沈黙の艦隊
自衛隊員が原子力潜水艦を乗っ取り、
独立国を宣言する。
さらには、超国家規模の原潜艦隊を
創設し世界の平和に繋げる。
連載当時は、物凄い発想の展開に
胸躍らせて読んだものだ。

実際、自衛隊がこんなことをすれば
世界から袋叩きだろう。
だが、アメリカ一極の支配に動ぜず、
独自の力で世界を切り開こうとする
姿は、今の世界情勢の流れを思わす
ものがあると言えないだろうか。
改めて凄い作品だと思う。

『沈黙の艦隊』
自衛隊員が原子力潜水艦を乗っ取り、
独立国を宣言する。
さらには、超国家...
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沈黙の艦隊

沈黙の艦隊

日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海上自衛隊一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。しかし、海江田は試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行、突如反乱逃亡をする!原潜、核兵器、国家、戦争、そして…真の平和とは!?激動の20世紀末、人類最大のテーマに挑む最高傑作!

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