服飾の道へ進むことを夢見る女学生の文乃は、初めて舞踏会に参加した日に、美しい金髪の少女と出会う。椿姫と呼ばれるその少女に惹かれて服作りへの夢を膨らませる文乃だが、文乃の結婚に固執する母が道を阻もうと画策。一方で、椿姫にも何やら事情があるようで…。夢を巡る少女たちの大正浪漫物語。
※本作はsheepDの個人誌作品の電子書籍版となります。【31ページ】運動部部長と生徒会会長は誰しもが認める犬猿の仲。顔を合わせれば言い合いばかりの二人。そんな相容れない二人が実は………
結婚を諦めた「バリキャリ」はマンションでも買おうかと悩むお年頃(38)。新人の「派遣」は可愛いくて、若くて(21)、悩みなんかなさそうで羨ましいと思っていたけど…。あるコトがきっかけで2人の距離は近づいていき、キラキラで眩しい派遣はぐいぐいとちょっと強引で…!? こんな展開、想定外!
「暗くなる前に帰っておいで」出かける度にうるさいくらい母親にそう言われていた赤ずきんは、煩わしいと思いながらも猟師の元へ足しげく通っていた。ある日ちょっと遅くに出歩いてしまい…。「暗くなる前に帰っておいで」じゃないと夜に出歩く獣人に食べられてしまう――。
「わたしは恋をしていたのだろうか」部活前のほんの僅かな時間、秘密の抜け道で毎日言葉もなく…先輩と過ごした、あの夏。
「私たち以外、みんないなくなってしまえばいいのに―」拒絶系姉妹、ふたりの世界には誰もふみこめない。
杉原愛莉は明るく社交性あり。片桐花音は暗くコミュ障。そんな性格が真逆なふたりはある日、生活指導の先生から隠れるため入った音楽室で初めて言葉を交わすことになり…。遠い存在だと思っていた正反対なふたりが少しづつ惹かれ合う――。