完結したマンガの感想・レビュー16068件<<370371372373374>>無駄遣いばかりの三十路男が節約して彼女とヨリを戻そうとする節約ロック 大久保ヒロミ名無し※ネタバレを含むクチコミです。The!!!料理マンガ旬 ~味彩の匠~ 高倉みどり漫画を読む女S読了しました。 ・一貫して主軸がそばつゆなのでまとまりがいい ・大げさすぎないのがすばらしい ・登場人物が面倒くさくない ・青沼さんが(ハゲではないけど)かっこいい、すてき ・ラストの頁がとてもいい 好きなモノローグ ・細胞膜の原理だわ さしずめ半透明のキャベツ膜 好きな展開とか ・(大会主催者のお金で行く)小樽で豚丼 ・涙を流す青沼さん ・父の持たせてくれたスイカ *** 今読みすすめているんですがおもしろいので読み終わったら感想を書きます。 ラーメン発見伝の芹沢さん(ハゲ)が好きなんですけど、こう、主人公に指針をくれるハゲ、じゃなくて存在がいるというのはとてもいいなと思います。 グルメバトルやそのインフレ化だったりそのやり過ぎな表現(食べた審査員が別世界に飛んでいくアレ)が嫌い…大嫌いなので、これはいい感じに進んでいて期待大です。現代人が縄文時代にタイムスリップしてみたら…ワイルドファミリー もりたゆうこ名無し縄文時代は戦争も格差もなかったと言われ、世界的にも争いのなかった歴史は珍しいらしく注目されているようですね。そんな縄文時代に現代人がタイムスリップしてしまう漫画です。老若男女6人が各章ごとにタイムスリップしますが、縄文人は穏やかな性格でどんな奴でも必ず受け入れてくれます。自然災害や猛獣に襲われるなどの命の危険と隣り合わせな生活ですが、お金の概念もないし精神衛生上はとてもいい環境なのかもしれません。弥生人が登場してからは争いごとも起こり始めてしまいました。6人中5人は現代へと帰っていきますが、戦争があった時代からタイムスリップしていた1人だけは縄文時代に残り続ける選択をしたのは悲しいことですね。派手な土器や狩猟民族のイメージしかなかったので学び直すきっかけになりました。トルコ粉もん旅粉もんロード クマリネ名無し老舗の小麦問屋の娘との結婚を許してもらうには条件があった!それは「何も持たずにトルコから中国までを旅し、粉もん料理のレシピを100個ゲットする」という歴代の彼氏も逃げ出すような超難題だったが、どうしても彼女と結婚したい主人公はトルコに旅立った!途中で麻薬や武器を密売している集団と関わることになったり危険な状況もありましたが、大半は人に恵まれて美味しいトルコ料理レシピもたくさん登場します。ラマダン(断食)やクルバン(犠牲祭)などの日本には馴染みのない文化もしっかり取材をされていて読み応えがありました。残念なのはイランに到着したところで連載が終了してしまったこと。ぜひどこかで続きを描いて粉もんロードを完走して欲しいです。 不死身の少女が巨大鋸で魍魎を斬る!魍魎少女 白石純ANAGUMAかわいい女の子がデカい武器を振り回して血しぶきを撒くマンガが好きな人なら絶対満足できます。大正レトロはやっぱりいいですね。 バラバラになった師匠・雪之条の体のパーツを集めるため、不死身の怪力少女・林檎丸が戦うのは宿敵・八房が操るさまざまな魍魎!バトルは迫力満点で、動きのあるアクションが繰り広げられるかと思えば、美しいデザインがあしらわれた見開きがバシッと決まります。メリハリが効いていて最高! 林檎丸と師匠のイチャラブ関係ももちろんですが、仲間の探偵・鷹之助や僧侶の典妙さんなど魅力的なキャラが脇を固めるのも安心感抜群です。 4巻時点で師匠のパーツも結構集まってきていて、不死を狙う新たな敵も現れたりして新展開に突入中。盛り上がってますよ!何度も繰り返し読み返してきた結果、感想が重い悪女 深見じゅん漫画を読む女S連載中から読んでいて、当時、私は子供心に大人社会、会社という場所に憧れたものです。 大きな会社には行ったことのないフロアや知らない場所がたくさんあって、そこには秘密が隠されていて、隠れキャラのオセロおじさんから主人公まりりんは隠しアイテム(いつでも真夜中でも空調が効いている、好きに使っていい一室)をもらったりします。対人関係のはったりや、夜のネオン街へのあこがれも、今思えばこのマンガで覚えたもののように思います。 ホワイトローズクラブの定例会、仲間たちと夏祭りの支度をすすめる様子にそれはそれはわくわくしました。 大人になって社会人になった私でしたが、あいにく運命的にT.Oさんと出会うことも、職場で峰岸さんや小野さん、山瀬さんと出会えることもなく、金曜の飲み屋で涼子さんと出会うことも出来ないままただひたすら年月を過ごしてきました。 さらに悪いことには、もしかしたら、私はたぶん、新入社員のまりりんを鬱陶しく思うタイプの大人になってしまった。つらいです。やるせないです。おかしいな? 果たしてT.Oさんに胸を張って好きですと伝えるのに恥ずかしくないような成長してこられたのか?できていないな… やるせない時、深呼吸をして、この37冊を読みなおしたりします。それを繰り返してきました。 昔ただよくわからない嫌な人でしかなかった上司、同僚、それぞれに暮らしがあって、考えがあって、だから働いていて、この漫画はそれを取り立てて肯定することもしないし否定もしていない。一時一瞬一緒に仕事をしただけの人、時を経て違う場所で再会した人、なんだかんだで関係が続いている人、いろいろ出てくる。まりりんは会社で人生を冒険していて、絶対の正義なんかじゃないけど、ひたすらまっすぐだ。ずいぶん遠くまで来てしまったな、そう思います。 さらに年を取って、そんなまりりんのまっすぐさに泣きそうになったり、実際泣き、何度も読み返したから隅々まで知っている話なのに、いつも節々で感動するのです。 大好きな社会人RPGコミックです。 なんせ冊数が多いので勢いで読むには大変だと思いますが、子供に、大人になっていく若者に、社会人になった人に、中年になった私などに、おすすめしたい漫画です。が、自分が抱くくらいに熱い感想を余所で見かけたことがないのが少し気になります。なんでみんな泣かないのん…? 好きなキャラクターは木村さんです。あと高田さんと小野さん。悪神・四凶と、体内に勾玉を持つひとりの少女この凶愛は天災です 夢木みつる名無し※ネタバレを含むクチコミです。 表紙を見て購入した味惑のレシピ あぎじゅんこ 藤本眞子マンガトリツカレ男面白いんだが俺の読んできた料理漫画と違い主人公の特殊能力を駆使して問題を解決するのではなく、対象の人物の思い出や情報などをうまく使い解決する。これだけ見ると美味しんぼの京極さんの「四万十川の鮎」みたいな話だがそんなに派手ではなかった。つまらないらしい拷問トーナメント 高遠由子 アオイセイ名無し友達の弟が買ったやつを友達が読んだらつまらなかったらしい。おさとうとスパイスとすてきななにもかもパラダイス・カフェ ひうらさとる野愛どこを切り取ってもキラッキラしていて可愛くてお洒落で夢のような煌めきしか詰まっていないです。 お料理は苦手だけど食べることが大好き、まだ恋を知らないヒロイン・ユキオ。 そして目の前に現れるのは天使のオムレツをつくる謎の男の子・ハル。 ああもうここには幸せしかない、おさとうとスパイスとすてきななにもかもでできているんだ…と読者の心までふわっふわのオムレツのようになってしまうんですね。 はじめての恋にとまどいながらも、料理の腕も人間としても成長していくユキオが愛おしくて愛おしくて、気がつくとハルの方に感情移入してしまいました。こんな女の子絶対絶対好きになるでしょ…かわいい通り越して愛おしい。 ユキオとハルの両親もいいキャラクターで、物語の鍵となってきます。 ただの恋愛物語でとどまらず、愛するひとのために何かをすることを教えてくれる素敵な作品です。 愛すること愛されることって幸せだよね、なんて根本的なことを改めて噛みしめちゃいましたね。好き。 東村アキコの初期短編集ゑびす銀座天国 東村アキコ名無し「そういえば東村アキコの短編集って読んだことないな」と思い手にとったのがこれ。ひまわりっ ~健一レジェンド~や、ママはテンパリストより前の2004年に連載されていた作品ということで、絵の感じやストーリーの作り方がやっぱり今と違うなぁと新鮮でした。 現在東村先生が描かれる漫画は、基本的には「全体的には明るい雰囲気のコメディで、その中で少しだけシリアスパートがあり、そこで主人公が気持ちを吐露するなどしてその作品のテーマを主張する」という作りになっていると思います。 が、この『ゑびす銀座天国』には特にテーマなどはなく、ドライアイス屋で働くコオロギ(28歳・男性)と、彼を取り巻く3人の女性たちの様子をただ描いている…という感じでした。 あえてドラマチックで面白いストーリーの起伏を避けて描いているような、淡々とした感じがすごく意外でした。 とは言え、ギャグパートのノリや畳み掛けるようなセリフ回しは今と同じ。これこそが東村先生作品に共通する一本通った筋なんだなと良い発見をすることができました。準備万端で読んだら最高すぎた連載終了! 少年ジャンプ黄金期の舞台裏(デジタル版) 巻来功士starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男昔一回読んでその時点でも充分面白かったのだが、より楽しむ為に「巻来功士」のジャンプ連載作品を大量に読み、ジャンプ三代目編集長の「西村繁男」の「さらば、わが青春の『少年ジャンプ』」を読み、これが原案になっている「少年リーダム 〜友情・努力・勝利の詩〜」などを読んだ状態でまた読み返したが最高だったとしか言えない。 作中の「機械戦士ギルファー」の成り立ちや「北斗の拳」の第二話描き直しは、「少年リーダム 〜友情・努力・勝利の詩〜」の編集側からみた話と、書いた本人の話や原哲夫のアシスタントとしての話の両方から知ることができてすごいよかった。懐かしい…!ガ・マ・ンできない しがの夷織たか小学生のときに通っていたピアノの教室に、話したことのない女子高生のお姉さんがいつも少女コミックを置いてくれていて、それを読むのが楽しみでした(漫画がだめな家庭だったので)。 客観的にみて、ちゃお・りぼん・なかよしをすっ飛ばして少コミから読むとはなかなか歪なのですが、当時はそんなこと全く感じずただ楽しくで読んでいました。 天然はちみつ寮。、覇王・愛人、僕は妹に恋をする、ありす19th、蜜×蜜ドロップス、天は赤い河のほとり…いろいろ載っていましたが、中でもこの『ガ・マ・ンできない』はかなり印象に残っています。 主人公の名前が湊、彼氏の名前が千尋と、どちらも中性的な名前なのが好きでした。 恋愛もので男の子のほうが年下という設定のお話を初めて読んだのがこの作品で、年下彼氏というと千尋を真っ先に思い出します。 またアラサーになった今あらためて読んでみて一番衝撃だったのが、大人になった今読んでも充分刺激的に感じる内容だったことですね。 「キュートでちょっぴりHなラブコメディー」とあらすじにありますが、どう考えてもちょっぴりHどころじゃない!! PTAの「子どもに読ませたくない雑誌」第1位に選ばれたのも納得です。 雑誌で読んでいたため、そもそも単行本の表紙からしてこんなにエロかったのかと驚きました。これを当時本屋で買うのは相当勇気が要っただろうな…。 ドジっ子南国少女の暮らしを見守ろう #1巻応援もいもいスイスイ しでんANAGUMA南国から褐色美少女スイが大人の女性を目指して日本にやってきた! スイに対して変態的なスキンシップを試みる姉トウマとしっかり者で常識人の妹ユキナと一緒に慣れない日本でのドタバタ生活がスタートします。マンガだ〜! トウマの少々行き過ぎた愛情表現にドン引きすることもありますが絵もキャラもかわいいから大体オッケーでしょう。背伸びをしてドジをやらかしがちなスイを中心とした3人の掛け合いは見ていて楽しいです。スイちゃんすぐ泣いちゃうんだよな…(※かわいい)。 読めばあなたもスイちゃんをかわいがりたくなること必至。ホント家に居てほしい。 モイ!(お別れの挨拶)心霊スクールコメディおそろしくて言えない 桑田乃梨子名無し※ネタバレを含むクチコミです。リヴァイが調査兵団に入るまでのスピンオフ進撃の巨人 悔いなき選択 ニトロプラス 諫山創 駿河ヒカル 砂阿久雁 「進撃の巨人」製作委員会名無し時系列は壁が破られる1年前の844年。スラムで燻っていたリヴァイがエルヴィンと出会い、調査兵団に入るまでの出来事を描いたスピンオフです。 物語のテーマはタイトル通り「選択」です。数多くの選択を積み重ねてきたリヴァイの最初の「選択」が描かれていて、エルヴィンとの関係がどう始まったのかもわかるのも見所です。 巻末の諫山先生との駿河先生の対談も面白いです。リヴァイのイメージの源泉になった作品として『七人の侍』や『ハート・ロッカー』の名前が上がっているのですが、どれも「なるほど…」と頷けます。 2巻と短いながらもリヴァイの誕生の物語、オリジンとして説得力のあるスピンオフでした。 大人のオンナか集まると大変だ。オンナ37歳 たやすくないのよ、人生は みなみなつみPom 同窓会の通知から再び出会った女5人それぞれの物語。 みんな色んな問題抱えてるんだけども、茜のお節介がすぎている。。 友達の人生に介入しすぎている。。 しかし、茜が世話を焼くにも理由があるのでそこは後半で判明。 とにかく茜以外の4人の友人が離れないのは彼女と一緒にいることによって真っ直ぐな茜に励まされたり勇気づけられたりするからなのかな。 何にせよ、大人になってあんなに本音で言い合える関係性を作れてるってことは素晴らしいなって思いました。ずっと読み続けていたい二階堂幸短編集 ありがとうって言って 二階堂幸さいろく大きな感情の起伏はなく、過度に甘酸っぱすぎたりもせず、絶妙に距離を保たれた感じでどの作品も読めてすごいなぁと感心。 最後の旅行のは〆の部分で急に80`sっぽくなってハッとさせられたりして、たまらんなぁと思い候。 あとオマケがいい。書店限定のおまけが毎回こういう形だったら買う価値が更にあるなぁ。ゴッドサイダーのスピンオフではなかった鬼哭忍伝霊牙 巻来功士マンガトリツカレ男タイトルに鬼哭と付いていたので、「銀牙 -流れ星 銀」のスピンオフである「銀牙伝説 赤目」のような鬼哭一族の祖先の話かなと思って読み始めたが関係はなかった。 時代背景的には、織田信長の天正伊賀の乱あたりから秀吉が生きているあたりなのかな。長期連載とか前提だったのか全2巻のうち1巻はタイトルである「鬼哭忍伝霊牙」の鬼哭霊牙は登場せず、両親の鬼哭霊馬と胡蝶がメインで話が進み鬼哭霊牙の活躍は2巻以降になる。鬼哭霊牙が両親の復讐のため戦い続けて復讐先である秀吉の前まで行って最後に敵に囲まれてどうなるかというところで終わった。 なんか全てが間違って覚えていたメタルK 巻来功士starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。食と職の良いバランスの作品ご飯は私を裏切らない heisokuなかやま29歳の短期のバイトで生活する、名前の出てこない主人公が労働を通して「食」を考える作品 「食」と「職」がいい塩梅でブレンドされていて、一編一編味わって読むことが出来る、不思議な魅力があり、何度も読み返してしまった 絵的に華やかさはなく、どちらかと言うと湿っぽい弐瓶勉や野村亮馬のような黒を主体にしている作風なので、普段グルメマンガを読まない人にも読んでみてもらいたい 基本的に主人公の思考をマンガにしているため、人との対話はほとんどなく、食材に対するうんちくを垂れるわけでもなく、あくまで生きるために彼女が「食」とどう向き合っているか?の頭の中身を覗く感じを味わえる そして、想像以上に主人公が表情豊かで、魅力的 謎の思考ロジックもクスッとなる部分も多く応援したくなる 単行本には「描き下ろし」もついており、それが「バイト先の人との対話」になっており、本編とは違う彼女の一面を見ることが出来るので、WEB版を読んでいた人もぜひぜひ当時の子どもたちは耐えられたのか…!?サイファー かとうひろしみど丸自分はリアルタイムの世代ではないのですが、人から「恐ろしい漫画がある」と言われて読みました。何が恐ろしいかと言うと本作はコロコロコミックで連載されていたということ! 超能力者サイファーとして目覚めた少年イッキが立ち向かうのは人間の脅威であるモンスター、ガイ魔。 このガイ魔が毎回かなり怖い。身近な人物に擬態したり無関係の人間を操ったりと、メンタルをゴリゴリに削る戦法を取ってきます。イッキのガイ魔との初戦は壮絶以外の何物でもない…。 怖いだけでなくグロさもバッチリ兼ね備えています。人間が真っ二つになったり首が飛んだりドロっと溶けたり…残酷描写はかなり気合が入っていて、当時のコロコロこれがOKだったのかという驚きがありました。 ちょっとネタバレになってしまいますがクライマックスもガイ魔のボスを倒してめでたしめでたし…とはいかないのが恐ろしい。最終ページがこれほどビターなコロコロのマンガ、自分は他に知りません。 あらゆる面から幼少期に読んでいたら自分はトラウマ間違いなしでした。大人になった今読んでも怖い。 マンガ図書館Zなどで全話公開されていますので、未読の方はぜひ震えてほしいです。 https://www.mangaz.com/book/detail/44531 老舗百貨店のクレーム処理係は大変だ!銀座からまる百貨店お客様相談室 鈴木マサカズ 関根眞一名無し「お客様に勝ったら負け、負けても負け」なクレーム対応。最後に「またのご来店をお待ちしております」と言えるようになったら解決だそうです。お客様の言い分を鵜呑みにする訳にもいかないし、落としどころが本当に難しい…!しかも店側に非がないことでも怒られるのでしんどいですよね。 例えばこんな事例がありました。百貨店で贈答用にお菓子を購入したが相手方に届けるまでに日にちが経ってしまい、もらった人が食べようとした時には賞味期限が切れてしまっていた。これによりお菓子をもらった側から外箱に賞味期限のシールが貼ってなかったとのクレームが。まさかのそっちから?!と驚きがありますが、ものすごく正義感の強い人だったんです…。結構な騒動に発展しますが最終的には全員が笑顔で解決していて、読んでいて勉強になる部分があると思いました。クレーム対応するお客様相談室のメンバーも個性派揃いで面白かったです。性欲にもがき苦しむダークな青春譚モンクロチョウ 日暮キノコ名無し同じ団地の隣の部屋で育った仲のいい幼馴染の正也と桃子が思春期のこじらせが原因ですれ違ってしまい他人を巻き込んで葛藤する話。ぽっちゃりしてて妹みたいな魅力のある桃子が自分より先に大人になっていくことが正也にとって恐怖だったのはちょっと分かる。とはいえ自分のトラウマ解消の為に他人をないがしろにしすぎ。そりゃ刺されますよ…。ラスト間際で「やだやだ!あの頃の桃子のままでいてよ!」と正也が情けなく取り乱したのを見て、桃子の復讐劇はこれでやり遂げたなと思いました。二人の心の距離があの頃のように戻るようなチープな終わり方じゃなくて良かったです。<<370371372373374>>
※ネタバレを含むクチコミです。