面白かった。絵師が描いた絵が具現化する世界で、画師じゃなくても「他人の作品を切り貼り」することで具現化できる技術が開発され、絵師は国家の管理下に置かれることに。

絵で挫折した強権王子とか、他人の絵を継ぎ接ぎするとか、絵師が絵を描くとはどういうことかとか。

現実世界のいろんな問題に着想を得て、少年漫画らしいポジティブな結末に仕上がってて上手いなと思った。

サラッと語られた流浪の絵師・アルが別世界に招かれたという浦島太郎体験がすごすぎて気になる。