完結したマンガの感想・レビュー16044件<<520521522523524>>ZQNの略称を考察するアイアムアヒーロー 花沢健吾アルマジロ※ネタバレを含むクチコミです。狩撫麻礼/弘兼憲史の絶妙なバランスの上に成り立っている傑作エイント・チャウ 弘兼憲史 狩撫麻礼starstarstarstarstarマンガトリツカレ男俺の思想の一部は確実に狩撫麻礼の影響を受けているし、弘兼憲史の方も単行本で読めるのはほとんど読んでいるぐらい好きだがなぜかこれだけは今まで読んでいなかった。「俺の好きな二人が書いているし面白いに決まっているからまた今度読もう」と思いつつ年月がたってしまった。 2018年に狩撫麻礼が亡くなりその時から狩撫麻礼原作を再読や新規で読みはじめた。その中で新規で読み始めたなかで特に好きなのがこの「エイント・チャウ」読み始める前から面白いのだろうとハードルがかなり上がった状態で読んでもすごい楽しめた。 狩撫麻礼のジャズ/ボクシング/に対する思いと弘兼憲史のヒューマニズムな感じが絶妙なバランス ここ数年で後悔しているのが、「エイント・チャウ」は面白いには決まっているとから読まないという判断をしたことにより、エイント・チャウの単行本未収録回の切り抜きがオークションに出ていることを知りながらも手を出さなかったことだ。しばらく出ていたから平気かなと思ったらが気付いた時には落札されていた。 もし電子書籍で発売する時が来たらオークションにでていた未収録回の「ホースニュース」なども入れて出しても「エイント・チャウ」?この作者の書くグルメ漫画に外れないよな給料日のグルメ 楠本哲starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男乱歩の美食といい今回の「給料日のグルメ」といいこの作者は本当にうまそうなグルメ漫画を書く。 実在の店をベースにしていて、その店に行きたくなる。たまに店の感じが曖昧すぎて、探しづらいのが難点... 夏の前日、吉田基己導入におすすめしたい夏の前日 吉田基已名無し年上の着物美人と青春盛りの芸大生。そして同じ芸術大学の女の子もこの恋路に介入してきます。 エロティシズムと感情の揺らぎ、夏前のむせ返るような湿気、 雨が降っていたり、炎天下だったり読んでて全部伝わってきます。 匂いまで香ってきそうな漫画! ぜひ5巻まとめて読んで欲しい。 女性を描くタッチと男性の硬派な(もしくはウブな)表情が個人的に好きです。 読んだ後は名作邦画の映画一本見た感じと思ったんですけどどうでしょう! アシガールアシガール 森本梢子名無し内容の面白さはもちろん、要所要所の突っ込みが面白すぎて、公共の場で読むと危険⚠️ ラストも納得の終わり方でした。でも、もっと読んでいたかった!男のバイブルサンクチュアリ 池上遼一 史村翔名無し社会の光と闇の両面から日本を変えていくストーリー どこまでいっても2人の絆がカッコいい ウロボロスも似た設定で面白かったが、深みで大きな差が出ている。 まさに傑作ブスから超モテ期になる漫画マイルノビッチ 佐藤ざくりむブス、目立たない、地味、のモテない三要素からモテ期になる少女漫画色々あるけどこれもおすすめ 自称ブス主人公は潜在能力が高い本当は美少女なんですよ!どうせ! でも漫画になるとこのパターンがやめられない 先を読まずにはいられない、ってやつです 面白い!初恋ゾンビ 峰浪りょうむ今までなんで読んでなかったんだって感じです。(土から這い出してきたゾンビとのラブコメだと思ってた)これはなかなか考えつかない設定〜〜〜!イケメン画家×平凡学生の立場入れ替わりコメディ薔薇とチューリップ 東村アキコ名無し※ネタバレを含むクチコミです。間髪入れず被せてくる〝美〟に読者もノックアウトジェンダーレス男子に愛されています。 ためこう名無し気になってたので読みました。 一気に一冊読めます。 ジェンダーレス男子、実際SNSとかで最高に可愛い男の子とかいるのでわかるわかるという気持ち。 ジェンダーレス男子も可愛いですが恋人わこも可愛いので二人の世界が可愛くてキラキラしていればそれで幸福感に満たされるというか! 男性っぽい女性、女性っぽい男性に確実に世間様からの偏見はあるのですが作中では「そんなの気にしないよ!」と元気いっぱいなので全く気が重くならないですね! 読んでて元気になります。 今ならアウトなサラリーマン仕事マンガいっしょけんめいハジメくん コンタロウhysysk小さい頃に祖父母の家で読んだ記憶がある。おそらく叔父が所有してたもので、当時のサラリーマンに対する世間のイメージがジェンダー観含めて色濃く反映されてるように思う。学歴を持て囃したり、学歴だけあっても駄目だよと言ってみたり、宴会芸を頑張ったり、(今ではギャグにならない)セクハラパワハラ当たり前の世界。現代的な感覚からするとパワーワード満載でTwitterにでも貼り付けて投稿したら数千RT稼げる気がする。やらないけど。広島の不良2人組に訪れた人生の転機を描くヒマワリ 平川哲弘マンバ【掲載誌】 週刊少年チャンピオン2017年42号(9月14日発売)より連載開始 【代表作】 『クローバー』平川哲弘 『クローズZERO II 鈴蘭×鳳仙』平川哲弘/高橋ヒロシ 【公式ページなど】 週刊少年チャンピオン http://www.akitashoten.co.jp/w-champion Twitter https://twitter.com/hirakawa7x アメコミ好きとアクションする女性好きには是非に候恋情デスペラード アントンシクいい漫画読みアクションの画力も惚れ惚れしますが1話1話の完成度も高いと思っています。 アメコミ×和風というみんな描いてみたいと思うものをここまでさらっと描けてしまうのは羨ましい限り! あとスチームパンクと西部も入ってますね。 めちゃくちゃかっこいいです 美人部下に弄ばれるエリートサラリーマンのラブコメおあいにくさま! 近由子mampukuこれまたアブノーマルな漫画が始まりましたね。成長してエリートサラリーマンとなったかつての気弱な少年が、出向先でトラウマと再会します。 「…もうだめ がまんできない」「ひろって」からの急展開は絵的にもとても見応えがありました。 というか女性作家ですよね…??よくこれほどグッとくるドS女が描けますよね、感動しました。ちなみに自分はSMの趣味はあまりないのですがフェティシズム的な意味でこのお姉さんは非常に魅力的です。「弱視」を描く上でのバランス感覚が素晴らしいヤンキー君と白杖ガール うおやまsogor25一見重くなりそうな弱視というテーマを一定のリアリティラインで描きつつ、ラブコメとしてちゃんと(と言うと失礼だけど)面白い。相手方がヤンキーというのも善意を他意無く素直に受け取れるので不快感なく楽しく読める。 恐らく取材等をベースに描かれた弱視と、物語を作る上での記号としての弱視の描き方のバランスが絶妙。基本は前者のほうが強いから物語の土台はしっかりしてるんだけど、後者も意識してないと「美少女なのに」『見えないくせに』「オマエもな」なんてセリフは出てこない。そういう辺りからも、弱視という存在を表現するのに極端に差別的にも悲観的にもならないように配慮しつつ、エンタメ作品として昇華しようとする心構えが見て取れる。 1巻まで読了りぼんで読んでたな〜龍王魔法陣 藤井みほなまるまる当時はとくに何も思っていなかったけど、りぼんの連載作品としては少し意外なテイストですね。(自分にとっては)りぼんの黄金期真っ只中に連載していました。 この作品では、世界征服を企む高校一年生の主人公が、初対面の同級生と喧嘩し、自分の強さを見せつけるため入学早々道場破りをする…というまるで少年漫画のような始まり方です。 たぶん最後に読んだのは10数年前になってしまう気がしますが、電書化されたのを機に読んだら、すぐに当時の記憶が蘇ってきました。なつかしいし、絵もうまいし面白い… 全3巻では収まりきらない濃密な世界観なので、全体的に早足で進んでいく感覚が否めません。今でも細かいところを読むのをためらうほど、少女マンガとしてはかなりの情報量で、もちろん当時小学生だった自分はキャラとセリフ以外は読むはずなく。でもそれでも十分楽しめるからいいと思います。 最初から無敵の生徒会ズラッ!!みたいな豪華さも好きだし、前世の自分と一緒に戦う!というのもロマンがある。 藤井みほな先生を知る人ならイメージわかると思いますが、ギャグのキレ具合もバッチバチで、一瞬たりとも飽きさせません。 3巻ですぐ読み切れる手軽さはありますが、今思えば、もう少し時間をかけて展開できれば大名作だったかな。 サンデーのギャンブル漫画ギャンブルッ! 鹿賀ミツルなつおうぇぶりで見かけて、「サンデーなのにギャンブル漫画」というギャップに惹かれて読んだ作品。 パッとしないチビっ子のマサルが大人びた顔で勝負する姿がかっこいい。 賭け事が小学生まで浸透している世界観や、ギャンブルの「流れ」を読むマサルと理論派のジャンという設定がすごく好きです。実在の昆虫と戦いながら犯人を探すサバイバルホラー!3インチ 多口はじめたか気弱な主人公もパニックホラーもたくさんあるけど、留学中の学生が主人公という設定はすごく珍しくて面白い! 留学中のアメリカで馴染めずにいた大学生の主人公は、勇気を出して年越しホームパーティーに参加するが、カウントダウンが終わった瞬間に意識を失ってしまい、目が覚めると身体が3インチ(7cm)になっていた。家アリや猫すら命を脅かす状況で、何者かがパーティーの参加者のペットである世界の昆虫をカゴから逃していて…というあらすじ。 1巻の表紙にあるように、人んちの猫に命を狙われるシーンがとても現実味があってメチャクチャ怖い!あとアリに襲われるシーンは漫画だとわかっていてもギョエーッとなる…。 また体が縮んだことでただ不利になるのではなく、「高いところから落ちても平気」、「筋力20倍」などのメリットをあるのが単純じゃなくていい。 カリフォルニアの虫や動物が次々敵として登場するので、アニマルドキュメンタリーを見ている感じで楽しめる。 実在する虫(主人公たちにとっては巨大生物)とバトルをしながら、味方の中に潜んでいる犯人探しをするスリル最高です…! https://www.urasunday.com/3inch/comic/58764.php全然わからんから誰か解説してほしい誰がコマドリを殺したか?【特装版】 MASA NANOオスラッコ※ネタバレを含むクチコミです。 男が強さを求めるのに理由なんているのかMASTERグレープ 土塚理弘 高橋アキラいい漫画読み最強を目指す少年少女の鍛錬って感じです。 槍術、剣道、剣術、薙刀。 素人目には違いがあんまりわからないんですけどバトルシーン(手合わせ)でのスピード感半端ない!かっこいい!! 緩急もあって全く飽きません。 正直主人公のさくら以外みんな最初っから最強です。 そこだけは現実的じゃない…かな。 最初の方の話、悪漢に絡まれて高校生と中学生で戦うシーン。 シチュエーションとしてはめちゃくちゃベターなのにすごい面白い! 武術を実践に持ち込むとこうなる、みたいな薀蓄好きなのでワクワクしました。 真剣だと人を殺してしまうから踏み込めない、竹刀だと全力で叩けるってのは面白い。 性格やばいけど剣術の桃山がイケメンで好きです。アッシュリンクスがともかくかっこいいBANANA FISH 吉田秋生名無し※ネタバレを含むクチコミです。まっすぐに宇宙飛行士を目指す!パスポート・ブルー 石渡治名無しすごく純粋に宇宙飛行士を目指す漫画です。 煙突に登って怒られた幼少期から始まり、ペットボトルロケットを作ったり、種子島のロケット発車をみて感涙し宇宙飛行士になると志す。 専門的な部分の説明もちゃんと出てきます。 孤高のヒーロー「バネ足ジャック」!黒博物館 スプリンガルド 藤田和日郎ANAGUMAスコットランドヤードの犯罪資料館「黒博物館(ブラック・ミュージアム)」に所蔵された「バネ足」にまつわる数奇な物語を回想形式で振り返る短編。 藤田マンガらしく回想と現在が繋がるクライマックスの快感はバツグンです。 『藤田和日郎短編集 暁の歌』に収録されている「空に羽が…」という作品にも世界を救う孤独な英雄の姿が描かれますが、 殺人鬼と疑われながらも譲れないもののためにひとり立ち上がる、今作の主人公ウォルターも紛れもなく藤田和日郎の描く漢…! 「バネ足ジャック」というヒーローが生まれる瞬間と、そのカッコよさをぜひ味わってほしいです。 後日談の「マザア・グウス」も本編とガラッと雰囲気が変わったボーイ・ミーツ・ガールで味わい深いですよ! あと物語のガイド役の「キュレーターさん」が鉄面皮美人にみえてめちゃくちゃ素直っていう最高のキャラ。 片目隠れカワイイ。「オレはただオレなんだ。それだけ……。名前は森田鉄雄 ー 背景はない……!」銀と金 福本伸行ヒロシ(漫学)「悪党」の生き様を描き切った福本マンガの出世作であり最高傑作。 キャラクター一人一人が己の哲学を持ち、言葉と行動が深いレベルで一致しているので、モブキャラであっても吐き出すセリフが魂に突き刺さる熱量を持っている。 「オレはただオレなんだ。それだけ……。名前は森田鉄雄 ー 背景はない……!」はいつか合コンで言ってみたい近代漫画史に残る名台詞。一方、なぜこの作品が「ピザッツ(成人向け月刊漫画雑誌)」で連載されていたのかは近代漫画史に残る大いなる謎。<<520521522523524>>
※ネタバレを含むクチコミです。