釣りマンガの感想・レビュー45件JKが本気で釣りする生活放課後ていぼう日誌 小坂泰之starstarstarstarstarさいろく釣りに関して、しっかり学べる漫画である。 そして非実在釣りJKが「良い」漫画でもある。 部員4名、顧問の先生やら先代の部長や部員などもみんな良いキャラである。 長く続いてほしいなー 釣りを始めたいと思ったらちゃんと参考にできそうなのもあって、こういうのは一生モンだなと思う。ありがたやー空気のようなもの釣りバカ日誌 やまさき十三 北見けんいち名無し巻数も百を超え、シリーズ映画も終わり、マンネリの極致に達した感もある。浜ちゃんの人の良さで乗り切る展開には、もう飽き飽きしてしまう。 人物の線にもバラつきが見え、画力の衰えも感じ取れる。 なのに。 オリジナルの中に、この画柄が無いと寂しくなってしまう。 マンネリの先にある空気感を掴み取った稀有な作品と言えるのかもしれない。釣りしたい~ってなる放課後ていぼう日誌 小坂泰之starstarstarstarstar_borderこめつぶ主人公そっくりな私としては、魚釣りの勉強になります。 何年かぶりに釣りがしたくなりました。 実家が海沿いの所にあるので昔は毎日行ってたな~とか、 部活で釣りが出来るのいいな~なんて思いながら読んでました。 釣りの知識が得られて、読んでるとなんだか詳しくなれそう。笑 そして、なにより部活の雰囲気が凄く好き!!昭和の粋な男釣りバカ日誌 やまさき十三 北見けんいち名無し毎話、毎話、ほとんど同じような話です。 でもさ、110巻まで続けている理由は、個性豊かなキャラクターだと思う。 主役から脇役まで、みんな個性的。 これが釣りバカ日誌だよな。 でも、同じ釣り人として、釣りのために全てを犠牲にする気持ちわかるよ。 どことなく両津勘吉を思い出します。 これが昭和の粋な男ですね。 社会現象を起こした釣り漫画グランダー武蔵 てしろぎたかし名無しこの漫画のせいで、近所の公園の池がルアーと釣り糸だらけになって注意看板が新設されて程、社会現象を起こした作品です。 物語は伝説のルアーを探すというファンタジー的な話だったと思いますが、そんな事よりも魚とのバトルに胸をときめいていたのを覚えています。 当時は、ルアーフィッシングがめちゃくちゃ流行って、全子供が釣りをしていたような気がします。 舟に棲むの感想 #推しを3行で推す舟に棲む つげ忠男マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ むちゃくちゃ面白いだろ。つげ忠男の劇画はハードなやつばかりだと思ったがこれはよかった。 ・特に好きなところは? 色々あるけど写楽の顔真似。具体的に何が面白いのかと言われたら答えられないがすごい好き。師匠の振るタイミングがいいんだよ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! つげ忠男の漫画に興味を持った方はこれを読むのがいいかも 待ちに待った、釣りと人情の時代劇! #1巻応援ぶらり 釣り侍 田中つかさstarstarstarstarstarひさぴよ最初の出会いは確か2017年頃のコミック乱ツインズ?に再掲載された読切(『理津の釣り』) を読んで、その頃からこの作品に惹かれていた。しばらくして連載化されたと知って、単行本が出るのを気を長くして待っていたら、いつのまに数年経っていたでござる…。というわけで作品を知ってる人によっては、待ちに待った1巻となる。 ストーリーは主に、釣り好き浪人の父親・川瀬流悟と、しっかり者の娘・里津を中心に、釣りを通じた人と情のおはなし。釣りに興味がない自分でもスッと入り込めて一話完結で読みやすい。古い時代劇画のイメージを感じさせない、生き生きとした江戸の人間模様と、昔の豊かな河川の自然描写がすばらしい。作品の雰囲気を明るくしているのは、やはり理津の存在が大きい。理津の喜怒哀楽を見ているだけでも面白いのだけど、母親を知らずに育った過去を持ちながら、利発で明るく誰にでも優しい所が人情噺の良さをより引き立たせるのである。 この先、2巻3巻と続巻が出るのが楽しみな作品。 また気を長くして待ちたい。 スキマ時間で釣りを楽しむオジサンちょい釣りダンディ 阿鬼乱太starstarstarstarstarウマタロ 釣り好き独身オジサンが会社帰りや仕事の合間にちょい釣りする漫画。(モチロン仕事はちゃんとこなした上で) サボって釣りしてるような人が”ダンディ"なのかはさておき、スーツ姿のままのんびりと釣りを楽しむ姿は、なんとも自由で解放感があり羨ましい。 都会の川釣りであっても、意外と情緒はあるものだし、人生ってそんなに堅苦しく肩肘はらずとも生きて良いんだよな…と思わせてくれる癒し系オジサン漫画である。 『つりこまち』は釣り版『咲-Saki-』なのか? #1巻応援つりこまち 山崎夏軌兎来栄寿元々はおじさんの趣味であるものと女子高生を掛け合わせた作品は枚挙に暇がありませんが、それでもしっかりとしたクオリティであれば単なる色物では終わらず読み物として純粋に楽しめるどころか世間にブームすら巻き起こしていくのは歴史が証明しています。近年では『ゆるキャン△』がその最たる例でしょう。 この『つりこまち』は、JK×釣りの美少女フィッシングストーリー。しかも、時折現実離れした超絶的な技を使いながら凄い腕前を振るう、しかし自身は釣りが好きではないというヒロインが据えられています。極め付けにお母さんがいない、と来れば同じヤングガンガンの看板を張る麻雀×JKの『咲-Saki-』をどうしても想起せずにはいられません。 釣りがオリンピック種目になっているほど世界的に人気という設定もそれに拍車をかけていますが、実際に現実世界でも1900年の第二回パリ大会においては釣りが正式種目であったということをこの作品をきっかけに知りました。 純粋に画のクオリティが高く、釣りに詳しくない人でもハッタリの効いた絵と蘊蓄で楽しむことができるであろうという長所も通底しています。 この作品が続いてやがてアニメ化・実写化され、それによって釣り人口が増え、スピンオフ作品などの展開もどんどん行われていく……そんな未来が決して夢物語ではないことを思わせてくれる、良質な作品で今後が楽しみです。 2022年2月25日追記 本日2巻発売ですが、話が進むごとにキャラクターの魅力も更に前面に出てきており、今後のヤンガンの看板を担っていく作品としてますます期待が高まっています。つれづれなる青春つれづれダイアリー 草野ほうき名無し勉学に励んだりスポーツに打ち込んだり、 若いときにしか出来ない人生経験を積もうとしたり。 そういう青春を尊重し正しく美しいと評価する。 それは世間的には当たり前であり正論だと思う。 では、友達を作りたいと思い、そのために釣りを始める、 そういう青春を世間はどう評価するだろうか。 概ねで微笑ましくは見守ってくれるとは思うが、 「もう少しなにか」とか「もっと大事なものも」とか、 「遊んでばっかりだね」とか言われそうな気がする。 「釣りもスポーツですけれどねえ・・」とか。 しかしながら、むしろそっちのほうが普通の青春であり 普通の青春時代の過ごし方ではないかとも思うのだ。 童話のアリとキリギリスとかウサギとカメとかが説くところの 「真面目が正義」はある意味でまさに童話だ。 実際には人は日常生活の中で楽しそうなものや 興味を持ったものを優先する。 多感な時期ならなおさらに。 それが普通であり本能だと思う。 そう考えれば「つれづれダイアリー」の登場人物は 現実的で正直に素直に青春を謳歌している。 興味を持ったクラスメイトと仲良くなるために釣りをはじめ、 釣りの魅力にもハマっていく森野アリス、 普段は人と接しようとしないが、釣りを介すれば 饒舌にも親切にもなる橘音々子。 釣りに興味が無かった子と釣りしか興味がなかった子が 出会ってすこしづつ距離を近づけていくという ごく日常的な女子高校生生活漫画。 二人はこの出会いで学力やスポーツ能力を とくに高めるわけでもない。 だがこの漫画は、さして変わらぬ日常が 釣りと友達?というものにちょっと関わるだけで とても楽しくなるということ、 青春時代って、ちょっとしたことをとても楽しく 嬉しく感じることが出来る時代だということ、 そういうことをこの漫画は思いださせてくれた。 また、釣り知識とアルアル体験談、それと魚料理に関しては 楽しみながら勉強になる漫画でした(笑)。 伝説のルアーで子ども心を鷲掴みにした釣りマンガグランダー武蔵 てしろぎたかしみど丸7つ集めると世界の海が手に入るという伝説のルアー「レジェンダー」探しが始まってからが好きでした。改めて書くとヤバすぎるルアーを作るな!ってなりますが、当時は「そんな昔からルアーってあるんだ、すげえな…」って思ってました。 伝説のルアーもそうですが、主人公の武蔵が闇のルアーで洗脳されて釣りの暗黒面に落ちかけたり、ルアーが不思議な力でパワーアップしたり、釣りに特化したサイボーグが登場したり、この辺のやりすぎ感とリアリティが絶妙で楽しめました。 ちなみに闇のルアー「スケルトン」はのちに浄化されて武蔵の頼れる相棒になるのがアツいです。そして酷使されたスケルトンが武蔵のスキルに耐えきれなくなり、涙ながらに新たな相棒「オルカイザー」を迎えるという”主役機交代イベント”まで用意されてます。ドラマの量がすごくないですか? 私は父親に頼んでちょっと釣り堀に行ったくらいで釣りにハマるまではいかなかったのですが、作中に出てくるルアーは実際に販売されてかなりヒットしたそうです。欲しくなりますよね、世界の海が手に入るルアー。自分の世代の方は「釣りと言ったらグランダー武蔵」…って人が結構いるんじゃないでしょうか。 最後に本作の影響を示すエピソードとして、釣り竿を振ってルアーを加速させるグランダーウェーブっていう技(技?)があるんですが、これを真似して釣り竿振り回したら釣り堀の人にマジで怒られたという私の思い出話でシメとさせてください。こういう思い出あるのも多分私だけじゃないはず。いや大助可愛すぎる🥺おれはナマズ者 はしもとみつお やまさき十三たかこの間新刊ページで見かけて表紙がかわいいな〜と買ってみたのですが、話の中身も最高に可愛かったです!主人公の中学生の少年・中村大助はとんでもないマイペース野郎。周囲から「ナマズ者」と呼ばれ、「〜なのら」という喋り方をする完全なるアホの子。あるとき、近所の沼が造成工事で埋め立てられてしまうと聞いて、沼の主である巨大なまずを釣って助けてやったことから釣りの世界にのめり込んでいく。 アホアホのくせに釣りの才能だけは抜群で飄々と釣りまくり、学校の先生をはじめとする釣り仲間の大人たちが歯噛みする…という構図が見てて本当に和む。 大人たちがブチギレたりヘイトを向けたりするわけでないところがいいんですよね。大助のことを憎たらしく思いつつも、愛情があるのが感じられて好きです。 アホの大助も、本当に純粋なアホだからすんごく可愛い。 スナックのマスターから名竿をぶんどっておいてちゃんと返すところとか本当いい子…! 1巻だけ読んだのですが、読んでいて本当にほっこりして癒やされたので残りの5巻も買って読んじゃうかも。 というか作画のはしもとみつお先生といえば築地魚河岸三代目、徘徊先生の作画で、やまさき十三先生といえば釣りバカの原作者じゃないですか…! 豪華タッグすぎる。そりゃ面白いわ。しっかりした釣り漫画!おひ釣りさま とうじたつや名無し雰囲気だけで終わらないしっかりとした釣り漫画!しかも釣り人が共通して好きそうな一人の釣りを楽しむというストイックさをクリアした漫画! 冷静沈着、あまり表情が変わらない会社の美女が実は休みの日に釣りをしていてしかも悦に入っていたら確かにギャップ萌えありますね。 歩きながら釣りする方法とかやっている人みたことないけど、ひとえに釣りと言っても色々あるんですね〜 自分のような釣りに明るくない人間でも十分楽しめました! 全ての道は「おひ釣りさま」に通ずおひ釣りさま とうじたつや名無し上条星羅(カミジョウセイラ)は才色兼備の24歳独身OL。 趣味は釣り。それも徹底して一人での釣行に拘っている。 求道者レベルで釣りに打ちこみ楽しんでいる。 あらゆる物事が釣りを連想させ、釣行に走ってしまう。 しかしセイラさんは孤高の「おひ釣りさま」ではあるが、 けして単なる釣りバカとか釣りオタクではないと思うし、 そこが面白い。 実は釣り以外の趣味や娯楽にも精通していそうだと、 いや下手をすればそれぞれの趣味のマニアよりも 詳しいのではと、そう思わせるフシがチョイチョイあるのだ。 例えばナマズ釣りの面白さを、ミュージカル観劇で 感じる面白さと比較して例えたり、 釣りのアワセの醍醐味を野球での豪球豪打に例えたり、 微妙なニュアンスではあるが、他ジャンルの面白さも 色々と尊重しつつも釣りをもっとリスペクトしてくる。 普通の人は広島カープファンの応援スタイルとか知らんし、 釣りと結びつけて考えたりしないし、とも思うが(笑) どこをどうやったら24歳のOLがあらゆるジャンルの 面白さにそこまで精通してしまうんだよ、 しかもそれでも釣りの面白さが一番なのかよ、と あきれてしまう。 そういう意味でセイラさんは孤高で面白くてスーパーな 「おひ釣りさま」だと思う。 千手観音阿修羅釣り〜!釣り師青海 さとう輝starstarstarstarstarひさぴよ「江戸前の旬」さとう輝(てるし)先生の短巻作品をいくつか読んだのだが、この「釣り師青海」(せいかい)は、特にお気に入りだ。仏教×釣りという設定が面白いだけでなく、料理も恋も、バランス良く楽しめる一冊。主人公は仏の道より釣りの道に夢中になっているダメ坊主だけど、どこか憎めない愛嬌がある。「千手観音阿修羅釣り」なる仏教ならではの派手な必殺技も面白い。ただ、必殺技を使うのは主人公ではなくヒロインの方だけど(笑) 幼馴染のヒロインが天才的な釣りの腕を持っていて、活発な性格でキャラが立っていた。この子が主人公でもおかしくなかったな。最後の方で描かれる二人の恋の行方は、読んでいてとても微笑ましいものあった。舟の上で漂い暮らす男のお話。舟に棲む つげ忠男名無しつげ忠男さんの作品は前から興味があったけれど、読むのは初めてでした。主人公は、小説家で、家族はジーンズショップを経営しています。主人公は、稼ぎの少ない冴えないおじさんとして描かれていますが、作者自身もジーンズショップを経営していたというので、自身を投影した主人公なのでしょうか。 そんな主人公が、趣味の川釣りがこうじて、おんぼろの小さな舟を買うのですが、家族はちょっと呆れ気味。それでも自分で舟を改造して屋根などを作り、昔の日本にいた、舟に住む人々のような暮らしを思い浮かべながら、週のうち何日か楽しむようになります。 そこで、漁師などいろいろな人と関わるのですが、川を流れてくる人間ではない何かと遭遇したりして、ちょっと不気味でもあります。設定は現代なのですが、浮世離れした世界に引き込まれていくような感覚があります。 作者の兄である、つげ義春の作品が好きな方にもおすすめです。 バス釣りの基本が学べますバス・ハンター渡【合冊版】 金井たつお 吉田幸二名無しブラックバスに魅了され腕前とともに人間としても成長していくストーリーです。確かに小さい頃はバスプロという存在にあこがれていました。タックルもなかなか高価ですし、ましてやボートなど高嶺の花でした。とにかくいろんなルアーの特徴やアクションの付け方など学べるマンガです。ただ、時代的にキャッチリリースが美徳として描かれていますが、現在は害魚としてのイメージが大きく、リリース禁止の地域が多いようですので、これからバス釣りをする人は注意が必要です。脱サラしてマグロ漁船の乗組員になる話フィッシャーマン 海人丸 笠太郎名無しNOといえない人の良い性格もあり、会社での理不尽な扱いを受けたり、失恋を経て父親と同じマグロ漁船の乗組員になるため脱サラするところから始まります。 乗組員になったあとも、船上という逃げ場がない場所で1年、いろんな荒波にもまれ厳しい現実に打ちのめされそうになりながらも一人前の海の男として大きく成長する様子が描かれます。日本で待つ家族になにがあっても帰りたいときに帰れないというのは漁師という仕事の悲しいところだなと思いました。いずれにしても冷静な判断ができる強いメンタルと、相当な覚悟がないと出来ない仕事です。おひ釣りさまを読んでおひ釣りさま とうじたつや名無し最近では、お一人様という言葉をよく耳にするが、一人で行動できない人も多いのではないだろうか。そんな現代で、一人で釣りに興じるOLを描いたこの作品は、一人で何か行動を始める人押しになるように感じた。新しいことに踏み出したい人や釣りを始めてみたい人におすすめしたい。 いつだって本気。勝負師・魚紳、復活。バーサス魚紳さん! 矢口高雄 立沢克美名無し※ネタバレを含むクチコミです。船宿のはなし船宿 大漁丸【合冊版】 ありま猛名無し父と息子で営んでいる船宿「大漁丸」での、ほのぼのとした日々が描かれている作品。宿を訪れる釣り客たち、そこで生まれる人間模様など細かく描かれており、釣りなど興味がなくても楽しめる内容でした。疲れた日にリラックスして読むのがいいです。おすすめです。美しい風景釣りキチ三平 矢口高雄名無し釣りへの愛に溢れた名作。 この漫画を支えているものの一つが、美しい風景描写だと思います。 緻密で透明感があり、いかにも「漫画」なキャラとの対比が際立っています。 直接、原画を拝見したことがありますが、雑誌で見るよりも数段美しく、芸術的で惚れ惚れしました。 漫画家さんが背景を描くときのお手本として「釣りキチ三平」から学んでいると聞いたことがあります。そういう意味では、矢口高雄先生の絵はこの先も絶えず影響を与え続けて行くのだと思います。 ちなみに昭和の漫画事情と言いますか、タイトルのキチはキチ○○の意味として堂々と使われています。今だとアウトな表現なので、これだけで作品が誤解されたり敬遠されてしまうことがないよう願っています。 ハイスペックな魚紳さんバーサス魚紳さん! 矢口高雄 立沢克美名無し魚紳さん!といえば鮎川財閥の御曹司であり、フェンシングの腕前はオリンピック選手級で国際弁護士でもある、愛子ねえちゃんもゲットした完全無欠の男。 そんな完全無欠の魚紳さんに釣り勝負を挑む企画なんてファンなら胸いっぱい、ご飯が何杯でもいただける内容です。魚紳さんも仕事のことやこの企画に出演される時間の工面など、だいぶ悩まれたようですが、よくぞ決断してくださいました。絵柄もとてもかっこいいと思います。ハイスペックで嫌味なしの魚紳さんの魅力が十分にあふれ出しています。ファッション誌でも拝見したいくらいの抜群のスタイルです! 仕掛けやロッドも丁寧に描かれていて自分も釣りに行きたくなりました。「カップル釣り」って、上手くいくの?釣りとごはんと、恋は凪 小池田マヤあうしぃ@カワイイマンガ普段は女子の話を、相槌を打ちつつ大人しく聞いている私だが、もし女子が「彼氏と釣りに行きたい!」と言い出したら、やめときな?と言ってしまうかもしれない。その位、「カップル釣り」は微妙な問題を孕んでいる。 『釣りとごはんと、恋は凪』は、「カップル釣り」の典型例とその可能性について考えさせてくれる、釣り漫画としては一風変わった作品である。 ……いきなり喧嘩かよ! 彼氏の釣りについて行くかで揉めた樺山ユキは、「釣りなんかできっこない」という彼氏への当て付けに、いきなり一人で乗合船に!……まあ酷い目に遭うが、隣のカッコいいお姉さんに教わって、初釣果!そして大量のお裾分け。その美味しさに感動したユキは、釣りに積極的になる。 時にお姉さんと釣りを共にするが、お姉さんは教え上手で面倒見がいい。 それに引き換え彼氏は、やっと一緒に行くようになったが、教えるのは下手だし自分の釣りに夢中でユキは放っておかれるし……男って駄目ねぇ。 そんな2人を繋ぎ留めるのは、釣果を美味しくいただくこと。2人とも料理上手で食いしん坊。不機嫌で釣行から帰ってきても、美味いものとビールで仲直り!羨ましい! 釣り漫画としては、釣法の説明もありつつも、釣りの楽しさや釣れない悔しさ、その他様々な感情を描き出し、あるある!と共感させてくれる。そしてどんな感情を持ち帰っても、最後には魚を料理して食べて、解決! 因みにこの漫画、『ごはん日和』(ぶんか社)という食に関する漫画を集めた雑誌の連載。道理でご飯が美味しそうなわけだ(ちょっと珍しいレシピもあって、興味深い)。 「カップル釣り」を検討中の方も、失敗した事のある方も色々気づく点のある、釣り漫画の珍品と言えるだろう。<<12>>
釣りに関して、しっかり学べる漫画である。 そして非実在釣りJKが「良い」漫画でもある。 部員4名、顧問の先生やら先代の部長や部員などもみんな良いキャラである。 長く続いてほしいなー 釣りを始めたいと思ったらちゃんと参考にできそうなのもあって、こういうのは一生モンだなと思う。ありがたやー