ヒーローオタクという素顔を隠し、大学では陽キャを演じている蒼太。ある日、学園祭のヒーローショーで出演者を募集していることを知った蒼太は、勇気を振り絞って主催サークルのメンバーである駒井に話しかけ…。※本電子書籍は『mimosa vol.41』収録の「君のヒーローになる方法 前編」と同じ内容です。
アイドルグループのアルスに所属する真白志希は、憧れていたテレビドラマシリーズの主演に抜擢される。W主演の相手は人気急上昇中の俳優・桐ヶ谷翠。撮影が始まり、「アイドル」なことで翠から一線引かれていると感じた志希は、ドラマにかける思いを伝える。それ以降、撮影現場でお互いの意外な一面を知っていく度に二人の想いは変化し、志希は翠に対して「ファン」という感情を抱くが… ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
双子の妹・綴実に頼まれ、彼女に成り代わって学校の人気者・神矢に告白することになった兄の世良千翔。完璧でいけすかない神矢に妹は渡せないと、振られる気満々で挑むも告白の返事はまさかのOK。動揺しつつも、妹のふりをしたままの千翔と神矢とのお付き合いが始まってしまう。付き合いの中で神矢の意外な一面を知るたび少しずつ警戒を解いていく千翔だったが、神矢への告白は彼と妹によって仕組まれていたことを知り――!? ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています
残業続きで睡眠不足の桃木は、終電ギリギリの帰り道で倒れかけたところを同期の西浦に助けられる。自分とは正反対で明るい性格の西浦が苦手な桃木だが、家が近いと言われ彼の家に行くことに。そこで西浦が得意だというマッサージを受けていると、体が反応してしまって…!? ※本電子書籍は『mimosa vol.39』収録の「居候同期に触れられたい 第一話」と同じ内容です。
ブラック企業で働き追い込まれた自分のキャリアを見つめなおすため、三年次編入により二度目の大学生活を送ることにした久世凛悟、30歳。年下の現役生に緊張しつつも優しいゼミ仲間に恵まれ安心する久世に対して、佐才大真だけは「社会で失敗したから出戻ってきた」と鋭い言葉を投げかける。ある日の飲み会で編入のきっかけを話した久世は、その帰り道、佐才から事情を知らず冷たく当たったとを謝罪を受ける。改めて同級生として関係を築いていけると喜ぶ久世だったが、酔っていた佐才に不意打ちでキスをされて――!? ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
中学の同窓会に出席した肛門科医の雄谷は、面識のなかった同級生・明日見に「前立腺ってどこにある?」と話しかけられる。ゲイである明日見は後ろで気持ちよくなったことがないと言い、前立腺が機能しているか確認してほしいと頼んできて…。※本電子書籍は『mimosa vol.38』収録の「恋わずらい穴わずらい」第一話と同じ内容です。
ホテルのフロントスタッフとしてやりがいを感じながら、日々慎ましやかに暮らす小野辺。そんなある日現れた権堂という客は、すべての案内で小野辺を指名し無理難題を押しつける。止まない権堂からの呼び出しに、小野辺は自身の落ち度を心配するが…。※本電子書籍は『mimosa vol.37』収録の「ナンバー9のセルフィッシュ 第一話」と同じ内容です。
誰とかと交わることなく、ただ仕事をして家に帰り、ためこんだものを鍵アカで発散する日々を送る細川。ある日道端でガラの悪い男とぶつかり、その弾みでスマホを落としてしまう。パソコンで追跡し、探し出したスマホの位置情報。その場所に向かうと、道端でぶつかった男が出てきて……。※本電子書籍は『mimosa vol.37』収録の「貝の声を聞け 第一話」と同じ内容です。
空腹で今にも倒れそうな青年に公園で出会い、バイト先のまかない弁当を譲った大学生の大樹。お弁当を完食し寝落ちしてしまった彼をなんとか家まで送りとどけた大樹は、彼が「クグノヨシノリ」という名で執筆している小説家志望だと知る。お礼として五千円を差し出された大樹が慌てて受け取れないと返すも、ヨシノリに引く気はない様子。そこで大樹は、金額分のお弁当をヨシノリに届けることを提案する。何かとヨシノリの世話を焼いてしまう大樹は、彼が「未練」を抱えていることを知り……。表題作ほか、共通の趣味と過去の接点をきっかけに距離を縮めていく、正反対な大学生二人の恋を描いた「プリーズ・プリーズ・プリーズ」を同時収録。※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
メンヘラ製造機のかなたと、真面目な倹約家の航。偶然の再会をきっかけに航の家に転がり込んできたかなたは、住んで早々「好きだ」と航に猛アプローチ。毎日あの手この手で誘ってくるかなたとの二人暮らしは、ゆるくてにぎやかで、時々切ない。※本電子書籍は『mimosa vol.36』収録の「かなたにわたる 第一話、第二話」と同じ内容です。
病院で精密検査を勧められた絵本作家の藤咲は、漠然とした死への不安の中、アシスタントの立花が出していたコンクールに落選したことを知る。密かに立花に惹かれていた藤咲だが、彼の今後の為に生活を変えることを提案。その話の最中、突然甥の蒼が家にやってくる。彼は、藤咲の妹で蒼の母である未来が海外に行くと言う。その間蒼を家に住まわせることに決めた藤咲。しかし高校生との二人暮らしができるのかと言う立花に根負けし、三人で住むことになって──。※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
江戸時代中期、京都。祇園祭の賑わいのなか、同心の隼之助は財布と妻の形見であるかんざしを盗まれてしまう。かんざしだけでも取り返したい隼之助は、盗まれる直前にぶつかった娘を探すため翌日も祇園祭に出向くが空振り。山鉾巡行の日、とうとう見覚えのある朝顔の柄を見つけ… ※本電子書籍は『mimosa vol.35』収録の「花の都に咲く恋は 第一話」と同じ内容です。
俳優同士でドラマの現場で出会った2人。 感情があまり顔に出ない翠だけど、志希を通じて演技にもプラスになって恋も知った。 志希はアイドルだけど、なかなかのピュアで中身が乙女なのも良き。 メンバーもマネージャーもなんだかんだで受け入れてて平和。