。正直面白くなかったです白と黒~Black & White~ Sal Jiang凛とっかかりとしては百合やバイオレンスな部分は魅力的だと思い読み始めました。 ただ、読み終わったところで物語の終わりに対する序中盤のストーリーがなんだったのかわからなくなりました。 ちゃぶ台をひっくり返すような展開の終わり方は他にも多々あると思いますが、他と比べ率直にこれは面白くないと思いました。せめて漫画だけでもひんやりしたいあいすべき憂鬱 蟻子starstarstarstarstar_border野愛アイスにしか興味がないクールな男子高校生・雁屋くん。 後輩のバイト先であるアイスクリームショップに行ったら、金髪の美少女・マコに一目惚れ。 でもマコの正体は女装男子で……恋の行方はどうなっちゃうの?というお話。 アイス愛がたっぷりで絵が可愛くて、夏にぴったりの作品です。 変な味のアイス買っちゃうよねとかチョコミント好き嫌い論争とかわかりやすいあるあるから、ファッジって何?バニラとミルクの違いは?とかアイスについてもしっかり学べます。 でもアイスのうんちく漫画じゃなくて、可愛くて甘くてほろ苦いラブコメメインなのが爽やかでいいんです! 毎日暑いからせめて漫画だけでもひんやりいきましょう…! んー白と黒~Black & White~ Sal Jiang名無しなんか個人的には不完全燃焼でした。 狡賢い方が勝つっていうのはわかるんですけど、終始一方的な展開だったと思います。 核心部分で駆け引きとして山あり谷ありなところはなかった。キャラの対立がない。 絵は上手いと思うし作者さんとして何か考えがあるであろう作品だと思いますが、私にはそれがわかりませんでした。 最新刊が楽しみVeil コテリ名無し最新刊が楽しみ何も起こらない1日こそ素晴らしい家が好きな人 井田千秋starstarstarstarstar野愛タイトルの通り、家が好きな人たちが思い思いの日常をおくる作品です。 ちょっと早起きしてご飯作ったり、好きな小説を読んだり、お菓子を用意して映画を見たり……とくに何も起こらない1日を堪能できます。 お布団は柔らかそうだし夜風は涼しそう、写真以上に温度や匂いが伝わる絵柄が素敵です。 お洒落だけど生活感もあってとにかく癒されます。 個人的にはカエさん家がいちばん好きです。たたみにこたつ、押し入れの布団で寝ちゃう…絶対癒される! 休みの日は出かけないともったいない気もするけど、自分の家で好きなように過ごすことこそ至高では!?と気づかせてくれます。家最高です。 雑誌って本当にいいものですよね。マガジンロンド マツオヒロミ兎来栄寿架空の百貨店を本当に存在するものかのように緻密に美しく描いた『百貨店ワルツ』から6年ぶりとなる、マツオヒロミさんの新作です。 本作は、1922年に刊行が開始された架空のファッション誌RONDOの2022年号までの誌面の軌跡と、それに纏わる掌編マンガを数編載せた1冊となっています。 美しい意匠の凝らされた着物、香水、バッグ、帽子、サボン、刺繍、マニキュア、靴、ティアラ、ケーキファンデーション……乙女の心を「かわいい」とときめかせるものが、マツオヒロミさんの煌びやかで妖艶なタッチで整然と敷き詰められています。 実在する雑誌のように表紙から広告ページまで作り込まれたディテールは、雑誌をパラパラと眺めるのが好きな人には堪らないでしょう。何しろ、マンガに全振りしてきてファッションにはほとんど興味を持たずに生きてきた私が見ていても「楽しい」と感じられるのです。 ″ファッション誌ってその時代のキラキラしたものが そのまま保存されている宝物なのかもしれませんね″ という、冒頭の言はファッション誌のみならず雑誌全般にも言えることでしょう。マンガでも、昔の作品を単行本で読むのともまた違って、雑誌からしか得られない感慨があります。雑誌にしか綴られない企画や情報、広告などから溢れ出る時代性。絵柄や言葉やテーマなど、誌面全体を通した流行やスタイル。当時の編集者が心を込めて仕事をして作った結晶が雑誌であると思うと、一冊一冊への想いも一入です。 定期購読してきた雑誌遍歴というのはかなり強くその個人を表すものでもあり、共通の雑誌を愛好していたが故に繋がれた2人の少女を描いたマンガには胸が熱くなりました。 大正から令和へと移り変わる時代に合わせて変遷していくもの、あるいは変わらないもの。戦時中に休刊を挟みながら人々の希望の寄る方として作られた時代のストーリーも、実際に同様の想いで闘っていた人々に想いを馳せるところでした。 少々値段は高く見えますが、内容を考えるとむしろリーズナブルで紙版で手元に置いておいて時折良い紅茶やコーヒーとお菓子を用意しながら捲りたくなる本です。 ピュアな片想いと強めギャグのハイブリッド #1巻応援霧尾ファンクラブ 地球のお魚ぽんちゃんstarstarstarstarstarnyae男子高校生とふれあう方法からのファンだったので、この霧尾ファンクラブもどんなギャグ漫画なんだろうとおもって読み始めたらびっくり。想定外のピュアラブコメでした。いや、ピュアかどうかは正直微妙なところですが、恋愛漫画としてこんなにしっかりしたものも描くんだ…と驚いたのは事実です。しかし持ち前の強めギャグも顕在で、しっかりと声を出して笑わせてもらいました。背番号から無理やり両思いをこじつけるくだりが一番好きです とにかく主人公女子2人が霧尾くんを追いかける様子を描くだけかと思いきや、読み進めると意外と人間関係が単純ではないことがわかってきます。そしてあの1巻のラスト。そもそもの「藍美と波が片想いしている霧尾くん」という構図が根底から崩れてもおかしくないような予感すらします。なんか怖いです。もう何があっても2巻を読まないといけなくなってしまいました。「霧尾ファンクラブ」感想霧尾ファンクラブ 地球のお魚ぽんちゃんニーナ霧尾くんが大好き過ぎて妄想炸裂な2人のこじらせ女子。だがそれもこれも全ては彼へのピュアな想いゆえ。しかし何気に一番ヤバいなのは実は霧尾くんでは?・・・全てがベールに包まれるあまり、もはや謎しかない存在(笑) 魔性の美少女に翻弄されたいマドンナはガラスケースの中 スガワラエスコ野愛爬虫類性愛者の男×魔性の美少女というエロティックでフェティシズムを刺激されるような組み合わせなのに、驚くほど爽やかなラブコメです。 爬虫類専門のペットショップで働く主人公・裕也は、人間よりも爬虫類に興奮する性癖の持ち主。 そんな彼が心奪われたのは、ペットのヒョウモントカゲモドキと同じ名前を持つ美少女・由莉。 このまま恋がはじまるかと思いきや、由莉の正体は……。 由莉の本来の姿は1話ですぐに明かされるのでぜひ読んでみてほしいです。 その事実を知ってなお、由莉の無邪気さミステリアスさ儚さ可愛らしさに心奪われます。誰もが恋してしまうはず!うずらは可愛いうずらのじかん マツダユカ 上田恵介さいろくうずらの卵しか知らない人も多そうですが、うずらは可愛い鳥である。 本作は鳥類研究所でカッコウの卵孵化を研究で行う予定だったので、試しにうずらでやったら生まれたよという「うっずー」のお話。 そして割とノンフィクションの実話のようです。(うずら視点の部分は「きっとそう」だと思って読むといいです) 3巻しかないので割とすぐ読み終わってしまうんだけど、雑な紹介をすると「動物のお医者さん」+「いとしのムーコ」みたいな。 環境は前者、作風は後者に似たふんわりした感じで割と好きでした。唐揚げの気持ちお肉ガール 川本スガノ野愛惜しみない肉知識と勢いとテンションと全部全部面白いけど唐揚げ捨てるな!! 唐揚げ捨てる場面で読むのをやめそうになりましたが、まあ一応理由があるのでやめなくてよかったなとは思ってます。 主人公は肉好きすぎて婚活に失敗し続けるOL・米沢いく。 お肉を食べて笑顔になれる人と一緒にいたいと誓い、焼肉屋の息子やBBQの達人などと出会いますが……というお話。 そんな彼女を見守っているのが、堅物だけど肉好きでいくと気が合う室長。 室長と付き合えばいいじゃん!とやきもきするのがセオリーなんだけど、唐揚げ捨てるな!!唐揚げを捨てるな!! いやまあ最後まで読めば納得するしギャグも面白いです。捨てられる唐揚げに感情移入しすぎず読んでください。 100の善意じゃなくていいんだよこちら、あたためますか? 今井大輔野愛ローソンが舞台の短編集。 1話完結だけどそれぞれリンクしているのが面白い。 前の話に登場した親切な人も明るい人も幸せそうな人も、苦しんでいたりイライラしていたり。 それでも、気まぐれな行動や何気ない言葉が誰かの心をあたためている。 100%の善意や優しさではないからこそ、人生って捨てたもんじゃないのかもと思わせてくれる。 一点の曇りもない心あたたまる話じゃないところが今井先生らしくて好き。 そんなもんだよ、それでいいんだよって言ってくれているような気がしました。銀行百合ヴァイオレンス! #1巻応援白と黒~Black & White~ Sal Jiangあうしぃ@カワイイマンガ銀行の海外投資機関向け営業部を舞台にした、同期の女性行員の物語、のっけからヴァイオレンス! 誰もいないオフィスで罵り合い、取っ組み合い、そして爪を立ててMAKE LOVE。傷だらけの二人、愛と言うよりマウントを取り合うMAKE LOVE。 それは仕事上でも。表面上は仲の良い、息の合った二人は、出世・評価の為に水面下でしのぎを削る。成果の為に争ったり共闘したりと、銀行お仕事漫画としても読み応えあり。 彼女達の行動原理は「マウントを取る」という事なのだと思う。仕事の優秀さも他人への優しさも交友関係も、全て自分を比較優位に置く為の事。そんな二人の原理=素顔剥き出しのバトル&セックス。とても愛とは呼べないそれが、他の何かに変わる時は来るのだろうか。 また先行き不透明で、目が離せない百合新基軸の登場だ!生体兵器 vs 女性バディ! #1巻応援SHWD《シュード》 sono.Nあうしぃ@カワイイマンガ戦争後の世界、残された生体兵器の処理を請け負う民間会社SHWD〈シュード〉に就職した古賀は、一匹狼の先輩・佐和田とバディを組む。不穏な世界感も女性バディの関係性も、独特で読み応えがある。 バディが立ち向かう相手は、不気味だが人間でも何とか倒せる化け物。しかし厄介なのは「精神汚染」をしてくる所。先輩の為に懸命にメンタルを保つ古賀、他人に心許さない佐和田の過去。どう信頼を得て、心を通わすか、ガタイが良くて強い女達の、独特な関係性の物語はかなりシリアス。 男を軽々のしてしまう古賀と、超メンタルが強い細マッチョ佐和田。二人は普段は「女性らしさ」など纏わないが、銭湯で裸の付き合いやお洒落など「女性ならでは」の話題もあり、百合漫画としては不思議な感覚のある作品。 古賀よ、それは恋なのか?! 3つの芸術の総合作品 美しさしかない本…!Veil コテリたか全2巻を30分ほどで読み終えたのですが、まだ夢見心地です。あまりにも2人の関係性が、ファッションが、世界観が良すぎて、物語について分析的なことや自分の感想を進んで書く気になれないですね…どう頑張っても野暮なことしか書けない気がします。 なので「この本の構成」について書こうと思います。 https://j-nbooks.jp/comic/original.php?oKey=175 この本の発売を楽しみに待っている間、「まるで美しいシネマのようなコミック&イラスト集」という謳い文句で宣伝されているのを聞き、「結局漫画なのか、画集なのかどっちなんだ?」と謎だったのですが、読んで納得しました。 漫画のように「物語がコマごとに割った絵で語られるだけ」ではない。画集のように「文脈のない絵がズラズラ並んでいるだけ」でもない。 まさに「コミック&イラスト集」と表現するのが相応しい構成になっているんです。**しかも全編フルカラー…!** https://twitter.com/_K0TTERl_/status/1202975764280299520?s=20 まず驚くのが、表紙をめくるとすぐに目に入ってくる「見返し」や「扉」といった、一般的な漫画ではただ実用的でそっけない部分まで美しく、物語に入り込むための素晴らしい導入になっているところ。 そして各話の「幕間」に当たる扉ページもまた、読者の集中力を途切れさせないよう、世界観に沿って美しくデザインされています。 さらにすごいのが、**ストーリーの幕間にイラストと文章を挿入し、複数の表現方法を組み合わせて総合的に「彼と彼女」のことを描いているところ。** あらすじでは本書のことを「まるで美しいシネマのような」と表現していますが、映像・ストーリー・音楽の総合である映画を引き合いに出していて非常に的確だなと思います。 https://twitter.com/_K0TTERl_/status/1162700555304595457?s=20 そして読み終わってみて感じたのは**「Veilのことを世に出回っている多くの漫画と同じものとして分類できないな」**ということです。 **・今作を出すまで長期に渡り制作されている(2017年〜2019年に発表された作品が収録されている)こと ・アシを雇わず1人で作り上げていること(おそらく) ・フルカラーで高価格であること ・幕間(物語外の物理的な部分)まで世界観の一部となるようにデザインされているところ** こうした特徴を抜き出すと、日本のMANGAというより**「日本のBD(バンド・デシネ)」**と呼ぶほうが相応しい気がします。 (加えて言えば、日本の漫画の9割(※個人の勝手な体感です)は、商業的な成功に結びつきやすいエンタメ性の高い作品に占められています。そのため、ただただ美しさを追究した芸術性・文学性に富んだ漫画というだけで主流から外れてしまい、やはり日本のMANGAっぽくない。 長々書いてしまいましたが言いたいことをまとめると、**自分にとって「Veil」は、作品としてあまりに美しすぎるために漫画と呼ぶことに少し抵抗がある総合芸術**です。 百聞は一見に如かずなので、今すぐ手にとって読んでください…! (紙質と装丁がいいので紙がおすすめです…!) https://manba.co.jp/boards/112451 https://manba.co.jp/boards/112451/books/2 (2人を並べてあげたい)獣人とヤクザの娘との主従関係お嬢と七匹の犬 岩飛猫さいろく獣人との主従契約が非常にシンプルで、人間に悪用されてしまっている感がある獣人達。 設定の細かいところや矛盾しそうなところは無粋なのでツッコまないでおくとして、とてもいい世界だなーと犬好きとしては思うのでした。そいね屋本舗と同じような感じ! ヤクザさんが主体だけどお嬢のウブなところや組長(父)のシンプルでストロングなところがいいギャグテイストを生んでいると同時に、獣人たちのキャラ付けも可愛くて良いなぁと思うので犬好きさんは読んでおくとよいです。 ※犬獣人が出てくるだけで犬は出てきません気持ち悪すぎて逆に気持ちいい嫌がってるキミが好き 鬼山瑞樹野愛想像以上に嫌すぎて気持ち悪くてめちゃくちゃ最高でした。嫌すぎて逆に良くて、まことくんへの気持ちがどんどん大きくなってます。最高。 タイトル通りの狂ったラブストーリーです。 まことくんはみことちゃんが嫌がったり泣いたり怒ったりしてる顔が大好きで、みことちゃんはそんなまことくんが大嫌い。でも彼氏がいるというステータスが必要だからまことくんと別れられない。 さすがに別れたらいいのにと思うけど、そういう愚かでチョロいみことちゃんがかわいく見えてくるから不思議です。 みことちゃんには申し訳ないけど、2人の初めてのキスシーンは最高でした。わたしはあの瞬間まことくんに恋してしまったので間違いなくフラれることでしょう。 恋愛漫画キスシーンランキングがあったら堂々の第一位です。 恐怖と嫌悪感と性的興奮を全部混ぜたら恋の高鳴りと同じ心拍数になるんだと思うんですよね。 この絶対に間違っていて愚かなままの2人で永遠に幸せに暮らしてほしいです。みことちゃんには申し訳ないけれど。 フォーク浮いてるナポリタン最近見ないねカフェイン・ガール 飯塚めり野愛昔ながらの喫茶店って心ときめきますよね。コーヒーが飲めなかった子どもの頃から、パフェやクリームソーダやフォークが浮いたナポリタンが並ぶガラスケースを見てワクワクドキドキしたのを覚えています。 大人になった今でも、喫茶店でコーヒー飲みつつ小説読みつつなんて時間を過ごすととても贅沢な気持ちになります。 そんな気持ちを無邪気に肯定してくれるのがこの漫画。 カフェインを摂取すると猫のお友達が見えるファンタジックガール・メルちゃんが、素敵な喫茶店とその過ごし方を教えてくれます。 カフェイン摂取してピッキーン!となって猫があらわれる…なんて言うと現代社会の闇的なものを感じますが、そんなお話ではないのでご安心ください。 淡い色合いのかわいい絵でほんわか心癒されます。 厚切りのトーストや昔ながらのプリンなど喫茶店ならではのメニューが食欲をそそり、するはずのないコーヒーの香りが漂うようなあったかくてかわいい作品です。悲しい漫画人間に恋した鬼は咲う 雪森寧々名無しわりとシビアな恋愛をしています。シリアスなシーンも多いですがギャグが補ってくれているのでそこまで読んでて辛くないのが救い。綾人がリアリストな一面もあって恋愛ってきれい事だけじゃないんだなぁって思います。悲しいけれど、絵が綺麗なので読んでて楽しい漫画です。<<12>>
1巻読了。 クラスメートの“霧尾くん”に片思い中の藍美と波。 この二人の神とあがめる“霧尾くん”への愛溢れる日常のトークが面白すぎる。 友人ではなくライバルと思っているところも独特で、隙あらば抜け駆けしようとしている様も一生懸命でかわいらしい💓 にしても、そこまで、好きになられるている“霧尾くん”だが・・・。 二人の目に映っている人物とのギャップがありそう。 サッカー部ではあるが、どうやら補欠らしい。 そして、立ちションしている姿とか、告白されてすぐにキスしようとしている様とか、……。 あまり、かっこいい姿が見られない。 “霧尾くん”が気になり始めた私も、ファンクラブに入るかもしれない(笑) 巻末の描き下ろしも面白い♬