癒やしマンガの感想・レビュー737件<<1516171819>>買いました舞妓さんちのまかないさん 小山愛子名無し京都弁おかしいな思うとこがある(芸舞妓さんやからとは限らへんのちゃうかなぁ……精神の問題かわいい子がおいしいご飯食べてるとこを見たいんだ買い食いハラペコラ 藤こよみ野愛かわいいは正義、おいしいは正義。かわいい子がおいしいご飯食べてたらそれはやっぱり正義。 かわいい女子高生トンちゃんとかわいい女子高生あーこが仲良くおいしく買い食いをするだけのお話。それ以上もそれ以下もないです。かわいくて元気で仲良しな2人がおいしくて幸せならもうそれでいいです。 むちむちとつるぺたという記号的な描かれ方をしているトンちゃんとあーこですが、属性とかエロとかそういうことじゃなく正反対に見える2人が仲良くしている尊さや瑞々しさの意味合いを強く感じました。ひたすらに爽やかでいい子で毒がなくて悪い人や不味い食べ物が出てこないところがまるっと愛おしいです。 立ち食いそば屋でこんな女の子に出会ったら海老天とかき揚げとコロッケ買ってあげちゃう。尊い。鳥人と一緒に喫茶店を切り盛りするマンガとりきっさ! ノブヨシ侍starstarstarstarstarひさぴよ空き物件の喫茶店を引き継ぎ、立派なお店を目指して頑張るリンとスズのトリビト(ハーピーのような亜人)姉妹と、偶然出会った冴えないサラリーマン・ヒロカズとの交流を描いた、ほのぼの4コマ漫画。 トリビトって何なの?とか、ヒロカズは人間社会に戻らなくて大丈夫なの?などの疑問はいったん取っ払って読むといいと思います。 とにかく、みんなで良い喫茶店にしよう!という雰囲気が素敵で、健気に頑張るスズたちの姿を見てるとほっこりします。可愛いさとギャグだけの4コマでなく、心あたたまるエピソードを経て、物語は少しずつ進んでいきます。 表紙を見てもらうと分かりやすいですが、巻を重ねるたびに常連のお客さんが増えて、どんどんにぎやかになっていきます。 喫茶店が好き、鳥が好きという方へ「とりきっさ」オススメです。 恐竜と暮らす恐竜の飼いかた いしがきのぼるnyae恐竜が猫と同じように、飼われていたり野良としてそこら辺に居たりするのが普通の世界。 とある姉妹が住む家に、父親の隠し子の少女・よりかと恐竜のびわがやってきて唐突に同居生活が始まります。恐竜はデカいという以外にとくに飼いづらさはなさそうで、基本は大人しいし、ましてや人間を襲うなんてことは絶対にない。犬みたいに散歩も行くし、恐竜の獣医さんもいます。よりかとびわと一緒に住み始めても、とくに動じない人々。いたって平和?な日々が続きます。恐竜の顔がみんな点目なのがいい。これひとつで恐竜から獰猛さが消滅します。 これはあくまでも偶然だそうなんですが、物語の終わりに、長女が連載を待っている漫画誌「コミックリュウ(恐竜漫画専門)」が休刊してしまいます。くしくも、実際にこの「恐竜の飼い方」を連載していたコミックリュウも休刊するタイミングでした。これ偶然ではなく、奇跡なのでは…。それが読んでていちばんびっくりしたところ。日本人、睡魔を無視しすぎ問題はたらけ!睡魔さん 嶽まいこあうしぃ@カワイイマンガ「睡魔」は仕事をしている。人間よ眠くなれ……と、適切な睡眠に導こうとしている。 この作品で「睡魔」は、人間に睡眠をもたらす(魔界の)会社のサラリーマンとして、擬人化されている。成績を挙げようと彼らも頑張っている。報酬だけではなく、かなり意識高い系。 そんな彼らの努力を無駄にしているのは、睡眠を犠牲に働く日本人。 睡魔が「見えてしまう」女性は、睡魔の男性(ちょっとイケメン)の働きかけを渋々受け入れようとするが、いざとなるとやはり仕事の為に睡眠を犠牲にしがち。かつて無理な働き方をしていた私は、彼女の言動にかなりドキッとした。 この作品では睡眠トリビアとかはそれ程出てこないが、あまりにも当たり前で私達が忘れてしまいがちな「睡魔はいつも側にいる」ということを、睡魔を擬人化することではっきりと伝えてくる。睡魔に「早く寝ろ!」と言われる日々の楽しそうなこと。 睡魔のメッセージを受け取るか否か……お願いだから、死ぬ前に気付こうね!悲しくてかわいいくま悲熊 キューライス野愛くまが悲しいだけなのに何故こんなにも可愛くて愛おしくて仕方ないんでしょう。 悲しいね、かわいいね、いいことあるといいね、って思います。 悲しいときは悲しいし、なんで悲しいのかなんて理屈はどうでもいいので、悲しいときは悲しいって言おう。悲しいは理屈でも理論でもない。悲しいは悲しい。くまはかわいい。 温泉入って一瞬だけ悲しくなくなったくまもこれはこれでかわいい。ベストオブ悲しいはデート前夜に寝たら冬眠しちゃったやつ。悲しい。世界観はかなり好き魔女見習いの喫茶店 アマセケイ沼子オーナーが留守の間、ハーブティーが売りの喫茶店を任された魔女“見習い”の魔女子と、サポート役の猫・ニケの日々の話。インテリアや細かい装飾が凝っていて作者の強いこだわりが感じられます。 魔女子は慣れない接客もたどたどしく魔法もまだまだ半人前だけど、不器用ながらも工夫を凝らして自分なりに成長しようという姿勢が見ていて応援したくなります。 魔女子は本名じゃなくて見習いだからそう呼ばれていると書いてあったんですが、最後まで本名はわからぬまま。途中新キャラが出てきたりと展開に変化はあったんですが、本当はもう少し続いても良かったのかな?という終わり方だったのがすこし残念かな。孤独を抱えて生きるキャラクターたちなのな フォト ゴロー 森下裕美nyae工場勤めの冴えない青年・ゴローと、彼の唯一の癒しである猫のフォトがきっかけで知り合う女性・なのなの2人を中心にした群像劇。可愛らしくてほのぼのした表紙のイメージとは少し違い、誰もが心の奥で燻らせている不満や不安と折り合いをつけようと頑張って生きている様を描いています。 森下裕美先生の漫画の好きなところは、見た目や美醜の違いによる差別を描かないところ。キャラクターひとりひとり、どんなに不運でも性格が悪くても、誰かの心には刺さるキャラクターがいるはず。エピソードによっては、今後の生き方を考え直すきっかけになるものもあると思う。 なのなが盗撮されているのを助けた青年の話はすごかった。目を逸らしたくなることが多い世の中、赤の他人にあそこまで寄り添えるなんて痺れる。残念じゃないよかわいいよ宅飲み残念乙女ズ コナリミサト野愛男女問わず酒を飲み過ぎる人は残念だけど、この3人は飲み過ぎてはいるけど暴れないし仲良しだしかわいいから残念じゃないよ! いちばん貧乏なてつ子がつまみや自宅を提供してるのがちょっと不思議だけど、ゆみみとグリっちが食材提供してあげたりしてるんだろうなきっと。ガス代とかの分ちょっと多めに出したりしてるんだろうなきっと。友達っていいな。 わたしは酒を飲む(飲まなくても)生と死について話したくなるのでこういう女子会はとてもかわいいし楽しそうでいいなあと思いました。貧乏つまみレシピもなかなか参考になりますね。あの日見た山車(ダシ)の名前を僕達はまだ知らない。埼玉の女子高生ってどう思いますか? 渡邉ポポ六文銭小生、埼玉県出身である。 しかも、秩父という、ど田舎出身だ。 秩父といえば「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称「あの花」)の舞台となったことで、有名になってしまった秩父だ。 このブームから数年後くらいに帰郷したことがあり、 その日は秩父で、、、、否、日本でも有名な三大曳山祭「秩父夜祭」の日だった。(誰も知らないというツッコミはご容赦いただきたい) 三大曳山祭と豪語しているわりには、いつ始まったか定かではないというアバウト加減が「言ったもん勝ち」という勢いを受けなくもないが、少なくとも100年以上は続いてる歴史と伝統のある祭りで、この日ばかりは、人より猪のほうが多いと言われる秩父も「休日の新宿アルタ前くらい」に人が増える。 そんな歴史ある秩父夜祭に、数年前に久々に訪れた自分は驚いた。 全て「あの花」で埋め尽くされていたのだ。 出店はもちろん、神輿や山車のてっぺんには「あの花」のキャラ「めんま」が設備されている。 しかも、その「めんま」、なんと片手を上げて天を仰ぎ、ラオウよろしくばりのいっぺんの悔い無しポーズをしているではないか。 え?こんなシーンありましたっけ?と。 何も知らない大人たちが、文字通り「とってつけた感」をうけてゲンナリした。 長くなったが、何が言いたいかというと、埼玉とはつまるところそういう県だ。 何もないのだ。 何もないから、とりあえず流行にはのっとくし、それの前では歴史なんてどうでも良くなるのだ。 アニメの聖地が多い~なんて言われるて、スグ乗っかっちゃう。 (決っして「あの花」をディスっているわけではないので悪しからず) 本作は、そうった埼玉県民の自虐とか自虐とか自虐とかが満載で、 同郷のよしみとしては「みなまでいうな」と思いながらも、つい全部読んでしまった。 ただ、埼玉県民以外読んでも「?」になりそうなほどニッチなものがあり、読者ターゲットが大丈夫かなと心配になりますが、他県の方も、上記のようにこういう県なんだということを理解しながら読むと面白いかもです。 埼玉は東京都に隣接しているからといって決して都会ではないし、なんなら東京は埼玉県民にとって魑魅魍魎が跋扈する魔都だから恐怖の対象でしかない。 東京のベッドタウンとなり、県別のGDPでは東京、大阪、愛知、神奈川に次いで5位の埼玉。(ただし、4位の神奈川には約10兆差という超えられない壁があることはここだけの秘密。) それでも、この都会なのか田舎なのか、なんなのかわからない埼玉はこれからも変幻自在に変わっていくのでしょう。 ちなみに、田舎の友人によると、ブームが去った後は、めんま神輿はなくなったようです。 以上、現場からでした。うまくいってほしいカップルモブ子の恋 田村茜さいろく心がウズウズして読みすすめるペースが早くなる。 こんなウブだった時代は自分にもあったかわからないけど、これはいい作品。 みんないい子ですべていい、となってくれたらいいなぁと切に願います!週に一度と言わず何度でも自分にごほうびあげましょうよごほうびごはん こもとも子野愛 咲子ちゃん一生懸命でめちゃくちゃ大好きです。頑張って働いて週に一度ごほうびで美味しいものを食べることを楽しみにしているOLさんです。食べるのも作るのも外食も全力で楽しんでるのがいいし、食べてるときの幸せな表情がとにかく可愛いです。お花の髪飾りも眼鏡も可愛い。同僚の小湊さんも可愛い。 咲子ちゃんの可愛さは造形だけじゃなくて、一生懸命なところがよいんですよね。週に一度のごほうびごはん制度をはじめたきっかけのエピソードは、田舎から上京してきた頃や新社会人として就職したばっかりの頃のことを思い出してほろりときちゃいました。思わず応援したくなっちゃう女の子、それが咲子ちゃんなんです。 妹の友達のさつきちゃんをもてなすエピソードも好き、主任と梅干し割飲むエピソードも好き、優しくて人間味あふれるお話がいっぱいなんですね。 今日や明日が憂鬱なひとも、頑張ったあとは自分へのごほうびあげましょうね。そしたら咲子ちゃんみたいに優しくなれるはずなので。 明日の分もって作り置きしたお料理全部食べちゃうのも可愛い。わかるわかる。 優しい気持ちになれるすみれファンファーレ 松島直子猫あるく優しさと大人のどうにもならない微妙な関係性を絶妙なバランスで描いていて、ポジティブに物語は進んでいきます。すみれちゃんの優しさに温かい気持ちになったり泣けたりできる素敵な作品です。おいピータン‼︎の好きなエピソードを語りたいおいピータン!! 伊藤理佐starstarstarstarstarかしこたま〜に思い出すのは付き合った女に必ず冷やし中華を作らせる男の話。結局は色々凝ったものを作ろうとする子より家にある材料でパッパッと作っちゃった子の冷やし中華が一番美味しかったって話なんだけど、これを思い出す度に「今うちの冷蔵庫にあるもので冷やし中華作れるか?作れないか?」を考えてる。そして大体、無理!作れない!まず麺がない!ってなる。なるほど確かに和装シンデレラ!わたしの幸せな結婚 高坂りと 顎木あくみ 月岡月穂名無し和装シンデレラだったか和風シンデレラだったかそういうコピーが付いていたので気になって読みました。 なんでしょう、この卑屈で謙る女性主人公嫌いになるかと思いきやすごく幸せになって欲しいと思ってしまう! 名家の女性でありながら、使用人以下の処遇を受けていた主人公が嫁いだ先でめっちゃ幸せになる、それだけですがそれだけが尊くてどうか幸せになってくれ〜〜と思ってしまいます。 まだ漫画2巻なので異能持ちなど多くは語られていないのですが先が気になりすぎて小説買ってしまおうかなと思うほどです。(多分買っちゃいます) 小説原作なのでかなりモノローグに詰め込みすぎてある部分はありますが、それでも旦那さまと美世の距離が縮まるシーンはもう、尊い…!!! ってなるので是非是非読んでみてください。 美世、幸せになってくれ〜 心が洗われます もしかしたらよつばとなんじゃないか極主夫道 おおのこうすけ名無し今更ながらに読みました。 極道×ヘルパー 極道×忍者 極道×医者 極道ものは面白い けど主夫か〜!と思って避けていたのですが読んだらめちゃくちゃハマってて面白い! なんですかこの極道と主夫のハマり様は! テンポもセリフも洗練されてる気がします。 今一冊読めるらしいのでぜひ美味しいご飯で明日への活力を広告会社、男子寮のおかずくん オトクニ野愛お仕事漫画×飯漫画って相性いいんですよね。ひと仕事頑張ったあとのご飯に活力をもらったり癒されたり、って大体の人類が皆共感できることだと思います。 あったかいご飯とお味噌汁があって、ご飯がすすむおかずがあって、箸休めまであったらもう絶対幸せ。ひとりごはんの日もほしいけど、やっぱり友達や仲間と一緒だとさらに幸せ。 ささやかだけどいっちばんうらやましくて、わかる〜が散りばめられていて、気づいたら心がホクホクしちゃうのがこの作品です。 会社の男子寮で週末にご飯持ち寄って仲良く食事をする姿があたたかくて可愛くて優しくて素晴らしいんです。みんなそれぞれバリバリ働いている様子も描かれているので、リラックスしてご飯食べてる姿が余計に愛おしくなります。 疲れたから明日は豚肉食べようかな、お味噌汁も作ろうかななんて、読んだらきっと明日への活力が湧くはずです。 背が低くて料理上手っておかずくん最強かわいいです。かわいい。かわいい。夢の島生活ばらかもん ヨシノサツキ猫あるく実在する島が舞台なので島民の破天荒さもなんだかリアリティがあって引き込まれます。 スローライフなんて都会人の幻想だってガツンとわからされるけど、島の生活の素敵なところもしっかり描いている気持ちのいい名作です! やっぱり田舎の夏休みって素敵ですね☆一人と孤独は少し違うおひとり様物語 谷川史子ナベテツ一人でいる時に感じる孤独より、群衆の中で感じる孤独の方が真の孤独だ、といった言葉を以前何かのエッセイで読んだ記憶があります。 一人でも誰かと繋がっていることは多分あるんじゃないかと思いますし、誰かが側にいても孤立することも多分あり得ます。ただ、一人でいることも、そんなに悪いことじゃないと教えてくれる作品も世の中にはあって、谷川先生は一人でいるあなたの背中を押してくれるんじゃないかと思います。 作品に登場する男女はみな、なにがしかの事情で一人です。でも、彼ら彼女らは決して孤独ではないし、あなたも多分そうでしょう。 孤独であることに心が挫けそうな時、一人でいることも満更でもないと、心を軽くしてくれる物語です。はいめしにしましょう 小林銅蟲yrsk独特の世界観(という言葉で言い表せるのかもわからない)を一般向けに分かりやすくし料理漫画の皮を被せた作品。 1話のスマホがどんどんエスカレートして煮詰まっていく、そんなネタばかりでてきます。 漫画のクチコミで触れるのは邪道かもしれませんが、この作品は小林先生のブログ(パル)とあわせて読むとより楽しめます。漫画内エピソードがこうして生まれたのかわかるし、何よりキロ単位のめしは見ていて楽しいので。 めしにしましょう連載後のダイエット本「やせましょう」もサクッと読めるので是非。 よかったですね。人の振り見て我が振り直す漫画癒されたい男 月島冬二名無し自分にも主人公と似たような要素があるのですが、この漫画を読んで「めちゃくちゃきもいな」と思ったので、こういうこと考えるのやめようと自然に思えました。ありがとうございます。地味だけどいい話の宝庫島さん 川野ようぶんどう六文銭1話無料で何気なく読んでしまった本作ですが、コンビニ店員を通して日常におきるちょっとしたことを取扱い、派手さはないけど、ジンワリと響く話が多くて一気に全部読んでしまった。 何も変わらない毎日って、当たり前だけど、当たり前じゃない。 誰かが変わらないように頑張っているんだなと月並だけど思いました。 コンビニだって、いつも品物がスカスカではなく、きちんと並んでいますが、これだって島さんのような店員が陳列補充して頑張っているからだと思ったら、全てに感謝したくなりました。 ちょっとよくわからないかもしれませんが・・・そういう意識にもっていかれる作品だと思います。 島さんの背中の秘密や過去の話が、どこかで語られるのかな。 まだ、その片鱗すら出てこないけど、すごく楽しみです。じっくり丁寧に進むのがいい…君には届かない。 みかたかクリスマスにオタクの友人とオススメ漫画を贈りあう遊びをしたのですが、その時にもらったのがこれでした。 「成績優秀な男前と地味で勉強が苦手な主人公の幼馴染」という王道オブ王道、今までの人生で100万回読んでる設定のはずなのに「あぁ〜〜〜…いい…!」と悶えてしまう。 ベタな設定に加え、絵も多く描き込まないシンプルで可愛い感じでそこまで自分の好みじゃないのに面白い…! BLは割と「BL世界にしかいない思考回路の男」が登場することが多い。すぐ惚れて大袈裟にドキドキしたり、何の疑念や羞恥を感じず男同士ベタベタしたり…それで面白いこともあるけど、大半はその「あり得ない都合の良さ」に読んでてしらけてしまう。 一方、「君には届かない。」は、そこんとこがすごくちゃんとしてる。 2人の内面での葛藤や疑念をじっくり描いているからこそ、身体的精神的イチャイチャがなく友達として一緒にいるだけで萌える。そしてほんのちょっとな些細な触れ合いが、とんでもない破壊力を持つのがたまらない…!! ヤマトがカケルを思い、自分の恋心に蓋をしてストイックに幼馴染みの距離を保ち続ける姿が本当にいじらしい。 2巻がメチャクチャいいところで終わってて、まんまとハマりました。「君には届かない。」という切ないタイトルの物語が、今後どう進んでいくのか楽しみです!好きだったのに終わってしまった作品ガウちゃんといっしょ 河上大志郎 河上だいしろう六文銭同著者『シガレット&チェリー』と同時期くらいに連載開始していたが、こっは先に終わってしまった作品。 どっちも好きだっただけに・・・正直いえば、こちらのほうが好きだっただけにちょっと残念な作品。 内容は、ガウチョ侍というガウチョズボンをはいた侍(もうマンマ)のようなキモカワな生物ガウちゃんと過ごす日常系漫画。 ガウちゃんは、宇宙からやってきたとか、主人公にしか見えないとかそういう特別な生物ではなく、漫画内では犬猫のようにごく当たり前に生息している設定。 主人公以外も、飼っている人がいて、またガウチョ侍の種類も手が長いとか姫タイプとか色んな種類がいる感じ。 これが、妙にかわいいんです。 外見はちっちゃいおっさん風味なんで、ちょっとイラッとするところもありますが、それも含めて不思議と愛嬌があって、みていて飽きないんです。 また、生態系が微妙に謎なので、何しでかすかわからない危うさもありますが、まぁ人類を滅ぼすとかそんな大層なこともなく、ゆるゆると日常を過ごす感じは癒やし系ともいえます。 好きだったのに4巻で終了。 さくっと読めるので、ガウちゃんに会いたくなって、たまに読み返してます。 あと『シガレット&チェリー』のキャラが巻末のおまけに登場するなど、同時連載ならでは試みもありますので『シガレット&チェリー』が好きな方はこちらも必見かもです。<<1516171819>>
京都弁おかしいな思うとこがある(芸舞妓さんやからとは限らへんのちゃうかなぁ……精神の問題