血引きの岩

血引きの岩

日本神話の神、万物の母イザナミが死の女神として現代に甦る。伝奇ミステリーの第一人者、星野之宣の幻の未完のシリーズ、「血引きの岩」「黄泉の渦」「日狭女」「血反玉」の4編に加えて同系統の作品を収録した、ファン必携のスペシャル・エディション・コミック。

エゴコロ・トイロ

エゴコロ・トイロ

天野透は卒業制作を描けずに留年を重ねるダメ美大生。しかし、そんな透も高校時代に描いた一枚の絵で世間の注目を集めたことがあった。そのモデルはまだ幼かった義妹の麦…。そんな中、両親の海外赴任について行った麦が6年ぶりに日本に帰ってくる。麦の帰国をきっかけに透の創作意欲がむくむくと沸き上がる!! 大学の後輩・もみじ、バイト先の店長・紫乃を巻き込んで恋と創作意欲の大暴走が始まる!!

螢の泣く島

螢の泣く島

「銀河鉄道999」でおなじみであり、SF漫画界の巨匠とされる松本零士が、シュールな世界観で男と女を描いたオムニバス作品11編を収録した傑作短編集。虫マニアの敷井高志(しきい・たかし)は、会社を解雇された後に立ち寄った公園で、木の上のミノムシを取ろうとしたらカップルの性行為を覗いた疑いをかけられ、警察へと連れて行かれてしまう。なんとか疑いは晴れて部屋に戻った高志の前に、カップルの女・山川螢子(やまかわ・けいこ)が現れるが……!?

美晴・ライジング

美晴・ライジング

長野の高校を卒業した天野美晴は、ソフトボール部員として入社予定の「ライズマート」に必要書類を提出するため、春休みに単身上京して本店を訪れることに。そして人事部へ行く前に買い物をしていると、店内で万引きをしている2人組を発見。美晴が店員に通報したことに気付いた万引き犯は逃げ出すが、美晴はバッグの中からソフトボールを取りだして…!?

いねむり先生

いねむり先生

妻の死がきっかけで競輪や麻雀に明け暮れて酒浸りの生活を送るようになったサブロー。そんなある日、彼は知人に「いねむり先生」を紹介される。作家にしてギャンブルの神様と称される「いねむり先生」と、サブロー。男と男の邂逅がもたらす、新しい日々──。伊集院静の自伝的長編小説を、魂の絵師・能條純一が渾身の漫画化。伊集院静書き下ろし巻末エッセイ収録

アトム ザ・ビギニング

アトム ザ・ビギニング

原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本。それから5年後、復興が進む日本のとある大学に、ロボット開発にすべてを懸ける2人の若き研究者の姿があった──。“ゆうきまさみ”דカサハラテツロー”という、ロボット漫画を描き続けてきた2人が新解釈で描く、永遠のヒーロー“鉄腕アトム”誕生までの物語がいよいよ開幕!!

人間失格

人間失格

太宰治の希代の問題作「人間失格」を、現代社会を舞台に変え、完全コミック化!「恥の多い生涯を送ってきました」――ネット上に見つけた大庭葉蔵の独白が赤裸々に綴られたページ。掲示されていた3枚の写真は、葉蔵の転落の人生の軌跡を描いていた。読み進めるほどに堕ち、崩壊していく葉蔵の人生。彼は何を恐れ、逃げていたのか。鬼才×鬼才、100年に一度の出会いが生み出した究極にして最強のコラボレート作!ここに登場!!

1年1組甲斐せんせい

1年1組甲斐せんせい

ひとり息子・太一を連れ、甲斐修平が故郷へ帰ってきた。ワルガキだった頃を覚えている商店街のおばちゃんたちに囲まれ、さっそくからかわれる修平。その新居は実家の隣…前途多難である。入学式を迎え、1年1組の担任となった修平は、教室に集まった生徒たちに名前を覚えてもらうため、黒板に「貝」の絵を描くが…。

さび抜きカノジョ

さび抜きカノジョ

2コ上の先輩は、とてもちっちゃくて、ちょっとかわいい。TVアニメも大好評『旦那が何を言っているかわからない件』のカオルの友人・樹瀬リノの過去を描いたスピンオフが、描き下ろしを追加して単行本化!入学したての大学で木村が出会ったのは、小学生並にちっちゃくて、さび抜きじゃないとお寿司が食べられない先輩だった――!?ちっちゃかわいい先輩・リノと普通の大学生・木村。見た目はどう見ても親子なふたりのラブコメディ!

Wallman―ウォールマン―

Wallman―ウォールマン―

冴えない中年男性・空島次郎は、ある日突然、ナミと名乗る女性とルームシェアをする事に。彼女の目的は何者かに殺された“父親の仇”を討つことだった! 秘密を打ち明けられ、否応無しに事件に巻き込まれる次郎! 運命の歯車が再び廻り出す──。

太陽伝

太陽伝

「おお…、太陽を中心に、ひときわ輝く星々が見える! 太陽とは太陽神の子であり、輝く星々は幾人かの勇者たちである。そして彼らは、やがて大平原の王者 となるであろう!!」――部族の呪術師による予言のとおり、混沌の原始大陸に降臨した太陽神の子・ボボは、デカ、チビ、ムササビ、ケモノ、ヨガ、コチョウ、地ネズミ、ホテイといったフリークアウトな勇者たちと共に、幻のユート ピアを求めて旅立つのだった…。壮大なスケールで描かれた「太陽伝」は、日野日出志が挑んだ初の長編作品であり、氏の《死生観》や《宗教観》が最も色濃く出た異色の立国物語である!!