青年マンガの感想・レビュー15379件<<105106107108109>>私は双葉派ですたっちゃん、どっちとる? 谷根千かしこ『Kiss×sis 弟にキスしちゃダメですか?』みたいな話かと思ってたらちょっと違った。幼馴染のたっちゃんと双子である立花と双葉の三角関係の話なんだけど、まず双葉が男の子だったのにびっくり。立花はたっちゃんが好きで恋愛感情も丸わかりなんだけど、双葉は子供の頃にした「3人で仲良くしよう」の約束を守りたいみたいで、今のところは2対1になるのを阻止する為にたっちゃんにアピールしてるように見える。 タイトルの『たっちゃん、どっちとる?』の意味は「私とあの子」じゃなくて「恋と友情」なのかもしれない。私は双葉がいじらしくてたまりません!!歴史に埋もれた名勝負が存在する!!名勝負数え唄 モンキー・チョップ地獄の田中浪花任侠道も面白いけど、名勝負数え唄も面白い。 ギャグ漫画のなかでもネタのくだらなさは随一じゃないかな。 親にすぐチクるまさると超究極生命体ゴッデスの戦いとかすごい好きガチの理系がアホな恋する良作理系が恋に落ちたので証明してみた。 山本アリフレッドstarstarstarstarstar_border宮っしぃガチガチの理系が自分たちの恋を定量化したり、成分分析や法則性見出したりと、マジで真剣に恋を理系の観点から見ていく内容で、良くあるラブコメとは異質な観点で読めて面白かった もちろんラブコメとしても楽しめたが、内容がガチ過ぎて一部学術要素もりもりなのがギャップあって楽しめる 最高のキスをするために周囲の騒音・人の目・明るさなどのムードを数値化し、最高のシチュエーションでキスするんや、とか頭良過ぎて一周回って頭悪くて大好き!これは面白いわ...!恥じらう君が見たいんだ 甜米らくれstarstarstarstarstar_border宮っしぃ映画を勉強してる主人公が教師の不倫映像を文化祭で流し、それを見たヒロインが自分を撮ってくれという所から始まるエロエロなストーリーかと思って読んでたが、かなりしっかりエロあり知識ありラブコメ要素ありと、すごくバランス良い作品 もちろんエロに寄せてるので、ヒロインは可愛くエロく素晴らしかったが、しっかりと映画の知識を活かした内容もありで読んでいてなるほどとなる場面も ここ最近ではかなり当たりの作品で一気読みしてしまった良作でした エロOKな人はぜひ読んでみて欲しい 設定はおもろい4000倍の男 雁木万里starstarstar_borderstar_borderstar_border宮っしぃ全く精力がない男の子が事故で4000倍の精力になってしまい、幼なじみの女の子はその男の子のエロい意味で面倒見ることになって〜な設定のエロ要素ガン振りのラブコメ 設定はおもしろかったけど、特に盛り上がるポイントはあまり無く、平坦なストーリーで個人的にはイマイチ... エロに寄ってたけどあまりエロさも個人的には刺さらなかった... サラッと4巻で完結してしまったので、作者の次回作に期待したいかなぁといった感じでしたひねもすのたり日記 番外編の感想 #推しを3行で推すひねもすのたり日記 番外編 ちばてつやマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ビッグコミックでもビッグコミックオリジナルでも「ひねもすのたり日記」にやはりいいね ・特に好きなところは? ちばてつやの描く「赤塚不二夫」 トモガキの時といいいつもかっこよく描くよな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ビッグコミックオリジナル50周年と言うことでの「ひねもすのたり日記」番外編だったがいつも通りの面白さだった。 「ただ帰るだけ」を「楽しい」に放課後帰宅びより 松田舞starstarstarstarstarNano直希ちゃんで直帰ちゃん、センスがいい。瞬くんの三点リーダーの多さが性格出ていて好きです。この二人の間に流れてる、ゆったりとしてるけど豊かな時間みたいな…読んでて心がぽかぽかするような空気感がとても良い。 ひかるイン・ザ・ライト!の時から変わらずキャラクターの表情や口調から分かる性格など、どれも愛しくて優しい気持ちになれる。瞬くんの過去やら直希ちゃんのこれまで生活などなど、気になるところがいっぱいある。あと帰宅部ラブコメって煽りだし、二人がこの先イイ感じになったりするのかな~~気になる~~~! 私のせい死んだかもしれない彼氏への償いカナブンと頭痛薬 折田洋次郎かしこ彼氏が原付に乗っている時に口の中にカナブンが入ってきたのに驚いてスリップして死んでしまった。しかし彼が事故を起こした本当の理由は「私が頭痛薬を買い忘れたからかもしれない」と後悔している主人公は日に日に病んでいく。 友達に「相席屋いこ〜」ってLINEしたのに返信が来なくて、あっブロックされてるんだ…と判明するシーンの見開きの使い方がよかった。『包丁を買う』でも印象的な見開きがありましたね。 今スペリオールで連載している『落花生』は回を重ねるごとに暗い話になっていてしんどいけど目が離せないです。これまでの読切作品のように主人公が救われるラストになってくれ!!と願わずにはいられません。私の推し作家です4でもいい 大類浩平かしこ高校の推薦入試を狙っている笠原くんは内申点を上げる為に必死で授業を受けていたが、音楽の成績だけは「3」だった。不満に思った笠原くんは自分の成績がなぜ悪かったのか音楽の汐谷先生の直談判しにいく…!! 真造圭伍先生のアシスタントをされている大類浩平さんの作品です。 https://twitter.com/woodbeeee/status/1630158746889621504 前からTwitterをフォローしている好きな作家さんです。ストーリーも絵も構成も上手いのに連載デビューに至らないのはなぜなんだろう。厳しい世界だ…。異世界じゃなくても面白い漫画は異世界サムライ 齋藤勁吾starstarstarstarstarmampuku異世界でもちゃんと面白いということがよくわかります。 異世界に飛ばされるまでのストーリーがしっかり描かれているので、主人公のサムライ少女のイカれたキャラクターや戦の過酷さ、苛烈さをしっかり焼き付けられます。 なにより異世界モノ慣れしていない私にとってこの漫画の素晴らしいと思ったのは主人公ギンコのリアクション芸人ぷりです。魔法に驚きドラゴンに狂喜しオークもエルフも知らない尽くし。無説明にスキルとかアビリティとか持ち出されるより冒険感があって1000倍楽しいです。 この先のストーリーを見届けたいと思わせてくれる要素がぎっしり詰まったファンタジーです。 ポーラーレディの感想 #推しを3行で推すポーラーレディ 西岸良平starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 何回読んでも良い。どれも面白い短編ばかりなのでこちらの気分によって面白い部分が変わるな。ただ個人的な趣味で言うとやはり「勇者への道」が最高。 あらすじ自体はよくあるような話と言われると思うがなんか違うんだよな。 ・特に好きなところは? 「勇者への道」の全て。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ここまで短編を楽しめる短編集はそんなにないと思うくらいおすすめです 20年以上前にヤングアニマルで連載していた傑作ブラス・ナックル 技来静也starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載当時はベルセルクより楽しみに読んでいたがいつのまにか終わってた。 最近電子書籍になったので読んだがやはり面白い。 内容は大雑把にいうと舞台が西部劇の化物退治漫画 鋼鉄製で殴ると同時に4つの弾丸が発射されるグローブで獣人を倒していくのメインの話。後半出てくる主人公と対照的なマクレガーがいいキャラしている。 個人的にはもっと続いて欲しかった...男バディもの!! #読切応援青と黒 なりた晴ノstarstarstarstarstarNano表紙に惹かれて即読みました。最高でした。「個人で出来ないことをするのが政治」って本当にそうなんだよね。当たり前の事実かもしれないけど、清野くんのおかげで改めて大事なことだなと思いました。 絵が綺麗だったりバディものが良いのは大前提として、後編の盛り上がりたまらんかった。本当の敵は…って読んでてワクワクしないわけがない。ヒーロー最高~~。彼らの話もっっっと読みたいです!! 魔法道具の訪問セールスはいかがですか?ポーラーレディ 西岸良平starstarstarstarstarかしこ西岸良平先生の作品が電子書籍になって手に取りやすくなりましたね!嬉しいです! 蘭子さんは魔法道具の訪問セールスをしています。やる気はありますが営業成績はあまり良くありません。なぜならテストでいい点を取りたいという高校生に200万円もする天才になれる道具を売ろうとするからです。ちなみに彼は2500円でどんなテストでも正解を書いてくれる万年筆を買ったことにより身を持ち崩してしまいます…。 ちょっとダークな面もありますが、そこは西岸先生なので怖い話のままでは終わりませんのでご安心を。魔法道具なんて立派なものを売ってるのに蘭子さんが勤めている会社が「ポーラー販売株式会社 東京営業所」なんて平凡なのもツボです。手塚治虫の中でも一番ブッダ 手塚治虫starstarstarstarstarさいろく一番面白い、とは言いません。でも一番好き。 漫画を読み始めた小学生の頃、実家にはブッダの愛蔵版と秋田書店版ブラックジャックの単行本とDr.スランプがあり(後に手塚作品は拡充されていってたけど他は自分で買うようになった)それらをひたすらに読み返していたので思い入れも一番深いです。 火の鳥は雑誌ぐらいの大きさの○○編とかごとに別れてるやつがピアノの先生の家にあって待ち時間に読むのが楽しみでした。 なんか書いてるとすぐ脱線してしまう。。。 ブッダ(仏陀)に関して、私は正直この手塚治虫のブッダ以外の知識がないです。本来の意味としては「悟りを開いた人」ということだったと思う。 ただ、どこまでが世間一般で言う意味合いと合致しているのかわからないのでそこは置いときます。 今作はシッダールタがブッダとなり亡くなる(正しい表現じゃなかったらすみません)までの間の物語。 宗教的な背景や知識がなかった小学生でも、シッダールタを取り巻く登場人物たちや出来事のインパクトに惹き込まれあれよあれよと最後まで読み切り、また何度でも読み返してしまうほど深い作品でした。 タッタがすごい好きだったなぁ…ダイバダッタが本当に憎くて、でもみんな憎みきれない感じのストーリーを持ってるんですよ。 一言で言い表せない内容で、なんとも感想が書きづらいけど、本当に面白いし読まないのはほんと損だと思う。 人生への影響が色濃く強い!というほどではないかもしれないけど、きっと心に残ると思います。 大人になってから行ったタイ旅行で見た涅槃像を全部ブッダだと思って見てました。心臓を上にして横になるので右肘で頭を支えてるんですよね。これも事前知識なく手塚ブッダで学んだことだったけど合ってました。楽しい。折れた枝でも咲く場所がある #1巻応援ハナイケル -川北高校華道部- 山田はまち兎来栄寿マーチングバンドの次は、華道! 『みかづきマーチ』の山田はまちさんの待望の新作です。 プロットとしては非常に王道中の王道を行っていますが、それで面白いのが流石です。山田はまちさんの青春ものは、安定して良いですね。 華道をメインテーマとして扱う作品は多くなく、知らない世界である人も多い作品でしょう。私もそこまで詳しいわけではないので、本作で解説される内容は興味深く読んでいます。 「即興花生け」という競技のルールもシンプルかつ面白く、またその頂点である花の甲子園を目指すという目標も非常にわかりやすく、素人であるヒロイン・もみじの目線に沿って物語に容易く乗っていけます。 そして、本作の何よりの美点は、画面で華道の素晴らしい魅力を伝えてくれていることです。『みかづきマーチ』の演奏シーンで見せてくれたような表現力を以て、美しく意趣溢れる花々を生ける姿を描いています。作業中も、完成図も、等しく惹きつけられます。白黒なのに、カラーだと錯覚するような鮮やかさです。 一見使えそうにないものや傷ついたものでも、上手く用いることで素晴らしい作品になる様子は、人間の様態にも当てはまるメタファーのよう。もみじの挫折から始まり、華道という新しい道を見つけて再起していく物語ですが、多くの人に強い共感を呼びそうです。 伸び代のあるもみじのこれからの成長を想うと、ワクワクせずにはいられません。周囲のキャラクターたちも魅力的で、その関係性でも見せ場をたくさん作ってくれそうです。 広くお薦めしたい、秀作です。 強烈な怪作二人の勇者 守熊杏梨starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。わかるわたしひとりの部屋 udn野愛これでいいじゃないかって思うのに、これでいいわけないじゃないかって思ってしまうからしんどいんだよな。 本当に開き直ってしまえたり、狂ってしまえたらどんなに楽だろうか。自分の人生にも明確なルールがあって、チュートリアル通り滞りなく生きていけたらどんなに楽だろうか。 そんなことを思いながら生きて生きて結構歳を取ってしまったし、昔よりは開き直って楽な気はするけど人と比べてしまって辛いし、こういうのっていつになっても治らないんだろうなあと思う。 Twitterがなくなったら友達いなくなるなあとか、よく遊ぶけど本名知らないなあとか、この趣味を手放したら人間関係ゼロになるなあとか改めて気づいてしまってしんどくなった。境目A PERFECT DAY 中島佑starstarstarstarstar_border野愛※ネタバレを含むクチコミです。 終始不安な気持ちになる漫画A PERFECT DAY 中島佑名無し要するに自分と一緒にいるときに娘が居なくなってしまったことへのショックと責任感によって、 "夫も子どもも居ない独身を謳歌している自分"を脳内に生み出して逃避しているということ?完結颯汰の国 小山ゆう名無し※ネタバレを含むクチコミです。1話があらすじに追いついていないラスボスラブデス/ラスボスラブデス 瀬口たかひろ 桑島由一名無し1話だけだとなにか特殊な能力を持った少女3人組が悪と戦うストーリーなのかな?くらいしかわからないけど、あらすじを読むと1話にはない情報がかなり書いてあってビビった。いいのか? 「表と裏」から親友を探し出す…!なりた晴ノ先生の一般作品 #読切応援青と黒 なりた晴ノstarstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。絶滅危惧種の動物がたくさん出てくる💓北極百貨店のコンシェルジュさん 西村ツチカ干し芋1巻読了。 北極百貨店には、絶滅危惧種の動物を含め、色々な動物がやってくる。 お客様の要望は、それぞれ違う。 百貨店に物を買いに来るのはもちろんのこと、心地よさと気遣い、笑顔等、心にも優しい満足感がリピーターを増やし、百貨店の評判にもつながる。 そのカギを握るのがお客様の要望に応える、コンシェルジュ。 秋乃さんは、新人のコンシェルジュ。 上手くいかにことも多々あるが、お客様が満足するように日々奮闘する。 とても、清々しい漫画♬<<105106107108109>>
『Kiss×sis 弟にキスしちゃダメですか?』みたいな話かと思ってたらちょっと違った。幼馴染のたっちゃんと双子である立花と双葉の三角関係の話なんだけど、まず双葉が男の子だったのにびっくり。立花はたっちゃんが好きで恋愛感情も丸わかりなんだけど、双葉は子供の頃にした「3人で仲良くしよう」の約束を守りたいみたいで、今のところは2対1になるのを阻止する為にたっちゃんにアピールしてるように見える。 タイトルの『たっちゃん、どっちとる?』の意味は「私とあの子」じゃなくて「恋と友情」なのかもしれない。私は双葉がいじらしくてたまりません!!