青年マンガの感想・レビュー15416件<<582583584585586>>かわい〜終電ちゃん 藤本正二大トロ電車のことはよくわからないし終電も乗らないんですが、とにかく終電ちゃんがかわいい〜 人情に厚くて江戸ッ子?みたいな喋り方もかわいいし…… あんなマスコット的なやつが乗っかってるなら毎日終電で帰りたい(?)斬新な暗さ亜人 桜井画門 三浦追儺としと敵がおじさまだったり、今流行りの萌え一切なし! 我が道を突き進む作者がかっこいい!秋山さんかっこいい!LIAR GAME 甲斐谷忍としと秋山さんがかっこいいです! ドラマは松田翔太がやってるので、ぜひ!獵魅はザコ可愛いThunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 佐久間結衣 虚淵玄(ニトロプラス)mampuku人気脚本家・シナリオライター虚淵玄が手掛ける、台湾風ファンタジー。虚淵氏だけあってダークで裏切りや策謀が張り巡らされた緊張感のあるストーリーです。 作画の佐久間結衣さんはコスプレイヤーの葛藤などを描いた現代劇を描いていたので、少し意外で新鮮でした。「掠風竊塵」のうさん臭さや殤不患や丹翡の誠実な感じが表情でよく伝わる素晴らしい作画でした。 天才とは刻刻 堀尾省太影絵が趣味よく天才すぎて……などと言われる堀尾省太だが、氏の天才たる最たる所以は単なる設定・ストーリーの作り込みや絵の描き込みなどではなく、それらすべて『刻々』という漫画世界から抽出されるひとつの視覚イメージを作り出せることにあると思う。それはストーリーとは関係も必要性もなく、でも、有無を言わせぬ説得力でそこに歴然と描かれている。 ここで特にその例して出しておきたいのは止界の象徴とも言うべき神ノ離忍(カヌリニ)の描かれ方、この枝分かれて伸び拡がる樹木のイメージこそ『刻々』の象徴として通底するひとつの視覚イメージであると思う。 そして、この枝分かれて伸び拡がる樹木のイメージは古今東西の数々の芸術家にも同様にみられるものでもある、それはとりわけ時という概念とくに永遠という時を志向する場合と結びついて描かれている。堀尾省太は知ってか知らでか、ある種の偉大な芸術家たちの系譜に身を並べたわけである。そして、今後もそのような芸術家は現れ続けることでしょう。 このイメージを喚起する力、これこそが佐河が志向した真理の探究に、あるいは一番近いものなのかもしれない。奥村さんのお茄子棒がいっぽん 高野文子影絵が趣味伝説の漫画家、高野文子の5冊目となる単行本作品集の最後を飾るのが『奥村さんのお茄子』。 ずっとずっと遥か遠くからはるばるやって来たという謎の女性が唐突にヘンテコな質問をしてくる「1969年6月6日の木曜日、お昼なに召し上がりました?」。はなしは当然、1969年6月6日木曜日のお昼のことを中心にして進んでいき、謎の女性はどうやら宇宙人であることがぼんやり分かってくるのだけど……。 と、そんなことは案外どうでもよくて、物語のさいごの調査報告とともにお唄がはじまります。誰かの忘れ去られた他愛のない1日も、誰かの忘れられない特別な1日も、そんなものが積もり積もってできる日々のすべての一瞬一瞬、そんな一瞬のどれでもいいひとつにちょっと目を向けてみれば、そこには無数の奇跡がひっそりと息づいている、それはとてもひとつの物語では語りつくすことのできない無数の奇跡、そこでは小さな草や虫や影から宇宙人までもがひと息に登場する。 語りつくことができないのなら、せめて、お唄にしてみましょう。 ぼーがいっぽんあったとさ…… ちなみに、このお唄をさいごまでうたって、この本をいちばんさいしょから読み返してみると、そこには無数の奇跡が、さらにお外に出て散歩をしてみるともっとたくさんの無数の奇跡が……。 楽しい静かなるドン 新田たつおたつお昼と夜の変わり方が楽しい。 巨人ファンとしてはうれしいグラゼニ~東京ドーム編~ アダチケイジ 森高夕次ブラさんグラゼニも2部になり、おそらく、巨人と思われる文京モップスに夏乃介が入団します。 1部とちがい、中継ぎだけの話だけでなく、いろいろチャレンジしていく姿が描かれています。グラゼニらしいところは残っていて、お金の話も出てくるので、野球好きとしては、興味深い話が満載です。 物語も佳境に入り、夏乃介が次どの球団に行って、どんな役割をするのか、先が楽しみです。卑弥呼ではなく…青青の時代 山岸凉子KE卑弥呼(ヒミコ)ではなくイヨが主人公の、山岸凉子作品です。 他の作家さんの描かれたヒミコ像とはかなりちがいますが、そこがよいです。 4巻にのっているニジンスキーを主役にした作品も名言の宝庫です。(「牧神の午後」)短い小説が元の壮大なドラマ墨攻 森秀樹 久保田千太郎 酒見賢一starstarstarstarstarマンガトリツカレ男春秋戦国時代の中国が舞台、墨子の思想を受け継ぐ「革離」が主人公 革離が趙の大群から燕の梁城を守るべく城に行くところから始まる。 「青空しょって」の初期のあだち充みたいな絵と違い、力強い劇画タッチになっていて、最初は同じ作者とは気づかなかった。 燕の梁城編、その後も含めて面白いし、最終回もよかったマンガ。 応援したくなる西荻窪ランスルー ゆき林檎大トロ主人公の女の子が向こう見ずだけどひたむきで応援したくなります。絵がとても綺麗私の少年 高野ひと深きつね繊細な絵に惹かれて購入。少女漫画のようなときめきではなく、区別のつかない友愛や親愛と恋愛との違いのお話でした。聡子さんが真修の純粋な行為に戸惑う様子にどきどきします。世代なので面白いです。ピコピコ少年 押切蓮介メロン米もともと、この作者の漫画が好きで、読んでいましたが、この作品はおそらく作者の実話を元にした話だと思われます。 ずっとゲームばかりしているんですが、このころの経験がハイスコアガールに繋がっているのかなぁ・・・と思ったりします。 個人的にはゲームボーイが出た時の衝撃やプレステとセガサターンどちらを買うかを悩んだりしたとか、世代ど真ん中ですっごく共感できる作品です。 セガサターンを選んだ友達はのちのちエロゲームをやるためだけの機械になっていたのが懐かしいです。 こりゃおもしろいーーーーーーーーーザ・ファブル 南勝久名無し 伝説の殺し屋「ファブル」がボスの指令で一般人として普通の生活を送ることになるが、案の定、普通の生活が送れるはずもなく、トラブルに巻き込まれていくという話。 あらすじだけだと、ドタバタ系かな?絵柄だけだとシリアス系かな?と先入観を持つ方がいらっしゃるかもしれない。 それ、全部当たってました。 私もそんな先入観を持っていました。 周りにすすめられるまま読んで見ると 見事にシリアスにドタバタして笑えて痺れさせてくれました。 プロとして一般人になりきる佐藤のことがどんどん好きになっていきます。 序盤で喧嘩にワザと負けるシーンがそれを象徴しています。(画像参照) ハマっていくうちに、南先生特有のセリフの後に「ーーーーーーー」が入るのも違和感がなくなっていくし、なんなら使いたくなってきます。 おすすめです!!!たしかカスタムコミックで連載していたんだっけな浪花のミナミ風 篠原とおるマンガトリツカレ男金貸しをしていた祖母がひき逃げにあって、安静にしなくてはいけないので、主人公の南波咲が代わりに取り立て屋をする。 篠原とおる得意のかっこいいヒロインの南波咲もいいんだが、自称・咲の恋人、高田のボンのクレイジーな言動、祖母の咲を思いやる発言、どうやってでも金を返したくない債権者などいいキャラばかり。 真面目とギャグが良い感じに混在する女子高柔道からん 木村紺名無し※ネタバレを含むクチコミです。 2巻ぐらいまでは好き食の軍師 久住昌之 泉昌之 和泉晴紀霧兵衛良かった点 ・夜行の主人公ほどハードボイルドではない主人公本郷とライバルの力石の対決で本郷の空回り具合が面白い 総評 ・グルメ漫画で10作品面白いのを上げろと言われたら食の軍師は確実に入れるね。1巻のとんかつの軍師回の出来が良すぎ。2010年代プロレス漫画における傑作プロレスメン ジェントルメン中村マンガトリツカレ男単純なギャグ漫画ではなくプロレスラーへの憧れ/プロレスの奥深さ/ギャグを煮詰めてある傑作。巻末特別付録やあとがきも含めて全ていい ギャグと恐怖は紙一重がよくわかる羊の木 いがらしみきお 山上たつひこマンガトリツカレ男雑誌掲載時に読んでいたが、なんか読みづらかった覚えしかないので、映画化もされるので、単行本で読み始めたが、面白くて一気に全巻読んだ 話の内容として笑いの要素はないし、サスペンス的な要素が多く笑える部分がないはずだが、全編でちょこちょこ面白すぎるシーンがある。 真面目すぎて発言がおかしくなるところや、特に好きなのは元受刑者が日頃はおとなしいが酒乱で酒を飲むと殺害シーンの再現で「さあさあさあ じいさん 角行くぞ角行くぞ」のところ。笑えるシーンではないんだが、絵とセリフのせいか笑うしかない。 冒頭の「少しだけ多く愛を賜りたい」とか「現代はとても複雑だ。誰かがよかれと思ってやったことが、 巡りめぐって誰かを不幸にしてしまうならば、 誰かの悪意からはじまったことが、 人を幸せにすることもあるかもしれません」などのいいテーマが根底にあるが、それよりもギャグと恐怖が紙一重っぽいところの方が好き 昭和を感じる迷作ケンペーくん ならやたかし霧兵衛良かった点 ・軍国主義の時代から蘇ったケンペーくんが不埒な輩どもを軍刀で斬り殺したり、迷惑な暴走族を戦闘機で撃ち殺したりが過激な漫画だが爽快感があって面白い 総評 今この漫画をネットで配信したらすごい燃えそうだな当て字がすごいグラシュロス 金城宗幸 藤村緋二汁男神さまの言うとおりのコンビの新作は古代の狩りをして暮らしていた時の話です。 安定のコンビなのでストーリーはもちろん面白いですが、当て字のオンパレードです。肉と書いてハナマサと読んだり、相棒と書いてテラオと読んだり、毎回どんな当て字が出てくるか楽しみです。何十回読んだかな日出処の天子(完全版) 山岸凉子サンジュスト恋愛にしても家族にしても厩戸の孤独が切なすぎて泣ける。 登場人物が容姿も性格も個性があってわかりやすい。 何回読んでも面白い。 錦戸亮主演で映画化羊の木 いがらしみきお 山上たつひこ名無し監督は『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八だし、役者も実力派を集めてて気合入ってますね。 いがらしみきおの絵柄が醸し出す不気味さとはまた違った雰囲気で面白そう。 http://hitsujinoki-movie.com/そうでもなかった漫画 君たちはどう生きるか 羽賀翔一 吉野源三郎サンセットビーチブームに乗せられて興味もないのに読んだのが悪いんですが、なんともいえない気持ちになりました。もやっとするというか…納得いかない感じ。でも母はなぜか泣いていたので受けとる人によるのだろうと思います。<<582583584585586>>
電車のことはよくわからないし終電も乗らないんですが、とにかく終電ちゃんがかわいい〜 人情に厚くて江戸ッ子?みたいな喋り方もかわいいし…… あんなマスコット的なやつが乗っかってるなら毎日終電で帰りたい(?)