青年マンガの感想・レビュー15403件<<447448449450451>>日下部さんッ……日下部さん 押見修造名無しいま連載中の血の轍の展開もヤバいときだから、その反動でちょっと軽い感じのでくるかなとか思って読んだら大型トラックに轢かれたくらいのダメージ食らいました。いやむしろもう死んでるのかも… webアクションが開設されて最初に読んだのがこれって、いいのだろうか。野原ひろしのグルメ漫画読んだほうが良かったのかな…なんてちょっと思ったりもしたけれど、押見ファンは絶対にすぐ読むべき。 あふれ出る童貞感ムシヌユン 都留泰作ひろりんぬ主人公が童貞まっさかりって感じで本当に気持ち悪い。童貞感(と虫の描写)はとてもリアル。 最新刊まで読んでも結局どんな話かよくわからないけど続きが気になる不思議。 あ~こういう話なのか!と思ってもそれは大抵裏切られるのがなんか痛快?な感じがするんだけど自分はMなんだろうか床屋の順番待ちのときに読んでた漫画フリテンくん 植田まさし名無し子どものころ、床屋に置いてあって順番待ちのときに読んでいたのがフリテンくんだった。大人のサラリーマンの日常生活が淡々と描いてあって、子供ながら大人たちの世界を垣間見た気分でいた。もちろん、子どもにとって意味がわからない話も多かったのだけれど、なにを皮肉っているのかは、子どもでもなんとなくわかるものだった。 きっと昭和のサラリーマンのたしなみの一つとして、この漫画が読まれていた時代があったのだろう。 ちなみに、この本のあらすじ紹介には、 > 植田まさしの4コマを知るならまずはコレ!!これ基本です。読んでおきましょう!! と書いてあるが個人的には「子どもにはコボちゃんを読ませましょう」と付け加えてあげたい。 一歩踏み出す勇気、ってやつです新日学園 内藤哲也物語 新日本プロレスリング株式会社 広く。野愛まず、わたしはプロレスファンである。 そして、内藤哲也アンチである。 推されてきた割に期待されてきた割になかなか花開かなくて、ロスインゴで急に人気出たけどロスインゴ別に内藤のオリジナルユニットじゃないんだし、言うほどスペイン語喋れないし、会社に推されてきた割にオカダに対して会社に推されてる人はいいねみたいなこと言うし って思ってきたのでこの作品を読むべきかどうか迷っていた。大アンチなので。 ファンからはこういう視点で見えているんだなあと納得しました。 推されていたのになかなか花開かなかった部分も含めて、泥臭さ不器用さを感じて応援している人たちがいるんですね。 そう考えると、真田とかBUSHIとかロスインゴのメンバー、内藤の歴史を語る上で欠かせないタイチもそういう魅力がある人ばかりだな…それは認めざるを得ないんだけど…内藤だってそうだよな… 実際の内藤うんぬんはさておいて、漫画の内藤は夢を追う若者として眩しく応援したくなります。 実際のオカダはもうちょっと可愛らしいところがあります。 普段新日本はそこまで見てなくて、インディー団体ばかり見ている者が言うのはアレですが プロレスは幅広くて面白い世界なんです。こういう学園ドラマを重ね合わせて見るもよし、イケメン選手の顔を見るもよし、レスリング技術の細かな部分に感動するもよし…どこからでもいいのでプロレス好きになってくれる人が増えたら嬉しいのです。 歴史漫画のおもしろさヒストリエ 岩明均名無しマケドニアの歴史を「寄生獣」の岩明均先生が独自に解釈して描く大作。 固そうな作品と思われるかもしれないが、主人公エウメネスを始め人間臭くて魅力あるキャラクターが揃っている。 歴史のおもしろさと醍醐味が詰まっている漫画。 昆虫が主役巨蟲列島 藤見泰高 REDICE名無し巨大昆虫のいる島で高校生たちが襲われ、 わかりやすく死にそうな奴から、ひどい死に方を遂げる。 展開は行き当りばったりな感じで、エログロでB級感の溢れるストーリー設定と登場人物たち。まさにタイトルそのままといった漫画。 だが、昆虫たちの描写、知識には確かなものがある。 原作はこれまでに数々の「虫マンガ」を世に送り出してきた藤見泰高氏。 ある意味、昆虫が主役のマンガなのだ。命の大切さコウノドリ 鈴ノ木ユウ名無し赤ちゃんが生まれるということは、沢山の奇跡が重なって起きることなのだと改めて気付かされました。 妊娠や出産はいろいろ予想外な事が起きるのです。 鴻鳥先生は人の気持に寄り添って考えてくれる先生です。 こんな優しいお医者さんが一人でも多く増えてくれたらと思います。 刑務所の中にある、一般人向けの美容室塀の中の美容室 小日向まるこ 桜井美奈名無し受刑者の髪を切るために外から美容師が派遣される話かと思ったが、全くの逆で、服役中に美容師免許を取得した受刑者が、一般人向けに美容室を開いているということだった。 もしかしたら世間的には知られているのかもしれないけれど、自分は全く知らなかったので実在しているということに正直驚いた。取材のためとはいえ、首にタオルを巻かれるときにビクッとしてしまうのは当然の反応だと思いました。ただ俄然興味は津々です。行ってみたい。 1話目は週刊誌記者の女性目線の話でしたが、2話以降は服役中の美容師、小松原さんにフォーカスを当てるようです。日給五万の運送バイトSMUGGLER 真鍋昌平名無し闇金の真鍋先生の短編。役者志望の主人公は、ハメられたせいで300万の借金を負い、一日五万の運送屋の仕事を請け負うことになるが.... さすが裏社会漫画は一流。物語の起伏にも富んでいて面白かった。新装版で、特別編が追加されたのかな? そちらのがエグくて、闇金読者向きの話だった。野球未経験の野球馬鹿という利巧か馬鹿か良くわからない主人公僕はまだ野球を知らない 西餅名無し野球未経験だが統計学を駆使して頑張る 新米高校野球部監督の話。 スポーツ漫画では昔から 「センスと体力の塊」みたいな主人公に 「知能と論理が全て」みたいなライバル登場、 ってのはよくあった。 メガネをかけてパソコン持ち歩いているようなやつ。 大概は「(主人公)は計算外の大物だ」みたいになって 主人公が勝つんだけれど(笑)。 漫画キャラとしては計算高いやつより 純粋にその競技が好きなやつのほうが好まれて 論理派は嫌われるだろうし、 そういう設定と結末になるのはある意味で自然かも。 「僕はまだ~」で好感を感じたのは 主人公が統計学馬鹿なんだけれども、 統計学馬鹿が野球に口出ししてきたのではなく、 野球馬鹿が統計学を武器に頑張るということ。 そして、統計学を勝利のためだけでなく、 選手の可能性を奪わないために使うこと。 野球が好きだがやらせてもらえなかった?主人公が 野球未経験の自分がどうやったら野球に関われるか、 弱小高校のナインを勝たせてやれるのか、 そう考えて武器にしたのが統計学である、ということ。 主人公が単なる統計学馬鹿で野球を好きでもなんでもないし 勝つことだけを目的に考えるキャラなら この漫画はまったく魅力がないものになっていたはず。 それとこの手のパソコン信者とかデータ主義の キャラって理知的過ぎて人間味にかけたり、 そんな凄い処理能力のPCや そんな都合のいい正確で大量のデータなんか 用意できるわけがないだろ、という無理無理感が つきまとったりする、普通は。 そのへんを最新の機器やソフトを登場させ、 工業高校であるという強み? そして主人公の情報収集力が ストーカーレベルに上昇した、 などの小ボケネタ的エピソードを盛り込んで 話に説得力と好感を持たせている。 この漫画については僕はまだ一巻までしか知らない(笑) 多分、二巻から先では統計学の限界とかに ぶつかったりして悩んだりするんだろうな、と想像している。 そんな限界を小ボケかましたりしながら乗り越えていく(だろう) 主人公と野球部員の話を、これから読むのが楽しみだ。 壮大なのに卑近でしょ…バビロンまでは何光年? 道満晴明にわか壮大なのに卑近でしょうもないSF。そこがいい。さすが道満晴明だなぁ看護はビジネスおたんこナース 佐々木倫子 小林光恵名無し新米看護婦・似鳥ユキエが少しずつナースとして成長していく物語。現代とは環境も事情も違う部分があるかもしれないけどリアルさを感じました。優しさだけでは看護師は務まらないことがよく分かったし、プロの看護師とはどういうものかを教えてくれたように思います。病院で働く人に一目置くようになりました。キューッ!キュウーーッ!少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん 森下裕美 Team Goma おぎのじゅんこラブテレビアニメ版を元にしたコミカライズです。4コマでは味わえない大きなサイズでゴマちゃんを堪能できます。ゴマちゃんの「キューッ」という高い声を脳内再生して、笑顔でハァハァしながら読む時間が最高に幸せ。ああ〜〜もう可愛いなあゴマちゃん。 カッコカワイイ鉄腕バーディー ゆうきまさみ名無しカッコよくてカワイイ。力が強くて時にはちょっとエッチな主人公・バーディーの活躍を描いた漫画。見た目は可愛い女子でも、テロ組織に対抗する捜査官としてピカイチな仕事ぶりを発揮します。アクションシーンにも華があって良いです。SFとスパイ・アクションものが好きな人であれば合うと思います。ゲイらしくない2人のほのぼの料理漫画きのう何食べた? よしながふみMゲイ(同性愛者)が題材という時点でとっつきにくい人が多いかもしれませんがこれは全然違います!ただただ普段の生活です。美味しそうな料理(作り方含む)がいっぱいでてきます。一度レシピ通りに麻婆豆腐を作りましたが、本当においしくできました。どんどん年をとっていく2人のこの先が楽しみになる漫画です。なんで読んだのかはわからないけどまんが極悪人に告ぐ!ゲス人間たちの狂気の半生を暴露 コアコミックス編集部野愛アイドルとかアナウンサーのパンチラ写真と雑な政治ネタと雑なUMAネタとかが載ってる雑誌あるじゃない。 あれをそのまま漫画にした感じでなんか古き良き文化かも〜と思って読んでいたら 唐突に激安レシピのページが出てきて腹抱えて笑った。 見るべきは唐突な激安レシピ。人間は予期せぬ笑いに弱いんだなって思った。 東京ラブストーリーの続編東京ラブストーリーAfter25years 柴門ふみhysyskスマートフォンとかドローンが出てくるあたりが現代的なのと、バリキャリで海外に飛び出して行ったリカが帰国して田舎で農業というのも絶妙にバブルから目覚めた日本という感じ。さすがに1巻ではそこまで掘り下げた話にもならず、爽やかな黄昏流星群みたいな感じだった。声に出して笑ってしまうマンガ聖☆おにいさん 中村光アナンダ主人公のブッダとイエスが立川で人目を忍んでバカンスをするというシュールな設定。2人の様々な表情、たたみかけるボケ、声に出して笑ってしまう、そんなマンガ。可愛い絵にだまされるパンダ探偵社 澤江ポンプやむちゃかっわいいなぁ!動物に変身してしまう病なんてかわいい! …と思ってしまったのですがそんなに軽いノリの漫画じゃなかった。でも半田さんのビジュアルがあるから読みやすくなってるかな、という気もする。 こういうのって自分だったら何になるのかな、虫だったら嫌だな、とか考えちゃいますよね。あ、虫を食べる動物も嫌ですね。結局虎になりたいですよね。 住みたい!!ミスターズ~私の町のおじさんたち~ 飛田漱starstarstarstarstar干し芋住みたい町ナンバーワン楽古町(らっこちょう)!! 自営業の素敵なオジサマが沢山いらっしゃる♡ 私の推しは、佐渡さん。 ふわふわな感じなのに、感性は鋭く、テニス姿は超かっこいい。ゆるい感じが、大人の包容力を感じさせてくれます。 オジサマだと思っていたら、私もオジサマ方と同じくらいの年令になってて、これまたびっくり!!楽しんだもん勝ち、サバイバルゲームこれからコンバット 森尾正博名無し普通のOL・小西は、同僚OLで才色兼備だが謎の多い 千石が拳銃を所持している?ことを知り、 気になってしょうがなくなり尾行する。 実は千石はサバゲーの超A級ソルジャーだった。 これをキッカケに小西はサバゲーに嵌っていくが、 千石は小西にはつれない態度しか取らない。 そんなことやなんやからからで、 小西は千石にサバゲーでの挑戦状を叩きつけてしまって・・ 趣味の世界は本気でやるほど楽しいが、 その趣味を理解しない人からは、 本気度が強ければ強いほど疎まれたりする。 ましてそれが世間があまり好意的でない趣味ならなおさら。 かつてモデルガンが趣味というだけで親が怒り、 モデルガンショップから出てきただけで補導され、 友人にあげたモデルガンを知らないうちに高値で転売され、 中学校で「モデルガン転売事件の首謀者」として 職員室で正座させられ説教された自分としては、 普通のOLが、趣味であるサバゲーを通して 明るく楽しく満喫しながら自分の世界を広げていく姿を 羨ましくもねたんでしまう。 自分の青春時代にサバゲーが存在していたら嵌っただろうなあ。 残念ながらサバゲーにはまったく関わったことがないので この漫画がサバゲーの醍醐味とかリアルな現状とかを 正確に伝えているかは判らないけれど、 楽しいのだろうなあ、というのは物凄く感じました。 この漫画でとくに気に入った話は 実は隠れガンマニアだった霧島さん(♂48歳)を誘って サバゲーの世界に引きずり込んじゃう話ですね。 私はコルトパイソンよりも S&Wのマグナム44のほうが好きだが(笑)。老若男女全ての人におすすめしたい漫画3月のライオン 羽海野チカM比較的女性っぽい漫画ですが、ホッコリあり涙あり勝負あり本当に読みごたえがあります。主人公だけでなく、出てくるキャラクターが全てかわいく個性的です。一番好きなのは猫がごはんをねだるシーンなど、話と全く関係ないですが本当にかわいいです。 ついに完結! #完結応援ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~ 藤原カムイ 梅村崇 映島巡 堀井雄二名無しドラクエシリーズが好きで、漫画の「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」も好きで、連載開始からずっと追ってきた40代男です。 ついに完結ということで本当にお疲れさまでしたと言いたい。 読者としても長い長い旅を終えたような気持ちです。 いま無料で読めるキャンペーン中なので、ドラクエ好きで未読の方は、ぜひこの機会に読まれてみては。歴史SFホラーなど多くのジャンルに影響を与えた名作宗像教授伝奇考 完全版 星野之宣名無し宗像教授宗像教授伝奇考はこの漫画を派生としてノベライズ、ドラマ化で知ったかたも多いと思われます。 さらには2ちゃんねるの怖い話で有名な「リョウメンスクナの呪い」といったアナーキーな作品にまで影響を与えており歴史、SF、ミステリー、ホラーの枠を統括した傑作と言っていいでしょう。 2000年代以降に作られた多くの創作の話の原点として用いられていることも多く、思わず“あ~”、“う~ん”などとこのジャンルが好きな方でなくても唸ってしまうことは間違いないはずです。 娯楽作品としてだけでなく歴史考察、自分なりの知識の幅を深めるためのアイテムとしてオススメできる作品です。<<447448449450451>>
いま連載中の血の轍の展開もヤバいときだから、その反動でちょっと軽い感じのでくるかなとか思って読んだら大型トラックに轢かれたくらいのダメージ食らいました。いやむしろもう死んでるのかも… webアクションが開設されて最初に読んだのがこれって、いいのだろうか。野原ひろしのグルメ漫画読んだほうが良かったのかな…なんてちょっと思ったりもしたけれど、押見ファンは絶対にすぐ読むべき。