完結したマンガの感想・レビュー16082件<<320321322323324>>閉ざされた村、淫猥なしきたり、謎の祭、ううっ…花園メリーゴーランド 柏木ハルコnyae※ネタバレを含むクチコミです。アフタヌーン2021年3号で最終回マージナル・オペレーション キムラダイスケ 芝村裕吏名無し※ネタバレを含むクチコミです。笑えて感動もしもしカメさん~チンピラ、JKのパパになる~ 単行本版 山本カエル名無し新しくできたパパは見た目はチンピラですが、人間力が素晴らしいです。人の傷みがわかるし、おしつけがましくない。泣けるのにクスッと笑えて、お薦め漫画です。まさに神童神童 さそうあきらstarstarstarstarstar_borderかしこ読みながら「のだめカンタービレ」を思い出した。そういえばのだめって最初はもしかしたら天才なのかもっていう雰囲気があったけど最終的にはそういう話じゃない方向で終わったよね。世界的ピアニストにはなったけどそういう人は生まれながらの才能だけじゃなれないみたいな苦悩が描かれていたし、ハッピーエンドではあったけど悪魔的な音楽の才能を持つ人ではなくなった気がする。そういう点でいえば「神童」のうたちゃんはそのタイトルにふさわしく神童のままで物語が終わったんだなと思った。最初の頃はなんで野球ばっかりやってるんだろうって思ってたけど、ピアニストになった後に訪れた最悪の試練を乗り越える為に必要な布石だったんだな。最終回でのうたちゃんの演奏シーンには感動した。 尊いそれでも歩は寄せてくる 山本崇一朗 ねこまど 北尾まどかさいろくいつの間に始まっていたのか…高木さん好き読者なのにノーチェックであった。 なんというかこちらは高校生?で部活の先輩後輩。 先輩はたしかに死ぬほど可愛い。 だがこの容姿はまるで小学生…ツルペタロリちびっこを好きだ、可愛い、と人には言いづらい…!(ロリ趣味はないつもりだが先輩は本当に可愛い) 歩のデレがギャップがあってまた良い。 とりあえず既刊をすべて買って続刊を待つタイトルになりました。いい夫婦ラブコメ&ホームドラマじいさんばあさん若返る 新挑限六文銭タイトルどおり、じいさんばあさんが若返って、しかもイケメン美女になるって話。 じいさんばあさん時代からおしどり夫婦なので、若返っても基本は仲良し。 じいさんがイケメンになったことにより、孫娘とか、息子の嫁(義理の娘)が惚れてしまいそうになるが、じいさんは、ばあさん一筋なので、そこまで問題無い感じ。 ばあさんも、美女なので他の男に(以下同上… 若返ったからとって、例えば、若い子にハッスルしたりしない。 昔はやれなかったことを、お互いを思いあって尽くし合う感じは、いい夫婦だなぁと読んでてほっこりします。 東北なまりもどこか優しい感じが良いですね。 また、若返る前のエピソードと交錯させるストーリー展開は、家族の縁や絆を感じて、うるっとさせるホームドラマ的な作品でもあります。 じいさんばあさん時代は、どうしても避けられない死が目前に迫っているので、夫婦としてどう向き合っているかは良い話でした。 じいさんばあさんが若返る→出オチ な感じがしますが、そんなことはないです。 最終的に、もどったりするのかな?今後が楽しみです。 余談ですが、小畑健先生の『サイボーグじいちゃん』のばあちゃんが若返ったシーンに子供ながらにその色気に興奮したけど、本作は安心して読めます。(何が?)食品メーカーの新入社員の配属先は北海道の牧場…!牧場OL 丸井まおぺそ「牧場OL」というわかりやすいタイトルと可愛らしい絵に惹かれて読んでみました。「読む前は可愛い女の子が可愛いことをしているだけのほのぼのマンガかな?」と予想していたのですが、想像以上にガッツリ牧場でのお仕事が説得力たっぷりに描かれていました! (あとがきで作者の丸井まお先生がご自分の地元を描いたとコメントされていて納得しました) 出てくる登場人物たちがみんなユニークで、わかりやすいテンプレ的なキャラ付けではないのが良いですね。 主人公の南もベトナム人実習生のスアン先輩も結構いい性格しているところが素敵です✨ 手塩にかけて育てた牛たちを出荷しなくてはいけない辛さを初めて体験した南ちゃんが、心の整理がつかないまま乗り越えていく姿がとても印象的でした。 ちば先生もすごいがちばプロもすごい!あしたのジョーに憧れて 川三番地かしこ有名漫画家のアシスタントをされていた方の回顧録ってたくさんありますが「ちばプロダクションはレベルが違う…!」と思いました。ちばてつや先生がすごいのは言うまでもありませんが、先生を支えていたアシスタントさんの熱意と技術もすさまじかったんですね。読んでいて熱くなりました。とくに印象に残ったのは見開き1ページをアシスタント5人で分割して仕上げた話、新人の田中くん(川三番地先生)が原稿にインクをこぼしちゃった話、あしたのジョーを描いていた頃のアシスタントさんがポーズ研究をする為に使っていた鏡の話でしたが、まるで職人のようなちばプロ勢が「少女漫画家のところは点描を丸ペンで描いている(しかも点は絶対に綺麗な丸じゃないとダメらしい)」と噂しているのと、講談社が主催したちば先生の漫画家生活20周年パーティーで20万年前の南極の氷が振る舞われていたのがちょっと面白かったです。先輩が僕を殺りにきてるを読んで先輩が僕を殺りにきてる 助野嘉昭 らふすけっち名無し※ネタバレを含むクチコミです。極妻(っぽい)JKとチンピラ(っぽい)家政夫男子!お嬢、お目覚めの時間です 樫八重子名無し※ネタバレを含むクチコミです。 「ぬい活」という文化を知る #1巻応援ぬいパパ 成人男子がぬいぐるみのパパになる話 灯乃モトnyae異世界の王子が日本のぬいぐるみ文化に感銘を受け、"ぬい"として転生するところから物語が始まります。そしてぬいとなった王子と運命的に出会った青年・国丸とのほんのりBL風味な微笑ましいドタバタライフがストーリーのメインですが、何も知らなかった私には今は当たり前に存在している「ぬい活」という文化について知れたことが何より大きかったです。 世の中には人の心の隙間を埋めてくれたり、無償の愛を注げるような存在は無数にあると思いますが、そのうちのひとつ、「ぬい」を愛でる文化はこんなにも大規模なものだったんですね。#ぬい撮り、#ぬい服 などをSNSでタグ検索すると、大事に愛されている子達が出てくる出てくる。 読んでいたなかでも衝撃的だったのは、購入したぬいを「うちの子としてお迎え」する儀式。いわゆるもともと商品に付いてるタグを、もし経済的に困ったときに高値で売れるよう付けたままにしておくんだそう。そして正式にうちの子にすると決まった際に初めてタグを外すという(もしかしたら漫画オリジナルの演出かもしれないけど、実際にありそうだなと思った)。 と、そうした知られざる「ぬい」の世界を知ることができた1巻でしたが、キスして人間になったりぬいに戻ったりする王子と恋愛経験なしのオタク青年・国丸の関係に大きな変化が生まれる(かもしれない)2巻、期待大です。 公認イチャラブとでも言うべきかからかい上手の高木さん 山本崇一朗六文銭常日頃からリア充爆発しろと怨嗟渦巻く私の日常において、この作品だけは、何故か許せてしまう。 むしろ、 いいぞ!もっとやれ! となってしまうから不思議。 中学生という年代もいいのかも知れない。 「好き」をストレートで言えない甘酸っぱい年代なので、からかいという手法でそれを表現するのが、なんとも微笑ましい。 小中時代ってこんな感じでしたよね?(自分には無関係でしたが。) 年くってくると、この手のジャレ合いも面倒くさい感じなんで速攻GOALしがちですが、たまにはこういう婉曲的な表現もよいのではないでしょうか。 しかも、スピンオフではネタバレも辞さずGOALしてますしね。 それもコミで安心して二人の関係を眺めていられます。 公認イチャラブとはこういうことなのか?片思いしつづける二人の主人公#1巻応援真夜中にコーヒー さわの将六文銭メインの登場人物は2人の男女。 女性のほうは高校時代の先輩に、男性のほうは元バイト先の人妻に、それぞれ思いを寄せている。 相手に思いを告げることもなく、何かアクションするわけでもなく、密かな片思いという感じで、相手を静かに見守っている。 相手が幸せなら、自分は満足だというような様子。 何かを求めず、自分が好きというだけで十分なのだ。 なんとも切ないような、自己完結的というか、こじらせた片思いの成れの果てような様子は、読んでいてむず痒いです。 ただ、どうしうようもなく自分の心に素直なところは、羨ましく眩しいなぁとも思います。 この片思いし続けている二人が、微妙に共感したりズレてたりするので、今後どうなっていくのか楽しみですね。 片思い相手に何かアクションするのか、それともこの二人がくっつくのか。 1巻の最後に、何かアクションが起きそうな予感です。 復讐の教科書43話を読んで復讐の教科書 河野慶 廣瀬俊名無し※ネタバレを含むクチコミです。チェーザレという男がイタリア統一を目指す話チェーザレ 破壊の創造者 惣領冬実 原基晶名無しマキャベリがチェーザレを『君主論』の主人公にしていたことをきっかけに読み始めました。本書はチェーザレの行動力や意志力の素晴らしさがよく伝わる内容です。夜な夜な赤ちゃんが集うスナック「バブンスキー」バブバブスナック バブンスキー ~ぼんこママがのぞく赤ちゃんの世界~ ルノアール兄弟名無し異次元空間に存在するスナック「バブンスキー」では夜な夜な赤ちゃんが集まって乳階堂(ミルク)を飲みながら日頃のうっぷんを晴らしている…。 絶対面白いって分かってるからかなりハードル上げてたつもりだけどやっぱり笑ってしまいました。しゃべる赤ちゃんが可愛いことは言うまでもありませんが、個人的にツボだったのは全身イクメン家「絆絆 絆(きずき きずな)」です。すでに息子は高2だけど未だに育休中というヤバいやつ…。爆笑必至です。 統計の評価は低いけど友食い教室 柑橘ゆすら 沢瀬ゆう名無し※ネタバレを含むクチコミです。期待しすぎた…ホームルーム 千代名無しドラマ化するくらい人気なんだなと期待値を上げすぎて読んでしまったのが失敗だった。それと一気読みよりするよりも連載を追いながら読む方が面白みが倍増しそうなタイプの作品だなとも思った。ラブリンのキャラクターは好き。やってることは気持ち悪いし、もはや犯罪だけど何となく憎めないところがある。この作者さんの次回作は超楽しみ。次は絶対連載を追いながら読みたいです。エクレアおじさんケーキを買いに 河内遙かしこ初めて読んだ時は「普通のエロじゃない!」「なんてハレンチなんだろう…」と思って続きを読めなかったくらいなのですが今はすごく好きです。エクレアおじさんが頭の中で何を想像していたっていいじゃないか…。個人的には河内遙先生の作品で一番好きな「関根くんの恋」のプロトタイプのような話も収録されていたのでテンション上がりました。それにしてもこれが初単行本とは驚きです。クォリティー高ぇ! 普段は見えないコンビニ本部のお仕事コンビニいちばん!!【完全版】 末田雄一郎 人見恵史hysyskたまにコンビニに行くと、本部から指導に来たっぽい人がレジに入ってくるのが好きなのだけど、あれがますます好きになる。 元々グループ会社のホテルで勤務していた瀬尾がコンビニ部門に配属され、ショップリードとして各店舗を回りながら問題を解決していく。一見ほんわかした雰囲気ながら、鋭い観察眼が光る読み味は『総務部総務課 山口六平太』にも通じる。現場の泥臭さと本部のシビアなビジネスの両方を描いているのがめちゃくちゃ面白い。 他の業種からのインスピレーション、店員の様子や周囲の環境、競合とのやり取りや社内の人間関係など、原作者が実際にコンビニ店長を経験していたからこそのリアリティ(9〜13巻に経験談がある)。本当にやってるかどうかは知らないけど、おでんのスープの濃さを天候によって変えるとか、ルーティンに見えるような仕事にも工夫の余地は沢山あることに気付かされる。まさに創業社長物語だな創業社長 牛次郎 川本コオstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男牛次郎/川本コオのコンビの会社マンガで過去に「鯨魂」を読んでいて面白いことは知っていたので読んでみた。タイトルの通り、猪狩功が終戦後の焼け野原から商売を始め、色々な困難を克服しながら着実に事業を伸ばしていく話 かなり強引な部分もあるが全5巻で短く読みやすい。5巻中盤までは猪狩功の信念を元に事業での問題を解決しながら成功していくがそれ以降の急激な展開も含めて創業社長物語なんだなと思う。 「なに?」感ふりむけばアザラシ とく村長名無しキュートなアザラシが神出鬼没に現れる漫画。 アザラシ本人は何もしてないんだけど、なんだかんだで出会った女の子たちに幸運をもたらしてゆきます。 あらすじにある通りほっこり系として読めばいいんだろうけどどこか「一体なんなんだこれは?」という戸惑いは常に拭えない。言い過ぎとは思うけど、あいまいみーにも通じる「なに?」感はある。 2巻も期待の靴職人マンガアンリの靴 かわもとまいなかやま自分は「衣食住」でぶっちゃけ「衣」にしか興味が無い人間です。 それ故に「衣」をテーマにした作品は大好きなジャンルです。 この作品は若い靴職人のアンリが依頼人に寄り添い、その人に適した靴をオーダメイドで提供する、オーソドックスな職人マンガのフォーマットではあります。 ただ、妙なところがリアルで良いです。 1話で子供の靴を(結果的に)飴玉一つで修理してあげるのですが、結果的に「お金なくて苦しい・・・」それがわりと慢性的に続いているのも、ご都合主義じゃなく良い 第4話の『革屋さんにいこう!』ではガッツリ革について教えてくれていて面白い 1巻では「あと、もう一足ぐらい作ってほしかったな・・・(ちょっと消化不良)」と思っていたのですが、巻末に2巻の予告がついていました 「いやー、これ絶対おもしろくなるヤツ!」 先に描いたとおりアンリは人に寄り添う職人、2巻で出てくるおじいちゃんは技術を極める職人っぽい! どんなテーマの作品でもこのぶつかり合いは化学反応をおこし、この作品読み応えをもう一段階引き上げてくれることでしょう! つまり 「2巻はよ・・・えっ!?ハルタを購読すればいい・・・確かに・・・!」 楽しみなのです誰も選ばずみんなでご飯を食べててほしい鳴沢くんはおいしい顔に恋してる 山田怜野愛自分で作った料理を自分で食べてももちろん幸せだけど、誰かに美味しく食べてもらえたらそれも幸せ。 美味しそうな顔してたくさん食べてくれたらこの上ない幸せ。毎日ご飯作るよって思っちゃう。 鳴沢くんは人よりそんな気持ちが強い男の子です。 額の傷と目つきの悪さで恐れられているけれど、料理作りが大好きで美味しく食べる女の子の顔に恋をしちゃうというノーマルっちゃノーマルだけど極端な性癖をお持ちの方です。 とは言っても鳴沢くんはただただ美味しい料理を振る舞い、ジュリエッタ&冬子&ハルの美味しい顔3大美女が食べる様子を恍惚と見守るのみ。 なんて平和なハーレムものなんだ!とこちらも美味しい顔になっちゃいます。 鳴沢くんの料理食べたらみんな幸せな顔になっちゃうだろうな。 冬子と一緒に食べるロールパンサンドがめちゃくちゃ美味しそうで再現したくなったし、悟りを開いた状態で揚げたトンカツがたまらなくて久しぶりに家で揚げ物を作ったのでした。<<320321322323324>>
※ネタバレを含むクチコミです。