少年マンガの感想・レビュー7875件<<148149150151152>>やっぱり面白い 横山三国志三国志 横山光輝六文銭学校の図書館であった数少ないマンガ「三国志」(あと、「はだしのゲン」) 小さい頃、夢中になって読んだ記憶がありますが、今あらためて読み直してもやっぱ面白いなぁと思う。 三国志関連のマンガは後にも沢山でてくるけど、この横山三国志は原点であり至高だと思います。 思い出補正とかではない、確かな魅力があります。 後続に比べて蛋白なキャラ絵なのですが(ともすれば見分けがつかない笑)、それでもしっかり理解できるのは、きちんと「人間」を描いているからだと感じます。 セリフだったり、表現だったりで、登場人物の人となりを描ききっているから、記憶にも残るのだと。 三国志のコマがよくネタにもなるくらいなので。 リアルな絵だから良いというわけではないのだと痛感します。 ちばてつや先生もそうなのですが、昔のマンガにはよくある傾向だなぁと最近よく思う。 本質に迫るからか、風化されない面白さがあります。 なんにせよ、横山三国志はやっぱり面白い!それに尽きます。 たまに読み返したくなります。図書館の思い出はだしのゲン 中沢啓治名無し小学校の頃図書館に全巻あったので、休み時間に毎日読みに行ってた。 賛否両論ある内容だと思うが、やはり受けた衝撃は忘れられない。語り継いでいく名作だと思う。あまり軽々しく言いたくないが言っちゃう。「天才!」ミーシア 吉野マト名無し※ネタバレを含むクチコミです。「闇の土鬼」読んでみた闇の土鬼 横山光輝かしこ赤ん坊の時から口減らしの為に土に埋められても生き返る強靭な生命力を持った主人公。その才能を見込んだ元暗殺者が技を仕込み育ての父となるが、組織の裏切り者として暗殺集団から殺されてしまい、土鬼と名付けられた主人公が仇を打とうとする話なんだけど…中盤で「父から教わったこの技を極めたい!」と土鬼が言い始めたところから様子が変わる。序盤はあんまり面白さが分からなかったけど中盤からは面白くてあっという間だった。結末が少年漫画とは思えないくらい渋いのもよかった。 百合は廃墟への入口るいるい 真楠あうしぃ@カワイイマンガまず百合作品としては、男性が一切出てきませんがエロは多めです。ワードとして出てくる男性は一切姿を見せないので、男性を見たくない百合好きには安心の作品です。 主人公のオンナノコ好きな女子が、包帯美少女に誘われて通称「廃墟部」に入るお話。 部室のある半廃屋や活動で訪れる場所等、廃墟だらけの高校生活……なのですが、最初は廃墟よりもどうしても、女の子達のエロに引き摺られます。 廃墟に興味薄な主人公と包帯少女、先輩達や変態先生の強烈な百合にときめきながら、廃墟への思い入れや訪れた場所にまつわるエピソード等をインプットするうちに、主人公と共にふと、その廃墟を愛おしいと思う、そんな瞬間がやって来ます。 廃墟マニアの世界は「考えるな」てはなく「考えろ、感じろ」です(私が今、考えました)。 そこがどういう場所だったか、その場所で誰が暮らしていたか、何故滅びたか……それらを知ってから朽ちてゆくそこを眺めると、儚い滅びの美が何倍にも増幅される。 思い入れを知っていく事で、ある時廃墟の良さに突然気付く。その現場に読者も居合わせる、という体験が本作なんだと思います。 だからどうか、お気軽に読み進めていってください。分かる瞬間が、どこかで来ます。サスペンス好きとしてもおもしろかった!サマータイムレンダ 田中靖規かしこあまり少年マンガを読まないタイプなのですが、表紙が気になって読んでみました。女の子が可愛い系の話かな?と思ったらめちゃくちゃサスペンスでおもしろい。サスペンス大好き!話の見せ方がゲームをしてるみたいな感じだ…と思ったら、作者さんがゲーマーさんっぽいので納得。廃病院の地下での戦闘シーンとかめっちゃホラーゲームみたいで怖かった!この作品はアニメ化よりゲーム化してくれたら嬉しい。いや、強制的にタイムリープさせられるとか苦痛でしかないか。家なし青年が出会ったのは、怪異付き物件とイケメン霊能者ノイジールームメイト ~家ナシになったのでイケメンと怪異つき物件で同居始めました~ 緒崎カホ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 一生幸せに拷問されててほしい姫様“拷問”の時間です 春原ロビンソン ひらけい野愛姫様には申し訳ないけど一生拷問されててほしい。かわいい動物に癒されて美味しい料理を食べてみんなで楽しく遊んで一生幸せに監禁されててほしい。 最終的に国王軍と魔王軍が仲良くなったらいいなあとは思うけど、姫様の美味しい顔は毎週見続けたい。 どこを読んでも平和で癒されるんだけど、夜中に読むとお腹空くので結構拷問ではある。公園とか川遊びとか遊園地とか楽しそうすぎて「ともだちっていいな…」みたいな気持ちになる。これも人によっては拷問かもしれない。 でも姫様も魔王もマオマオちゃんもトーチャーもみんなかわいくて幸せ。みんなでラーメンとかお寿司食べに行きたい。「食戟のソーマ」コンビが描くサンジのスピンオフ食戟のサンジ 尾田栄一郎 附田祐斗 佐伯俊 森崎友紀名無し「ワンピース」1000話記念の本誌に載ってたのが2話だったので「?」と思ったんですけど前に1話やってたんですね(ジャンプラで読めるのは途中まで) https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156632388768 2話の時系列はグランドラインに入る前。この時のメンバーが一番馴染み深いのですごく懐かしい気持ちになりました。ゾロとのやり取りがめちゃめちゃ良いですね…。 とにかくご飯が美味しそうでした!!鮭!!柔道部物語の感想 #推しを3行で推す柔道部物語 小林まことstarstarstarstarstar酒チャビン高校くらいの時に読んでいて、その時もすごく面白かったのですが、大人になってから再読。自らも色々な経験をしてきたからこそわかることというか、高校時代は単純に「全国制覇がんばれ!熱い!」という感想だったのが、大人になってから読むとなんか色々込み上げるものがあって、3度ほど泣きました・・・ 特に初めて石川選手に勝つところが号泣。。 王道のスポーツ漫画が好きな方はぜひ読んでみてください! メイドロボとの絆 #読切応援マーガレット2044 ミヨカワ将ANAGUMA奈々果の家で働くメイドロボのマーガレットは最近不調続き。メンテナンスに出したところもう丸ごと交換するしかないと言われてしまって…そんな…という始まり。 ロボット三原則などクラシックなSFの装いもありつつ、ちょっと抜けているマーガレットの感じがかわいくて良かったです。 連載になったらメカニックのジバさんのところで住み込み仕事をする展開になるんですかね。ベタで王道だからこそいいロストマンザイ 設楽半野愛ボケのホザキとツッコミのグッチ。将来はプロのお笑い芸人になって天下を取ろう!と誓い合っていたのに、グッチが記憶喪失になってしまった。 グッチの記憶を取り戻し、再び漫才をするためにホザキは奮闘するけれど……。 めちゃくちゃ王道のめちゃくちゃベタなお話です。でもそれがいい。 高校生なんてこれからなんだってできるわけで、漫才に限らず音楽でも勉強でもスポーツでもいろんな選択肢がある。お笑いやるにしても新しい相方に出会うかもしれない。 それでもお前と漫才がしたい!お前以上に面白いやつなんかいない!とぶつかるホザキの真っ直ぐさにグッときます。 気を衒わないド直球さが好き。こういうのがいい。狼なんて怖くない!!の感想 #推しを3行で推す狼なんて怖くない!! 冨樫義博starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがやっぱり面白い。ジュラのミヅキは入っていないのか ・特に好きなところは? 表題作の「狼なんて怖くない!!」と「ホラーエンジェル」が好き。「ホラーエンジェル」のホラーシーンの書き込みが特にいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! HUNTER×HUNTERや幽★遊★白書の冨樫義博のデビュー当時の短編を集めた単行本。ジュラのミヅキも読みたくて家にあるホップ★ステップ賞SELECTIONを読み返したが面白かった。あとホップ★ステップ賞SELECTIONの同じ巻に掲載されている奥谷みちのりは今は漫画ゴラクで新宿BOXを書いている奥道則か 道を極めると書いて極道#1巻応援オフ会したらとんでもないやつが来た話 mii.m六文銭タイトルと表紙をみていただければ、察しがつくと思いますが、 主人公の三木めぐみがオフ会をしたら、ヤクザがきたって話。 ビビりながら接するも、オタク特有の推しに対する情熱に少しづつ打ち解けていく流れ。 推しに対する情熱も極まっていて、その辺りがオタクのそれと同じなので共感できるのがポイント。 さすが極道。ハンパな生き方じゃない。 この手のジャンルって出オチが怖かったのですが、「極主夫道」しかり、なかなか話を広げてくれて面白いです。 特に、ヤクザの一ノ瀬勇悟(SNSネーム、イチゴ)が、推しキャラを使った同人即売会に参加したり、そこから広がる人間関係など、人物像が掘り下げられていくたびにイチゴに対して愛着がわくから不思議。 ゴリゴリのヤクザなんですけど、推しに関しては繊細すぎて、愛くるしさすら感じます。 ドスとかチャカとか、随所に、ヤクザポイントが出てくるんですけど。 また、最初はビクビクしていためぐみも、彼にドンドン順応していって、ツッコミしていくさまも良いです。 ハイテンションなツッコミというよりは、あっさりした感じなのも、クスリと笑えます。(添付画像) さすがに恋愛までは発展しないかな・・・と思うのですが、良き理解者として、二人の関係がどう深まるのか楽しみです。 ハーレムデスゲームジャンルの開祖的存在恋愛ハーレムゲーム終了のお知らせがくる頃に 竜騎士07 緋賀ゆかりえっちな名無し※ネタバレを含むクチコミです。読後感が心地良い。魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 松井優征T松井優征先生の「暗殺教室」を読んで他の漫画も読んでみたくなり読みました。主人公は謎を食べる魔神と出会ったことで、様々な異常犯罪事件を解決する話です。10巻で電人HALの解除パスワードを解くシーンが最高でした! 耳が聞こえない少年の成長物語王様ランキング 十日草輔じっち手塚治虫のような漫画のタッチで見る人を引き寄せます。登場人物一人一人にちゃんとドラマがあって丁寧にストーリーを練って描かれているんだなと思います。ボッジくんが可愛くて癒やされます。言わずと知れた大名作『まんが家』の魅力は全てここから教わったまんが道 藤子不二雄(A)名無し世に居る漫画家の数だけそれぞれの『まんが道』あれど… この作品無くしては生まれなかった自叙伝漫画という概念 作者は 藤子不二雄A 安孫子 素雄氏 『オバケのQ太郎』『忍者ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』 『笑ゥせぇるすまん』 最早説明する必要のない名作達を生み出した伝説の作者 私は安孫子作品の中でも特に『まんが道』が好きで自分の人生が決まった一作だと思って居ます 日本の漫画がどう発展していったのかもわかる時代の全てが詰まった名作なので 是非ご一読をと思います そしてここからは"マンバ"内の人にまんが道を語るのは野暮な気がしたので… ここからは私の漫画道との出会い『漫画道の道』をお話しします(長くなります) =========== 今の時代ではとても考えられませんが 『漫画を読むとバカになる』 本当にそう伝える大人達がまだ少なくはなかった時代が私の幼少期です とはいえ大分世の中には浸透していて、アニメも漫画も沢山世に出て居て (ラピュタやガンダム…魔法少女) 一部厳しい人がこのセリフを唱えて残って居る感じです 我が家の父はそのタイプでした (今思うとうちの父は既に少数派だったのかもしれません) とはいえ、子供の頃からアニメや漫画が好きだった私は 普通に子供向けのアニメも漫画も見て居ました 同級生の間で漫画の貸し借りはしていて 親も『子供同士のコミュニケーションの手段』に漫画があることは理解して居たので そのあたりは黙認されて居ました。 でも父の目の前で漫画を読むと怒られます(笑) 本当は『全部規制したいけど…目を瞑ってやる』という感じが我が家で『漫画』の位置づけでした そんな中で何故が我が家の本棚には 一種類だけ『漫画』が置かれて居ました それがこの『まんが道』中央公論者の愛蔵版です。 (話が横道にそれますが この中央公論者の愛蔵版シリーズはすごく大きくて分厚くて、何故か紙はペラッとしていて とても好きです 当時の図書館にはこのシリーズでゲゲゲの鬼太郎やルパン三世などがありました) 何故『まんが道』だけ我が家の本棚に許されたのかは今も謎です… つまり『この漫画だけは『親の前で読んでいい』ということになるんだなと勝手に理解した私は (本棚に堂々とあるので)それはもう、この作品ばかりすり切れるほど読みました そんな理由もあり『まんが道』にのめり込みましたが そんな理由がなくてもこの作品は名作です 内容がとにかくワクワクドキドキなのです 『こんな世界があるの!?』の連続 寝る間を惜しんで漫画を描き 憧れの地へ行きー憧れの先生へ会いー 下宿 編集から締め切りを急かされ 全てが私にはキラキラして見えました 時代は移り変わり行きますが 必ず漫画やアニメが側にある世界に生まれたことを良かったと思います その時代を切り開いていったトキワ壮の伝説が この作品に詰まって居ます 私の『漫画道の道』は以上です ちなみに我が家、 母は根っからの漫画好きで、自分の手持ちの漫画(ガラスの仮面など)は押し入れに隠して居ました (普通…子供がやるやつ…ですね 笑) 信長協奏曲の感想 信長協奏曲 石井あゆみクロキサブローという現代の高校生が、織田信長と入れ替わるという歴史ファンタジー。意外と歴史については造詣が深く的確に描写されており、面白い! アーニャかわいい。SPY×FAMILY 遠藤達哉ゆゆゆなりゆきでつくった家族なのに、すごく良い家族。それぞれのキャラと能力が組み合わさって、いいバランスに仕上がります。スパイモノ好きにおすすめ。アニメも面白い!"男性のみ"で構成された劇団を舞台にした青春群像劇 #1巻応援カメリアのカーテン 稲岡和佐sogor25脚本家になる夢を諦めて今は花屋で働いている青年・八野田葉一は、「劇団椿座」の劇団員の卵として高校で演劇を学ぶ林真檎と出会います。 可愛らしい少女のような見た目をしている真檎は、劇団員が男性のみで構成された「劇団椿座」において“女役”を演じるために生まれてきたかのようでしたが、それは真檎自身が役者として目指す姿とは違うものでした。 過去に夢を諦めて今では全く別の仕事をしている葉一と、役者としての天賦の才を持ちながらそれが自身の望む物ではないという真檎。 そんな2人の出会いが生んだ化学反応は、彼らの生き方だけではなく、前時代的な風習も残る「劇団椿座」全体をも巻き込んだ物語を生み出していきます。 この作品はそんな2人を中心に描かれる、”劇団”という特別な空間をテーマにしながら誰しもが共感できるストーリーに仕上がっている作品です。 1巻まで読了アツいアイドル漫画AKB49~恋愛禁止条例~ 宮島礼吏 元麻布ファクトリー 高橋ヒサシstarstarstarstarstarNanoマガジンで当時読んでました!超懐かしい。 私も応援しているアイドルがいるので、現地の空気感というか圧倒される感じがうまく表現できていて分かるなあとなりました。 AKBは正直詳しくも無いしさほども興味もありません。 けどこの漫画は面白い、読みたくなる。 アイドルっていいなあと思わせてくれる。 早く現地で声出せるようになりたいね…。 ハイブリッドな感じの現代マンガの新しいカタチ日本三國 松木いっかさいろく長らくマンガ読者をしてるマンガファンからすると色々と「いいところ」が詰まっているなぁと感じるのではないだろうか。 絵はまだ粗いものの、キャラや世界設定、物語とその展開など見事に整っていて新世代だと感心した。 所々入ってくるジョークもイケてる。 私は序盤のSEVEN(ブラピ&モーガン・フリーマン主演の映画)のような展開がキツくてシンドイなーと思っていたが、単行本が出た事で改めて読み直して上記のような感想を持ちました。 まだ2巻だけど、無根拠に見えるインフレは起こらなそうだからちょっと安心しながら読める(気がする)。今後が楽しみなやーつ。ろくろ首がどうとかの前に、普通の女子高生としてかわいい彼女はろくろ首 二駅ずい私は具になりたいなんかマンガで描かれる女子高生って、そんなのいねーよ!!!って感じの子が多いけど このこはなんかピュアというか、あ~こんな時代もあったなみたいなそんな気持ちになってとてもいい。 要するにかわいい。<<148149150151152>>
学校の図書館であった数少ないマンガ「三国志」(あと、「はだしのゲン」) 小さい頃、夢中になって読んだ記憶がありますが、今あらためて読み直してもやっぱ面白いなぁと思う。 三国志関連のマンガは後にも沢山でてくるけど、この横山三国志は原点であり至高だと思います。 思い出補正とかではない、確かな魅力があります。 後続に比べて蛋白なキャラ絵なのですが(ともすれば見分けがつかない笑)、それでもしっかり理解できるのは、きちんと「人間」を描いているからだと感じます。 セリフだったり、表現だったりで、登場人物の人となりを描ききっているから、記憶にも残るのだと。 三国志のコマがよくネタにもなるくらいなので。 リアルな絵だから良いというわけではないのだと痛感します。 ちばてつや先生もそうなのですが、昔のマンガにはよくある傾向だなぁと最近よく思う。 本質に迫るからか、風化されない面白さがあります。 なんにせよ、横山三国志はやっぱり面白い!それに尽きます。 たまに読み返したくなります。