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「ずーっと大切にするね」同級生のひなと深月（みつき）は、秘密の恋人どうし。人気者の深月を独り占めしたいひなは、おそろいのキーホルダーをプレゼントした。深月がそのキーホルダーに触れると、硬いものが中に入っていることに気付く。これは、盗聴器…!?　年月を経ていくうちに、いろんなことが変わっていく。けれど、変わらないこともある。幼なじみの女学生２人を描いた「かわること」も同時収録。

幼稚園のとき、あたしは結婚した。10年後――まさか左和子のほうが30cmも大きくなるなんて…私が「旦那」様なのに！やまもとまものほんわか百合短編集。

私が、女學校ニ学年の時、新しい女中(ねえや)がきた。新しいねえやは「いいひと」だった。だけど６年経ち、ねえやはここを辞めてしまうという――。大正浪漫、昭和モダン、女学生エス、人魚、モガなどの数珠玉の百合短編集。

タイピストである瀧子と女学校教師の珠美は、小日向女子アパートの一室に２人で住んでいる。ある日、食堂でもらったという燐寸の中から英語が書かれた、暗号のような紙が出てきたのをきっかけにあれよあれよと謎めいていき…

戦争中に残された兵器の後片付けのため隣国へ派遣されている「私」は娯楽の少ない街で娼婦館を利用しないお硬いと言われる女軍人。ある日、部屋の前に褐色の娼婦が立っていてー…。和平の証として隣国から辺境の街へ派遣されているお硬い女軍人と、ミステリアスな雰囲気を放つ褐色娼婦のお話。

とある人物にお供していた狛犬・コマとその人物に島を滅ぼされた鬼娘・はなは、ひとつ屋根の下で平和に暮らしていた。ある日、いつもと違うはなの様子にコマが気づき…和風創作百合ファンタジー。

故郷を天災で失い、寂しさのあまり人に化けて婚活をはじめた「狐」の紺野。だが緊張すると耳としっぽが飛び出してしまうポンコツっぷり…今日は最近婚活アプリで仲良くなった女性と会う日。果たして狐とバレないように無事婚活を成功させることが出来るのか…―!?

転校してきたばかりの双葉にクラスの王子が話しかけてきた！？突然、クラスの王子こと弓弦に声をかけられ、驚く双葉。きっかけは双葉が作ったぬいぐるみだったけど、それから話すようになっていき…。ゆるっとした空気の学生百合。

芸能事務所「ＴＡＭＡ２」の女子寮はスタアを目指す乙女たちが集う男子禁制の花園。これは乙女たちのキャッキャウフフでゆる～い百合物語である。

家がお隣さん同士の梨花と葵(２歳下)は、梨花の家で梨花が作ったお菓子を食べるのが日課。そのお菓子のように甘い、とある一日。その他、花は黒く咲きほこるショートリリィストーリーズイラスト集など収録。

独りぼっちだった怪物と盲目の少女が出会い、愛を確かめ合ったあとの話。本作品をよりお楽しみいただくためには、先に「ぼっち怪物と盲目少女」（一迅社）を読んでいただくことをおすすめいたします。

「またあの人に会えるかもしれない…」学校の図書室で出会った綺麗な人は、いつも窓の外を見ていた。毎日、図書室に通うようになると、先輩の秘密がわかり――。

絵理子さんのせいでお姉ちゃんがおかしくなってる――。あたまがよくて美人さんでおとなしくてやさしくて、自慢で理想で大好きなお姉ちゃんが、絵理子さんと付き合ってからおかしくなってしまった。この気持はいったい……。2019年～2020年ころまでの社会人、学生、年の差など、たくさんの百合をぎゅーっと、１冊にまとめた短編集。

…多分、私は小春が好き。でも…今の関係を壊したくない。だからこの気持ちは絶対に秘密。そう思ってたのに。――女の子同士の気持ちを爽やかに描く百合漫画。

先生へのこの気持は、憧れなのか恋なのか――。職員室で突然、告白をしてきた志村さん。驚いた先生の返事は果たして…。2012年～2017年ころまでの社会人、学生、年の差など、たくさんの百合をぎゅーっと、１冊にまとめた短編集。

「わたしっ…由希ちゃんのことが好き！性的な意味で！」親友だと思っていた理穂子からの突然の告白に戸惑った由希は…。2017年～2019年ころまでの社会人、学生、年の差など、たくさんの百合をぎゅっと詰めこみ、１冊にまとめた短編集。

学級委員長で真面目な後藤さんと、ギャルでちょっと不良の岸田さんはいつもケンカばかり。正反対な２人だけど「秘密の約束」がある関係だったりする。毎日を楽しく「秘密の約束」で過ごしていく内に、２人の関係は思わぬ方向へ動きはじめて――…。淡くも幼い恋心を自覚した女の子の恋の物語。

「私と付き合ってみませんか？」彼と別れたと聞いて思わず告白してしまった果林だったが、あっけなく花森先輩に振られてしまう。それでも教室でいつも無防備に寝ている花森先輩を待ち、一緒に帰宅していたが………。隣のクラス、同じクラス、初恋の幼なじみ…さまざまな「学園」の百合を集めた短編集。

田中さんは、クラスのあの子が苦手。何でもかんでもズバズバと言う女子力高めの「ももせさん」。絶対に関わらないでおこうと決めていたのに、ある事をきっかけに「ももせさん」に絡まれることになり…。

「猫が長生きすると猫又になるっていう話あるよね―」貴子さんが死んでしまった。まつりと猫１匹を残して…。悲しみにくれていると突然、化け猫になった猫のデコちゃん。死んだ貴子さんの姿で目の前に現れた猫のデコちゃんとまつりの生活は――。

結婚を諦めた「バリキャリ」はマンションでも買おうかと悩むお年頃(38)。新人の「派遣」は可愛いくて、若くて(21)、悩みなんかなさそうで羨ましいと思っていたけど…。あるコトがきっかけで２人の距離は近づいていき、キラキラで眩しい派遣はぐいぐいとちょっと強引で…!?　こんな展開、想定外！

「暗くなる前に帰っておいで」出かける度にうるさいくらい母親にそう言われていた赤ずきんは、煩わしいと思いながらも猟師の元へ足しげく通っていた。ある日ちょっと遅くに出歩いてしまい…。「暗くなる前に帰っておいで」じゃないと夜に出歩く獣人に食べられてしまう――。

「わたしは恋をしていたのだろうか」部活前のほんの僅かな時間、秘密の抜け道で毎日言葉もなく…先輩と過ごした、あの夏。

「私たち以外、みんないなくなってしまえばいいのに―」拒絶系姉妹、ふたりの世界には誰もふみこめない。