MAGCOMIの感想・レビュー70件<<123>>それでも前を向いて進むダリヤ、応援したくなります。魔導具師ダリヤはうつむかない~Dahliya Wilts No More~ 住川惠 景 甘岸久弥starstarstarstarstar_borderママ子ダリアは、父親の職業であった魔道具師をめざします。何かを作り出して動いたとき、驚きと達成感はたまりません。 ダリアの成長といろいろな魔道具にかかわる話もでてくるのですが、兄弟子のとんでもない行動で魔道具の話から、題名にかかわる内容に変わっていきます。 彼女の人生をつづった話になっていて、興味や面白さを追うだけでは生きていけない現実的な内容に展開していく。 心情の描写も細かく大いに共感で知るところがありました。 どう展開していくのかという部分でも楽しみです!天野こずえ待望の新シリーズColori Colore Creare 天野こずえ六文銭子供の頃、チャリで40キロ先の大型書店まで短編集を買いに行ったほどの天野こずえファンなんです。 その思い出補正が強すぎて、面白いと面白くないとか判断できないマンなので、その点ご容赦ください。 相変わらずの、この作家にしか出せない唯一無二な、ほのぼのファンタジー。まだ設定などは少なく、雰囲気を味わう程度の内容。 たぶん初見の人とか、今の人が読むと、テンポ悪く感じるし、独特のセリフまわしや、絵で理解しろといわんばかりの読者おいてけぼりの展開や、謎な世界観の嵐は、正直、読んでて疲れると思う。 でもやっぱりこういう絵(添付画像)を見開きでどーんと見せられるとワクワクするし、これから広がる物語に期待しかない。 そして、ワクワクしないなら、やっぱり合わないと思う 何より前作『ARIA』の世界観がつながっているのかと思うと、ファンとしては歓喜しかない。 トレンドというか、マーティングというか、打算というか、そういうのが見え隠れするよりも、 これを描きたいから描いてんだ! という熱量高く、むしろ振り回されるくらいな作品が好きなんだとつくづく思うし、天野こずえはそういう作家なんだと思った。しっかり練られた無双ハーレム侯爵嫡男好色物語 ~異世界ハーレム英雄戦記~ GEN ALえっちな名無し基本的には典型的な異世界転生の無双ハーレム物なのだが、とにかく主人公の無双とハーレムを満喫されるために世界観が構築されていて凄い。 圧倒的な格差社会で上流階級に転生出来た主人公、この世界における貴族=戦場兵器であり無双しまくり、現代知識チートが応用できる程度の文明で内政も満喫、そして貴族の血を求め平民は抱き放題という、色々と問題な物語である。 しかし元々の原作が小説家になろうではなくノクターンノベルズ、つまり18禁=低年齢層を始めから切り捨てているからこそ、問題の無いストーリーだったのを、一切遠慮することなく漫画化しているので、面白いけど正直ちょっとビビる。 上流階級とはいえ王族ではなく貴族であり、嫡男であり当主ではないというのも疎かにせずしっかり描かれているので、エロがメインでありながらむしろ「大人向けのハイファンタジー作品」という様相で、単純な無双ものとも言い難い独特な雰囲気がある。 戦記物としても基本的に主人公というか、貴族が強すぎるので戦闘自体はあっさり終わる事も多いのだが、面白いのはこういう世界での和平交渉等も中々説得力ある形で描いていて、無双物でありながら物語そのものは脳筋的な構造になっていない。 ここは無双物が好きな読者だと、蛇足的で余計な要素と捉える人も多そうだが、自分はむしろ世界観が深まり物語の魅力に繋がっていると思う。 そして大事な大事なハーレム部分だが、ココもハーレムエッチではなく1対1のエッチが多く、愛人は多数いても一人一人夜伽で呼び出すような形が多い。 1巻の内容とハーレムと入ったタイトルで読む読者には物足りないかもしれないが、画力は高いしけっこうしっかり描かれてて十分エロい。 全体的には「主人公をいかに活躍させるか」を突き詰めているのだが、その割には底の浅い物になっておらず、主人公に感情移入する分にはかなり楽しめるが、一般市民側に感情移入すると何ともド外道感漂う物語になるので、そこには注意。人情マンガアサガオのおじさん 冬青佳子名無しダルそうに店番してるおじさん(20代前半)は近所の小学生のお話。 おじさんが終始ダウナーというかチルいところがいい。 子供に優しいおじさん素敵です。 個々のギミックは良かったですが…あえなく未完鉄刻の清掃員さん 土屋計名無し※ネタバレを含むクチコミです。お取り寄せグルメ+ちょいアウトドア行ったつもりごはん アユタミシン野愛ヤマキさんとナツメちゃんの新婚年の差夫婦が、屋上でお取り寄せグルメを食べて旅気分を味わうお話。 アウトドア大好きで元気が有り余ってるナツメちゃんと、休みの日は屋内でゆっくりしたいヤマキさん。 夫婦だけどあんまり大っぴらに外出できない事情もある2人が見つけた妥協案、それが行ったつもりごはんなのです。 お取り寄せグルメはもちろん美味しいけど、現地で食べた方が美味しかったな…という経験ありませんか?屋上で食べるとアウトドア感で美味しさが増しそうな気がします。 屋上ないから窓際でやろうかな…スケールダウン否めないけど。 ナツメちゃんの設定にはちょっとびっくりしたけど、行ったつもりごはんは絶対やってみたい!動物がリアルZoological World KO-TAmotomi※ネタバレを含むクチコミです。ワケあり新婚夫婦がビルの屋上で楽しむおとりよせグルメ #1巻応援行ったつもりごはん アユタミシンsogor25主人公は福島県に住む八巻 秋冬(ヤマキ アキト)と夏梅(ナツメ)という新婚夫婦。 アウトドア派のナツメは何度もアキトを外出に誘うのですが、2人には結婚したことを大っぴらにできないちょっとした事情があって、なかなかアキトは首を縦に振ってくれません。 そこで2人が思いついたのは、アキトが管理人をしているビルの屋上で、お取り寄せグルメを作って食べるということ。 2人がビルの屋上で日本各地のお取り寄せグルメを味わっていると、目の前に現地の風景が広がっているような“行ったつもり”の気分になることができます。 さらに、旅行に行くことでは逆に味わえない「異なる2か所のグルメを同時に楽しむ」なんてことも試したりして。外出せずとも2人の時間を楽しんでいる、そんなアキトとナツメの微笑ましい様子を描いていく作品です。 1巻まで読了現役ハンターが異世界に行くとこんな感じ北海道の現役ハンターが異世界に放り込まれてみた ~エルフ嫁と巡る異世界狩猟ライフ~ 夕薙 カルトマ ジュピタースタジオstarstarstarstar_borderstar_borderママ子※ネタバレを含むクチコミです。異世界転生しない”ガチ”異世界ものふかふかダンジョン攻略記 ~俺の異世界転生冒険譚~ KAKERUstarstarstarstarstar宮っしぃ冒険者になった主人公がダンジョンに潜るのだが、まず冒険者の内容がガチ ガチ過ぎてゴブリンに全く勝てる気がしなくなるぐらいガチの内容すぎて、異世界転生してみたいなぁとか絶対に思えなくなる KAKERU先生の他作品と同様に骨太ストーリー・秀逸な台詞回しは健在で、作者の頭の良さが目に見えまくるので、全てにおいて秀逸 リアリティのある内容で、もし異世界で冒険者やったらマジでこうなる、という他のファンタジー作品とは一線を画す内容なので、是非オススメ エロ要素はしっかりあるが、それが些細な事に感じられる程のガチの内容は必見グロテスク野戦郵便局 池田73号名無し同作家さまの作品が好みで流れ着きました マイノリティに触れたかったのか分かりませんが、この作品だけ何故かマジョリティ視点の都合優先で書かれた話にしか見えず、これより前のお話はちょっと違っていただけに違和感があった 該当者みながとは言えないけどマイノリティがこれを読むとかなり傷つくかもという感想でした最近始まったファンタジーで一番楽しみ最果てのソルテ 水上悟志starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)『惑星のさみだれ』、『スピリットサークル』をはじめ素晴らしい数々の作品を生み出してきた水上悟志先生が新作を連載開始! 孤児のソルテがすべてを手に入れ、仲間と共に冒険しいまに至るまでを描くファンタジー巨編! https://comic.mag-garden.co.jp/solte/ 壮大なファンタジーを予感させる1話目で、後半にかけて加速度的に話が展開していく1話にテンションめちゃくちゃ上がった! さすが水上悟志先生…これは、ただのファンタジーじゃないな・・と思わせられます。 第1話読み終わったあと、みんなまた最初から読んでるんじゃないかな? 『スピリットサークル』でも過去や未来、輪廻として時間の流れを独自の視点で描かれていていつもワクワクする。 今作は、時空なのか2周目的な何かなのか、まだまだ分からないけど絶対に面白い作品になるのは間違いなさそうだ。 「魔界」「魔法汚染」「霊宝」あたりがキーワードなのかな。 不定期連載で次回が4月頃。単行本が出るのもまだまだ先になるのかー。 水上悟志先生の漫画はスピード感もあるので一気に単行本で読みたい気持ちもある・・。 いやでも結局気になって読んじゃうな・・。 しかし第1話で大ボリューム74p!! 去年ずーっとこれ描いてたそうで・・。 https://twitter.com/nekogaeru/status/1219131610089443329?s=20「九十九の神さま」感想九十九の神さま 古烏恵子ニーナこういう和風ファンタジーな話、好きだな。 付喪神たちが賑やかで愛らしくて思わずホッコリ。(特に掛け軸は可愛かった!) 伊織と墨晶も良きコンビだわ。続編出ないかな~。2巻にして更に謎深まる。きつねとたぬきといいなずけ トキワセイイチPom ほっこりのほほんとした内容の漫画かと思いきやそうでもない。 言葉に結構深みと重みが感じられ、謎が多くファンタジー要素強めな漫画。 でも、ナツネとタヌロヲ達(タヌキ)可愛いです。 段ボールで寝てる所、高尾山に帰るのに電車の上に乗って帰る所癒されたなぁ。 正直、どうなってるんだ?と思っても気になって読んでしまいます。最初に金髪ゴリ… ヒロインと出会ったのがチート異世界でも無難に生きたい症候群 安泰 笹峰コウ ひたきゆうサミアドなろう系コミカライズです。 原作は未読で漫画のみ25話まで読んだ感想です。 よくある異世界転移もので、チート能力を持たない主人公が『理解』で活躍します。 金髪騎士ゴリ…ヒロインに『歪な鏡』と評される主人公は 善意には善意で、悪意には悪意で応じます。 一般人・高潔な騎士・野盗・邪悪な企み、全てを等しく『理解』する主人公は有能ですが危うさも有ります。 何の説明も無く放り出された異世界で悪や理不尽ばかりと向き合えば邪悪な外道に成り果てたかもしれません。 しかし、言葉すら通じない世界で彼の前に現れたのは脳筋ゴリ…ヒロインでした。 善悪あわせ持つ主人公とは反対に どこまでも善良で真っ直ぐな彼女は、折れかけた彼の心を救います(本人が後に述懐)。 タイトル通り『無難に生きたい』主人公ですが、自分だけでなく、剣の一振りで森を薙ぎ倒すゴリ…ヒロインや親しい人達と『(一緒に)無難に生きる』為に、無難とは程遠いヤバイ陰謀に首を突っ込んでいきます。 主人公が最初に出会ったのがマジカルメタルゴリラ(by主人公)で本当に良かった・・・。 ダークファンタジー系でエグいシーンもありますが、コミカルで可愛いシーンもあり 全体としては読みやすいと思います。 ストーリーは面白めの異世界もの、という感じです。原作の方が良いかもしれません(未読ですが)。 でも漫画版も主人公の内面変化を吹き出しの色で表現したり、工夫していると思います。 イリアス(ヒロインゴリラ)・カラ爺・ウルフェなど魅力的なキャラクターが居るので、彼らの言動を毎回楽しみにしています。晴海君、色々と出来過ぎです。。!凸凹のワルツ 森野きこりPom 料理好きの男の子、晴海くんが根暗?な雰囲気漂う水原先生のお弁当を見かねて、お昼のお弁当を作らしてください!とお願いして、、ってお話です。 垣間見える先生の少し照れたお顔はとても美人で可愛いんです。 コメディタッチになってるので軽い気持ちで読めますし。 でもこの二人、これからどうなっていくんだろう〜 掃除も料理もできて気遣いもできる男子ってのも、、憎いよなぁ。。世界1周×カップルとかいう間違いない組み合わせ僕らの地球の歩き方 ソライモネ天沢聖司海外旅行×グルメ×恋愛な作品。「そんなん絶対好きだしおもしろいじゃん…!」と思って読みましたが本当に読み応えありました。 異国の街並はワクワクさせてくれるし、世界のローカルフードは美味しそうだし、海外旅行という非日常の中で疲れとトラブルで喧嘩しつつも2人でお互いを思いやって関係を深めていくところが本当に素敵。 結婚を考えている愛する人と笑いあって見る世界(の観光地)の美しさよ……! 幸せをおすそ分けしてもらっているような気持ちになります。 旅の終わりをどんなふうに迎えるのか今から本当に楽しみだし、ゴールの先に二人で歩む人生の始まりがあるといいな…と祈っています。 https://magcomi.com/episode/10834108156766452316抜群に味のある絵 #1巻応援あしあとのまーち 宮乃ミト兎来栄寿まず、表紙と扉絵のカラーイラストから独特の雰囲気を放っています。素朴で、牧歌的で、アナログ水彩の滲みにどこか安らぐような懐かしさも憶えます。 そして、本編を読み始めると第1話の筆致に驚くことになるでしょう。枠線と吹き出し以外は、人物も背景もすべてが筆ペンか何かで描かれています。ごく稀に筆ペン主体で描かれるマンガもありますが、それらと異なるのは宮乃ミトさんの画風がかわいい寄りなこと。筆ペン系はリアルな画風に寄りがちで、これだけかわいいキャラがこうした荒々しい線で描き連ねられるのは珍しいです。しかも、2話以降はまた画材も変わっていきます。物語と共に絵も変わっていくのは面白い読み心地です。 舞台はラテンアメリカのどこかの国とのことで、以前描かれていた読切の「かえりみち」もメキシコが舞台だったのでラテンアメリカに強い興味があることがうかがえます。マンガでその辺りを掘り下げる人は少ないので、絵柄と相俟って独自色を出す要因になっています。 ストーリーも読むと心がほぐれて温まる内容となっており、癒しを感じます。 この魅力溢れる絵の世界に浸ってみませんか。調理師は最強かもしれないガベージブレイブ 異世界に召喚され捨てられた勇者の復讐物語 珠梨やすゆき なんじゃもんじゃ 木梨はるか名無し一巻試しに読んで納得。 異世界で調理師って最強かもしれない! 調理のご飯による回復と解体を攻撃に使っちゃうとこはテンション上がりましたね。一見ハズレの職業に見える調理から成り上がるので普通の戦士異世界ものとはまた変わった面白さがあります。魔女の弟子の復讐譚!はめつのおうこく yoruhashi名無しめちゃくちゃに面白いので一巻読んだらあと全部買ってと言いたい作品。 主人公は魔女の弟子で人間なんですが、愛しい魔女を殺されたことにより復讐に走ります。 普通復讐と言ったら敵勢力を壊滅させる、みたいなところが着地点だと思うんですが自分以外全部殺す勢いで魔法による殲滅を始めます。 でもグロくはないのであっさり読めると思います。 少年漫画的で次の展開が全然予想つかないので面白い! やっぱり復讐心の燃える主人公が最強でかっこよくて悲しい存在であるところがいいですね。 魔女、科学どちらも味方のようで味方でないところが新しい…。生きることのむずかしさを描く読切 #読切応援1/4人暮らし 朝野茶柱名無し※ネタバレを含むクチコミです。水原先生可愛すぎるが?凸凹のワルツ 森野きこりさいろくこんなに美人顔なのに普段気づかれないっていう設定には無理がありそうなもんだがそれだけ負のオーラと威圧感が半端ないのだという描写もいっぱいあるので納得しておくことにしよう。 読み進めていくとクラスメートたちの茶々が入りそうでハラハラ・イライラして、わかりやすく「邪魔すんな」という気持ちが芽生えまくる。それだけ水原先生と春海くんの邪魔をしてほしくない(かといってどこまで進んでほしいのかもわからないが…!)ので、大いに感情移入出来る作品だと思う。少なくとも私は感情移入していて、感情移入できる作品が好きな私はこの作品は好きである。作品の"タイトル"だけで雑談を繰り広げるコメディ #1巻応援タイトルが決まらない(仮) 藤野ハルマ ウエハラシホsogor25「総合メディア文化研究会」という部活動がこの作品の舞台。 この部活で取り扱っているのは 様々な作品の"タイトル"。 部長の田口はとにかく作品の"タイトル"そのものが好きで、部員の石神、近西とともに"タイトル"だけで雑談を繰り広げていくという作品です。 部活と称して部員たちがひたすらダベり倒すというコメディ作品なんですが、扱っているのが"タイトル"だけであり、実際の作品の内容にはほとんど触れていきません。 その分、作中では映画やドラマに始まりマンガや小説、アニメにゲームと、幅広い分野の"タイトル"が登場します。 会話劇のどこかには 自分が知っている"タイトル"が出てきて、コメディに加えて自分が知ってる"タイトル"が出てきてないか探す楽しさもある作品です。 1巻まで読了ふることふひと #推しを3行で推すふることふひと 壱村仁 風越洞あうしぃ@カワイイマンガ①大貴族・藤原氏の繁栄は、始祖・藤原不比等の出生に秘密が!? ②不比等が女装して『古事記』編纂!?太安万侶との掛け合いで古事記が楽しく理解できる! ③女装した不比等への太安万侶の恋はBLになるか!? …noteの記事を見つけて挑戦してみました。みなさんもやってみませんか?あと『ふることふひと』買って! https://note.com/manba/n/n6d706c43fa9e<<123>>