少女マンガの感想・レビュー3720件<<8182838485>>草間さんの純粋っぷりお惣菜屋とOL 吾平Pom のほほんラブストーリーでした。 お惣菜屋さんと、そこに通うOLの草間さんのお話ですが、草間さん、純粋すぎます。 もうマンガでしかあり得ない女子設定。笑 学生主役の恋愛漫画の大人バージョンかなと。 日常の中に溢れた一つの恋って感じで、悪役もなく何も考えずに読み進められたので楽しかったです。年の差恋愛…未満の物語あおいさんは16歳年下 うるひこ名無し※ネタバレを含むクチコミです。可愛い女の子に憧れる“イケメン女子”の正体は!?青のアイリス やぶうち優たか12月28日発売のちゃお2月号から始まったやぶうち優先生の新連載。今更ながら1話を読んでみたのですがものすごく時代を感じました…! https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2020/1228/201228_chao.jpg 主人公の中学2年生の愛理は、2階から落ちたプリントを追って飛び出し空中で全部キャッチして見事に着地するという、頑丈な体ととんでもない運動神経との持ち主。その言動とさっぱりした性格で周囲の女の子たちからは、男子の克樹と椿とともに「津辺中のイケメン御三家」と呼ばれているけど、本当は「か弱くてかわいい『女のコ』」になりたいと思っている。 友達の綾芽からはVtuberに興味がないと思われている愛理だけど、実は今年現れ早くも100万フォロワーを達成したVtuber「青野アイリス」の正体は愛理だった……!! https://i.imgur.com/jWVf8Y5.png いやー、めっちゃ時代だ〜〜…! 「芸能人(女優・アイドル・モデル)の正体は実はヒロインだった」っていうのは昔からある展開だけど、Vtuberっていうのが時代。 しかもVtuberは選ばれないとなれない芸能人より““ありそう””な感じがするところがいいですよね。 愛理も映像クリエイターのお兄ちゃん(19歳)の協力のもと受肉して活動しています。 私は子供の頃、学年誌でやぶうち先生の可愛い男の子が正体を隠し女の子として芸能界デビューする物語『少女少年』を楽しみに読んでいました(性癖に多大な影響を受けました)。 それから20年近く経ち大人になって、今度はボーイッシュな女の子が正体を隠して可愛いVtuberになるお話が読めるなんて…なんだか不思議な気分です。 単行本発売前からボイスコミックが公開されていて宣伝の力の入り方がすごい。 いずれアニメ化(もしくはガチでVtuber化)して動いて喋ってるところを見せてほしい…! https://youtu.be/GjcyDbWsDMo絵はすごく良かったダイヤモンド・プリティー! 恒吉民子名無しが、内容はここ10年で読んだ漫画の中で一番最悪だった。1冊読み終わったあと怒りが沸いてきた。絵が可愛くてあらすじが面白かったので期待して読んでしまった分、失望感が半端ない。基本的にAmazonの評価は良かったら「★5」、それ以外は付けないんだけど、あんまり腹が立ったので迷いなく「★1」をつけたほど。 これに収録されている ・「ダイヤモンド・プリティー!」 ・「グラウンドの彼」 ・おまけ 著者の家族とペットについてのエッセイ漫画 のうち、一番面白かったのがおまけのエッセイ漫画なのが笑える。 ものすごく可愛らしい画風で、コマ割りなどの見せ方の技術は本当に素晴らしいのに、話の展開の仕方が雑で本当に酷い。 「ダイヤモンド」はとにかく不愉快なキャラしか出てこない。 自分のことしか考えておらず、浅慮で他人に迷惑を掛けまくる主人公・サリ。(「こおゆう」という、間違った書き方で表現された幼気な口調がまたムカつく) 高校生にもなって幼稚ないじめをするクラスメイト。 私服校なのに生徒の服装をいちいち注意し、何かトラブルが会った際に生徒の言い分を一切聞かず、主人公たち交際を無理やり禁止しようとする教師。 学校にダイヤの指輪を持って来て窃盗をなすりつけ、PTAを動かして主人公たちを不純異性交遊で退学にしようとするいじめの主犯。 (この主犯がダイヤの指輪を持ち込んだことは当然お咎めなし) 娘の話を聞かずに「あんなのと付き合うのはやめろ」と言う母親。 不愉快な展開や登場人物が出てくること自体は構わないけど、カタルシスがなくては不愉快な展開にする意味が全くない。(不愉快さそのものがウリの漫画なら別だけど) おかげさまで、こちらはただ不愉快な思いをさせられただけに終わった。 純のことが好きなのに2カ月で帰国してしまうこと知った途端、サリはキスされたことに怒り、純を諦めるために仲良しのオカマちゃん・かなめが想いを寄せる紳介と付き合い、かなめから「紳介を傷つけないでね」と言われたのに結局すぐ紳介を振り、そのせいで虫の居所が悪い紳介がかなめを公衆の面前で傷つけかなめは飛び降りを図り、騒ぎが収まると教師はいきなり手のひらを返して不純異性交遊と盗難を不問にし、母親も何故か2人の仲を認めハッピーエンド。 「…ハ?」以外の感想がない。 主人公のサリに微塵も好感度がないのが、最後の急なハッピーエンドを意味不明ぶりに拍車をかけてる。なんでお前が幸せになってんだよ。 2作品目の「グラウンドの彼」は、コンビニに一つしか置いてないチーズ蒸しパンがきっかけで写真部の主人公・松村と陸上部の喜内が仲良くなる話。 こっちは途中まですごく繊細でピュアな王道少女漫画って感じで最高だったのに、途中で喜内が彼女と別れたことに対して主人公が逆ギレして、喜内の元カノの言い分も「はぁ、そう…」っていう感じで微塵も共感できないし、でも結局最後喜内といい感じになっててこれまた意味不明だった。 本当に、最後のおまけ漫画が普通によかったのが救い。 迷いインコを家族で大切に可愛がってたり、お父さんがうっかり水虫の薬を目にさしちゃったり…これぞ単行本のおまけ漫画というほのぼのした家族エッセイで、これがなければiPadブン投げてたかもしれない。 怒りのままものすごく批判的に書いてしまった。 他の人の感想も聞いてみたいけど買って読んでとは決して言えない。 憧れの男子寮生活!ここはグリーン・ウッド 那州雪絵名無し子主人公の蓮川一也(あだ名はすかちゃん)は胃潰瘍で入院した為、一ヶ月遅れで私立緑都学園高校に入学する。幼い頃に両親を亡くし、ほとんど兄の一弘に育てられたすかちゃんにとって、兄も通っていた緑都学園は憧れの高校だった。しかしその兄が自分の初恋の人・すみれちゃんと結婚してしまったので心中複雑になり、地元であるにも関わらず寮生活を送ることとなった。その寮の名前こそ緑林寮、通称「グリーン・ウッド」である。 名作少女漫画なのでタイトルは知っていましたが、そのタイトルゆえにずっとファンタジー物だと勘違いしていました。基本的には主人公のすかちゃんを中心とした男子寮生達の青春ストーリーですが、女にモテるが女運は悪い寮長の光流先輩、切れ者すぎる生徒会長の忍先輩、女の子にしか見えない男の子の瞬くんなど、異色すぎる顔ぶれによって普通じゃないドタバタ劇がたくさん起こります。番外編ではドラクエみたいな世界観になったり、SFが始まったり、何でもアリ!なところが楽しいです。キャラクターとストーリーの多様さは読んでいてらんま1/2を思い出しました。 私が特に好きだったのは、まるで軍人のように厳しい古典の女の先生のことを恐がっているように見えて、実はみんな尊敬しているという話。主人公がすかちゃんじゃなくて後輩の野山くんなところも面白いなと思いました。あとファンサービス満点でグリーン・ウッドらしい最終回もよかったです。読みにくさの先に...純―JUN― 紡木たくまるまる紡木たく作品はこれが初めて読みましたが、読み初めの感想としては、とにかく読みにくい。時間や場面が切り替わっているのに気づかず今誰が誰に話してるのか?がわからなくなったり、キャラの見分けがつかずに混乱したり(なにせ不良の子たちはだいたい同じ髪型...)。それでもクライマックスに近づくにつれ、主人公たちの青春模様に心が掴まれていったことは事実。最後はウルッときてしまいました。アツの笑顔が眩しくて愛おしい。 あと読んで思ったことは、矢沢あい先生は紡木たく先生の影響すごく受けてるなということ。ここにもあった「ぬい」の漫画ゆみとくるみ うるひこnyae最近読んだぬいパパという漫画で大人がぬいぐるみと暮らす生活のことを知ったのですが、 https://manba.co.jp/topics/27839 この「ゆみとくるみ」も1冊にぬい活の魅力がギュッと詰まってるような漫画でした。 この漫画ではおしゃれをしても「お母さんみたい」と言われてしまうような垢抜けない地味な女性が主人公で、会社の同僚から心無い言葉をかけられたり差別されたりしてすべてに後ろ向きになっているところに、ぬいぐるみの「くるみ」に出会ってから徐々に前向きに変わっていくという話です。 ちょっと引っかかるのは、くるみとの生活を楽しみ始めると、同僚から受けた扱いなども「自分の視野が狭かっただけだ」と納得する場面があるんですが、個人的にはそれで済ますのは都合が良すぎないか…と思ってしまった(^_^;)視野の狭さとか関係なく雑な扱いを受けていると感じたので…。 それでも主人公がくるみを愛して、世界が広がって、このままの自分でいいんだと思えたことは何よりも素晴らしいことだし、そこに水を指すような考えは野暮か〜と思うに至りましたけど。 こういうぬいぐるみと生きる人を描いた漫画を読むことで、自分も!と思うわけではないですけど、ぬいぐるみに限らず保護欲?庇護欲?を掻き立てられる存在が身近にいると、自分の足で立たないとな、とシャキッとなるのかなーと思いました。 言うまでもなく不朽の名作パタリロ! (花とゆめコミックス版) 魔夜峰央狐優曇華時代を超えて連載されてきただけあって、アニメ化、映画化、舞台化、のフルコンボ達成した名作。 時代によってテイストが違うのですが、詳しい解説は専門のサイトに任せるとして、全編通じて言えるのは、登場人物のパーソナリティがよく出来ていて読んでて飽きない、ギャグが色褪せない、ちょいちょい差し込まれる感動回が刺さる、ですかね。 100巻前後になると流石に伝統芸能のようになっていきますが、それそれで!パタリロの面白いところ教えてください…パタリロ! (花とゆめコミックス版) 魔夜峰央ななしマンガParkの全話無料キャンペーンではじめて読み始めました。 https://www.hakusensha.co.jp/patalliro_100/ が、どの辺が面白いのかいまいち掴めていません…。 面白いか面白くないかでいえば面白くなくはないのですが。 1巻から読み始めずに、途中の巻から読んだ方がいいのでしょうか。 パタリロ!好きな方いましたら、見所やおすすめの巻などあれば教えてほしいです…。 回答いつでもお待ちしてますコンパクトで面白い毒師プワゾン 魔夜峰央狐優曇華パタリロの印象が強い魔夜峰央先生ですが、この頃は冒険活劇みたいなのもよく書いてて(マザリシャリフとかゼロスターとか)、これはなんとなく山田風太郎とか菊池秀行とかの感じで面白かった。 お互い毒だけで戦うと言うのは案外他では見たことない気がしてる。もっと長く読みたかったなぁ。 日常も非日常も気持ちよくてかわいい水曜日のトリップランチ たじまこと野愛リアリティーがあるけどファンタジックでキュンキュンできてお洒落だけどお洒落すぎなくて恥ずかしくならなくて負担にもならない漫画が読みたい! お仕事漫画も恋愛漫画も飯漫画も好きだけどどれも中途半端じゃないのに重たくなくてでもちゃんとおもしろい漫画が読みたい! という我儘に全部答えてくれる作品がこちらです。 寝食を犠牲にしてまで研究に没頭しちゃう十和博士と、毎週水曜日はそんな博士の世話を焼くのがお仕事な岸田くんとの美味しくてキュンキュンしちゃって適度に現実逃避できるのがこの漫画。 天才肌で変わり者だけど無邪気でかわいい十和博士と、料理が得意で世話焼きでよく見たらちゃんとかっこいい岸田くんという漫画ならではの夢のような組み合わせなのに、なんでかしっかり感情移入しちゃうんです。 最初は岸田くんのごはんと博士のVRでロケーションも最高でいいコンビだな〜くらいにしか思ってなかったのに、2人の距離が近づくにつれてこちらも楽しくなってしまいました。見所が多いと疲れちゃうのに、この漫画は味つけがちょうどよいのですよ。スパイスとかハーブは効いてるのに塩分は強すぎない感じなんですよ。食べすぎちゃってももたれない感じなんですよ。 などと特にうまくもないことを言ってしまいましたが、十和先生と岸田くんのかわいくて美味しい距離感に存分にキュンキュンしてみてほしいです。料理漫画の初期作品ケーキ ケーキ ケーキ 萩尾望都starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男料理漫画について調べるとだいたい萩尾望都の『ケーキ ケーキ ケーキ』と望月三起也の『突撃ラーメン』が始まりだと言われている話が多い。それ以前にも『トンカツちゃん』などありますがその辺に関しては本題と関係ないので触れないです。 内容は主人公のカナの頭の中は、いつもお菓子のことばかり。ある日素晴らしいフランス菓子を作る青年に会い菓子職人になるためにパリへ渡る。 原作ありなので俺の読んだことのある萩尾望都作品とは違う感じでしたが今読んでも面白かったです。 ただ同じ初期だと『モードリン』/『小夜の縫うゆかた』/『雪の子』とか方が好きかな。もうドラマ化!?西荻窪 三ツ星洋酒堂 浅井西名無しまだ単行本も出てないのにドラマ化決定とな まあドラマ化前提の連載ってことだったのかな キャストを楽しみに待とうっと。 https://natalie.mu/comic/news/411451 これはいい鼻ほじヒロインが爆誕この教師、絶対わざと。 ゆず未来名無し※ネタバレを含むクチコミです。Netflixで実写化してくれ!! ドケチ令嬢が小銭を稼ぐハイスクールコメディ! #完結応援お金ためます! 忠津陽子たかこのあいだ新刊ページで見つけたのがこれ。レトロな絵柄でオシャレなデザインの表紙だったので邦キチ映子さんタイプの最近の作品かな?と思いきや、調べてみたらなんと1972年の少女漫画。 >「型破りなヒロイン、アニー・モーガンはカワイイのにケチでガメツイ女の子。モーガン財閥のご令嬢でお金持ちなのだけれど、父から20歳までに1万ドルためられない怠け者には、財産を譲らないと言い渡されていた。将来の遺産相続権を得るため、アニーは日々、小銭を稼ぎつつ、常にビジネスチャンスをうかがうのだった!」 というあらすじがメチャクチャ良かったのでソッコーで買ったのですが、期待通りの面白いコメディでした。 https://i.imgur.com/o6UDV1b.jpg https://i.imgur.com/AHhVyzl.png **【アニーの小銭を稼ぐ執念が半端ない】** 6歳のときから10年間お金をためているというアニーは、現在目標金額の半分である5千ドルまで到達。忍たまのきり丸ばりの商売っ気の強さで、24時間息を吸うように小銭を稼ぎまくっている。 宿題代行業で顧客を獲得するため成績1位を維持したり、イケメン・ラフティが溺れているときに救助用品を売りつけようとしたり(ちなみに5ドルだと藁1本、10ドルなら空気の抜けた浮き袋)と、ラフティから懐中電灯を借りて電気代を浮かそうとしたり、ドケチな商人根性は筋金入り。 あまりのドケチ商売人ぶりに、アニーのことを財閥令嬢だと知らない人も多い。 まったく恋愛要素がないこのお話の中で一応アニーのヒーローポジションというか、イケメン枠で登場するラフティもまた、アニーの正体を知らない。 **【アニーと似て非なる生き方 逆玉狙いのイケメン・ラフティ】** マイアミにあるアイスクリーム屋の息子・ラフティはなかなかスッキリした見た目に成績優秀・スポーツ万能という少年なんだけど、彼が人一倍努力して女の子が好む条件を揃えた理由というのがお金持ちの女の子を捕まえるため。 https://i.imgur.com/F7kfS3w.png 1代で財産を築いた父のように自分の力で1万ドル稼ごうとしている少女・アニーのカウンターが、逆玉のために自分磨きをするイケメンという構造が面白い。 ちなみにアニーはラフティのやり方にあんまり納得はいっていないんだけれど、決してムキになって相手を否定したりせず >「人それぞれやりかたがちがうわ とにかくわたしはわたしのやりかたでお金をためるの」 と、相手を尊重して自分のやり方を貫くところが素敵。 物語の中で、ラフティはことあるごとにアニーに金を巻き上げられる(たまーにやり返すところが面白い)んだけど、2巻の最後の方になってついにアニーが財閥令嬢だと知ってしまう展開がしっかりあるのでお楽しみに。 **【ドケチ・アニーの名セリフ集】** >「ようするに頭はかざりじゃないのよ」 ラフティの父のアイスクリーム屋を勝手に手伝い、全部売ってみせたアニーが言ったセリフ。もちろん、手数料としてしっかり3ドル貰っていった。 >「くやしい 1割もらって逃してやればよかった」 空港でトランクを拾ってやった相手から謝礼の1割をもらおうとしていたアニー。しかし相手は公金横領の犯人で警察に捕まってしまいこの一言。 >「わかった? お金ってのはこうやってもうけるものよ」 https://i.imgur.com/6FDVVBK.png 隣人の壁ドンに腹が立ったラフティが隣の部屋に文句を言いに行くとなんと隣人はアニーだった。驚いたアニーが貯金箱を割ってしまいお金を拾い集めるが5セント足りず、ラフティの身ぐるみを剥がしてまで探しているところにラフティの友達がやって来る。ラフティは焦るが、みんなは服まで借金のカタに取られたのだと誤解しアニーはすぐさま「3ドル返して」とのたまう。これを断れば当然、ラフティの紳士の名にキズがついてしまうわけで…。流石アニーの手腕は鮮やか。 **【Netflixで実写ドラマにならないかな…】** 「1万ドル稼ぐ」というテーマがキャッチーでわかりやすく、アニーとラフティの掛け合いが小気味よいので米ネトフリで旬のティーンの俳優を揃えてドラマ化してほしいくらい。 舞台を現代日本に変えてドラマ化しても面白そうなのでテレビ関係者の方に売り込みたい。(身の回りに関係者とかいないけど) アトム ザ・ビギニングみたいにリブートで再コミカライズとかもありだと思います…! メディアミックスで成功する可能性をビンビン感じる完成度の高い作品なのでたくさんの人に届いてほしいです。青春時代!櫻の園 吉田秋生starstarstarstarstar干し芋『ごきげんよう』という挨拶が日常化されている丘の上の女子校の話。 毎年創立祭でチェーホフの“桜の園”を上演するのが伝統。 桜が満開の季節に巣立っていく少女たち。 少女と大人女性の間の微妙な女心が繊細に描き出されている。 小さい頃に何気なく言われた一言で、相手に悪気がなくても自分の心の襞に刺さって抜けないことある。 体と心が一致しない年代でもある。 甘酸っぱいだけではない素敵な作品。 表紙の桜も魅力的。 ただのBLでは満足できなくなった方もそうでない方も #1巻応援おしえて! BLソムリエお兄さん 下瀬川ひなるsogor25物書きを目指しているがなかなか結果を出すことができていない苦学生の又来。 彼がバイトしている古書店で「BLヅラしてないBLが読みたい」という女学生を相手にしていると、謎の男が声を掛けてきます。 彼は「一般向け作品でありながら同性愛を匂わせている作品」通称"匂い系"の作品を布教する"匂い系ソムリエお兄さん"を名乗り、女学生に夏目漱石の『こゝろ』を薦めてきます。 その後も彼は又来の行く先々にどこからともなく現れて"匂い系"の作品を薦めて回ります。 この作品、一般文学作品をBLと拡大解釈して布教してくるというかなりの変化球の設定のように見えるのですが、ただ単にお兄さんが自分の解釈で話しているのではなく、書籍や文献などから引用して説明しているので、その論には不思議と説得力があります。 また、彼に毎度相対することになる又来という存在も絶妙で、彼は物書きを目指しているだけあって文学に対する造詣が深く、お兄さんのBL解釈に対してあくまで一般的な視点からの反論を試みます。 これにより、作品自体の盛り上がりが生まれるとともに、紹介されている作品への理解が深まり、文学紹介マンガとしての側面も感じられるようになっています。 紹介されている作品も、内容まで詳しく知らなくてもタイトルは知っているような作品を取り上げていて、純粋なコメディとしても充分に楽しめる作品です。 1巻まで読了この短編集、ダンジョン飯にはまったひとにおすすめ。竜の学校は山の上 九井諒子二階堂SF、ファンタジー好きなひとは、高まるよね。 龍に乗る学部がある世界、とかディテールがすごい面白い。 読んだひと、好きな短編かたりましょー!1巻を読んで思うこと極楽!!めちゃモテ委員長 にしむらともこ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 いわゆるASUKA版DTBというものがあってDARKER THAN BLACK -黒の契約者- BONES 野奇夜 羽角彩夏 岡村天斎ANAGUMA※ネタバレを含むクチコミです。欠落した私は貴女の側で満ちる欠けた月とドーナッツ 雨水汐あうしぃ@カワイイマンガ百合漫画に出てくる、異性愛を前提とする恋バナ女子集団の同調圧力に、イラッとする。しかし一方で、自分も圧力をかける側だったかもしれない、と緊張もする。そういう事に気付ける百合漫画には、万人に読んで欲しい普遍性があると思う。 ♡♡♡♡♡ 普通の恋愛が出来ない事に思い悩む女子は、会社の友達との恋バナに疲弊しながら、言い寄る男性を拒み続ける。 周囲への劣等感や男性への嫌悪感等々、幾つもの苦しみを抱えた彼女は、それを軽くしてくれる人に出会う。 会社では真面目な堅物、一匹狼なその人に自分を肯定し、受け入れて貰えた喜びは、やがてもっと近づきたい、という感情に変化する。しかしその人もまた恋情に疎く、妹に対する強い思いに縛られていた。 人目を気にして外面を取り繕ってきたオシャレ女子の心の解放に、こちらの心も軽くなる。一方で真面目女子の物語はまだこれからの様で、予断を許さない。しかし妹の、姉への思いと動向が意外で、物語を楽しくしてくれている。 二人で歩く月夜の秘密と開放感に、私も救われる感覚がある。苦しみの先に生まれ続ける優しさを、スマートでふんわり美麗なページを繰りながら見続けたい。 (2巻までの感想)甘すぎる!なのに、千輝くんが甘すぎる。 亜南くじら名無したしかに千輝くん、甘い! ちぎらくんって読むんですね珍しい 振られ→俺に片思いしなよ→からの本気に気になってしまうパターン あるあるだけど甘くてストレートな思いがもう眩しいです 素早く少女漫画要素を吸いたいときに読むべき本 バッドエンドか、ハッピーエンドか、どっちだろう?小麦畑の三等星 萩岩睦美まるまる※ネタバレを含むクチコミです。なんて興味深い漫画だろうかさんすくみ 絹田村子名無し神社とお寺と教会の息子トリオ! 普通にこの3つを同時に描けているのがすごいと思うんですけど。 しかもこの3人、 神社なのに神主っぽくない お寺さんなのに幽霊怖い 教会なのに女の子大好きスプラッタ最高 という一番おいしい性格の3人で普通の生活をしてるだけでめちゃくちゃ面白いんですよね! 一個の文化、宗教を掘り下げた漫画なら多々ありますが三つをちゃんぽんするとこんなバラエティ豊かな話、人物になるなんて!! 実に興味深い漫画です<<8182838485>>
のほほんラブストーリーでした。 お惣菜屋さんと、そこに通うOLの草間さんのお話ですが、草間さん、純粋すぎます。 もうマンガでしかあり得ない女子設定。笑 学生主役の恋愛漫画の大人バージョンかなと。 日常の中に溢れた一つの恋って感じで、悪役もなく何も考えずに読み進められたので楽しかったです。