夜光雲のサリッサ
成層圏上層より飛来する謎の巨大飛行生命体・天翔体。あまりにも圧倒的な能力に人類は抗う事ができない…。人類の希望は“火球の子”と呼ばれる特殊能力を持った子供達の手に委ねられる。隠忍もその一人だった。極端に「存在感のない」彼女は、その存在を他者から認識できなくなる能力を有していた。彼女さえいればミサイルの発射圏内に近づき、天翔体に対抗できる。そして、そんな彼女を唯一認識できる男性・ダンクにも重大な秘密が…。
ソワレ学級
名門進学高校に入学するも、あっという間に勉強について行けずドロップアウトした柳くんは、定時制の白藤高校に入学しなおした。そこで出会った美少女ふたりは、いつも一緒にいて他とは少し違う空気の女子・るりとべに。なんでかパシリに使われたりするけど、居心地は悪くない。なんとなく楽しいので、まぁいっか。自分のペースで、好きに生きればいいじゃない――だって、わたしの人生だもの。ゆるめが心地よい定時制高校ものがたり!
アルボスアニマ
時に19世紀――東南アジア。植物採集家のノアは、植物の根より記憶を辿ることができる「起源追想」という特殊能力を持つ。「起源追想」の最中、引き剥がすと精神を根に持って行かれ死んでしまう。そんな彼の助手兼護衛のラジャードは元海賊。かつて海賊の護衛をしていたほどの剣の腕。二人はディーバ商会から植物採集の依頼を受け、希少な植物を求め世界中を飛び回る!
ニンニクナックル
暴力とギョーザが支配する街・ウツノミアの宮高校に通っていた黄熊(ぷウ)は筋金入りのいじめられっ子だった。自分をいじめた人間への怨念を晴らせずにいたとき、宮高校で開催されている格闘技大会『学園アルティメット』で死亡事故が発生。黄熊はその事件に目をつけオクタゴン[八角形の金網リング]でいじめっ子たちに復讐することを誓う…!
響子と父さん
イラストレーターの響子と、だらしなく風変わりでちょっと困った父親。そして行方不明の妹と旅行好きの母親…父親の自由な発想に振り回される娘の物語。(じつは、この家族は『ネムルバカ』主人公の父と姉でもある)。
セントールの悩み
六本肢で進化を遂げた【架空の人類史】【架空の人類社会】を創造した他に類を見ないスケールの【人間だけど人間じゃない娘たちの日常】コミック!!! この世界では…人々は【翼人】【竜人】【長耳人】【角人】【牧神人】【人魚】そして【人馬】といった形態に分かれ、共存して暮らしている。【姫】こと君原姫乃は【人馬(ケンタウロス)】の形態をした女子高生。様々な形態をしたクラスメイトの少女たちと楽しい高校生活を送っている―― 【単行本購入特典ペーパー付き】
ツンデレカマキリ×変態青年!? 愛するものを最終的には食べてしまうカマキリっぽい女性・エメラルド。そんなエメラルドが大好きで食べられてもいいという人間の青年・シルバー。ふたりの日々を描いた異種ラブコメファンタジー!!
麗島夢譚
人気アニメーターから、徳間書店の旧「リュウ」誌上で『アリオン』を連載し、マンガ家へと転進した安彦良和が、徳間書店では14年ぶりとなる新刊コミックスを上梓。時は寛永十五年―― 島原の乱の終結からしばらく後、南洋上で水軍の一団を率いる青年、伊織はオランダ商船を襲う。首尾よく船を制圧し、お宝を奪い取るのだが、その際に船倉で歳若い日本人宣教師補と紅毛人の虜囚見つけるのだが……。安彦良和が以前から興味を持ち続けていたモチーフをついに漫画化! 安彦良和、ひさしぶりの歴史巨編!
異形頭が幼女を子育て!? 才能が頭に現れる世界。ご飯を炊くのが得意であれば、炊飯器の頭部になり、写真を撮るのが得意であれば、カメラの頭部になる。そんな「異形頭」お兄さん5人のもとに、ある日突然幼女が現れた! 何の才能を持っているかわからない幼女・ホマレと、異形頭お兄さん達とのドタバタ日常コメディ!
四国の太平洋側沿岸に浮かぶ源五郎島。そこにある弾正高校は、地下に古代遺跡の迷宮が広がり、周辺を凶悪な巨大生物がうろつく魔境だった…。リゾート三昧と騙されて入学を志願した宇佐見ヨウイチは、実情を知り源五郎島からの脱出をはかるが、その途中で猟師で生計を立てる少女・三笠シオと出会う。彼女は、自分の家族と左足を奪った迷宮の怪物たちに激しい憎悪を抱いていた…。青春漫画の旗手・山西正則が贈る命懸けの青春冒険譚! 待望の第1巻!!
たまごかけごはん
『たまごかけごはん』を始め、『お茶づけ係さん』『ジャムの時間』『ねこの給食当番さん』『ハーピーさん』と5篇のオールカラーコミックを収録した、絵本のように豪華で可愛い体裁のコミックス♪ほか『いこまんコンビーフ篇』『いこまん納豆篇』『ねこずきん』等々……いずれも【食べ物】をテーマにした可愛くて美味しい全10作品を収録!描き下ろしおまけ頁もたくさん!!!
定時制高校に通う学生達の話。 そうかぁ、そこに通う人たちも仕事しながらだったり色々な背景があって、自身は経験がなかったのでなるほどなと思いながら読んだ。 主となる柳とるりと、べにの3人。 るりとべに、どうなるかなと思ったけど、、最終的にすごく程よい居心地の良い距離感で、そこに至るまでの二人の気持ちを想像したら何だかジーンとしてしまった。 皆それぞれ答えを出して、社会に出て行く。 しっかりと描かれていたし読みやすく、興味深く読みました。