月刊少年マガジンの感想・レビュー150件<<12345>>1番面白いバンド漫画BECK ハロルド作石名無し普通の少年コユキが天才ギタリストリュースケと出会いバンドを組んでメジャーデビューを目指す話です。 個性的なバンドメンバーの掛け合いも非常に面白く、ストーリーもよくバンド好きでなくても楽しめる作品です。 1番印象深いシーンは、「グレイトフル・サウンド」という漫画の中ででてくる野外ロックフェス このイベントでひょんなことから、人気バンドよりもお客さんを集めないと解散を迫られる主人公コユキのバンド「BECK」 天候の奇跡などさまざまな奇跡が重なり、最終的にはBECKの前にはみたこともないぐらいのたくさんに人が駆けつけ、歴史に残るステージになります。 このシーンは絶対に読んでほしい。 心の中で、「いけーーー、もっと集まれー」と叫んでしまいます。 愚者の星の感想 #推しを3行で推す愚者の星 遠藤浩輝starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ハラスメントなどの個人に関わるところから民族紛争とか嫌なことがあらゆるレイヤーで入ってるね・・・。 ・特に好きなところは? トール。クズだとは思うが最後の方の主人公より物語を進めていないか? ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 主人公の立ち位置、民族紛争、経済格差、トリニルトによるチーム戦など色々面白い部分はあった。ただ途中から惑星連邦軍、武装独立派、訓練性などが登場人物が多くなって、回想などが挟み込まれたあたりから理解の範疇を越え始めた。単行本で一気に読んだから理解しやすかったが、雑誌連載で読んでいた場合多分訳もわからないまま読んでいたかもしれん・・・ 自分で分かるとスッキリの謎解き漫画!掟上今日子の備忘録 浅見よう 西尾維新starstarstarstarstarこめつぶ事件解決に動く今日子の推理が素敵! 何巻か読むと、自分で謎解きを解決したくてどこにヒントがあるのか、伏線はどれか1巻読むのに2時間くらいかかった記憶もあります笑 事件のトリックがまさに謎解きなので、自分で分かるとスッキリする! シンプルに面白い! そして、今日子の秘密を知った時は驚きでした! ドラマ化もされていて、今日にになっている新垣結衣がかわいかったー! ファンタジー×西部劇水のリボルバー 佐藤駿光名無し西部劇風の舞台がいいし、演出がすごくかっこよかった とんでもない世界観に感動🎵サンダー3 池田祐輝starstarstarstarstar干し芋二次元の世界から三次元の世界へ。 現実と異世界が絡み合ってとんでもない世界観が完成された。 ぴょん太郎の父親が描いている漫画の世界から、現実世界へ移動。 担任教師から借りてきたDVDから出てきたトンボを追いかけて、妹のふたばが、現実世界へ入り込んでしまった。 それを知った、兄のぴょん太郎と隣同士の同級生ひろし、つばめと一緒にふたばを助けにDVDの世界に入り込んでいってしまう。 二次元の世界では、さえないスモール3が、現実世界でどのように動くのか?! 想像するものよりもとっても面白い作品なので、多くの人に読んで欲しい!!まず方言が素敵ましろのおと 羅川真里茂やむちゃ三味線どころか楽器とは縁のない人間ですが、この漫画を読んでいるとストイックな世界に憧れます。主人公セツの朴訥とした雰囲気と津軽弁もしっくりきて読みやすいので、いろんな方がじっくり楽しめると思います。RiN完結したのでネタバレ込みで総決算RiN ハロルド作石名無し※ネタバレを含むクチコミです。 こっ、こんな作品が・・!それいけ岩清水 小林まことstarstarstarstarstar_border酒チャビン1・2の三四郎に出てくる「君のためなら死ねる」でおなじみの名脇役、岩清水くんのお兄さんが主人公のマンガです。 こんな作品が出ていたのですね・・・知らんかった・・。普通の本屋ではこの時代に絶対に入荷しない作品だと思うので、電子書籍の偉大さをひしひしと感じました。ビバ・マンガテック! ちなみにこの作品は「青春少年マガジン 1978〜1983」で紹介されていたので知りました。同作中で、読切のつもりで書いたのが、栗原編集長の「この漫画はまだ描ききってないな」(同氏の有名な名言だそうです)とのひと言により連載になったと紹介されていました。 確かに実際に読んでみると、そんなやりとりがあったと感じます。とにかく1話目(読切のつもりで書いた部分)はめちゃ完成度が高く、ギャクの品質も密度もかなり濃い傑作に仕上がっているのですが、2話目以降はいかにもネタ切れ(すいません・・!!)といった感じで、むしろ清々しいくらいに開き直って適当に(いい意味です)書いている感じが気持ちいいくらいに伝わってきます。別の作品で書いていた〆切がヤバいときのゴマかしテクも頻繁に使われてますし、そういった意味では貴重な作品なのだと思います。 後半は、常人では理解が追いつかないナンセンスギャグものになっており、これはこれで見ものかと思うので、お時間に余裕がある方は読んでみられるといいと思います! ただ繰り返しますが、1話目はめちゃくちゃ面白い名作だと思います!!!なので、1話目は時間がない方もスケジュールをやりくりして読みましょう! 表紙の感じもB級感が出てて好きです!『ROUTE END』著者の最新作!DYS CASCADE 中川海二六文銭『ROUTE END』が控えめに言っても最高だったので、その著者さんの最新作と聞いてすっ飛んできました。 まだ1巻でしたが、良作の香りがプンプンします。 「警察署の駐車場に、12リットルの血液と1本の腕が入ったバケツが置かれる」 という感じではじまる物語。 前作同様、サイコサスペンスは言わずもがなですが、それ以上に美人上司とベテランのシニア刑事のバディという点が、興味をそそり期待値爆上げです。 この手の作品のバディって激アツですよね。 しかもこの美人とシニア刑事に、過去に関係があったようなのですが、 その内容はもっと後半で出すのかな?と思ったのですが、1巻ですぐにわかるのも個人的に良かったです。 出し惜しみしない展開の早さもさることながら、この二人にグッと感情移入できて、ストーリーに深みが増してきます。 1巻の最後が不穏すぎるし、長期的にみてベテラン刑事に何か起きてしまうのかハラハラします。 この手のバディものって何となく、どっちかが死ぬか、近しい展開になるものだと勝手に想像しちゃうので。 強いジジィキャラ好きな自分としては、その点も目が離せません。 ヤバいの来てるサンダー3 池田祐輝さいろく※ネタバレを含むクチコミです。 衝撃的すぎる別世界 #1巻応援サンダー3 池田祐輝starstarstarstarstarNanoお、1巻だ。新しい漫画だ。と軽い気持ちで読んでみたらなにこれ…!? こんな漫画待っていた…けどあっていいのか…?と複雑な気持ちを抱いたりもしたけど、めちゃくちゃ面白い。なんだこれ。 よくある異世界転生とかトリップものかな?いやそんな範疇じゃない。そうきたか…これ絶対初見衝撃受けるでしょ。 色んな意味でとんでもない話、だけど絵がしっかりそれに追いついている。話も絵もうますぎる。 1巻ラストも気になる感じで終わってるし!!早く続きが読みたい。 何も言わずとりあえず読んでみてほしい作品。原作者のデビュー小説のコミカライズです!冷たい校舎の時は止まる 新川直司 辻村深月starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン原作を先に読んでいました。再読したかったのですが、結構長めなのでなかなか食指が動かず、もやもやしてるときにこちらのコミカライズに出会い、これであれば!と思って手に取りました! ただ4巻ではちょっと原作のテイストを表現し切ることは難しかったでしょうか??若干の消化不良感があります。 舞台が冬の校舎ということで、原作は結構重厚というか読んでいて涼しくなるような雰囲気がムンムンでしたし、少し重めの話も入ってくるのですが、コミカライズ版はそれに比べてちょっと軽い感じがします。 ただ原作を読んでからしばらく経っていたので、忘れていた部分をさっとおさらいできてよかったです。法事にクアッカワラビー夜子とおつとめどうぶつ 石田万名無し※ネタバレを含むクチコミです。 期待を裏切らない面白さ #1巻応援DYS CASCADE 中川海二たか表紙が洋ドラみたいでかっこいい&中川海二先生の新作ということで買ったのですが、期待どおりの面白さでした!刑事ドラマとして最高すぎる。 とりあえずあらすじ読んで!あらすじ >警察署に置かれたバケツには12リットルの血液と1本の腕が入っていた。ベテラン刑事と美人上司のバディが片腕のない男を追い詰める。男は警察にケンカを売りつけるように挑発を繰り返す。捜査を進めるほどに謎は深まり、過去に起きた事件が関連を見せ始める。 ベテラン刑事と美人上司。 この2人がどっちもかっこいいんですよ…!どっちも有能でたまらない。 ギャーギャー熱血とかじゃなくてどっしり静かに構えてて、そんな2人の前でじわじわと淡々と事件が進行していく感じが超かっこいい実写ドラマみたいな趣がある。 あまり書くことがないですね……本当にただ1巻読んで欲しい。 https://comic-days.com/episode/3269754496707955443道具屋店主は魔王ムラビト! #推しを3行で推すすだちの魔王城 森下真サミアド① (9話まで)読み終わった直後に思った気持ち 柑橘類の『すだち』の漫画だと思ったけどあんまり関係ない。(多少はあり?) ② 好きなところ(キャラ・シーン・設定・世界観・雰囲気・セリフ・作画)を褒める 作画が上手い。キャラが可愛い。ギャグや変顔が面白い。各話の終わり方が良い。雰囲気が良い。たまに入る深いセリフや感動展開やカッコ良いシーンが好き。勇者が変態のクズだけど勇者。4話が特に好き。 ③ 追加で褒めるor作品に対して応援の一言 10話以降も楽しい物語を期待してます!ステルス男子が学園の百合を守る!らぶ あんど ぴーす 原田重光 蘇募ロウ名無し共学になって間もない元お嬢様学校で肩身の狭い思いをしている男子の中のひとり・マモルくんは、人の喧嘩を前にすると防衛本能からステルス(自分の姿を消す)能力が身についてしまった。彼は強面でありながらとても優しい心の持ち主で、その能力を使って学園の女子たちのいざこざを解決し、その結果無事に百合カップルが生まれてゆく…というすごい設定の漫画です。マモルくんの影の努力によって学園にひとつ平和が訪れたときには自然とニコニコしている自分がいます。タイトルに偽りなしですね。 真夏のグレイグー真夏のグレイグー 井上智徳名無しめっちゃ面白かった 超ッッッ絶面白い、感動した‼︎ 今度の敵はナノマシンか コッペリオンっぽくしなくても 彼らの生き方や思考や 筋の通し方、人に好かれる面、 作者が描く登場人物の雰囲気、 選択されたデザイン それらを受け継いでいれば 設定なにやってもコッペリオンっぽくなるんだ あとは絵か、絵の雰囲気とタッチでそう見せるんだ すごい! どっちかっていうとチャンピオンREDっぽい 作品設定にも見えて面白い どっちでも活躍できるって絵柄の力がすごい まず女キャラの顔が 前作と明らかに変わっていて驚いた。 で、少し過去作から離れすぎてしまうのではないか という懸念に対して 他の脇役キャラの絵柄をキープしてるのが良かった 死に役の教師が暗殺教室の鷹岡っぽい髪型!遠藤浩輝が描く復讐SFファンタジー!愚者の星 遠藤浩輝名無し月刊少年シリウスで始まった遠藤浩輝の新連載。姉、民族、復讐、能力、SF…みんなが大好きな要素を詰め込んだ超王道でワクワクする1話だった!2話以降どんなふうに展開するのか楽しみ! 【あらすじ】 舞台はスラースと呼ばれる惑星。 地球人(アーシアン)の母を持つスラース人の少年・シンタは、地球人に差別を受けて育ち、現在は叔父と従姉に引き取られ辺境の街で暮らしている。 スラース人は腕にヒビのような模様や、顔に黒いマークを持つだけでなく、独自の言語や小刀を受け継ぐ文化を持っているが、人工の7割を占める地球人から差別を受けている。 ある日従姉が襲われたことで、シンタの小刀が真の力を発揮する。 【1話】 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156674231979祝・連載化蟲女 あにき天沢聖司月刊少年マガジン2022年3月号から連載スタート! 女児アニメに勇気もらう展開熱くて好きです。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496734003001 打ち切り?休載?【連載再開は2021年予定】ボイスラ!! Octo名無し最近月マガに載ってないな〜とは思ってたけど、いつの間にかすげえ時間経っててビビったので調べてみた。 Bookliveでバックナンバーを調べたところ、月刊少年マガジン2020年7月号から2021年2月号までずっと休載してるもよう。(発売日でいうと2020年5月2日〜2021年1月6日) https://booklive.jp/product/index/title_id/60000159/vol_no/074 なお著者のOcto先生のツイートによると、2021年には連載を再開するとのこと。 ▼2020年12月のツイート https://twitter.com/0ctter/status/1339440678313455619?s=20 月マガ公式サイトにも公式Twitterにも長期休載に関するアナウンスが一切ないので調べるのが大変でした。 ちなみに最新話は2021/01/06時点で18話です。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156643363662お嬢さまだからよいコンビニお嬢さま 松本明澄野愛お嬢さまは想像上の生きものなので、浮世離れしてればしてるほどよいです。知的なのにアホで思い込み激しい感じがとってもお嬢さまでよいです。 良家のご令嬢・翠里はコンビニグルメが大好き。でも周囲にバレてはいけませんわ〜!ということで変装してコンビニ食材を購入し、クラスメイトに見つからないように帰宅し……という余計なことをしています。 肝心のコンビニ食材もそのまま食べたらいいのでは?と思うものをアレンジしてお行儀よく食べています。 このお嬢さま感にほっこりしちゃうんですよね。 コンビニのアレンジレシピって大抵そのまま食べた方がいいんじゃね?というものが多い気がしますが、やってるのがお嬢さまだと思うと微笑ましいです。 お嬢さまとギャルは何やってもいい。14年後、伝説のリスタート修羅の門 第弐門 川原正敏名無し第一部の連載終了から14年をへて第二部の「第弐門」連載開始。 漫画の中では第一部の最終回からだいたい4年後の世界から 描くというかたちで第二部は始まる。 第一部を少年時代に読んでいた読者もすっかり青年になっており、 また現実の格闘技界も変化や進化を遂げたのちの第二部。 読者の格闘技を見る目や認識や現実の格闘技界も レベルアップしている。 そんな中であらためて 「千年不敗の伝説の地上最強の格闘技」 をあらためて描くとか、作者の川原先生も大変なのでは とも連載開始当初には思った。 だが、そこがやはりすごいというか上手いというか、 運命のケンシン・マエダ戦の結果をちらつかせたり、 負傷した九十九を「壊れている」と評したり、 「零から始めるつもりかも」などと思わぜぶりに描いたりで。 かつて強くなり過ぎた?主人公にかんして 「まだ強いのか?」「もしかして負けるの?」 と改めて興味を抱かせ面白くしてくれた。 またそういった「壊れているのか?」というような謎の他にも 台湾の戮家とか変な着物の山田のオッサンとかの 謎の存在や働きも面白かったし、 ケンシン・マエダ戦や海堂戦などの決着をつけてくれたのも 嬉しかった。 そしてまた、最強の男、最強の格闘技、それを決める試合を 描きながら、けしてその最強格闘技が ただの殺人テクニックだとか、逆に活人拳だとか、 安直には纏めたりしていないところも良かったと思う。 祝!連載再開!!鉄拳チンミLegends 前川たけし名無し初代『鉄拳チンミ』から数えて、再来年で40周年を迎えようとしているレジェンド漫画が連載再開! いまだに連載が続いていることに感動しています。 読んでる人いたら語りましょう。 全巻までのあらすじ 暗殺集団の最終目標は「国軍を里もろとも大爆発に巻き込み、暗殺者たちが国中に散らばる」ことだった! 計画を阻止すべく、チンミと仲間たちは隠れ里内部で打開策を探すことに。 爆破の点火場所をつきとめたセキト、ジンタン、ビケイは国軍の精鋭四人と合流し、罠を無効化するため急ぐ。導火線へと向かうセキトだが、点火する後一歩の所で生き残りの暗殺者に阻まれ、転落の危機に! 一方、土と岩の部隊に追われるシーファン、タンタンの前に、樹の部隊長・スイセイを退け、グガンと共に御館様を追うチンミの姿が。各地の暗殺者が続々と集結する中、『水軍反乱事件』以来となるチンミ、シーファン、タンタン“三人の共闘”が再び――!! 女子サッカーの過去と未来と今を考える #完結応援さよなら私のクラマー 新川直司ANAGUMA東京オリンピックが開幕しました。このクチコミを書いている時点で女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は予選リーグ1分1敗、今夜実施のチリ戦の結果如何でリーグ突破・敗退が決まるという状況です。 『さよなら私のクラマー』の話をする前に少しなでしこジャパンの話をしたいと思います。 2011年にワールドカップを制して以降、翌年のロンドン五輪では銀メダル、2014年はアジアカップ優勝、2015年のワールドカップも準優勝(決勝は大敗でしたが…)と結果を残してきたなでしこ。 ところが2016年リオ五輪の出場権を失うと、2019年ワールドカップではベスト16で敗退(3大会ぶり)と大舞台での近年の成績は10年前を思うと物足りないと言わざるを得ません。男子サッカーの好調とは対照に直近の試合内容についてもかなり批判を浴びています。 『さよなら私のクラマー』は「私達が負けてしまったら 日本女子サッカーが終わってしまう」という能見選手のことばから始まります。 女子サッカーは男子サッカーに比べてまだまだマイナースポーツで、代表の強さがダイレクトに注目度に繋がり、ひいては競技そのものの継続に直結するということが『クラマー』では取り上げられていました。 勝たなければいけない。勝ち続けられる選手にならなければいけない。日本の女子サッカーの未来を背負える選手にならなければいけない。 これが『クラマー』で提示されたひとつのシビアな、そして乗り越えるべきテーマでした。 現実のなでしこジャパンは、10年前の輝きが過去になりつつある状況で今日の予選リーグ最終戦を迎えているわけです。 もしここで敗退となれば、なでしこジャパン、そして今後の女子サッカーを左右するひとつの分水嶺になるのでないか。能見選手のことばが強く心に残っている自分としては、そんな緊張感さえ覚えています。 『クラマー』はまさに女子サッカーのブームの激流の只中にあった作品だと思います。過去の栄光と決して明るくない未来を現実的に見据えながら、本作は爽やかに幕切れをします。いつもどおりの試合の中で。 どれだけ過去に囚われようと、どれだけ未来を憂いても結局は一試合一試合をやっていくしかなくて、それがそのまま女子サッカーの未来になる…というメッセージ。 オリンピックで苦境に立つなでしこを見て、本作を思い、さまざまなことを考えていました。どんな結果であれ女子サッカーの未来が輝いていることを願うばかりです。 長々と書いてしまいましたが今心から何が言いたいかと言うと「勝ってくれなでしこ!!!」ということです。本当頼む!!!<<12345>>
普通の少年コユキが天才ギタリストリュースケと出会いバンドを組んでメジャーデビューを目指す話です。 個性的なバンドメンバーの掛け合いも非常に面白く、ストーリーもよくバンド好きでなくても楽しめる作品です。 1番印象深いシーンは、「グレイトフル・サウンド」という漫画の中ででてくる野外ロックフェス このイベントでひょんなことから、人気バンドよりもお客さんを集めないと解散を迫られる主人公コユキのバンド「BECK」 天候の奇跡などさまざまな奇跡が重なり、最終的にはBECKの前にはみたこともないぐらいのたくさんに人が駆けつけ、歴史に残るステージになります。 このシーンは絶対に読んでほしい。 心の中で、「いけーーー、もっと集まれー」と叫んでしまいます。