少年マンガの感想・レビュー7865件<<1112131415>>心揺さぶるアートとは。。?ミモザイズム 松尾あきstarstarstarstarstar_borderPom 天才芸術家・花屋敷千雄の娘・ミモザは突出したある意味で天才なのかも。 お世辞にも、上手とは言えない絵を描いているミモザだけど何を誰に言われても、自分が天才だと、ネガティブワードも超絶ポジティブに脳内変換。父親が天才と言われるが故に苦悩する主人公じゃない。 己を表すことが出来るアートって、視る側に色んな想像力をもたらせてくれるし、感情を動かしてくれる良いものだと思う。ザワワとしたり、ドキドキしたり。 キュレーター(この作品で初めて知った)の福沢君とのコンビも凸凹で良い感じ。 コメディータッチで、現代アートって私個人は少し難しいなと感じてた所があったけど分かりやすく読みやすかったです。稀代の英雄から虚弱公爵令嬢へ剣とティアラとハイヒール~公爵令嬢には英雄の魂が宿る~@COMIC 箸糸シュウスケゆゆゆ男性が女性として生まれ変わったのに、ドレスに慣れないなど違いを除いて、肉体的な感想はなく。 中身に男性の精神があるせいか、美麗な王子ふたりが出てきても、心揺り動かず。 美麗な王女に対しても騎士としての誓いをするのみ。 転生元の男性、英雄オルトゥスの健全さに平伏してしまう。 今世も騎士として生きることを望むも、新たな体は非常に病弱。 さらに女性貴族(公爵令嬢)であり、女性騎士はいるものの公爵令嬢がなるのはどうなのだろう、というお国柄。 女性&虚弱さゆえ、完璧超人主人公最強展開にはならぬものの、元は英雄なので体に染み付いた武芸は超一流。 かといって、ハーレムやら他人の不幸を喜ぶ展開もなく、ファンタジー世界内での転生なので日本の知識無双もなし。 主人公セレティナはふたたび騎士となり、果ては英雄となれるんだろうか。 はてさてどうなる?とストーリーを純粋に楽しめて、たのしい。ポテトが食べたくなるPOTATO 永田光起starstarstarstarstar_border野愛※ネタバレを含むクチコミです。2巻まで読んでの感想羊角のマジョロミ 阿部洋一名無し2巻まで読んでの感想 世界中の人間を眠らせてしまう魔女になってしまった後輩の澤田と澤田の大好きな男の子である先輩が、二人だけになってしまった世界で終わらない放課後を過ごし続ける話。 この人の漫画の中ではかなりまともな部類だけど僕個人としてはエッジの効いてる話を欲してた。 面白い作品ではあるけど 1巻と2巻で作品のテイストが変わるので一巻の試し読みの段階でいいな!!と思った人は注意が必要かも。 おそらく物語的に3巻で完結するのではないか?と思う。 白昼夢のような悪夢のような不思議な世界の漫画。 「そんなこと」までデスノートと“対”になってたとは!プラチナエンド 小畑健 大場つぐみstarstarstarstarstar_bordermampuku※ネタバレを含むクチコミです。面白い!アノナツ―1959― 福井あしびクリスティン v面白い!笑いあり笑いあり、たまに感動あり。ウィッチウォッチ 篠原健太starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 魔女と愉快な仲間たちなコメディ。 <ここがオススメ!> とにかく笑える。 ボケ、ツッコミが見事。 キャラによっても笑いの質が異なるので、読む人それぞれのお気に入りが見つかりそう。 (ちなみに、僕は天狗のカンシの回は毎回ツボです) それでいて、きちんと「ジャンプ」をしていて、努力・友情・勝利も描かれ、ラブコメまで入っている全部盛り。 『SKET DANCE』や『彼方のアストラ』でその実力は折り紙付きな篠原健太先生、さすがです。 下ネタ無しで笑いたいなら、間違いなく『ウィッチウォッチ』をオススメします! <この作品が好きなら……> ・SPY×FAMILY https://manba.co.jp/boards/102111 ・銀魂 https://manba.co.jp/boards/19987 ・笑顔のたえない職場です。 https://manba.co.jp/boards/103939 SF×ノスタルジーなコメディ傑作!NieA_7 Recycle 安倍吉俊 gKstarstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 地球人と居候の宇宙人が一部屋で同居するコメディ。 <ここがオススメ!> 詳細な説明なしに始まる物語。 宇宙人がやってきて、どこか少し(だいぶ?)世界が変わってしまった中で日常を生きる貧乏予備校生と居候宇宙人。 世界が変わっても、人はご飯を食べて、勉強をして、喧嘩をしたり笑ったりして、図太く明るく生きていくんだなぁ、と思わされる。 とかくハイテンションだけど、基本的に緩くて、くだらないけど、だからこそ、なんだか元気になる。 よくわからないけど、なんか脱力する感じの不思議な味わいのある作品を読んでみたい。 そんな人にオススメできる作品です。 <この作品が好きなら……> ・クジマ歌えば家ほろろ https://manba.co.jp/boards/140797 ・タビと道づれ https://manba.co.jp/boards/21209 ・潮が舞い子が舞い https://manba.co.jp/boards/101462考えさせられる聲の形 大今良時クリスティン v考えさせられる漫画ですあらゆる"癖"に刺さりそうな、とてもいい読切カグライ -神楽と雷人- レタス太郎 ましゅ太郎名無し続きが読みたくもあるけど、このスカッとして爽やかな終わりかたがベストな気もする。大きくなってからの体格差がめっちゃいいなあ。ところで「レタス太郎」さんと「ましゅ太郎」さんて、何者ですか? タイトルどおりのダンジョン✕ファンタジーものタワーダンジョン 弐瓶勉starstarstarstarstar_borderさいろく弐瓶勉先生はBLAME!の印象が強く、本作はダンジョンが謎であることや縦階層なタワーであることなんかからなんとなく似た空間っぽさがあって凄くイイ。 純粋なファンタジー(ってなんだろう。SFとかじゃないって言いたいんだけど)であることや、シドニアの騎士でも好評だったであろうキャラクター重視っぽい展開が良い。 そして弐瓶先生だからきっとすごい鬱展開ありそうヤダなぁ怖いなぁって思いながら読むことになるけど今のところ大丈夫(まだ2巻ですが) 相変わらず女子が可愛いのよ、大事よね ※これはキレて魔法を打つ時に剥けちゃう魔法使いちゃん凄い漫画藤崎竜短編集 藤崎竜クリスティン v面白いアンチ異世界転生! アンチトラック!! #1巻応援イセグレ 異世界チート無双 俺TUEEE系イキリ転生者に かませ犬にされ続けたエリート騎士、超グレる。 いづみかつき兎来栄寿異世界転生して、努力もなしに「俺TSUEEEEE!!」してハーレムを築き上げるのは陰キャの希望であり夢。 しかし、そんな夢の下で泣いている者もいるという所にスポットライトを当てた物語です。 幼いころから努力に努力を重ねて強くなり、高潔な魂で正義と平和を愛して人々のために戦い続けてきたレトリバー王国の騎士ポメラ。彼が、続々と異世界から現れる転生者のかませ犬にされ続け、努力は決して裏切らない……などということはなく何の努力もしていない者たちが与えられたものだけで無双してすべてをほしいままにしていくこともあるという、残酷な現実を突きつけてくる物語です。 結果、大いにグレてしまったポメラが逆に現実世界に乗り込み、異世界転生の円環を阻止していくという切り口が面白いです。努力なしに強くなる主人公がメインストリームとなっていた昨今において、カウンター的な作品となっています。 「オレはなァ トラック見ただけでイライラするんだよ!! テメェらは一体今まで… どんだけの人間たちを異世界転生させてきたんだ ボケェエエエエエ――――!!!!」 と、木刀でトラックを叩き壊すシーンは声を出して笑ってしまいました。その数ページ後に更に新しいトラックが出てくるところも最高です。何なら、事あるごとに出てくるトラックの天丼でずっと笑います。 チャンピオン系作品なのに、全体的にマガジン系ヤンキーマンガの雰囲気を纏っているところも好きです。 主人公の名前がポメラなのも、ポメラニアン好きとしては応援してくなるポイントです。 異世界転生させるトラックを破壊するカタルシスを味わいたい方にお薦めです。 カバー下がかわいいです #1巻応援ナヴィガトリア 押石和佳兎来栄寿「ナヴィガトリア(最高指導者)になれなければ、死あるのみ」 というサスペンス性を軸に、独特の設定を持ったSF学園ストーリーです。単行本の表紙も不思議な感じですね。 小説も映画も音楽も芸術も自由恋愛も禁止のムジンコ共和国で生まれ育った鳳凰學(ほうおうまなぶ)が、初恋の幼馴染ヒナと平和に穏やかに暮らせる国を作って迎えに行くことを目的に、各国から100名の若者たちが入学しナヴィガトリアを決める地球初の植民星のデメテール学院で頂点を目指す物語です。 同じくナヴィガトリアにならねばならない理由を持つデメテール人で成績1位のナヴィや、絶対に裏があって怪しいアイダン、最悪の侵略国家ドンモス大帝国の李虚淡(リコタン)、他にも個性溢れる各クラスのリーダーたちなどどんどん登場してくる濃い面々によって一触即発の学園生活が描かれていきます。 ムジンコ共和国人である主人公は、他の有力な国々に比べると見劣りする人材ですが、それでもジャンプらしく愚直な努力を重ねていくことで勝利を目指していく姿は熱いです。世界設定やキャラクターは尖っていますが、根底にはシンプルで強い動機があるのが話への乗っていきやすさに繋がっています。 特殊な課題なども出されていきますが、それをどうやって乗り越えていくのか。果たして、ヒナとの安寧の日々は訪れるのか。 余談ですが、単行本のカバー下に大量に描かれた動物たちがとにかくかわいいです。こっち系統に特化した作品も見てみたくなります。実録!シーフードを飼う男の感想 #推しを3行で推す実録!シーフードを飼う男 そにしけんじstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 多分昔に買って読んだが今回全く内容を忘れている状態で読んだが面白い。ペットショップで生き物を買うのではなく、食料品売り場で売っている生きている食べ物を買って飼う男の話 ・特に好きなところは? ナマコ、タコあたりのわけわからなさ・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 夜寝る前に読むのには最高のマンガだった カエル好き女子とカエル苦手男子のラブがコメ #1巻応援気になるあの子はカエル好き 松本勇祐兎来栄寿みなさんはカエルは好きですか? 苦手ですか? 私は矢口高雄さんのマンガを読んで、幼いころ若干トラウマになりかけました。ただ、故郷では伝承によりカエルは神聖な生き物とされていて、毎年6月には街がかわいいカエルで溢れ返り、カエルの乗ったお神輿も担がれるというイベントもあるお陰で今では親しみを感じています。 ただ、義母は大の苦手なので『ダンジョン飯』のカエル回でも見ようものなら卒倒してしまいそうですし、このマンガも残念ながら薦めることはできません。 でも世間でも一定数はいますよね、カエル好きの方。そんな方にオススメなのが、この『ak-69の泣きメシ』や『やみきんっ うしじまきゅん』の松本勇祐さんが描く、カエル愛に満ちたカエル女子ラブコメディです。 カエルが大嫌いな男子・純平と、カエルが大好きな女子・薫。彼らふたりが、カエルの飼育係という接点を持つことによって間柄を深めていきます。 「喉が膨れるのがかわいい」「ぴょんと跳ねるものかわいい」「肌の光沢がいい」など、カエルの魅力を嬉しそうに語る薫とそれをまったく理解できない純平。カエルが好きな人も、苦手な人も共感できるであろう視点が並立しています。 カエルは苦手なものの、薫とお近づきにはなりたい純平の葛藤、その上でコメっていくラブが見どころです。微笑ましく、心温まるやり取りがあります。 個人的には、蛇好きなサブキャラクターの黒髪ロングストレートの紗那先輩がかわいすぎて辛いです。高跳びの選手として格好良さも持ち合わせているのがいいですね。幼い頃に読んでいたら、癖を開花させてくれそうです。 薫が正ヒロインすぎて紗那先輩ルートはないと思いますが、今後も活躍を楽しみにしています。 愛し愛されて生きるのさ結婚まであと○センチ。 湯切優starstarstarstarstar_border野愛子どもの頃は泣き虫で守られてばっかりだった男の子が、成長して逞しくなって女の子を守れるようになってめでたしめでたし……だけが正解じゃないんですよね。 守る守られる強い弱い男女みたいに白黒つけなきゃいけないことなんかないし、手を繋いで支え合って対等に愛を語るのが美しいじゃないですか! そうわかってはいるけれど、好きな人より強くありたいとか弱いままでいたくないという気持ちもわかります。やっぱりいいところだけ見ていてほしいし頼られたいもの。 この感情を「わかるわかる」だけで片付けず、それは愛なの?ただのプライドじゃない?と問いかけてくるのが素晴らしい。 健やかなるときも病めるときも……の言葉の意味を身をもって理解した2人が美しいです。 単純に大きい女の子が好きな人にもおすすめ。ちょっと怖くて考えさせるSF漫画です。俺たちの面白いは操作されている 澄ヒビト名無しすごいバランス感覚だし人間の心理的にも設定的にもリアリティを感じる作品でした。 タイトルの「俺たちの面白いは操作されている」を深読みすると、ちょっと怖く感じるシーンがありますが読んで良かったです。うーーーん屍鬼 小野不由美 藤崎竜starstarstarstar_borderstar_borderパイナップル※ネタバレを含むクチコミです。 オタクくんだってたまにはこういうジャンクなのが食べたくなるんや雷雷雷 ヨシアキstarstarstarstarstarmampuku斬新さなどない!だが面白い!それでいい!! ハイテクなぴっちりスーツ(ただし強度があって強そう)な黒髪の美少女が刀持って戦ってるだけでも即買いレベルの好き度であるが、『ドロヘドロ』を彷彿とさせるタッチといい、『ダンダダン』や『炎炎ノ消防隊』などを思い出させるポップでトンチキでかつ軽妙な少年漫画感といい、 「オタクくんさぁ、こういうの好きなんでしょ?」 はい大好きです!ありがとうございます!! としか言いようがない。「マッドミニスケープ」感想マッドミニスケープ 廣瀬アユムニーナ4年前に事故死した実がある日突然、陽日の元へ戻ってきた。ことあるごとに彼女の命を奪おうとする実と、それでも自分の元にいてほしい陽日。執着心が強すぎるあまり、2人して脳がいい感じにイカれてるな(笑)。笑いも熱量も狂気もある快作将棋マンガ #1巻応援目の前の神様 久野田ショウ兎来栄寿『バンオウ―盤王―』を激推ししている私ですが、『ジャンプ+』でまた新しい将棋マンガが始まったときは驚きました。 題材が被っているけど大丈夫かな? と私含め多くの人は思ったことでしょう。しかし、そんな杞憂を一瞬で払拭する面白さがこの作品にはありました。 要素としては色んな作品のエッセンスを感じますが、総合するとかなり独特な読み味です。とにかく1話から主人公の大刀がゆるい。 「スマートスピーカーのやること少なくね⁉︎ 電気消す仕事ってなんだよ…… お前一日中家にいるのに仕事それだけかよ オレだって電気消す仕事のほうがいいよ……!」 などの独特のセンスによるギャグパートが分量的にもかなり割かれているのですが、面白くて好きです。その後、更に発展するスマートスピーカーのやり取りは声を出して笑ってしまったほど。 チョコチップも大納言あずきも食べたい気持ちを抑えられず、翻訳サイトみたいな喋り方になる田原先生なども好きです。 一方で、そんな笑いと並列にゾクっとするような棋士の狂気や、対局の熱さも描かれます。 2,3話まででも読めば、この作品の上手さは存分に伝わるでしょう。 「一番を目指す気持ちが無ければ こっちに来ちゃいけないよ」 と田原先生が桜吹雪の下で語るシーンの 「一番になれないと苦しい なるまでも苦しい」 という言葉。そこまでは、そうだろうと納得できるでしょう。しかし、それに加えて 「なれたとしてもずっと苦しい」 と言い切ります。そうまでして、何のために一番を目指して指し続けるのか。 その件を受けての3話。 他者を見下す村井が、「奨励会という箱の中」で苦しんだ末にいつしか将棋のことがただの仕事になってしまい、最後に大刀との差異をはっきりと自覚して吐露するシーン。 それぞれ単体のシーンとしても良いですし、2話からの3話という構成としてとあまりにも綺麗で、そこからはもうずっと大好きな作品です。 その後の老練な棋士とのプライドのぶつけ合いも熱いですし、異能ひしめく棋界の魅力的な登場人物もどんどん出てきて盛り上がりを見せてくれます。しかし、そんな強者たちの中にあっても主人公が埋もれない魅力を持っているのもすごいです。 笑えて、滾れて、震える。 毎回、次を早く読みたくて仕方なくさせてくれる注目の将棋マンガです。 雄っぱい巨乳好きなのにBL界に転生しました 尚月地starstarstarstarstarゆゆゆその言葉が出るたびに、吹き出しそうになる。 ムチィの擬音もたまらない。 本体は日焼けしたガタイの良いゴジラ男。 ネーミングがひどい。 巨乳大好きで、せっかくムチィしてもらえる環境に転生できたのに、そこはBLの世界。 理想とちょっと違った。 本命女の子に近づきたいけど、BLの世界はそう簡単に離れ離れにしてくれない。 そして、この世界には腐女子もいるようで、目がランランな女性陣。 モブのように死んだ顔かガン無視しているわけでもなく、ランラン。 すごいな、おもしろいなと読んでいるこちらも目がランラン。 少年漫画連載だから、どこまでどうなるんだろう。久米田をひさしぶりに読むシブヤニアファミリー 久米田康治starstarstarstarstar_border野愛はじめて読んだのに懐かしい〜って思ってしまった。まだまだ懐かしむような漫画家でも作風でもないのに! 日常漫画っぽいけどソリッドなギャグをたくさん放り込んでくる感じ、畳み掛けてくるのにテンションは高くない感じ、久米田だなあ…としみじみうれしくなってしまった。懐かしいというより心地いいなのかも。 渋谷をテーマにしてるのもすごくいいなあ。 お洒落な街とか若者の街だったのはひと昔前のことで、今の渋谷は人やモノやカルチャーが統一感なくひしめき合うコラージュみたいな街だと思う。 そのスピード感と情報量の多さが作品とマッチしていて気持ちいい。 実際に住んでるからこその解像度の高さなんだろうか。<<1112131415>>
天才芸術家・花屋敷千雄の娘・ミモザは突出したある意味で天才なのかも。 お世辞にも、上手とは言えない絵を描いているミモザだけど何を誰に言われても、自分が天才だと、ネガティブワードも超絶ポジティブに脳内変換。父親が天才と言われるが故に苦悩する主人公じゃない。 己を表すことが出来るアートって、視る側に色んな想像力をもたらせてくれるし、感情を動かしてくれる良いものだと思う。ザワワとしたり、ドキドキしたり。 キュレーター(この作品で初めて知った)の福沢君とのコンビも凸凹で良い感じ。 コメディータッチで、現代アートって私個人は少し難しいなと感じてた所があったけど分かりやすく読みやすかったです。