ビッグコミックスペリオールの感想・レビュー438件<<12345>>運命ではあった運命だと思ってた 奥灘幾多starstarstarstarstar野愛運命だと思ってたということは、運命ではなかったということだろうと思って読んでみたけれど運命だったんだろうな。 運命的な出会いというのは分かりやすくプラスマイナスになるものではなく、生涯を共にするというものでもないのかもしれない。 心の中にずっとあり続けたり、ふとした瞬間に思い出したり、自分ってこうなんだと気づかされたり、そういうものを全て含めて運命なのだろう。 衝撃的でありながら、とてもありそうなお話。えーーーー! #読切応援運命だと思ってた 奥灘幾多名無しうわーー!と思いながら読んで、 オチでえーーーー!となった…… とりあえず読んでほしい #読切応援残念アタックシンドローム類 吉沢潤一名無し暴力衝動と向き合う葛藤を経ての斬新なバトル演出と超展開が素晴らしかったのに。作者の偏見と嫉妬を主人公使って憂さ晴らしする漫画になってしまった。 比類ない面白い漫画を描ける方だと思っているので、ここからまた展開が変わっていくor次回作に期待させて頂きたいと思います。これはめまいを禁じえない今村精子店 原克玄たか※ネタバレを含むクチコミです。 想像以上の作品コタローは1人暮らし 津村マミstarstarstarstarstarこめつぶコタローくん、子どもと思えないほどしっかりしてて、子どもなりに事情を理解して周りに心配させないように振る舞ってて、読んでて切ないですが、コタローくんの周りを取り囲む皆さんのやり取りが面白い。 泣いたり笑ったり、内容の濃い作品です!芹沢さんの残飯も、面白いらーめん再遊記 久部緑郎 河合単 石神秀幸名無し暫く、ラーメン漫画を読んで居た。だがいつの間にか「ラーメン西遊記」が始まっていた。 しかし「再」遊記って(笑)。 流石に、ややこしい(笑)。 気づきのがなかなか遅くなった。 この漫画も面白かった。 芹沢さん、御帰り。 汐見さんや武田さん、大魔神さんとかも御帰り。 これからは、今までのラーメンの他に自動販売機とかインスタントラーメンとかも、見れるらしい。 御蔭で「国際プロレスの話題」とか「あいみょうを見るシーン」とかとも見られたし(笑)。絵は可愛いけどはじめてのお取り寄せ ちひstarstar_borderstar_borderstar_borderstar_border名無し魅力が表現できているかと言ったらわかりづらい点がありました。 ううむ次の授業サボっちゃおうよ ちひ名無し過去にあるゲームの擦り直しという感じ。もうすこしオリジナリティが欲しかったです。 意外性を出そうとして、勢いだけで行ってしまった印象。俺達のセイシュンはこれからだ!青春初日 高橋龍二名無ししょうもないエロに対する執着心と探究心、やけに強いこだわりが面白おかしく描かれています。 しかも、ただ男子学生の性春コメディというだけで終わらせず、最後の最後に「え、ちょっとマジで!?なんで!?」というオチを用意してくれている。読んで良かったなーと思いました。ある男性を主人公にした箕田海道先生の漫画を初めて見た読者の感想俺の尿路結石と高橋さん 箕田海道名無しこれまで見た箕田海道先生の漫画の主人公は女性だったので、箕田先生が描く本作の男性の主人公は新鮮に見えました。 主人公の石崎さんがなんやかんやでヒロインの高橋さんと親睦を深めて良かったです。 努力の結晶俺の尿路結石と高橋さん 箕田海道野愛※ネタバレを含むクチコミです。笑ったしないと出られない部屋 衣織名無し同じ作者の「おとなりさん」も好きだったので新作嬉しいです。デスゲーム脳な彼氏おもしろすぎたおもしれー女…!俺の尿路結石と高橋さん 箕田海道名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ボクらはみんな生きてゆく!の感想 #推しを3行で推すボクらはみんな生きてゆく! あきやまひでき アキヤマヒデキstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載中も読んでいたがまとめて読むとより面白かった。初期は猟に慣れていないか手探りで獲物をとっていたらが後半になればなるほど慣れていく様などが面白いし、うなぎ漁などの都市型の狩猟方法などもよかった。あと主人公が罠がなぜダメなのかを考え続けている面も良かった ・特に好きなところは? イノシシのK子。単行本のおまけでも少し描かれてたが、K子の行く末が良いものであって欲しい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 連載中は主人公の大部分の良識と少しのズレを楽しむ感じでしたがまとめて読むと単純に猟の話だけではなく地方都市と猟の関係性などがより深くわかって面白かった。やはりK子にイノシシを食わせて共食いになってしまうがK子はわかってないんだろうなあのシーンは素晴らしい ほっこりマンガだ〜🐶狛犬送り 安彦晴名無し世の中の「犬かわいい」を全部集めたようなマンガ。狛犬を奥さんのもとへ送るという発想はなかった。 狛犬がこういうシステムだったらいいな。 主人公の男性が神様に認められてるのなんでだろう。やはり日頃の行いがいいのかな。男を破滅させる女本気のしるし 星里もちるstarstarstarstarstarかしこ主人公は同僚女性2人と関係を持っているがどちらのことも本気ではなかった。何に対してもドライな性格の主人公がある女との出会いによって人生を狂わされる…。 前半の目に光がない時のヒロイン浮世は次にどんなことを仕出かすのか予測不能でページをめくる手が止まらないくらい引き込まれました。ろくに化粧しなくても美人でスタイルが良くて雰囲気があるなんてそれだけでもう男の人は夢中になっちゃうだろうにあの言動ですからね。極め付けは「私みんなにいいって言われるんです」ってセリフかな。淡々とそんなこと言えちゃうところが怖かったです。 捨て身な浮世にどこまでも主人公が振り回され続けるので恐ろしい結末を迎えてしまうのではないかと心配しましたがそうはなりませんでした。ただあの終わり方も別にハッピーエンドじゃないような。何かきっかけがあれば壊れてしまうような幸せな気がしました。 サポメンあるある?サポメン〜裏方音楽家の日常〜 ヒロヒロヤ名無しシリーズ化したら面白そう。 しかしマスターと顔が同じなのはなぜなんだ。ヤリマン道の道は深く険しいヤリマンになりたい。 まおいつかポコニャンとんでもないタイトルだけど、可愛い絵柄とポップなストーリー展開で思ったより気軽に読めてしまった。これはもっと話題になるべき。 ひまちゃんみたいな子、最初は「どうしてそんな風になっちゃったの」と引いてしまったけど、読んでいるうちにとても賢くて、そして自由で、眩しい存在に見えてくる。ヤリマンとして成功(成功?)してる子には自分なりの「ヤリマン道」があって、いわゆる「受け」よりも「攻め」の傾向があるから、ももちゃんみたいな内気な子はどうかな…と心配になってしまうけど。でもきっと彼女もいろんなものを見ていろんな経験をする中で自分の「ヤリマン道」を見つけられたらいいなと素直に応援したい気持ちになった。 でも心の何処かで「自分の娘がこうだったら絶対嫌だな」とも思ってしまう。笑この道をイけばどうなるものか #1巻応援ヤリマンになりたい。 まおいつか兎来栄寿「今のダメな自分から脱却して変わりたい」「一度きりの人生を自由に楽しみたい」という人は多いでしょう。 本作では「そのためにヤリマンになりたい」という主人公が描かれます。一見、飛躍しているように思えるかもしれません。が、読めばとても理解できるお話です。 DVを受けていた祖母と、浮気をされた母を持ち2代続く母子家庭で「男なんてダメ」と小さい頃から言い聞かされて育ってきた32歳の市川ももは、母たちからの言葉が呪詛となりHをすることに罪悪感が湧き人生で一度もイケたことのない女性。 そんな彼女が変わる契機となるのが、学生時代は「地味〜ず」仲間だったはずが再会したらヤリマンになっていた友人のひまわりでした。 性に奔放で自由を謳歌するように変貌していたひまわりに憧れるももが、ひまわりを始めとするヤリマンたちに伝導され奥深きヤリマン道を歩んで行く作品です。 「ももちんの人生は、誰のものでもない。変わりたいなら、変われるんだよ」 「自分の、イキたい、ようにヤれ!」 は蓋し名言ですね。 ももの悩みは深刻で、ハプニングバーに行ったり出会いバーで会った男性の家に行ったり、経験値を積み重ねながら何とか自分の人生を解放しようとしていきます。 ただ、悩みの深さに反してかなりコメディ色も強く描かれており、楽しく読むことのできる作品でもあります。 「主導権を握って楽しむ!」 ここに振られた秀逸なルビは、ぜひ読んで確かめてみてください。冨岡義勇もびっくりです。 特にコメディ色が強まるのは、300人と関係を持ち現在は野球選手専門で食っているヤリマンプロの25歳、みゆみゆのパート。 「一回ハメたちんぽは、応援したくなりますよね…」 「明日役立つ、ちんぽ統計学」 などのパワーワード満載。 ズルムケの人より仮性包茎の人の方が好きであるというみゆみゆの言葉には、救われる男性もいるのではないでしょうか。 ヤリマンというと自分の欲望に忠実なイメージが強いかもしれませんが、相手を楽しませることに心を砕いたり、普段から初対面の人にも気を遣い会話を盛り上げようとしたりと自分にない所を持っていることに気付かされ、成長していくももが良いです。 巻末の「まんまん新聞」のちんこぺちぺちダンスなども振り切れていてとても良いです。 リアルな絵だと生々しくなりそうなところも、まおいつかさんの可愛い画風が程よく中和してくれていてちょうど良い塩梅になっています。 果てしなく続く長いヤリマン道を、あなたも本書を読んで知ってみてはいかがでしょうか。 金の目をした少年を救った男金猪の渡り 天海夏矩名無しこの作家さんの漫画がスペリオールに載るの久しぶりな気がする。今は路草でも連載されてるけど、一度見たら忘れられないオリジナリティのあるタッチの絵ですよね。今回の前後編で掲載された読切「金猪の渡り」は時代物です。 佐渡の金山で起きた事故の罪を擦りつけられた金目の少年。彼の素性は最後まで分からなかったけど、同じく孤独な過去を抱えていた2人が出会って心を寄せ合い歩き始めようとする中をトンボが舞うシーンに感動しました。後編まで一気に読むことをオススメします!怖すぎる。住みにごり たかたけしstarstarstarstar_borderstar_bordermotomiたんたんと描かれてるけど、普段なら見たくないものは見なくて済むけど、見たくない人を見せられ続ける。こんな人にならないように、キチンとしよう。と思うしかないくらい、読後感が気持ち悪いです。 読んでいくうちに少し気持ちも分かってくるような……。 どうなっていくのか少しばかり気になるが、毎回精神的ストレスとダメージを食らいます。 いつ爆発するか解らないものをずっと抱え続けるストレスを表現した新しい手法だと思います。毒親血の轍 押見修造starstarstar_borderstar_borderstar_bordermotomi一言で言えば、毒親の話です。主人公にとって、生きている限りつきまとってくるレベルのトラウマです。 母親にも生い立ちの過程で何かがあったのかな。結婚した時点で既に病んでいた可能性は高いと感じました。穏やかな日常の歯車が突然狂ったのではなく、なるようにしてなったと思います。 主人公の男の子が気の毒で、心が痛いです。物語の序盤では、あの母親を持っていてもせめて学校では友達や彼女と明るい青春を過ごすことができたであろう立ち位置にいたのに、あの日、崖で母親が決定的な行いをしてしまったために、どうやっても自分の心のひずみを治せなくなってしまった。 主人公は長く苦しむことになります。そして母親はどんどん崩れていきます。もう、悪夢のようにどんどんと。それが気なって読んでしまいます。 読切「シナジー」感想シナジー 能生旬名無しスペリオールに載っていたので「フォビア」を読んでいるような気持ちになりました。 個人的には表の人格と裏の人格の両立というかタイトルにあるような相乗効果のようなものはよく理解できませんでしたが、なんとなく怖いものを描くのが上手そうな作家さんだったのでまた読んでみたいです。触れてはいけない傷たち。SHORT GAME ~あだち充が短編で紡ぐ高校野球~ あだち充干し芋あだち充先生の短編集。 オチがいつも少し切ない・・・。 高校野球を体験した球児たちには、触れてはいけない傷がある。 でも、それを一緒に味わったからこそ深い絆も生まれたはず。 青春の1ページを切り取ったあだち充先生の作品は、素敵なコマ割りと景色と空間で表現してくれる。<<12345>>
運命だと思ってたということは、運命ではなかったということだろうと思って読んでみたけれど運命だったんだろうな。 運命的な出会いというのは分かりやすくプラスマイナスになるものではなく、生涯を共にするというものでもないのかもしれない。 心の中にずっとあり続けたり、ふとした瞬間に思い出したり、自分ってこうなんだと気づかされたり、そういうものを全て含めて運命なのだろう。 衝撃的でありながら、とてもありそうなお話。