江戸時代マンガの感想・レビュー161件<<12345>>どんなご利益があるのかね?江戸前エルフ 樋口彰彦starstarstarstarstar_borderこめつぶエルフがご神体ってなかなかな発想。 名前も高耳神社って名前すごくマッチしてる!! しかも全国に結構なエルフがいてるなんて、みんな美人さんで可愛い、癒されます! この数十年引きこもりになってしまって町の人との交流がなかったけど、新米巫女といっしょに少しずつだけど月島の街に出て現代のお江戸満喫! 長く生きるエルフとの考え方や距離感の違いなんかが面白いっす。ゆるっと、ふわっと、ほんわかと江戸前エルフ 樋口彰彦starstarstarstarstar_borderゆゆゆ他の方もレビューされてるとおり、すごく良い! ちなみにタイトルを知ったとき、エルフの寿司職人がこだわりめちゃウマの寿司を握る話?と想像したら、全くそんなことはなく。 江戸時代に異世界召喚され、今は神社の御祭神をしているエルフのエルダ、巫女の小糸ちゃん、それから小糸ちゃんの家族や友達、街の人たちによる、ゆるっとしたお話。 どのくらいゆるっとしているかというと、第一話の冒頭で、精霊魔法を使って巫女を呼んだエルダが、儚げな顔して所望したのが、エナジードリンク。 曰く。 昨夜はゲームで徹夜、今夜はアニメがみたい。二徹は大変だからエナジードリンクを飲んで乗り越えたい。 そして、小糸ちゃんによる冷静なツッコミがキマる。 というかんじで、神様ゆるい。みんな神様に優しい。 神様が身近だった世界はこんな感じだったのかな。 一応異世界召喚ものだけど、こういう設定もあるのかとちょっとビックリ。 エルダの記憶が江戸時代ベースに思えるのは、異世界へやってきたあと、祀られる前の記憶だからかなぁ。 最近タイトルをよく目にする漫画なので読んでみたのだけど、2023年4月からアニメ化していたのか。酷な始まりあずみ 小山ゆうstarstarstarstarstar_borderママ子小さい頃から皆で育った子どもたち。外界に出るため仲の良い人とペアを組む様指示。突然殺し合いを強要されるところは衝撃的シーンです。物語の始まりにハラハラドキドキして一気に読み進められます。実写版も見てみたい。おもしろい!仏像パンク 横尾公敏starstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。 誰がいちばん好き?あずみ 小山ゆうぴっぴあずみがカワイイ!男女逆転大奥 よしながふみユーカリ男女逆転大奥、すごい発想! でもそこがクローズアップされすぎているけど、歴史ものとしてもすごくちゃんとしています。 読みながら気になったところを調べてみると事実の部分も織り交ぜられている。 フィクションと事実の混ぜ方が絶妙です。 歴史ものなので仕方ないけど着物や髪型のバリエーションがない分、キャラクターの見分けがつきにくいのと、文字数が多いのでちょっと疲れますが、面白いです。「衛府の七忍」読んでみた衛府の七忍 山口貴由かしこ「シグルイの藤木源之助っぽい人が登場してる」と教えていただいたので読んでみました。本当に出てきた!もしかしてこれまでの山口貴由作品の登場人物が結構出てるのかな。ようやく7人揃った〜!いよいよこれからだ!!ってところでいきなり完結したのが斬新だった…。これは何年後かに新章が描かれたりすることもあり得るのだろうか。桃太郎が投げた犬が爆発するところで一番笑いました。数少ない囲碁を題材とした漫画。江戸時…天元坊 山松ゆうきちstarstarstarstarstarひさぴよ数少ない囲碁を題材とした漫画。江戸時代の貧しい百姓の子・忌吉が、囲碁の才に導かれるままに、囲碁の名家、本因坊家、安井家、井上家の高名な棋士たちと勝負を繰り広げてゆく。 囲碁が分からなくとも充分楽しめるけど、この時代の囲碁の世界というのが、政と密接に結びついており、かなり独特の世界である。天地明察にその辺の事情を細かく描かれているので、余裕があればそちらも合わせてを読むとわかりやすいかもしれない。 主人公は囲碁の才はあるけれど、決して最強というわけではなく、さらに優れた才能に敗れ悩み続ける。その間にも恩人との離別、裏切りなど数々のドラマチックな苦難があるのだが淡々と描かれる。そこが逆に勝負ごとに迫真さを増していてとても良かった。この物語は史実である修羅の刻 陸奥圓明流外伝 川原正敏マウナケア古武術・陸奥圓明流の継承者、陸奥九十九を主人公とした『修羅の門』の外伝で、千年不敗の歴史の中で活躍した各時代の陸奥継承者を描くシリーズ。本編は現代劇ですが、外伝はほぼ時代劇ということもあって、より何でもありの内容。明朗活劇としては断然こっちのほうが楽しめます。何せ相手は宮本武蔵に柳生十兵衛、新撰組に西郷四郎。時代も幕末、鎌倉時代、さらにはアメリカ西部開拓時代と相手も時代も男子なら血沸き肉躍る設定ばかり。著者のストーリーテラーとしての才能がこの中で存分に発揮されています。その極め付けは2、3巻の幕末風雲編。著者の坂本龍馬への思い入れが半端じゃなく、また龍馬と陸奥出海の関係が青春ストーリーのようで、ついのめり込んでしまいます。本編、外伝通じてここまでまっすぐに友情を描いているのは珍しんですよね。結果、陸奥が主人公らしくなくて、まさしく外伝という体裁になっています。幕末ファンの方はひと言いいたくなる内容かもしれません。ですが、あとがきにあるように「この物語は史実である」と思って読んでもらいたいですね。言わずと知れた女のドロドロ代表格!大奥 よしながふみstarstarstarstarstar_borderこめつぶテレビでドラマ化もシリーズが沢山あって大奥って聞いたことない人の方が少ないのでは! 改めて漫画で読むと、この時代の政治や権力、時代の動きについて知れました。 女のドロドロは大前提にあるのでそこには怯えつつ、これまで知らなかった歴史を知れてそういう面でも面白い。 今季のドラマでも大奥は放送中なので実写も漫画もどちらもファンです。男女逆転大奥 よしながふみstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi癖のない絵でとても読みやすいです。 同じような髪型の武士たちが沢山出てきますが、みんなちゃんと区別が付くので話の流れが止まりません。 ストーリーも読み応えのある内容で、 大奥がもし男女逆転していたら、というありそうですなかった話です。 登場人物ひとりひとりのストーリーが細かく描写されていて、どんどん引き込まれていきます。男女逆転ハーレム物じゃなかった大奥 よしながふみ名無し読む前は、男大奥とキャッキャウフフする女将軍のハーレム漫画だと思ってたんだけど、そんなことなかった 男遊びよりも、政治と権力の話がほとんどで、最近はこの漫画の根幹になっている赤面疱瘡をどうにかしたい蘭学者VS幕府っていうのがすごい面白かった個性的な忍者がたくさん出てきます。バジリスク~甲賀忍法帖~ せがわまさき 山田風太郎starstarstarstar_borderstar_border干し芋忍者マンガを読むのは初めてです。 タイトルが引っかかったので手に取りました。 まだ、1巻しか読んでいないので、全体を掴みきれてませんが、徳川三代将軍の世継ぎ問題に決着をつけるため、今まで戦いを封印されていた伊賀と甲賀が戦うことに、……。 そして、伊賀と甲賀にもう少しで添い遂げる予定の男女がいて、この抗争に寄り引き裂かれる悲しい物語になるのではと思います。 忍者には、色々な技や特色があり、やられたと思っても、まだ命があり、騙し騙され化かし合いの闘い。 漫画にも迫力があり、それぞれの特徴が面白いです。 原作者は、既に亡くなられていて、とても古い原作のものを新しく漫画にしたようですが、古さは全く感じないです。子供の頃に読みたかった!!伊賀の影丸 横山光輝starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン忍者!おん密!!特殊技能!江戸時代!!城!将軍家!!半蔵!!旧国名!!忍び文字(暗号)!わたしの子供の頃の好きな要素がいっぱいすぎて、多分小学生の頃に読んでいたら、わくわく夢中でどハマりしていたと思います。 しかもさすが横山先生だけあって無駄のないシンプルな作風で読みやすさも抜群。全15巻の超大作ですが、不思議と読み疲れなどはありません。 三重マンガランキング2位もうなずけます。 当時はかなり画期的な作品だったようなのですが、この作品が凄すぎてフォロワーが多く生まれ、多くの作品からベンチマークの扱いを受けたことによって、今見ると少し普通というか、王道すぎてもう一捻り欲しい気がしてしまいます。なので、名作であることは重々承知しつつも、今の子供たちにあえてこれを薦めるかというと、少し微妙な気もします。 あと、私の大好きな男塾に通じる要素も結構出てきて、それも見応えがありました。宮下先生に影響を与えてるのかもしれません。男塾は関係ないですが、途中、影丸の一人称が「影丸」になったのも面白かったです。 ちなみに個人的な一番のお気に入りシーンは、敵を攻撃する用に手懐けているふくろうが、敵が繰り出したネズミを捕まえるのに夢中になってしまって敵を攻撃しなくなる場面です。ふくろうの顔も可愛く描かれており、忍者という暗い宿命を負った者が主人公の作品世界で、ほんわりとした気分にさせてくれます。 あとはおまけコンテンツとして「ムササビ」という作品が収録されてます(影丸の話ではないです)。これは、天正伊賀の乱で信長に滅亡に追い込まれた忍者の生き残りが、本能寺の変の裏側で糸を引いていたという魅惑の歴史ifストーリーで、こちらも戦国時代ファンには見逃せない出来でした。武士のフトコロの感想 #推しを3行で推す武士のフトコロ 岡村賢二マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 漫画ゴラクで連載中も楽しみに読んでいたがまとめて読むとかなりわかりやすいな。監修の永井義男って松本次郎の『いちげき』の原作者と一緒なのかな? ・特に好きなところは? 相撲編に「ごっつあんです」の後藤丸が登場するあたり ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 江戸時代後期の文化やものの値段などはわかりやすく描いてあり尚且つ面白い。もっと続いてもいい良いのではと思ったね 思ったよりシリアスな話だったふたがしら オノ・ナツメstarstarstarstarstar_borderかしこ江戸時代のヤクザものって言ったらいいのかな。慕っていた組長が死んだのをきっかけに自分達で新しい組を作ろうとする2人の話。最初はキャラの見分けが付かなくて読むのに疲れたけど、修行で大阪に行ったあたりからノリ始めた。でも1つの組で2人がトップをやるのは難しいという話なので、後半はすごくシリアスになっていく。なので読後感も疲れたかな…。大人向けの重厚なストーリーだしコマ割りもカッコよかったので読んでよかったです。「さらい屋五葉」も読むべきだろうか。沙村さんありがとーーー無限の住人 沙村広明starstarstarstarstarママ子モーたまらないですよね。 作画、キャラ、設定、ストーリーどれをとってもいいんですよ。 百人切りじゃ足りないだろう、一騎当千な卍さんが敵をバッタバッタとっていくところも捨てがたいですが、シリアスなシーンもしっかり泣かせてくれる。 武器が見たこともないのがいっぱいあって、これは使っている自分か怪我しそうな奴が結構ある。 血仙蟲が寄生してるため、死なないけどしっかり痛がっている卍さんがリアルで読んでるこっちも肩がキュッと上がってしまう。 ぜひ読んでいただきたいです!!江戸時代のグルメとダメ男図鑑お江戸まかない帖 酒川郁子野愛江戸時代の日常を描いたグルメ漫画。 主人公のお奈津は、料理修行に旅立った旦那の帰りを待ちながら、一膳飯屋で元気に働いています。 お転婆な性格と持ち前の行動力で、美味しい食材を手に入れ店のピンチを救っていく……っていう明るくて痛快でいい話。 と言いたいところなんですが、あまりにもクズな男が多すぎる!! お奈津の旦那もびっくりするくらいのクズだし、ギャンブル狂いで働かない男、妊婦を捨てた男なんてのも出てきます。 一応やり返したりはするんだけど、昨今の復讐スカッと漫画に慣れ親しんだ体には物足りないんだなあ……。お奈津は優しすぎますね。 あまり史実に忠実じゃない感はありますが、江戸時代の食文化をなんとなく知ることができるので楽しい作品でした!和製ダークファンタジーバジリスク~甲賀忍法帖~ せがわまさき 山田風太郎starstarstar_borderstar_borderstar_borderママ子男性は筋骨隆々、女性はナイスバディな方が多い。 あと忍者のお話なだけあって、妖術とか見たことないような武器やグロいところも多々ある。 作中全体的に暗いイメージですが、ロミオとジュリエット的なお話、お家の事情的にハッピーエンディングは迎えられなさそう。 アニメでは声優の水樹さんがオープニング歌ってらっしゃいましたね。 絵が重たいので好みはわかれるところだと思います。幕末一撃必殺隊のコミカライズいちげき 松本次郎 永井義男ナナシ永井義男の幕末一撃必殺隊のコミカライズだけど松本次郎のアレンジが効いていてちゃんと松本次郎作品になっている。 ストーリーは幕末に出現した御用盗と呼ばれる薩摩藩の武装集団を撃退すべく、金と地位を餌に集められた百姓たちが6日間の訓練だけで実践に放り込まれていく話。 百姓による武士集団というと新撰組が思いつくけど、新撰組の島田幸之助が早速登場している。 まだ1巻だが、理不尽すぎる元百姓たちへの同情や期待から作品的にもこれからが楽しみな作品。待ちに待った、釣りと人情の時代劇! #1巻応援ぶらり 釣り侍 田中つかさstarstarstarstarstarひさぴよ最初の出会いは確か2017年頃のコミック乱ツインズ?に再掲載された読切(『理津の釣り』) を読んで、その頃からこの作品に惹かれていた。しばらくして連載化されたと知って、単行本が出るのを気を長くして待っていたら、いつのまに数年経っていたでござる…。というわけで作品を知ってる人によっては、待ちに待った1巻となる。 ストーリーは主に、釣り好き浪人の父親・川瀬流悟と、しっかり者の娘・里津を中心に、釣りを通じた人と情のおはなし。釣りに興味がない自分でもスッと入り込めて一話完結で読みやすい。古い時代劇画のイメージを感じさせない、生き生きとした江戸の人間模様と、昔の豊かな河川の自然描写がすばらしい。作品の雰囲気を明るくしているのは、やはり理津の存在が大きい。理津の喜怒哀楽を見ているだけでも面白いのだけど、母親を知らずに育った過去を持ちながら、利発で明るく誰にでも優しい所が人情噺の良さをより引き立たせるのである。 この先、2巻3巻と続巻が出るのが楽しみな作品。 また気を長くして待ちたい。よくわからないまま最後まで読んだ猛き黄金の国 柳生宗矩 本宮ひろ志starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男江戸柳生の柳生宗矩が主人公のマンガだが、回想シーンがいきなり始まったりするせいか主人公の姿がいまいち理解できない状態で読み続けてしまった。とみ新蔵の柳生兵庫助を読んでいたのでなんとなく前情報があったので読みきれたがこれがなかったらもっと理解できていなかったかもしれん 不朽の名作!漫画劇画の全ては此処に!!子連れ狼 小池一夫 小島剛夕名無し言わずと知れた小池一夫先生×小島剛夕先生不朽の名作です あまりにも有名なタイトルゆえ実写イメージが強く、また劇画への分別も浅く… じっくり読めたのは大人になってからです 小島剛夕先生の圧倒される画筆、キャラクターの深み悲哀、 ストーリーの一話一話で長い映画をじっくり観たような重厚感 なんでもっと早く読んでなかったんだ〜!!!!と叫ぶ面白さでした 全てを読み終えた時何かとんでもない事が自分の人生に起こった…!と涙が止まらなくなりました 「面白い」という言葉は陳腐かもしれないですが本当に本当に「面白い」のです 漫画の凄さの全てを感じられた!!と思いました お気に入りの登場人物は 酉蔵、乞胸のお雪、スリ"を生業とする女・お葉などなど… 深く悲しい女達がとにかく最高です 話が逸れますがドラマ版(一期〜三期)を数年前に全話観る事ができました 酉蔵役の浜木綿子さんの極上の美しさ 他素晴らしい俳優さん達が出演されてこれまた「なんでもっと早く観なかったんだ〜!」と…なりました ======== 本当に素晴らしい作品… 小池一夫先生 小島剛夕先生 感謝です!!!久しぶりに読んだがやっぱりいいな影狩り さいとう・たかをstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男"影"がいろんな手段で藩の取りつぶしを企てて、それを"影狩り"で十兵衛、日光、月光の三人で防ぐというのが基本の流れだが、毎回違う感じで話が進むので飽きない。冷凍人間の回やレオナルド・ダ・ビンチのメモを解読して空をコウモリのように飛んで戦う忍者などバラエティに富んでいる。 長期連載でかついろんな雑誌で掲載されているようで単行本で続けて読むと話の順番が前後していたりや日光の顔や性格が変わったりするが昔の時代劇の「三匹が斬る!」とか好きな人には是非おすすめたい。 ちなみに一番好きな回は"影"が巨大な猿で登場し猿を操る回。内容も面白いが説明にある「最後の忍者」藤田西湖が一声かければ町中の犬を集められる話がすごい好き。 <<12345>>
エルフがご神体ってなかなかな発想。 名前も高耳神社って名前すごくマッチしてる!! しかも全国に結構なエルフがいてるなんて、みんな美人さんで可愛い、癒されます! この数十年引きこもりになってしまって町の人との交流がなかったけど、新米巫女といっしょに少しずつだけど月島の街に出て現代のお江戸満喫! 長く生きるエルフとの考え方や距離感の違いなんかが面白いっす。