ねこマンガの感想・レビュー180件<<34567>>『コミック怪』発のプリティーな猫又コメディねこまった! 後藤羽矢子starstarstarstarstarひさぴよ30年を経て猫又と化したシロさんと、飼い主の女子高生カホが繰り広げるギャグ4コマ漫画。 ピュアホワイトなネコちゃんなのに、中身はおっさん丸出しで立ち振る舞うギャップがとにかく可愛くて仕方ない…!直立歩行してしゃべる系の猫マンガが好きな人に全力でオススメしたい。ちなみに「アソコのプロジェクト」の後藤羽矢子先生なので、下ネタもちょこっと入ってます。 巻数は1巻までで、残念ながら2巻以降の単行本は出ていません。 2007年に創刊され2013年まで刊行された妖怪専門誌『コミック怪』の創刊時からの連載作品でしたが、雑誌の休刊に伴い、かなりの話数が未収録の状態となっているそうです。同人誌「ねこまった!未収録」に2巻分が収録されていますが今から手に入れるのは難しい状態…。 http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=24261 いつか未収録分が電子書籍サービスなどで発売されることを願ってます。 実は好きだった人多そうねこわっぱ! 松本直也名無し怪獣8号で一躍注目を浴びた松本直也の少年ジャンプ連載デビュー作。他人にはあまり言ってないけど実は好きだったっていう人は多そう。 ネコと神様のほのぼのしたギャグ漫画で、バトルも迫力あって好きだったのだが、、序盤でタマのかぼちゃパンツ丸出しを連発したからロリわっぱとか言われてたんだよな。おかげで他人にオススメしづらくなったのを覚えている。 Dr.スランプのアラレちゃんみたい存在に近いのだけど、タマにもう少しカリスマ感があればもっと人気出たと思う。 厳しい野良猫の世界の…私という猫 イシデ電猫あるく厳しい野良猫の世界の物語。 人間が勝手に猫の気持ち想像しているだけなのに、それは本当の猫達の魂の叫びじゃないのかと思わされる程に伝わってくるものがある。 緩い猫漫画と一線を画すシビアでアンタッチャブルな猫の世界を迫力あるタッチで描いているので猫好きなほどずしりとくる漫画です。瀬戸内海の島、女子校生と猫一匹再会ライフ青の島とねこ一匹 小林俊彦む表紙に惹かれてまず一巻読みました。 島と海と猫はなんでこう絵になるんでしょうか! 羨ましいくらいのスローライフ! シャコとかもうずっと食べていません。 この女子高生が結構グイグイ系で表情が妖艶だったりするので次何が起こるんだろうと読みすすんでしまいます。 癒しとしてもよし ドキドキとしてもよし な、漫画かと!厳選!読んでほしいこのマンガ東京ヒゴロ著者:松本大洋完結全3巻作品情報はこちら人の言葉はわからにゃい猫語辞典 セツコ・山田名無し作者と暮らす猫たちのおもしろおかしい日々の出来事を、猫の視点と言葉によって綴られています。 このマンガ、猫視点を突き詰めているので、人間のセリフは基本的に「○▲✕〜!」のような記号化がされています。 猫にとって、人間のしゃべる言葉はわからないのだから当然、というわけです。 漫画において、かなりの制約だと思うのですが、逆にそれがこのマンガの面白さに繋がっているように感じます。 話しの内容としては、日常的な猫あるあるマンガなのですが、この描き方は猫たちへの愛情が深くないと作れないと思いました。 読めば読むほど猫の気持ちに近付けたような気持ちになりました。 じんわりとする日常マンガ猫のとらじの長い一日 今川はとこ名無し命を預かるということを考えさせられる。 絵柄がシンプルで内容もごちゃごちゃしてなくて読みやすい。猫を飼っているときの日常が淡々と進んでいくマンガ。私は猫を飼ったことがないけれど、もしペットと過ごす生活だとしたらきっとこんな感じなんだろうかと想像ができる。化け猫ってこんなに可愛いんですね‼︎苦悩!化け猫おはし 日日ねるこ名無し猫って本当に可愛いですよね。特に自分の飼い猫なら、他のどこの猫よりも可愛いです。たとえ、実は彼(彼女)が化け猫であっても…。これは、そんな猫好きならどハマりすること間違いない漫画です。 飼い猫のおはしはある日自分が化け猫であることに気づきますが、家族に知られては困ると苦悩の日々を送っています。果たしておはしの正体は家族に知られてしまうのでしょうか? とにかく、化け猫であることがバレまいと必死に誤魔化すおはしがかわいすぎます。時々、本性が出てホラー漫画さながらのおどろおどろしい形相になるのですが、それすら愛らしいと感じてしまいます。飼い主家族のおはしへの飄々とした接し方も微笑ましいし、続話が登場するのがいつも楽しみです。猫だらけの短編集佐原ナギの猫の短編集 くろねこタクシー 佐原ナギ名無し猫好きには嬉しい、猫だらけのファンタジー短編集です。 全部で5作品ありますが、表題作「くろねこタクシー」が一番お気に入りです。 猫の背中に小人を乗せ、タクシーのように走るお話ですが、黒猫の名前が「タクシー」と言うので、ちょっとややこしいです(笑)。 こびとのさくらと猫タクシーがとてもキュートで、なんとなくトトロのネコバスを思い出してしまいました。 他の話も雰囲気の良い短編ですので、ゆっくりした気分で漫画を楽しみたい時にちょうど良い一冊です。ごんぶと眉毛のネコが飯を食うめしねこ 大江戸食楽猫物語 木村わさび鯉太郎ネコ漫画であり、グルメ漫画であり、江戸人情漫画でもあります!どの観点から読んでも面白いってすごいなと思います。毎回登場するごんぶと眉毛ネコの食欲丸出しの様子が笑えます。文字通り「ハニャ〜ン♡」してるのがいいです。エフネコエフネコ 間佑知名無し事故で死にかけた野良猫が博士の手によって改造されたという設定で、4コマ漫画で描かれています。それぞれブラックユーモアを織り交ぜながらのストーリーなので深く考えずに、爆笑しながら読み進めることができます。奥行きは無いですがシンプルなだけにハマりやすいと思う。猫みたいな幼児に癒される日々 #1巻応援ねことちよ せらみっくあうしぃ@カワイイマンガOLの「ちよ」は幼児の「ねこ」と二人暮らし。髪型や行動がどことなく猫っぽい、人間(?)の幼児のねこに、ちよは毎日癒される。 ねこの「猫っぽい」様子が独特で愛らしい。動作や習性等、本当にねこが「猫」にしか見えない時があり、そんなねこを見ているのが楽しい。 漫画の中の幼児を、例えば『よつばと!』のよつばの様な表情豊かな子供と、例えば『学園ベビーシッターズ』の虎太郎の様な無表情な子とに分けるとしたら、ねこは後者。目の形が変化せず、口角も上がらない。 しかし無表情は、却って細かな感情を雄弁に語る。目の色の変化、顔の紅潮、口の結び方と開き方、そして動作。この子色々考えてるなぁ、と細かな機微を感じ取れることが楽しく、愛らしさを一層増す。 1巻では何故この二人が共に暮らしているのか明記されない(親……ではなさそうな)。それにねこの「猫っぽさ」や、その他にも結構謎の部分がある。しかし、謎に引っかかるものの、ねこの感情の機微と、溺愛しつつもねことちゃんと向き合うちよ、時折ちょっと悪いことをねこに教えるお姉さん・まきとの日々の様子は、ゆっくり見守りたいと思わせるものがある。 子供の日々の歩みに寄り添うような、優しい子育て漫画だ。漫画家と保護猫の日常4コマうちのネコは飼い主に優しい。 樫本学ヴちゅーるは偉大『コロッケ!』や『学級王ヤマザキ』の作者である樫本学ヴとと保護猫の黒猫との日常生活を描いた4コマ。ほのぼのとした日々が過ぎていく、心温まる漫画です。元々はTwitterに投稿されていた漫画だということを後になって知りましたが、リアルタイムで「くろまめ」ちゃんを知れなかったのは少し悔しいですね。ネコ人形ニャンダとミミの冒険ニャンニャンニャンダ 赤塚不二夫あほえもん導入はほぼピノキオ。猫の人形であるニャンダとミミちゃんが命を吹き込まれ、二匹の人形が繰り広げる明るく楽しいギャグ漫画となっている。 赤塚作品において、ネコキャラ中心の作品は安心して読める印象がある。やはりネコ好きだからだろうか。猫好きだった赤塚不二夫…ネコの大家さん 赤塚不二夫名無し猫好きだった赤塚不二夫の人柄が忍ばれる作品だと思う。マンションの経営者になったネコが繰り広げるはちゃめちゃで痛快なストーリーが爆笑を誘います。猫が人間と重なりあうように、人間の小狡さなどもうまく表現されていて猫を通した人間学のようなものを感じた。猫好きにはたまらないユメノ街 猫の男爵 柊あおいねこジブリ映画の「猫の恩返し」の原作として有名な作品。映画とはちょっと内容が違いますが、この原作コミックでもバロンはスマートでカッコ良い!!ストーリーはすごくシンプルですが、猫好き女子なら、まったりと楽しめる内容になっていると思います。現実に猫の国があったらどんな感じなんだろうな〜って猫好きなら一度は空想にふけったことがあると思います。ファンタジックで夢のような世界への想像が捗るマンガでした。結構いいです彼女と彼女の猫 新海誠 山口つばさやむちゃどこかで見たことある絵だと思ったらブルーピリオドの人か。秒速…くらいしか新海さんのものを見たことがないんだけど、シンプルでテーマが漠然としてないところが読みやすいね。 あとなんといってもおねいさんがかわいいいくえみ猫(にゃんこ)は可愛いそろえてちょうだい? いくえみ綾名無しいくえみ猫(にゃんこ)達は可愛いにもほどがある。見ているだけで癒やされる話も多い。ただ老猫だから悲しい別れもあったりもする。でもそれも含めて、猫を飼うということなんだろうな。 ブンたんも可愛いけど、最新話のルルのエピソード好きだった。 静かで美しい漫画ルーヴルの猫 松本大洋名無し舞台はフランスのパリ、ルーヴル美術館。猫視点で物語が進行していきます。美術館に棲みついた猫ちゃんたちが愛嬌もあってとても可愛らしい。絵本のようなファンタジーさと、絵画のように芸術的な雰囲気があり、そうしたヴィジュアルと漫画チックな部分とのギャップが楽しめる作品だと感じます。ホラー漫画なのにどこかシュールで可笑しいミケ【コミック版】 晏芸嘉三starstarstarstarstarひさぴよ着ぐるみのように巨大なネコ「ミケ」が家から家へ彷徨うホラー漫画。 ホラーといっても血が出るような怖い漫画ではありません。 ミケは人間を傷つけるようなことはせず、いつの間にか家の中に居たり、餌をねだったり、狭いところにもぐったり、普通のネコの行動とたいして変わりません。 あくまでも人間の目を通した、ネコの不気味さ・ミステリアスな部分を怖く描いた漫画なのだと思います。 ただ申し訳ないですが、恐怖するよりも爆笑しながらこの漫画を読んでしまいました。なんと言ってもミケ自身と、ミケに対する大人たちの反応がおもしろすぎて。「どう見てもネコじゃないだろ!」「中に人が入ってるだろ!」と必死にミケを否定する大人たちが、次第に間違ってるのは自分の方なのか?とミケを受け入れて、それが日常になってゆくシュールさがたまりません。 完全にギャグでやってるとしか思えない回もあったので、ホラーを意識しすぎないで、笑って読んでも良いのかもしれません。 作品には、「捨て猫は絶対に許さない」というメッセージが込められていて、その辺りにもマジメなネコ愛を感じましたね。 本当にネコが山を登ってる〜!山登りねこ、ミケ たきむらりゅう 岡田裕starstarstarstarstarひさぴよ猫が山登り・・? またまたご冗談を… と思ったアナタ、まずは最初のページを読んでみてください。 これが証拠写真だ!と言わんばかりに、実際に山登りしているミケの写真が載っています。なんと通算60以上の山に登ったのだとか。 その上、世にも珍しい三毛猫のオスとあっては、マンガになるのも不思議ではないでしょう。 とりあえずネコが好きだから、という理由で読みましたが、何もネコだけを取り上げた漫画というわけではなく、長野で暮らす家族の物語が中心となっています。ミケはその中でマイペースに生きているだけで、山を登るようになったきっかけは、何となくパパとミケが一緒に散歩することが習慣になっただけなのです。 実に心温まる優しいストーリーになっていて、家族それぞれの仕事や病気の悩み、青春の悩みを抱えているところへ、ミケがスッと入ってくる。そして山へ登り、雄大な景色がパァーーーっと広がる光景で心が浄化されるのです。実はこれがデビュー作新久千映のねこまみれ 新久千映starstarstarstarstarひさぴよ新久一家と飼い猫たちの日常を素朴に描いたエッセイ&4コマ漫画。 本のあとがきに書いてあり知りましたが、実質このネコまんががデビュー作なんですね。言われてみればワカコ酒とはどこかタッチが違うなあと思いました。(目の感じとか) はじめの4話はエッセイ風の漫画で、残りページは4コマという構成になってます。たまに斬新な角度のシーンが出てきたり、いきなり画面が狭くなったり、「おおっ!?」という場面があって、色々と試されてた時期なんだなぁという感じも味わい深いです。同時にネコへの愛も非常に感じました。 ちなみにスペシャルサンクスとして、『またタビ』の市川ヒロシ先生、『片桐くん家に猫がいる』の吉川景都先生からの寄稿ページも載っていますので猫マンガ好きは要チェックです。猫好きの人、必読!!骨董猫屋 鷹野久名無し猫好きの作者がこうだと良いなぁと思って描いている短編集。 骨董店にしゃべれる猫“ぼんてん”が居て、人間より色んな事ができ、何でも解決してくれる。 とっても、大人な猫。 でも、作品と作品の間にある『Short』では、ぼんてんがとっても無邪気な猫らしくて愛しくなる。 猫の恩返し(働く大人の理想編)デキる猫は今日も憂鬱 山田ヒツジさいろく炊事含め家事全般もしてくれてモフモフでデカくて守備範囲も広くてなんにでも詳しくて…完璧超人のような家政婦猫の諭吉さん。 こんな同居人がいたらいいのにと全世界の猫好きさんが思ってるであろう一方的な理想をマンガにしてみた、といった感じのほのぼの4コマ。 黒猫は餡子猫といって幸運を運ぶ福猫、らしいですよ! 広告でよく見たやつお父さん、チビがいなくなりました 西炯子名無し西炯子先生だったんですね。結構面白かった。 一巻によくまとまってたと思う。<<34567>>