完結したマンガの感想・レビュー16043件<<525526527528529>>ドキキュン必至のど真ん中ラブコメディチャイナガール 花形怜 青山景nyaeバリバリ仕事をこなすエリートサラリーマン上條の一途な恋を描いた、ど真ん中ラブコメディ。 お相手は大衆的な中華料理屋で懸命に働く中国人。ちょっと気が強そうだけど芯のしっかりした可愛い女の子です。カタコトの日本語もいい。 そんな彼女には日本でどうしてもやらなければならないことがあり…そして滞在できる期限も迫っている。 彼女こそ運命の相手だという上條の思いは、国境を超えることができるのか。エリートのくせにちょっとドジ、でも倒れても倒れても立ち上がる上條のガッツは見習いたいほど熱い!そしてネットカフェでのシーンはドキキュン必至!!面白うますぎるトーキョー忍スクワッド 松浦健人 田中勇輝名無し前ジャンプで連載してたBOZEBEATSも1話からえげつない作画力で、首都高でガンガンアクションしてた気がします。 これもしょっぱなからうますぎる… 顔に傷があってベラボーに強い青年なんてドストライクすぎて好きすぎるので追っていきたいです。 中華風女性とタイ人の少年という多国籍な感じも好きです。 街並みも世界観もわくわくする…!クールなSF忍者ものトーキョー忍スクワッド 松浦健人 田中勇輝名無しの漫画好き「多国籍化して秩序が失われた未来の日本」という設定は、SFとしては全く目新しさはないけど、ジャンプとしては相当新しいな〜と感じた。 あらためてマンバであらすじを読んでみて、「これジャンプか?」とビックリしてしまう。 個人的に電子マネーが登場するSFが好きなので、2049年でも現金使ってるのかよと笑ってしまったのと、今のところ多文化主義をディスってるようにしか感じられないのとで、今ひとつ面白いと感じられない。 まだ1話なので、これから面白さかっこよさで唸らせてくれるような展開を期待。久保建英や大谷翔平、井上尚弥の出現により、スポーツ漫画に求められる変革とはシュート! 大島司mampuku若干18歳にしてA代表に選出され、ビッグクラブへの移籍も確実視されている日本サッカーの至宝・久保建英。いま連載されている主要なサッカー漫画に、彼と同等以上の活躍をしている高校生はいません(まぁ現実にもいないんですけど)。アオアシの栗林もBeBluesの久世も、主人公の遙か先をいく圧倒的存在として描かれていますが、久保建英はそのさらに遥か先を行っています。 かつての名作には名門バルセロナで活躍する大空翼、メジャーリーグで投打に燃えた茂野吾郎などがいました。漫画だからこそ自由に描けた夢に、現実が追いついてしまいました。それによりスポーツ漫画に求められる役割が少しずつ変わってきたような気もしています。 読者が憧れるヒーローや漫画ならではのスペクタクルといったものから、競技そのものの面白さ・奥深さ、競技を取り巻く人々のドラマなどにスポットライトが移ったような印象です。 代表的なのがサッカーなら「フットボールネーション」「アオアシ」「サポルト」「ティエンポ」、野球なら「バトルスタディーズ」「グラゼニ」「ラストイニング」など。 本カキコミのタイトルに井上尚弥の名を上げておきながら不覚にも次世代的なボクシング漫画の例が思いつきませんでした……。ティエンポみたいなボクシング漫画、読んでみたい! 19年ぶりの短編集くしゃみ 浦沢直樹短編集 長崎尚志 浦沢直樹 遠藤賢司starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこもはや国民的作家になった浦沢直樹の短編集。古いものだと1995年の作品『ヘンリーとチャールズ』が収録されています。これはネズミが眠っているネコからケーキを盗みだそうとするカートゥーンのような話なんですが、あとがきで自分の最高傑作かもと語られていて意外でした。代表作は読んでるしメディアにも出てるから浦沢さんのイメージも固まってたけど、やっぱり作家の本心って分からないもんだなと思いました。バナナマン日村さんみたいなキャラが登場する『DAMIYAN!』はうっかり泣きそうになり、やっぱり『月に向って投げろ!』はストーリー展開が面白いなと思いました。収録されている「エル・オンブレ」が最高だった南アラスカ海流 松森正 関川夏央マンガトリツカレ男南アラスカ海流 俺の大好きな「M資金」「ヒトラーの遺産」ネタがたっぷり入った短編。全編通して舞台も内容も暗いが最後の感じが明るくいい。 エル・オンブレ 第一話の扉絵でかっこよさに痺れた。松森正の書く「かっこいい男」の極地みたいなページだ。全編通してハードボイルドとは何かを追求している短編だ。 劇画が松森正で、主人公の設定の元傭兵というのが狩撫麻礼の「ライブマシーン」と似ているので覚えておかないと間違いそうな感じではある。 素晴らしいK 谷口ジロー 遠崎史朗hysyskまずKindle Unlimited に加入してる人はリンク置いとくのですぐ読むのがいいと思います。 https://www.amazon.co.jp/dp/B01E8QIU26 ふつうに買っても583円とか?タピオカミルクティーを一杯我慢するだけで一生ものの作品が手に入るんだから、コスパが高いどころの騒ぎではない。 極限状態での人間の心の動き、野生的な勘、自然に対する畏敬の念…。そういったものをリアルに感じさせる緻密な描き込みがもの凄い没入感を生んでいる。山岳救助の尊さだけでなく、主人公のエゴも混じるところがとても良い。冷房をキンッキンに効かせた部屋でビバーク気分を味わいながら読みたい作品。 時代の変わり目である今こそ読みたい坊っちゃんの時代 谷口ジロー 関川夏央hysyskいや〜これめちゃくちゃ沁みるというか、夏目漱石大先生と自分を重ねるというのは畏れ多すぎるんですけど、年齢も大体同じで、仕事と自分がやりたいことの折り合いをつけながら日々を過ごし、時代の流れを意識しつつも安易にそこには乗らんぞ、という姿勢に非常に共感します。というか教科書に載ってる文豪に共感なんてできるんだ!というのが驚きですよね。それは谷口さん関川さんの描き方が素晴らしいからなんですけど。あとがきもめちゃくちゃ面白い。編集者の懐の深さもすごい。これだよこれ。 2019年の日本ではシリコンバレー流スタートアップがタイムマシンビジネスでグローバルなオポチュニティをクリエイティブにイノベーション、OKRをグロースさせてムーンショットでIPOとか言って数億円調達してたりしてて、そういうニュースを見るたびに添付の画像みたいな気持ちになるんですけど、いじけてないで私も『坊っちゃん』みたいな快作で世の中に一石を投じるべきだよな!と元気が出てきます。コンセントレーション!ホアー!!小池さん 藤子不二雄(A)キンタマーニホラー漫画じゃないんだよね?旅のお供に〜!カレチ 池田邦彦むなかなかの年長でデビューしたと書いてあったので40代そこらでデビューされてるのかなと思います。(wikiより) カレチとはなんぞや?カバチ?と思ったのですが、違いました。 『長距離列車に乗務する客扱専務車掌をさす国鉄内部の呼称』だそうで。 雪国での電車、乗車する客、降車する客。鉄道運営する側、上司部下。 色々ドラマあるんだなという感想 運行していた時代に寝台列車など乗っていた方は懐かしい気持ちになるのでは。 1話1話ほろっと泣ける話が多い! 個人的に旅のお供に最適な漫画なんじゃないかと思います。 私は旅行とか長距離移動中買う漫画と本が結構好きなのですが、何読むかはいつもちょい迷う… どこかへ向かう途中、電車の中で読んでみてください〜 文学のような恋愛漫画。恋は雨上がりのように 眉月じゅん名無し※ネタバレを含むクチコミです。黄金の精子を持つ男!人間ども集まれ! 手塚治虫starstarstarstarstarひさぴよ近年、舞台化されるようにもなった手塚治虫のナンセンスSF。 60年代後半の手塚治虫が、少年マンガから大人向け長編マンガへの転換期を迎えていた頃の作品で、漫画集団の影響もあってか、ところどころ風刺漫画っぽいタッチになっている。 はじめは手塚作品らしからぬ見慣れない絵柄に戸惑うが、読み進めるほどに、醜い人間の欲望を写し出した手塚ワールドに引き込まれる。戦争、テロ、人工授精にクローン人間といった科学の暴走、優性思想に人身売買など、これだけの問題をかき集めて、痛烈に風刺した上で2巻に収まっているのが凄い。 「これがもしリアルな作画だったら」と思うと、恐ろしくなる場面がいくつかあった。ナンセンス絵のおかげで、心に深い傷を負わずに済んだし、エッチシーンも淡白になってしまうのだけど、ナンセンス作品においてそれを言うのはナンセンスなんだろうなぁ。 ※画像は、終始活躍していた精子搾取マシーンの「シボリ機」 コレに男を放り込むと、死ぬまで搾り取られるらしい 内部では一体何が起こっていたのか、最後までわからなかった…「よんぶんのさん」というキーワードが最高3/4 ほんまりうstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男主人公の堀場要が応援団を抜けるところから始まる。その後個性的な師匠や、京都の竹松梅松兄弟と戦う。麻雀の自体は多少「オカルト」が入っているが「勝負には流れがある」というのを前提で読めば気にならない。 麻雀の勝負でも楽しめるが、最後の「マンケン」の下りで麻雀だけではなく「人間の変化・成長」を書いた傑作だと思った かわぐちかいじ/片山まさゆきといい明治大学漫画研究会関係者の書く麻雀マンガ(劇画)は傑作だらけ過ぎる。 タイトルの3/4は「四分の三程度のところで満足しちまう性格の人間は、一流にはなれない」という意味です。 ほとんど描き下ろしの短編集パーマネント~まんがの詰め合わせ~ 岩岡ヒサエstarstarstarstarstarかしこ岩岡ヒサエさんの作品はホッとするような明るい終わり方が多い。自分では気づかなかった幸せを教えてくれるような感じ。絶望してもなんとかなるって思えてくる。あまり描かないらしいエッセイでは作家のルーツを知ることができて嬉しかった。創作の話では点描の奥深さを語っていてマンガへの愛を感じた。国語の教科書の記憶を刺激有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。 ドリヤス工場hysysk国語の授業で習ったものとか、有名すぎて敬遠してたものの話が大体分かる(分かると言えるのか?)。部分的に覚えてるけど、こんな話だったっけとなるのが面白い。『舞姫』で覚えていたのは「ウンテルデンリンデン」という地名だけだった。 10ページくらいという短さ、水木しげるテイストの画風により、全部シュールな話に読めてしまい、やはり原作を、行間を読まねばという気持ちになる。有名すぎる名作ほどきっかけがないと読む気になれないので、この作品がいいきっかけになると思う。恐竜の姿をした武士としか思えない臥竜(がりょう) 化石の記憶 森秀樹starstarstarstarstarマンガトリツカレ男内容は恐竜に生態に合わせた短編だが俺はなぜか根底に武士っぽいテーマを感じた。これ読んだ後に気づいたのだが、森秀樹版の「戦国自衛隊」にも恐竜が出てきたし森秀樹は恐竜が詳しかったり好きなのだろうか 絵的には「墨攻」と同じ時期ぐらいかな 鬼滅の刃鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無しアニメをキッカケに読み始めましたが、めちゃくちゃ面白いです。絵も綺麗だし、女の子も可愛い!単行本で読むと伏線がちょうどよく繋がって面白いCITY あらゐけいいち渚ブルーモーニングで連載しているあらゐけいいちの最新作 単行本の最初に収録されている話が、その2〜3話あとで繋がってきたりするから、単行本で読むとちょうどいい面白さがある。1巻も2巻もそんなバランスで話が作られているから、たぶん意識していると思う。 ドタバタコメディって感じで内容も面白いのでおすすめ 審判を挑発しまくるのがメインのひどすぎるサッカー回が特に好きだった 病院を舞台にした本格ミステリーH/P ホスピタルポリスの勤務日誌 杜野亜希名無し杜野亜希先生の新連載。 熱血で突っ走って空回りしがちな新人警察官が、病院で起きる事件を解決していくミステリー。 屍活師と同じ病院を舞台にしていながらも、ヒロインのキャラは真逆。 第一話ではいかにもミスリードを狙うために配置されたモブキャラ的動きをしていて、事件解決時のカタルシスは今ひとつだった。 今後の成長に期待。 幻の逸材仏師 下村富美(とりあえず)名無し時に、途方もない才能が世に生まれ落ち、そして、それほど大きな支持を得ることなく、シーンからフェイドアウトしていってしまう。 そんなことは、どんなジャンルにも、よくあることだろう。漫画界にも、それこそ数え切れないほど「幻の逸材」は存在してきたと思う。 しかし、明らかな才能のきらめきに満ちているにも関わらず、なぜ彼らの作品は多くの読者を得ることができなかったのか。 もちろん理由はそれぞれだろうし、それは読者サイドからは掴みきれないことだ。 私たちは、ただ、その単行本を初めて読んだ時の、新しい「なにか」に触れたという心の震えだけを、それ以降、モヤモヤとただ胸中で反芻することしかできない。 私にとって、下村富美はそういう才能だった。 『仏師』のプチフラワー版コミックスを読んだ時、「ああ、この漫画家さんはすごい。絶対来る」と確信したのだが、それ以降、下村はそれほど活躍することなく消えていってしまった。 後にイラストレーターとして多くのヒット小説の装画などを担当しているので、「消えた」と言ってしまったら失礼かもしれない。 しかし、その漫画作品が持つ、素晴らしい絵のクオリティーと奥行きのある物語は、「花の24年組」や「ポスト24年組」に匹敵するような才能であったと、今も思う。 もっと下村富美の漫画を読みたいと、ずっと願っているのです。新人作家の連載デビュー「一端の子」一端の子 深山はな名無し20歳でデビュー!イキナリ新連載!すごい。 第1話は、かなり歪んだ片思いをしている女の子が主人公で、好意を抱いてる相手は同じクラスの女の子。同性愛です。人を疑うことを知らないような純粋な彼女を落とし入れて傷ついてる姿に興奮する主人公。あらすじだと割とよくあるストーリーですが、独特なセンス(言葉とか)を感じます。煽り文にオムニバスとありますが、第2話もこの二人の女の子の話のようなので、ここからの展開にも期待大。よいフェチ感怪獣のトカゲ 山本崇一朗 福地カミオ名無しからかい上手の高木さんの作者が原作の作品。個人的にはあっちより好き。びっくりするとしっぽが切れるとこがよい。トカゲの表情も絶妙 意外と読める というか面白い白竜 天王寺大 渡辺みちお波岡今まで全くゾーン外だったんだけど、1巻の始めだけ読んでみたら面白くて、どうしようかなって思ってる。シリーズがいくつかあるみたいだし、読み終わるまで他に手を出せない雰囲気がある。 割った瓶の先で舎弟の頭を刺した時はとんでもない漫画だ!と思ったけどちゃんと理由があったし。こういう筋通ってる系のヤクザ漫画って面白い。こんなにときめくSM漫画を他に知らない生きろ!モリタ 松本藍名無しこの作品を読んでいちばん良かったのは、Mの人の思考ってこうなんだ!と知れたこと。全てのMがそうではないにしろ、また視野が広がった気がして嬉しい。 主人公モリタは気が弱くて自己主張が苦手ないわゆるヘタレ。 SMプレイの相手探しに勇気を振り絞って(その振り絞り方もドMならでは)出会い系サイトに登録、さっそく返事をくれた相手に会ってみると、なんと16歳の女子高生。 その子(彩ちゃん)は生粋のドSであるにもかかわらず、処女な上に恋もまともに知らないと来た。色んな面でアウトなんだけど、彩ちゃんの自分勝手で上から目線の言動にいちいちモリタが反応している様が面白い。 プレイの相手としてだけではなく、しっかり恋をしてしまうモリタだけど、当然ふたりの間にはさまざまな障害が立ちはだかります。 生きるか死ぬかみたいなギリギリ感はないけれど、思わず「がんばれモリター!」と叫びたくなるアブノーマルラブコメディです。<<525526527528529>>
バリバリ仕事をこなすエリートサラリーマン上條の一途な恋を描いた、ど真ん中ラブコメディ。 お相手は大衆的な中華料理屋で懸命に働く中国人。ちょっと気が強そうだけど芯のしっかりした可愛い女の子です。カタコトの日本語もいい。 そんな彼女には日本でどうしてもやらなければならないことがあり…そして滞在できる期限も迫っている。 彼女こそ運命の相手だという上條の思いは、国境を超えることができるのか。エリートのくせにちょっとドジ、でも倒れても倒れても立ち上がる上條のガッツは見習いたいほど熱い!そしてネットカフェでのシーンはドキキュン必至!!