少年マンガの感想・レビュー7878件<<253254255256257>>ザ・スチームパンク!!真・快傑蒸気探偵団 麻宮騎亜ANAGUMA「スチームパンク」という言葉を知る前にこのマンガを読んだので、「『蒸気探偵団』みたいな作品が好きなんだけどどうやって調べればいいんだ…!」というモヤモヤをしばらく抱えていた覚えがあります。 そのあときちんと『ビッグオー』とか『ブレードランナー』『銃夢』なんかを摂取しながら真っ当に育っていけたのも本作のおかげかもしれません。感謝。 レトロでインダストリアルな蒸気都市という世界観に加え、キャラクターのドラマがシッカリしているのが『蒸気探偵団』の大きな魅力です。 なかでも美少年怪盗ル・ブレッドと相棒ナースの蘭々のコンビはあとから超絶ファンが付いているというようなことを聞いて納得しました。(今思うと肩書を明記するだけですべてが腑に落ちるわけですが…) 全編通してフェティシズムと言うか、「こういうのが好き!!!」というひとへの心配りが利いているマンガです。 レトロフューチャーとかサイバーパンクとか、その辺が好きな人でまだチェックしていないのはもったいないので、読もう!!WJに久々の両さん!!こちら葛飾区亀有公園前派出所 特別編 秋本治名無し「おっ、久しぶりにこち亀載ってんじゃん」と思ったら、こち亀って紫綬褒章受章してたんですね…知りませんでした。しかも少年ジャンプ出身作家初とか(納得) ページ数の少ない読切でしたが、展開はいつものあの流れ(笑) 懐かしさで嬉しいような切ないような気になりました。 http://jumpbookstore.com/item/SHSA_JP01WJ2020003D01_57.html絵が可愛い星座バトル漫画!綺羅星のメリル 川口勇貴たか星座をテーマにしたバトル漫画をジャンプで描くなんて、スラダンのあとに黒バスを描くくらい勇気がいることではないかと思うのですが、この読切は絵もストーリーもちゃんと独自の味を持っててよかったです…! 面白いかと言われると個人的には「うーん」という感じ。もう少し光星くんが普段どんな風にすごしているのか、人となりがわかれば父との確執&一時和解にもっと感情移入できたと思います。 一方で絵柄は、柔らかくて温かみがあって、とにかくキャラクターが可愛い!!そしてキャラデザがすごく素敵!(特に主人公が覚醒するところがカッコかわいくて良かった) **「キャラの魅力」という点では、堀越耕平先生に共通するものがある**と思うので、ぜひ読んで可愛さを味わってほしいです…! https://i.imgur.com/X7lXl06.png (『綺羅星のメリル』川口勇貴 より) >**【あらすじ】 >光星(こうせい)は幼馴染の女の子・早乙女と、同じ学校に通う高校生。ある日バイトに急いで向かっていると、自分のウール100%マフラーが突如生き物のように喋りだした。彼女の名前はメリルといい、太古の魔術師・ノアが宇宙のエネルギーを地球のために使うため生み出した「聖星座(アステラ)」の1人だった。 メリルは、JAXAに勤め妻の死に目にも帰ってこないという光星の父が死んだと告げ…。**アムロとシャアだけじゃない!「ガンダム」を知ろう機動戦士ガンダム THE ORIGIN 安彦良和 矢立肇 富野由悠季 大河原邦男さいろく安彦良和先生のガンダム。 これこそがORIGIN。本当にありがたい。 アニメの機動戦士ガンダムをちゃんと見れてなかった世代としてはガンダムがゲームやカードダスで一世を風靡しているにも関わらず本当のシナリオを全て理解出来ていなかった事が心残りというか悔しいというかだったんですが、このORIGINはアニメ版以上に安彦良和で(そりゃそうなんだけど)思っていたガンダムが本当に今描かれているんだと。 ものすごく古い時代のマンガだったらちょっと手を出しづらいとこあるじゃないですか、正直。 でもこれは最近になって描かれてるんですよ。ようやくガンダムを知る事ができる!と嬉しくなって読み始めたら見事に期待を上回る作品だった。 小さい頃、小学生低学年の頃はアニメも疎らに見てカードダスとかガン消しとかしか持ってなくて知識も乏しくて。。。そんな頃、悪役だったザビ家は馬鹿な悪いやつなんだと思ってたんですよ、ガルマのせいかもしれないけどさ。でもORIGIN読んだらドズルのファンになるよ、絶対。 ガンダムという日本が誇る壮大なスルメコンテンツを今になってこんなに丁寧な作品として出してくれた安彦先生とKADOKAWAに感謝したい。 グレートティーチャー瀬戸どげせん rinさいろく土下座、というより謝罪する事で物事を解決していく様は他のマンガにはなかった新しい方向性…と思いますが割と社会派マンガとかでは見かけるような流れ。 謝男シャーマンとの違いはなんだったんだっけな?いい時代が産んだいい具合のバカ巨乳ハンター 安永航一郎さいろく初期のゆうきまさみ作品が好きな人は好きであろう、ものすごくいい加減な"ギャグ"に始まり、「くだらねえ笑」と笑わせるタイプのおバカマンガ。 でもそれを真剣に(?)描いてて女子は可愛いので名作と言えるのではないだろうか。 タイトルからしてアレなのだけどこちらはギャグでありエロではないので全然成人向けな内容ではございません。 これに近いノリ↓ https://manba.co.jp/boards/21937時代を超えて影響を与え続ける名作あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄マウナケアプロレス界のスーパースター・中邑真輔選手が”ジョー”を愛読しているということをご存知でしょうか。これはよく考えると凄いことだと思いませんか。だって彼は1980年生まれですよ。この作品の連載がスタートしたのは1968年です。連載時に生まれてもいなかった世代に、時代を超えて影響を与えているということですから。中邑選手はどうも相当なファンのようで、インタビューでも、ジョーにちなんだ発言をしています。かつて、東京ドームで対戦する高山善廣を指して「『あしたのジョー』で言えば、力石徹だ」と。要は自分が超えなければいけない存在、ということを伝えたかったようです。こんな発言をするとは、相当ハマっているとみました。原作者の方とプロレスは関係も深いので、何ならノーガード戦法とか肘打ちとか試合でやってくれると面白いのになどと思ったり。すいません、ジョーの話のつもりがプロレスに興味ない人はまったくわからない話になってしまいました。 自由すぎる4P代原!畳上の空論 奥津武名無しアトモスフィア・クライシス、自殺すると決めた男を読んで奥津武先生のファンになったんですけど、これは読むのを忘れていた読み切り作品。 https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156651512768 たった4ページしかない代原なわけですが、「これ代原です」と作中でそのまま漫画にしてしまう度胸がすごいwww こういう「メタい」作品って覚めちゃうことも多いけど、そこはさすがの奥津先生。シリアスよりの美麗な絵の勢いで笑わせてくる…ずるい…!短くて性別と感情のグラデーションの間で生まれる歪み青のフラッグ KAITOsogor25「男女の友情は成立するか?」令和に入った現在でも未だに時折見かける話題である。この話題、肯定派も否定派も、大抵が"男女の仲が深まった時に恋愛関係に変わるかどうか"という論点に持ってくんだけど、そのたびに私なんかは『なぜこの人たちは"同性だと恋愛に発展しない"って前提で話をしてるんだろう』と思ってしまう。この辺りはマンガ読みの方々なら割と同意頂けるのではないかと思う。 この作品は、人間関係の中で相手のアイデンティティにどれだけ"性"を内包させて捉えるか、ということを描いている作品なのではないかと思う。 現実世界での潮流もあり、セクシャルマイノリティの人々を描く作品は近年増えてきている。ただ、多くの場合は同性間の"恋愛"のみにスポットライトが当たり、もしくは恋愛感情と友情等その他の感情との"違い"をピックアップして描かれているような気がする。でも、性的指向が白か黒かではなくグラデーションが存在すると言われるようになってきた、それど同じように、恋愛か友情かというような感情の間にも濃淡があるものなんじゃない?と、この作品を読んで感じるようになった。 最初の問いに戻るが、「男女の友情は成立するかしないか」という問いは「相手に対する好意が、中身が全く同じであっても相手の"性別"という基準だけで”恋愛感情”に認識が変わるかどうか」という表現に言い換えることができるかもしれない。つまり、相手のアイデンティティの中にどれだけ"性"を含めて認識をするか。今作で言えば、性別によって間違いなく変わると思っているのが増尾、その辺りを特に意識せずに生きてきたのが太一や二葉、同じく無意識だけど実質的に性に囚われず恋愛感情を認識しているのが桃真や真澄、そして半ば自覚的に”性”という基準の占める割合は相手によってグラデーションがあると認識しているのがマミや仁井村、だと思っている。そして性的指向がそうであるように、この価値観もそれ自体を否定することはできないし、されるべきではない。マミや仁井村のスタンスが正しいように見えるけど、増尾の考え方だって悪ではないし、そもそも増尾の価値観の方がきっと現実世界では多数派なのではないかとも思える。 しかし、この作品ではこの価値観の違いが少しずつ関係性にひずみを生み、物語が進むにつれて次第にそのひずみが大きくなっていく。価値観の違う人間に直面した時にどうするか、特にそれが親しい関係の相手だった場合にどうするか、それがこの作品の肝なのではないかと思う。 作中では桃真と増尾の価値観の違いを発端に無関係の人を巻き込んだ大きな騒動になりつつあるが、実は規模の大小はあるにせよ同様のすれ違いは日常でも普遍的に起こりうる、というか起こっている、と私は思っている。例えば、告白した相手に「異性として見られない」と言って振られたり、異性の友達と食事に行っただけで恋人に浮気だと窘められたり。個々の事象しか見えないから意識することはほとんどないけど実は人はみんなそれぞれの感情のグラデーションの歪みの中に生きていて、今作はそれを「同性を好きになった」という、より大きな歪みでかつマンガの読者層に受け入れられやすい形で表現しているように思う。 作品の主題として見せられるとすごく特別なことのように感じるけれど、実は私たちの身の回りにもありふれた価値観の歪み。それを太一たちの10代の高校生の物語として誰の目にもはっきり認識できる形で描いているからこそ、多くの人の共感を得る作品となっているのではないだろうか。 7巻まで読了※バレーボール漫画です出陣!! ムショ高排球軍 栗元健太郎starstarstarstarstarウマタロギャグマンガだけど真っ直ぐな熱さも兼ね備えたスポ根ギャグ排球(バレーボール)漫画。表紙の戦国時代の武将にしか見えないオッサンが監督。自らを将軍と名乗り、排球軍(バレーボール部)にとんでもない練習メニューを課してくる。例えば、人間を投げ飛ばしてレシーブさせる「人間レシーブ」や、本物のヤクザにアタックさせて精神力を鍛えさせたり…。主人公はこれらのアホ練習を乗り越え、熱い試合展開を見せてくれるようになるのだが…。とにかく監督だけでなく同級生や先パイもキワモノ揃いなので、マジなのかギャグなのかわからない時もあった。特にクセが強いのは、やはりリベロの「たかし麿先輩」だろう。優雅な平安貴族の装いで、蹴鞠の技術をバレーに活かす姿は一度見たら忘れられない。入学してこれから入部という所で終わってしまい残念だった。 Helckのスピンオフピウイ~ふしぎないきもの~ 七尾ナナキ名無しHelckで登場するピウイが主役の漫画で、全体的にゆるい感じで進んでいきます。珍獣ハンターのユリーカとのやり取りも可愛くて癒されます。本編以外にも4コマ漫画が多数収録されています。ヘルクやヴァミリオも少しだけど登場するのでHelckが好きなら楽しめると思います。愛くるしい超能力者SPY×FAMILY 遠藤達哉名無しアーニャがかわいくてギュッてしたくなる。 表情、仕草・しゃべり方・・・。 何やっても許せちゃうキュートさ! スパイの人員不足でロイドの仕事がハードになり過ぎで心配。 個人的には、ヘンリー・ヘンダーソンの「エレガント」がツボ♪和歌、ラップ、そして百合Change! 曽田正人 冨山玖呂 晋平太たか※ネタバレを含むクチコミです。 ダークなボーイ・ミーツ・ガール…!!チャンドラハース 門司雪名無しの別マガ※ネタバレを含むクチコミです。期待しかない!!あまりに切ないダンピールの恋…!!嘘月-ウソツキ- ミナミたか※ネタバレを含むクチコミです。これはヤバいww天才少女と姉の卓球ギャグ!!PINGKONG コミック・ジャクソン名無し今朝Twitterを眺めてたらジャンプでミタマセキュ霊ティを連載中の鳩胸つるん先生が「面白かったので2ページ目まで読んで」とツイートしてたので「ほ〜ん」と思い読んでみた新連載。 https://twitter.com/hatomune_tsurun/status/1204527436437680128?s=20 いや、ホントそうwww 最初の2ページだけ読んだら最後まで読むしかない最高のギャグ漫画だったw出落ち過ぎて何も言えないですね。タイトル通りで恐れ入る…! 主人公たち女の子のキャラデザが可愛くて、シリアスな場面では青年誌っぽい迫力ある演出があったり、試合シーンでは2連続見開きがあったり見応え抜群…! 主人公が天才で、姉に劣等感を与える側という設定も王道とは逆ですごく新鮮だった。そしてライバルの名前がなぜか花京院で地味に好き。 今後どう展開していくのか全く読めなくて楽しみ! (『PINGKONG』コミック・ジャクソン 1話より) https://i.imgur.com/7uqrEC6.jpg シンプル且つ完璧なタイトルSHY 実樹ぶきみmampuku引っ込み思案の主人公が葛藤や苦悩を経てヒーローとして成長していくという王道的アメコミ風ヒーロー漫画のストーリーでありつつ、ヒロアカにもましてや本場のアメコミにも(知る限り)いなかったタイプの女の子主人公ですね! (スーパーヒロインって強くてかっこよくて好戦的なのばっかりな印象) 優しさと勇気で小さな身体を奮い立たせる姿に胸を打たれます。 すごく応援しているのですが、タイトルのググラビリティとエゴサビリティの低さが心配の種ですね。でも良いタイトルだと思います。賞とか獲ってもっと認知されてほしい!ほのぼの日常系"折り畳み自転車"マンガおりたたぶ こんちきsogor25"折り畳み自転車"を通して出会ったゆうみと奈緒の2人の日常マンガ。"折り畳み自転車"って凄い狭めた間口でどうなんだろうと思ったけど、"自転車" "旅"という要素に加え、折り畳み自転車ならではの要素もちゃんと組み込んでて、なおかつキャラの魅力が存分に出てる良い作品。 折り畳み自転車をいじくってる時にはほのぼの日常系のような雰囲気があり、かと思えばひとたび自転車に乗って遠出をするとちょっとした冒険感もあり、いろんな楽しみ方ができる。何よりキャラの表情の描き方が本当に魅力的で、読んでいて凄く楽しい気分になる作品。今後の人気の出方次第では第2の「ゆるキャン△」になりえると期待してる。 1巻まで読了。ふたりだけの時間が生む巨大な感情を見てくれ…!フラグタイム さとANAGUMA映画館でアニメの予告を見て「ハイパー爽やか百合作品じゃん…!」と思って履修したんですが、想像の200倍くらいクセ強めのマンガでした(最高ではある)。 人付き合いが苦手な森谷さんが手に入れたのは1日のうち3分間だけ時間を止められる能力。 人から話しかけられたときにその場を去ったり、かと思うと人の秘密を覗き見たり、小心者なんだか大胆なんだかわからない使い道を楽しんでいました。 そんな彼女だけの世界に、クラスいち華やかで社交的な村上さんが「入門」してきたことで物語が動き始めます。 時間停止中に村上さんのスカートめくってパンツ見てたのがバレた森谷さんは(何をやってんだ)村上さんの望むままに時間停止を行使し、さまざまな「いけないこと」に付き合わされていきます。 森谷さんも読者も一貫して村上さんというファム・ファタールに翻弄され続けるわけですが、森谷さんが村上さんに惹かれ、関係を築こうとする姿は純粋で、ほとんど涙ぐましいほどです。 村上さんの行動の不穏さと不安定さゆえ「どうにかこの関係がなんだかよくわからんがふたりにとってベストな形でうまいこといってほしい」…そう願わずにはいられなくなっていくのです…。 トリッキーな構成にドギマギしながら読み進めたのですが、最終2話を読んだあとには思わず腕を組んで唸りながらふたりの感情を噛み締めてしまいましたよ。 感情が…あるのだ…ここに。それもデカいやつが…。ふたつ…。 とにかく2巻一気に読んでふたりの関係と感情の行く末を見届けてほしいです。 このジャンプの新連載は期待できる!!AGRAVITY BOYS 中村充志starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)導入はシリアスな感じで内容めちゃくちゃギャグなの最高! どこかで読んだ事あると思ったら2018年08月01日にジャンプ+に載ってた読切だった。 読んでた!めちゃくちゃ完成度高いなーと思ってたから連載でしかもジャンプ本誌って嬉しいよね~!! キャラが四者四様に立ってて素晴らしい! 同じネタで今後も365日間の期限内で引っ張り続けるのも絶対面白いし、毎回違うことでくだらない争いしてくれても面白そうって期待できちゃうキャラと内容! キャラがとてもスイングしていて本当にいいな。 詳しくないけど、SF的な部分も空気の成分チェックしてたりブラックホールの形が映画「インターステラ―」を彷彿とさせるものだったりしてちゃんと調べてそう。 そもそも「インターステラ―」は物理学の権威を監修につけて最新物理学で描く宇宙の様子を映画に落とし込んでいたはずだからぬかりないのかも。 とにかく今後が楽しみでしょうがない。 読切「ジェナダイバージョン3to1」→https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156632658146 https://manba.co.jp/boards/113360アイドルとトップオタ矢倉の囲い 大石浩二 三原すばるななし2019年、個人的に印象に残った読切である鳥宮はバカ!スケルアイロニーの作者三原すばるが、あのいぬまるだしっトマトイプーのリコピンの大石浩二とタッグを組んで描いていた読切。 大石先生のギャグは流石の面白さで、三原先生のかわいい絵柄と上手くハマっててすごくよかった。 自分は将棋のこと全然わからないので、この読切の中で2人が指してる手がどれだけリアルなのか判断できないのが残念…物語を盛り上げるようないい応酬をしてるのだろうか。 https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156720566732異形宇宙人×すこしふしぎ!こういう石塚千尋を待っていた…!スターチルドレン 石塚千尋名無し別冊少年マガジン2020年1月号に掲載された『フライングウィッチ』石塚千尋先生の新作読切!小学生の女の子・夏目蜜柑が友だちの宇宙人・ラビィの力を借り「うさマン」として街を守る…というお話。 石塚千尋先生といえば魅力しかない異形キャラみたいなところがありますが、この読切でも存分に発揮されています。 うさぎっぽい宇宙人・ラビィだけでなく、覆面をかぶった強盗たちの見た目も可愛いし、なにより蜜柑が変身したあとの「うさマン」のキャラデザもかわいい〜〜!!なんだこれ・・!! https://i.imgur.com/l6Mhu7N.png (『スターチルドレン』石塚千尋) これは連載で読みたい…!毎月読んで異形の宇宙人と小学生に癒やされたい! マガポケで公開されているのでぜひ読んで下さい! https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156720538833 読み切り版も好きジェナダイバージョン3to1 中村充志名無し週刊少年ジャンプ2020年2号より始まった『AGRAVITY BOYS』の読み切り版。2018年08月01日にジャンププラスで公開されました。 https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156632658146 α・ジャンブローに着くなり開放的になりすぎるゲラルト、タンクトップが似合うババ、主人公・サガ渾身の「女になれ」など、もうこの読切版から完成されていて面白い…! ババの名前とゲラルトの肩書が、読切と連載で地味に違うのが気になります。 キプガラト(読切) キプラガト(連載) 生物地質学者(読切) 宇宙物理学者(連載) そして扉絵の画面配分、どう見てもクリスが重要人物なんですよね…やはりクリスの女性化は避けられないという暗示なんでしょうか。サンデーで連載再開銀の匙 Silver Spoon 荒川弘名無し結構長い間連載が止まっていたけど、サンデーで連載が再開した。普通に前回からの続きが描かれているのでちょっと内容を忘れているところもあるが、だいたいいつもの感じで、八軒たちのクリスマス付近の話だった。 単行本は8月18日に出るらしい<<253254255256257>>
「スチームパンク」という言葉を知る前にこのマンガを読んだので、「『蒸気探偵団』みたいな作品が好きなんだけどどうやって調べればいいんだ…!」というモヤモヤをしばらく抱えていた覚えがあります。 そのあときちんと『ビッグオー』とか『ブレードランナー』『銃夢』なんかを摂取しながら真っ当に育っていけたのも本作のおかげかもしれません。感謝。 レトロでインダストリアルな蒸気都市という世界観に加え、キャラクターのドラマがシッカリしているのが『蒸気探偵団』の大きな魅力です。 なかでも美少年怪盗ル・ブレッドと相棒ナースの蘭々のコンビはあとから超絶ファンが付いているというようなことを聞いて納得しました。(今思うと肩書を明記するだけですべてが腑に落ちるわけですが…) 全編通してフェティシズムと言うか、「こういうのが好き!!!」というひとへの心配りが利いているマンガです。 レトロフューチャーとかサイバーパンクとか、その辺が好きな人でまだチェックしていないのはもったいないので、読もう!!