法律家マンガの感想・レビュー28件<<12>>裁判員制度導入から10年アストライアの天秤 小川悦司 竹内一郎starstarstarstarstarひさぴよ「アストライア」とは、ギリシャ神話に登場する正義の女神。善悪をはかるために手に持った天秤が、てんびん座の元となったとされています。 裁判員制度が導入された2009年頃、(私のような)よく理解ってない人向けに啓蒙的な裁判漫画がいくつか作られていました。「サマヨイザクラ」「裁判員の女神」などがそうです。その内の一作が、この「アストライアの天秤」になります。(最近だと「イチケイのカラス」でも取り上げられていました。) 作画は中華一番!の小川悦司先生。これまで料理マンガのイメージしかなかったのでとっても意外ですが、最初見た時は劇画タッチすぎて、誰の絵か一瞬わからなかったほど気合が入っています。 緊迫した面持ちのキャラクターばかり登場する娯楽要素の少ないマンガなので、「もし自分に裁判員の通達が来たらどうすれば良いか」などと考えながらシミュレーションして読むのが良いでしょう。いつか、裁判員に選ばれる日が来るときのために…。「無敗の弁護士」が法廷という劇場で暴れまわる殺人無罪 上田宏 熊谷純mampuku良くも悪くもヤンジャンっぽい漫画ですね。良く言えばハッタリが効いてるし、悪く言えば浅薄な印象を受けます。キャラ先行でヒロインの言動行動が嘘くさく感じるきらいも。ただ、原作付きなだけあって同じYJでサスペンス要素のあるドロ刑やリビドーズなどと比べるとセリフの強さは抜けていますね。難しく考えなければ読んでて楽しい連載です。 理論強度が高くてセリフが深くて読み応えのある漫画はモーニングなどに任せて、ヤンジャンにはこういうハチャメチャさを大事にしてほしいですゆるふわ弁護士マンガ『そこをなんとか』について雑談しようそこをなんとか 麻生みことxiaomeわりと面白くておすすめ。R.I.P 毛利甚八家栽の人 毛利甚八 魚戸おさむxiaome毛利甚八さん死去 「家栽の人」漫画原作者 http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/23/kasai-no-hito-passed-away_n_8634336.html なんとね…。<<12>>