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大ダーク

大ダーク

ドロヘドロの林田球が放つ、SF大宇宙!! 宇宙というどこまでも広がる黒い暗闇のどこかで、血だらけで漂う一人の男がいた。彼の名はザハ=サンコ、14歳。その骨は「どんな願いも叶える」と言われ、特別な力を宿す「闇の皮」、「闇のニーモツ」を持つサンコは、全宇宙人からその身を狙われる身であった。相棒の「闇のニーモツ」・アバキアンと共に、宇宙をまたにかけるサンコは、今日も襲い来る宇宙人共を、片っ端からブッ殺す!!
ドロヘドロ

ドロヘドロ

▼第1話/カイマン▼第2話/ハングリーバグ▼第3話/悪夢の中のアイツ▼第4話/袋の中▼第5話/食事中はお静かに▼第6話/隣の町の魔法使い●主な登場人物/カイマン(魔法で爬虫類の頭に変えられた男。かけられた魔法を解こうとしている)、ニカイドウ(カイマンの友達で、食堂を経営している。武術の心得もある女)、藤田(相方とホールに魔法の練習に来て、カイマンに襲われる)、煙(藤田の上役。部下がカイマンに殺されたのが気に入らず、復讐を決意)●あらすじ/自分を醜い姿に変えた、憎むべき「魔法使い」を頭からバックリ!! 口の中にもう一人の人間を住まわせた謎の異形の男・カイマン。魔法使いたちに姿を変えられた時に記憶を失い、いまはただ連中を狩る日々を過ごしている。「口の中の男」が犯人を言い当て、元の姿に還れるその日まで…(第1話)。●本巻の特徴/ドアによって隔てられた2つの世界。「魔法使い」の世界の住人たちは、自らの魔法でドアを作り出して、もう一つの世界「ホール」にやって来た…!! 魔法使いによって、頭を爬虫類の醜い姿に変えられた男・カイマンが本来の姿を取り戻すため、友達のニカイドウと共に、魔法使い狩りに立ち上がる。対する魔法使いたちも反撃を企て…。スリルと混沌に期待が高まる第1集! ●その他の登場人物/恵比寿(爬虫類の魔法を使う女。カイマンに顔を傷つけられた)、心(煙の雇った殺し屋。先輩格。何でもバラす)、能井(煙の雇った殺し屋。後輩格。こちらは何でも直す)

人気のコメント

名無し
1年以上前
最近増えているダーウィンがタイトルに入ってる漫画のことを独断による「ダーウィンレベル」的なものと一緒に紹介してみようと思い立ったのでやります。 『ダーウィン事変』 マンガ大賞2022大賞受賞。チンパンジーと人間の子ども「ヒューマンジー」チャーリーの存在が読者の倫理観を揺さぶってくる。攻めた設定が注目されがちだが、チャーリーを通じてヴィーガンやジェンダーのテーマに接続したり、目下の驚異が思想色の強いテロ組織との対立だったり、現実世界と地続きな「ありそう!」と思わせるリアリティが一番の魅力だと思う。 「ヒトとチンパンジーのそのあいだ」というテーマを扱う以上、ダーウィンがタイトルに入るのも納得できる。今後の展開で進化論とダーウィンが主題になったとき、物語のボルテージは更に一段上がるのではないだろうか。 『ダーウィンクラブ』 人の顔に対して絶対的な記憶能力を持つ主人公の大良がかつて父を殺した(と思われる)組織の正体と目的に徐々に迫っていく…という筋書き。このクラブがどうにも不気味で掴みどころのない存在として描かれるので「早く謎を明かしてほしい!」欲がもりもり湧いてくる。そんな読者の思いとは裏腹にじっくり淡々と進んでいくので焦らされるところはあるがそれも含めて楽しい。別のトピックでも名前が挙がっていた気がするけど、海外ドラマを見てるような緊張感があって好き。 クラブの名前ももちろん、物語上ダーウィンも重要なギミックとして登場するので、作品へのダーウィン関与度はかなり高いと言える。恥ずかしながら自分は『進化論』以外でダーウィンの著書があること(そりゃあるだろうが)を本作で初めて知った。 『ダーウィンズゲーム』 デスゲーム&ダーウィン漫画界の古豪。マンガ好きなら誰でも一度は「包丁を持って襲いかかってくるパンダ着ぐるみ人間と強制バトルさせられる」マンガを広告なんかで見たことがあるのではないだろうか。あれが『ダーウィンズゲーム』です。 ちなみにあのパンダは「全身を衣類で覆うことで発動できる一定時間透明になる能力」を使うために着ぐるみ姿だったり、結構ちゃんと能力バトルしている。本編はクライマックスに突入していて物語の裏側が全バレする日が近く、自分みたいに「着ぐるみのあれでしょ?」って程度の人も一気に読むと面白いと思う。個人的には話のスケールが3回くらいデカくなるのでかなりビビった。今リアタイすると最後の盛り上がりに飛び乗れてお得な漫画かも。 一方でダーウィン度合いは1巻の初めと終わりでネアンデルタール人とかそれっぽい演出が入るのが一番印象深かった(「進化」自体は重要なテーマとして後半でもフィーチャーされる)。本編ではダーウィンズゲーム参加者が身バレを避けるため「Dゲーム」と略していることもあって、ダーウィンの名前はあまり出てこない。今回の三作品の中ではダーウィンの存在感はそこまで高くないと言えよう。だがそれもまた味わい…。 以上、なぜかサスペンスっぽいことが多いダーウィン漫画3選の紹介でした。 どれも面白いから読んでね。 他にもダーウィン漫画があればどなたかよろしくお願いします。