ネタバレ
名無し

柔道の扱いは地味だが真面目。
そこにほどよくギャグ要素もある。
主人公が人間が出来すぎている感じはするが。
未完・打ち切りっぽいラストは少々残念。

読みたい

京都の生活感がすごい出てる。住んだこと無いからわからんけど。
言葉使いだとか、しぐさだったり。あと京都カースト怖いですね。

柔道の素質は世界レベルの大石萌。
小さいけれど天才の固まり九条京。
周囲の面倒をまとめてみる器の大きい高瀬雅。
そして無意識のうちにボケを逃さず拾って着実に面白コメントをかえす比嘉聖(笑)。

柔道漫画は色々あるが、この漫画は柔道の「精力善用」「自他共栄」という世界観を描いている感じがする。
そういう柔道漫画はこの漫画くらいではないだろうか。
しかも面白い。
主人公や他の登場人物がどうなっていくのか、是非読んでみたかったが途中で終わった感じで残念。

三巻で京が言った言葉
「生くるに於いて
 勝ちを此(これ)傲らず
 負けを此良しとせず
 善を見過ごさず
 悪を捨て置かず
 いざ事に及んでは己をなきものとしてかかるべし
 ただ我が身果つるとき
 誰に恥ずることないようにせよ」
ってのは凄い言葉だと思った。
母親の言葉だといっていたが、どっかに元となる
発言があるんじゃないかな。

 
 
 

あれだけ個性的なメンバーが揃った女子高柔道部なら、
公式な団体戦とかに出ていけば、さぞ面白い話になったろうに
そこまで話が続かなかったのが残念。

確かにもっと先が見たかった。連載でも読んでたけど、アフタヌーンの中では目立つ存在でなかったしなぁ。木村紺ファン以外は、ずっと追いかけて行くのが難しかったかもね。ちょっと丁寧にやりすぎた?男性誌なんだからもっと大雑把に描いてもよかったのに。でもそれじゃ、らしくないか…。BE・LOVEとか女性誌で連載していたら、また違ったろうなあ。

この漫画、古本屋の処分特売品コーナーに格安で置いてあったので買ったが、
なんでこんなに面白い漫画が見切り処分されていたのかワカラン。
自分は得したので良かったけれど。

6巻の76ページから
「わしがちょっぴりおしゃまな柔道テクニックを伝授したる」
で始まる大石萌の担ぎ技講座は、
分かりやすくてためになるうえに、
これでもかというほどギャグが満載で凄く面白い。

作者の木村紺先生はプロフィール殆ど非公開で
性別すら不明らしい。
柔道漫画の「からん」だけでなく
ボクシング漫画の「マイボーイ」も書いているし
柔道だけでなく筋トレやストレッチ
美容的なエクササイズにも詳しいみたい。
すべてが自身が実際に体験して得た知識ではない
かもしれないが、
男性でもこれだけ詳しい人はめずらしいだろうに
これで女性だったとしたら凄いな。

木村紺先生の「マイボーイ」も読んでみたが、
大分からんとは絵柄が違った感じで戸惑った。
でも、からんのオマケ漫画みたいなコーナーの絵柄に
マイボーイに近い絵柄があった。
マイボーイみたいな絵柄が本来の木村紺先生の絵柄で
からんのときは、あえて変えていたのか?

ミッチャン(柔道部顧問)は、神取忍がモデルなのか?
船場先生が「どこかでお会いしたことは」とか聞いていたが
それをほのめかすギャグだったのだろうかあれは。
掟ポルシェそっくりの先生もいたし。

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