忍びの国
▼第1話~第4話 ●主な登場人物/無門(「その腕、絶人の域」と詠われる伊賀最強の忍び)、下山平兵衛(伊賀地侍・下山家の長男。無門に弟を殺される) ●あらすじ/天正4(1576)年、戦国期。小国ながら大名どころか盟主すらいない伊賀国は、66もの地侍の小競り合いが絶えない。そんな地侍のひとつ・下山家の砦に、あるとき別の地侍・百地家の軍勢が攻め込んできた。そして、しばらく互角の戦が続いていたが、百地家のたった1人の忍びによって城門を破られてしまう。下山家の長男・平兵衛は、無駄な戦で血が流されることに、ずっと心を痛めていたが…(第1話)。 ●本巻の特徴/舞台は乱世の小国・伊賀。銭のために平兵衛の弟を斬殺した無門。実の息子を殺されても何も感じない平兵衛の父。“人の心”が欠けたこの国に絶望した平兵衛は…? 今、最も注目される小説家『のぼうの城』の和田竜原作小説を、気鋭の新人・坂ノ睦が完全漫画化した話題作、待望の第1巻! ●その他の登場人物/百地三太夫(伊賀地侍。伊賀のリーダー的存在で、無門の主)、木猿・文吾(無門と同じく百地家に仕える下人たち)、下山甲斐(伊賀地侍。平兵衛の父親。十二家評定衆のひとり)、北畠[織田]信雄(信長の次男。伊勢を治めていた北畠具教の養子だが、義父を暗殺し伊勢を手中にする)、日置大膳(信雄の家臣。信長にして「強弓を操る天下一の武者」と言わしめる)、長野左京亮(信雄の家臣。大膳の親友であり、大太刀使い)、柘植三郎左衛門(信雄の家臣。伊賀者で棒手裏剣を操る)、お国(安芸の侍大将・杉原将監の娘。類い希なる美女)
南紀の台所
蘭は東京生まれの東京育ち。便利な都会で何の不自由なく生きてきた。そんな折、彼氏の巴が転勤することになり、これを機に結婚&移住することに。引越し先は紀伊半島に位置する小さな小さな港町。しかしそこは雄大な大自然に囲まれた極上食材の宝庫だった!!これぞ究極の美味、“いなかゴハン”をお腹いっぱいご賞味あれ!!本日のスペシャリテマダイとスズキの刺し盛り/タラの芽の天ぷら/ワラビと川エビのかきあげ/シカ肉のリエット/丸ごとタコのおぼれ煮/うなぎの白焼き/ガシ(カサゴ)の唐揚げ/かつおのだし茶漬け/うなぎのタレ焼きおにぎり/シカのたたきのにぎり寿司(わさび醤油仕立て)/タラの芽とベーコンのペペロンチーノ
それぞれ事情があって親から離れて施設で暮らす子供達の話です。大人が好き勝手に生きてるシワ寄せが子供にきている場合が多くて「大人のくせに何やってんだ!」と立腹しながら読みました。特に春男のお母さんはちょっと冷たすぎる。ニベアの青缶を大量買いするところは読んでいて辛かった。グレる春男の受け皿になろうと職員の足立さんも奮闘するけど、子供達の「お母さんに会いたい」という気持ちには負けてしまうんだなぁ。描かれている現実の厳しさに辛くなることもあるけど、子供のピュアさが眩しい作品でした。