高校に入学して同じクラスになったことをきっかけに距離が近づいた華恋と美優。時を重ねていくことで二人は惹かれ合い、徐々に距離を縮めていく。ふとした仕草や癖が気になり、他の人と仲良くしていることに嫉妬を覚え始めてしまう。「こんな関係、間違っているのかな…」なんて戸惑う日も…。でも周りなんて関係ない!もう一歩踏み込んだ関係になるべく、二人は自分の気持ちをお互いに伝えようと勇気を振り絞った!…これはそんな二人の尊い関係を死守すべく、人知れず奮闘する騎士(おとこ)たちの物語。
東京郊外のとある商店街にたたずむ小さな酒場。第一子の出産を間近に控える主婦のユキエは、大きなお腹で酔客相手に働かされていた。「マイホーム購入のための資金を貯めたい」という夫サトルの強い希望で、義実家の経営する居酒屋を手伝うことを条件に、2階の一室に居候をしているのだ。ただでさえストレスの多い義両親との同居に加え、夜な夜な酔っぱらった常連客の相手をするという地獄。実家でちやほやされて育った夫の嫌な面も露呈してきた。そんなある日、「さらなる地獄」が突然やってきて―――!?平凡な一主婦に怒涛のごとく襲い掛かる幸・不幸を力いっぱい描き切るセミフィクションコミックエッセイ。
34歳で初めてできた彼氏に突然フラれた!メンヘラ化した片思い期間や思っていたのとは違った初体験、そして辛い別れとそこから一年半かけて自分を取り戻していった様子を赤裸々に描く、失恋コミックエッセイ!WEBメディア「ウォーカープラス」での人気連載を電子書籍化。電子書籍限定の描き下ろし漫画(さらに赤裸々な内容!)も収録。また漫画だけでなく「振り返りエッセイ」にも注目!
時は2083年。一人一体アンドロイドを所有しているのが一般的な時代に、高齢の景子はアンドロイドを持たず一人暮らしをしていた。ある日、友人である真紀から「アンドロイドは便利よ」とオススメされ、アンドロイドの製作会社である「ドリーム・パートナーズ」の高橋に製作を依頼することに。高橋の手に渡された企画書には、なんと「魔界の第二王子」のイラストがあり―――!?歴戦のオタクたちが叶える推しとのセカンドライフ!漆黒の翼と金色の瞳を持つ魔界の第二王子、研究施設から逃げ出してきた双子、主様を思い続ける妖狐…これはかつて通ってきた癖に違いない!!
「東京生まれロキノン育ちいまはアイドルのATM」を自称するイラストレーター・えるたまが、“アイドルATM”ならぬ推しに重課金する人々の生態に迫ります。「1億総推し活時代」ともいえる現代、メジャーなアイドルから“原石”まで、幅広い推し活に励む人々に取材したコミックエッセイです。さらに、日々推し活に励むオタクたちの生態あるあるや老後の展望まで、書き下ろし漫画も収録。
30代オカリナ奏者、月収5万円。約10年間海外を転々とし、現在はエジプトへ。アラビア語もわからない、お金もない。とっても不便な暮らしだけど、なぜか毎日がとってもハッピー!ぼったくられても、家を追い出されても、お金を盗まれても、死ななければそれでよいのだ。そんなカオスな日々の生活のなかで見つけたキーウィ流の「生き抜く術」をまとめたコミックエッセイ。
ある金曜日、娘のチヨと夜のコンビニ散歩から帰る途中、前方を駆けていく女の子を目撃する。「キミちゃん、裸足だった!」と娘に聞いた母は、急いで女の子を追いかける。「夜に裸足で走ってるってどう考えてもヤバイよ!交通事故…不審者…見失うわけにはいかない……!」と焦燥に駆られながら――。ことの発端はしばらく前。ご近所のキミちゃんが毎日家に遊びに来て滞在するせいで、娘も母も疲弊していた。一旦遠ざけたものの、あまりよくない噂を周囲から聞くこととなり、キミちゃんはいわゆる「放置子」なのではないかと気づきはじめるのだった。本書では、キミちゃんの困った依存行為、放置子との気づき、キミちゃんの親とチヨちゃんの母の全面対決を描く。書籍化にあたって、過去に描かれなかった新規エピソードや解決後の娘たちの心温まる交流などを加筆している。
東遊高校の日々
ちょっとしたことで大笑いしたり、くだらないことで盛り上がったり、誰かが気になって仕方なかったり…青春真っ盛りな高校生の日常に“尊すぎ”な声が続出!pixivでの連載で人気を博した漫画「東遊高校の日々」がパワーアップして電子書籍化!丁寧で細やかな作画に定評のある★薄荷堂★が描く、明るく楽しくキュートな学生生活をお楽しみ下さい!
結婚するしない、子どもを産む産まない。生き方の選択は自由で、しあわせの形は人それぞれだけれど、女性の体の出産タイムリミットは変わらない中、子どもの有無について考える、価値観をゆさぶる意欲作!【あらすじ】ごくフツーの家庭で育ち、仕事は頑張れば頑張るほどいいものだと思って働きづめていた主人公・青木カナコは、マッチングアプリで出会ったエンジニアのリョウと結婚し、平穏な夫婦生活を送っていた。だが――。夫とはレスだったけど妊活をはじめたマリカ、産後4カ月で職場復帰した元バリキャリのサキ、彼はいるが結婚にはこだわらず推し活を謳歌するハルミ。30代後半に差し掛かり、ライフステージが次々と変わっていく友人たちを目の当たりにし、カナコは戸惑う。「私って子どもが欲しいんだっけ?」 若い頃は、結婚して当然のようにいつか自分にも訪れると思っていた妊娠と出産だったが、真剣に向き合わぬまま「高齢出産」と言われる年齢になっていた。なぜなら、そもそもカナコは心から「子どもが欲しい」と思ったことがなかったのだ。自分は欠陥人間なのだろうか?もし子どもを授かれたとしても、“ちゃんとした母親”になれるのか? 母親になって後悔しないだろうか。そんな気持ちで子どもを持つ資格があるのか。これまで積み上げてきたキャリアは? 右往左往しながらも、カナコが出した答えとは――?
意地悪な継母と義姉と暮らす少女・シンデレラは超絶有能スパダリだった!?他にも「3匹の豚を狙うショタ狼」、「地上の姫に恋する人魚王子」などSNSで話題になった何かがおかしい童話がてんこもり。書籍だけの描き下ろしとして「おしえてシンデレラ大臣!」を収録!これは令和の価値観にアップデートされた今どきの童話物語集である。
パンダのミライ
和歌山県・白浜。リゾート地としても人気の街に、開園から45年を迎えたテーマパーク「アドベンチャーワールド」がある。ここは“日本一のパンダファミリー・浜家”が暮らすテーマパークとしても知られ、園内には、これまで10頭のジャイアントパンダを出産した良浜(らうひん)という、メスのお母さんパンダがいる。良浜(らうひん)が、10頭の母になるまでに、どのような物語があったのだろうか―。中国国外の飼育施設で世界一の繁殖実績をあげる「アドベンチャーワールド」。そこで暮らす良浜(らうひん)の命の物語をお届けする。
ニンゲンの飼い方
魔獣や魔人が住む世界。ここには数年に一度どこからともなく、まるで転生されたように「ニンゲン」が現れる。食べ物も気を使わないといけないし、ちょっとした気温の変化ですぐに体調を崩し、小さな段差でケガをしてしまうひ弱さ。だが、「ニンゲン」にはウネ(犬)やノサ(猫)、エシグ(うさぎ)にはない独特の忠誠心、賢さ、愛らしさがあり…。出会いや日常生活のレポマンガと生態図解も掲載された、初めて「ニンゲン」を飼う人も安心の1冊!
みなさんの学校では先生はどんなあだ名で呼ばれていましたか? 私の学校の先生方は「極道」、「ソルジャークラス1st」、「化身」(いずれも女性の先生)などと呼ばれ親しまれていました。そんな懐かしい記憶を呼び起こしてくれたのが、この愉快な4コママンガでした。 生徒も先生もキャラがとにかく濃い東遊高校を舞台に繰り広げられる学園コメディで、ギャグ色強めのラブコメ成分も多めに含まれています。 バレエをやっていたものの背が伸び過ぎてモデルをやっており、同じ事務所に所属する超美形の恋人もいるものの、独特の感性を持った美人ゾーィ。 人間観察が趣味で、茶道部に入って「頂上(てっぺん)」を取ろうとしている、自分の容姿に自信がありすぎる鈴音。 身長は低いもののラグビー部で活躍する、優しいけど鈍い、いつも笑顔でスマイル王子と呼ばれている鍛冶。 中学時代から鍛冶を慕いストーカー化しているが自覚に乏しい怜。 そんな怜への気持ちに徐々に自覚的になっていく、この作品の中では常識人寄りで清涼剤のような存在の小川。 おとなしいメガネ文学少女的な外見で、バイオレンスアクション小説を書いている青山さん。 10年間「とび森」をやりこみ続け公共事業をコンプリートしている斉木。 ミステリアスな美人だが、目を開けたまま眠ることができ、鍵開けが得意で、男子ふたりのかけあいに妄想を昂らせる五十嵐さん。 他にも、書ききれないほどたくさんの個性的なキャラクターたちが登場します。 教師のあだ名も「アンドロイド」、「板長」、「アガペー」など特徴的で、それだけで日々の賑やかさが伝わってきます。倫理教師のあだ名がアガペーになるところ、好きです。 それぞれのキャラクターたちが複雑に関係し合って織りなされる群像劇は実際の学校生活さながらで、その中で萌芽を見せるいくつかのラブの部分も見どころとなっています。ラブらないところも、それはそれでまた良く。 私はこういった耽美な絵柄で描かれるエキセントリックなギャグが大好きです。同じ趣味の方、変な人間が好きな方にオススメです。