青年マンガの感想・レビュー15381件<<133134135136137>>ラーメンが食べたくなりますラーメン食いてぇ! 林明輝まみこ※ネタバレを含むクチコミです。「ザシス」感想ザシス 森田まさのりニーナ1巻読了。かなり読み応えのあるサスペンスホラーが始まった。イジメがテーマのありがちな復讐劇かと思ったら、徐々に新たな事実が明かされていき、俄然面白くなってきたぞ…ってところで、続くのかーい!…2巻早よ!ドイツに行った気分で #1巻応援ネバーエンディング・ウィークエンド 座紀光倫兎来栄寿『少年の残響』や『ヒーロー探偵ニック』の座紀光倫さんの新作です。 筆者が実際に大人になってから3ヶ月のドイツ留学をし、ハイデルベルクで生活した実体験やドイツ各地への取材によって描かれる、ドイツを舞台にしたロードムービー的な作品です。 24000枚以上のマイセン磁器タイルを張り合わせた長大な壁画「君主の行列」が有名なドレスデン城であったり、ライプツィヒの中央駅やメードラー・パッサージュなど有名な観光名所も数多く描かれていきます。読んでいるだけでも、ドイツ旅行をしている気分になれて楽しい作品です。そして、旅といえばモノだけでなく人との出会い。旅先で出会うからこそ、普段は話さない・話せないことでも語れてしまう不思議。座紀光倫さんは『少年の残響』のときから変わらず少年の描き方が良いなと思います。彼らがこの旅を通してどのように変化していくのか、成長していくのか、目的は果たせるのか。楽しみです。 なお、単行本だとあとがきマンガが8ページもあり、しかもかなり赤裸々で面白く良い内容でしたので、こちらだけでもお薦めしたいです。『少年の残響』が連載終了となってしまっていたのと時を同じくして結婚を前提に人生で生まれて初めてお付き合いをしていた方にフラれてしまったことで失意のどん底に陥ってしまっていたという筆者が、人生を大きく変えることになった海外旅行のお話となっています。 2022年には、来場者7万5千人のアニメイベントも行われたということで、ドイツでもアニメ・マンガが大人気で嬉しいですね。この作品も、ドイツ語に翻訳されて現地の方々にも楽しまれてほしいですね。 余談ですが、私は『聖闘士星矢』や『ジョジョ』や『ARIA』、それとミッフィーちゃんが好きすぎてヨーロッパ旅行に行った際にはギリシャとイタリアとオランダを最優先にしてしまいましたが、ドイツも非常に行きたい国の1つでスケジュールにめぼしいところはピックアップしていました。シェーンブルクの古城ホテルであったり、筆者も旅行に行ったというノイシュヴァンシュタイン城は人生で一度は行きたい場所です。そして、ビールを飲みながら焼きたてのパンやカリーブルストを食べたいです。孤独のグルメ風なんだけど確かに野原ひろし野原ひろし 昼メシの流儀 臼井儀人 塚原洋一野原ひろし野原ひろしのこのキャラはダメパパなんだけどなぜか愛されるキャラ クレヨンしんちゃんはもう誰でも知ってるので当然野原ひろしもみんな知ってるキャラなわけです。 それでその野原ひろしが昼ごはんを食うだけなんてそんな面白いのか?と思ってしまうのですがなぜか面白い。 というか癒される? 食べるご飯もふつ〜のサラリーマン飯なので特別有名店の料理ではありません。 だけど普通の料理だからこそ共感してる自分がいる! 孤独のグルメより数段階ゆるい感じです。 キャラで魅せるのとあるあるネタで構成されてますね。 野原ひろし、どこか抜けてるのでそこが全話数のオチになります。 ゆる〜く漫画ご飯漫画読みたいなって時にぜひ! 転生物の中でも高クオリティ作品の1つ転生したら剣でした 丸山朝ヲ 棚架ユウ るろおstarstarstarstarstar_border宮っしぃ転生したら剣でした、ネコミミ少女に拾われて一緒に冒険します、とタイトル通りな内容 ネコミミの剣・師匠として一緒に冒険していく掛け合いや、しっかり骨太なストーリーは読んでて飽きがこないのがいい所 画力も高く、バトルはしっかりしてるしバランスも良いので、欠点があまり無いのが高評価かなぁと 原作長い系のコミカライズはクオリティ高いのが多くていいですよね ネコミミ少女が可愛くて、師匠と共に成長していき、冒険者としてどんどんと強くなっていくのが1番の見どころこれは主人公が酷い魔法戦士リウイ 長谷川光司 水野良名無し※ネタバレを含むクチコミです。誰がいちばん好き?あずみ 小山ゆうぴっぴあずみがカワイイ! 丼なモンダイ!の感想 #推しを3行で推す丼なモンダイ! 花形怜 吉開寛二マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 買って読んでこれ読んだことあるような気がすると思ったら過去に無くなった電子書籍サービスで買っていたことが発覚した。つらすぎるぞ ・特に好きなところは? 暗い話とかが全くないので気楽に読める点とたまにキャラの表情とセリフがなんか微妙に違う感じがするところ。最初の方にあった米作りのおじいさんが登場する回でのおじいさんの視線がなんとなくどこに向いているかわからないのが特にいい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! このマンガについては以下の素晴らしいクチコミに書かれているのでこちらを読むほうが参考になると思います。 https://manba.co.jp/topics/23868 https://manba.co.jp/topics/46662 今更気づいたけど吉開寛二はイブニングでやっていた「思い出の味 大陸食堂」の作者か 世界はえたいの知れない不吉な塊で満ちているこどもたつ あぶらめちかたstarstarstarstarstar野愛大人は子どもを見くびってるのかもしれないし、過大評価しすぎてるのかもしれない。 純真無垢で何もわからないとか、誰よりも大切なことに気づいているとか、どちらにせよ子どもという存在に何かを求めてしまっている。 子どもを主軸に描かれた3つの短編。 何か劇的な展開があるわけではないけれど、生と死が描かれている。 死ぬのは恐ろしい、得体の知れない大きなものは恐ろしい。 死が何かわからないけれど恐ろしいのは、大人も子どもも変わらない。でも、そんな当たり前のことすら大人になると忘れてしまうのかもしれない。 この作品を読んでぐるぐる考えてしまうのも愚かな行為かもしれない。何かを感じなきゃと思いこんでるだけかもしれない。「100人に一人」が『統合失調症』(精神病)わたし中学生から統合失調症やってます。 水色ともちゃんのつれづれ日記 成重竜一郎 ともよ名無し作者自身が「統合失調症」である『水色ともちゃん』は脳が疲れやすい患者の方でも読みやすいように工夫されています。 そして、何より面白い! もちろん、当事者以外の方が読んでも楽しめ、学びになると思います。 <試し読み> https://booklive.jp/product/index/title_id/20019908/vol_no/001 <ブログ版(パイロット) 試し読み> https://note.com/tomoyomoto/n/nb78693ac9766 【題名の続き】 → 患者は日本では約100万人。 (未だ発症原因不解明) では、大事件などでネットやニュースで話題になる人たちは世間に溢れているのか? 答えは「NO」。 その、ほとんどが「陰性症状」で自宅療養中の”一見”ニート・引きこもり。 Q:毎日、一日中、ネットやゲーム、漫画を楽しんでる? A:できません。 脳が酷く疲れやすい上、ドーパミン(やる気成分)が出にくいので、寝転がってボーッと過ごす毎日。(「陰性症状」の“あくまで”私の場合(※1)↓) 「娯楽」でも体調の良い時しか楽しめません。 Q:統合失調症は「精神病」。カウンセリングや心のケアで治るんじゃないの? A:「脳の」神経障害なので薬で治療します。 再発(「陽性症状」)しやすいので(主にストレスが原因)、薬は”一生”飲み続けなければいけません。 また、一度壊れた脳は回復はしても完治はしません。 社会復帰できるまでに回復した状態を「完治」ではなく『寛解 かんかい』(安定した状態)と呼びます。(※将来、“再発”もありえます。) ・統合失調症の症状は"100人十色"(※1)です。が、主に「陽性症状」と「陰性症状」に分けられます。 「統合失調症」の一般的なイメージは『陽性症状』。 (妄想・幻聴・盗聴、ストーカー被害、極度な興奮、他) 特に「暴れる、通り魔的殺人」等は、 これは”ごく一部”の酷い「陽性症状」の影響で、極度に興奮、妄想、錯乱し、自分をコントロールできなくなってしまった人たちです。 『怪獣』が共通点!? 反対タイプのJK2人の不思議な交流いに怪することなく、獣じつしたひび 野良しごと名無し地味っ子(怪獣オタ・妄想好き)×金髪ギャル 最後は、二人はついに…〇〇まで!! <試し読み> https://magazine.yanmaga.jp/c/ini-kai-surukotonaku_ju-jitsushitahibi/ (※映画評論家・怪獣オタク(初代「ウルトラマン」世代)の町山智浩氏の感想が奮ってたので、勝手に拝借します) ↓ 町山智浩 「教室の窓の外に街を蹂躙する怪獣を夢想する無口な女子高生が、群れや偽善を拒否する孤高の不良少女にガメラやゴジラの姿を重ねていく…嵐が来ると心の中でラドンごっこ、やったやった!」 https://twitter.com/TomoMachi/status/783886847382425602 魂の行方一杯の魂‐ラーメン人物伝‐ 本庄敬 大泉孝之介 武内伸まみこ※ネタバレを含むクチコミです。あらすじを読まずに1巻を読んでみて欲しい。 #1巻応援最果てのセレナード ひの宙子兎来栄寿『グッド・バイ・プロミネンス』で鮮烈な才気を惜しみなく発揮して現れた新星・ひの宙子さんの注目の連載作品がついに発売されました。 公式のあらすじが物語の内容をかなり克明に書いてあるのですが、ネタバレを気にするタイプの人で初めて読む方はあらすじは避けてから読んだ方がより楽しめるかもしれません。 冒頭の8ページがフルカラーから始まりますが、その僅かなページだけでも「上手さ」が伝わってきて、その後の面白さを予感させてくれます。小夜の顔を、表情を印象的に見せる無言の大ゴマの魅力たるや。ウユニ塩湖の上でピアノを弾いているような扉絵も、関係性や特性・属性を暗喩しているような構図でありながら、シンプルに美しく心惹かれます。 ピアニストの転校生小夜と、そのピアノ教師の娘であり小説家になる夢を持つ律の何とも言えない関係性の萌芽、そして花笑み。しかし、そこに小夜の母親のただならなさが一抹の不穏として去来し、物語を攪拌していきます。 ひの宙子さんの、名前を付け難い感情や想いを絵ですこぶる巧みに表現する力が素晴らしいです。加えて、マンガとしての構成も秀逸で初連載としては非常にレベルが高いと思わされます。 25日に発売予定の短編集『やがて明日に至る蝉』と併せて、強く推したい間違いなく面白い作品です。 ツンデレ親娘のもどかしコメディ井地さんちは素直になれない ぽんとごたんだstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃすげー続き期待してたけど、打ち切り感満載で終了... 娘が好きすぎるお父さんと、お父さん好きすぎる娘が一歩踏み出せずにいるもどかしさは見ていて楽しめた 絵も話しもコメディとしてかなり好みだったけど、終盤のすごい勢いで風呂敷畳んでいったのは、個人的にはいただけないよ... もう数巻続いて綺麗に終わらせてくれてたら良作になのになぁ、と後一歩な作品だったエロに寄せた異世界転生もの魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ 伏(龍) 小島紗starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ魔剣師のジョブを得て、異世界転生した主人公は転生前に所有していた日本刀と一緒に冒険したり、擬人化した刀剣とエロいことしたりなハーレム転生物 作画の先生が好きだから読んだけども、特段面白い!ってわけではなく...可もなく不可もなしな内容... 元々エロ描いてる先生なだけあって、キャラは可愛らしくエロもクオリティ高いけど、ハーレム物の異世界系ってあんまし面白いないんだよなぁ...どこまでいくのか奥深い心理学の世界。平松っさんの心理学 高倉みどりstarstarstarstarstar_borderPom 心理学は興味があり、ひと昔少しだけ本を読んだことがあったけど、漫画になるとより面白く分かりやすい。 人の心の動きが分かり知り過ぎてしまうのも左右されてしまいそうだけど、、自分が良いと思った所だけ真似してみても良いのかな。と思う。 個人的には3巻が好きだったな。 心理学と言うなれど、結局は自分次第ってことかな。 でも、職場に平松さんの様な人がいたら全て見透かされてしまいそうで怖いなぁ。 少女二人の友情冒険、敵は異世界転生者リトルホーン~異世界勇者と村娘~ 額縁あいこピサ朗平和に暮らしていた村に、魔王を倒した勇者一行が現れ、勇者物語に憧れていた少女のルカは大喜びしていたが、勇者たちは村に魔族が居る事を理由に村人を皆殺し、しかも魔族として殺されたのは親友リトルの姉だった。 生き残ったルカとリトルは、殺された村の復讐を誓い、村を旅立つ。 魔王自体は物語開始時点で殺されており、村が壊滅してもルカとリトルの友情は壊れず美しいのだが、転生者達がまあー実にやべえ連中で、いきなり村人を皆殺しにしたのは序の口で、最初に戦う転生者のナイトーの転生前とかも悪い意味で生々しい上に濃く、敵役として不足は無いのだが不快感の方が上回る人も正直居そうには思った。 そして2巻で打ち切りな辺り、恐らく初っ端に出すには濃すぎたナイトーは人気に繋がらなかったのだろう…。 絵柄こそ可愛めだが、グロテスク表現は多めで、ある意味一番グロテスクなのは転生者たちの内面かもしれない。 ただそういう気持ち悪い敵を相手に団結する少女という図は燃える部分も有るし、苦難を共にし戦い抜く少女も美しい。 2巻で戦うサイミンなんかは、悪漢だがどこか愛嬌と矜持が感じられて間違いなく悪役ながら、中々面白かったのだが、これが打ち切りの関係による路線変更なのか、元々こういうキャラだったのかはちょっと気になる。 第一話だけを見ると異世界転生物に対する皮肉が強そうだが、全体を通して見ると異世界転生物に対する皮肉はむしろ薄く、要するにいきなり村を襲う魔王のポジションに異世界転生者を置いて百合の冒険バトル物として落とし込んでいると言った方が良いかも。 打ち切りは残念だが、バトル自体もチート能力持ちに魔族と人間の少女が知恵と勇気で出し抜く見応えのあるもので、ぜひこの方向性での次回作が読んでみたい。画力は高いし話も凝ってる、でも…ドープマン オギノユーヘイ モンスターラウンジ 吉上亮さいろく絵はきれいだし1つ1つ切り出して見ればきっとすごくカッコいいんだけど、なんだろうこの残念な出来は。自分の読解力が足りないのかもしれないけど、「読者置いてけぼり」感が強い。 物語も頭に入ってこないし、すごく勿体なく感じる。 主人公に魅力を全く感じないのもそうだし、説明も不足している?説得力がない感じ。キャラデザも絵も良いのになぁ。 カットも含めてアニメ向きなのかな、マンガには向いてないかもしれない。。なんか好きセーフセックス(読切) 森開発 岩波海岸starstarstarstarstarNanoタイトル的にも1ページからも「あ~よくあるえっちな漫画かな~」と思ってたらなんか良い。面白い。好き。 カップル二人のやりとりといい表情といい雰囲気といい、良い。とても良い。末永く爆発してくれ。 チカーノKEIの少年期、バブル期の歌舞伎町のヤバさバブル~チカーノKEI歌舞伎町血闘編~ 今村KSK KEIさいろくドンケツなどを含め武闘派ヤクザマンガは大好物なんだけど、それらに全く引けも取らないこの話がノンフィクション…とてもじゃないが信じられないような話が続く。 だが、多少脚色はしているにせよ(ビルから飛び降りて車潰しながら着地するようなマーベルヒーローズのような兄貴とか)この内容が自伝なのだという。 そう考えるとこれは当時の日本の、というかバブル期の恐ろしさがわかるいい教科書かもしれない。 主な舞台は歌舞伎町なのだが、当時のキナ臭さは今のそれとは全く異なった完全に「○が如く」の世界。 三億円事件(1968年)で壁が一躍有名となった府中刑務所。 巣鴨刑務所が関東大震災の被害により(と言ってる割に調べたら10年以上そのまま運営されてたっぽいけど)移転となり、日本最大の刑務所として1935年に創設されたものだが、"刑務所に入って名を上げる"というお手本のようなヤクザストーリーは、この物語の頃の70年代後半には衰退しつつあるがまだまだ本当にあったようで「お務めご苦労さまでした」という風習は本物だったんだなぁと感心してしまったりする。 また、細かく背景を調べれば調べるだけ面白く感じられるのが実在する人物伝の良いところ。 チカーノKEIという唯一の「チカーノになった日本人」の獄中生活マンガでハマった口だけど、その13巻の巻末に載っていた広告でさっき初めて本作を知った。描いてる著者が違うとパッとつながってこないのはもどかしい。なんで今まで知れなかったんだ…(チカーノは別冊ヤングチャンピオンでバブルはヤングチャンピオンなのも要因か) もともと彼がどういう人物だったのかはもちろん凄く興味があったのでその自伝的なものが読めるのは非常に嬉しい。 あと、結構世論ではぐちゃぐちゃ言う人がいるっぽいのですが、個人的にはノンフィクションと思い込んで読んだほうが面白いので、これがどこまで本当かは気にしてないです。 また、少しでも彼自身を検索してしまうとHOMIE KEIの話でインタビューがバンバン出てきたりして、マンガを楽しみたいだけの気持ちと少しズレてしまうのでそれも見ないようにしつつ、KEIが主人公のこの2タイトルをマンガとして楽しむのをオススメしたい。笑顔になれるよきっと #1巻応援夢見るメイドのティータイム みやしろあうしぃ@カワイイマンガか、可愛いカバー……淡い色調と愛らしいキャラに魅了されながら読み始めた本作は、「変わりたい」と願う人の成長物語でした。 主人公は緊張しいで恥ずかしがりで、笑顔が下手な女の子。そんな自分を変えたいとメイド喫茶で働き始めますがそこで運命の出会い。 彼女の目標を知り、手助けしようとする同級生のバイト仲間はいつも前向きに、時に彼女の隣に立ち、時に背を押す。二人の女子の距離が縮まってゆく過程がエモーショナル! 次々と登場するバイトと店長のキャッキャウフフ空間で、意外なほど真摯で切実な物語が展開され、想像以上の読み応えでした。 今は「人を笑顔にしたい」どころか自分の笑顔さえままならない主人公。この愛らしい絵柄で最後に見せてくれる笑顔を想像すると、胸がドキドキして仕方ないのです! (同僚たちの百合もあります!)三浦建太郎×武論尊、こんなのがあったのか王狼伝 三浦建太郎 武論尊さいろく三浦建太郎先生のご逝去は本当にショックだったし、ベルセルク展も隅々まで眺めながらも寂しい気持ちになっていたものだが、なんと武論尊原作のなんとも貴重なものがあっただなんて。。。。 と、ありがたい気持ちで読んだ。 ギガントマキアの完結は願おうとも叶わないが、まだ未知の三浦建太郎はあるんだと思ったら少しだけ世界に灯りが増えた気がした。 また、巻末にはまだ当時"色のついていない"三浦建太郎先生に対する武論尊の期待が表れたインタビューがあり、これもまた非常に貴重な読み物だった。 狂気と共存し、狂気を喰らいつくす「画家」の物語ジラソウル -ゴッホの遥かなる道- 沼野あおいさいろく終始vs化け物な芸術のぶつけ合い。アバンギャルドな線に絵に物語。 ただ、ゴッホってこんな人物だったんだ、と物凄く親近感が持てるようになったり、ピカソって生意気なやつだったんだな、と印象を変えられることで、全く理解できなかった彼らの芸術に少し興味が持てるようになるキッカケには充分だった。何かと問題の多い岡本倫先生の短編集岡本倫短編集 Flip Flap 岡本倫さいろく岡本倫先生と言えば「エルフェンリート」や「パラレルパラダイス」のようにしっかりオタクなオタクしか知らないようなタイトルの印象が強い。 どれもちょっとあり得ない角度での展開が多く、倫理的な意味でも問題視されており、昔からそういった話題の尽きない先生である。 そんな先生の短編集、ということで覚悟して読んだのだが、それらを越えるようなヤバい話はなく(片鱗は見えるが)ホッとしつつも少し拍子抜けだったなという感想。 初期作品も多いため、やはり岡本倫は長編だな!(良いのかどうかはおいといて)と強く感じた。<<133134135136137>>
※ネタバレを含むクチコミです。