バジリスク~甲賀忍法帖~

バジリスク~甲賀忍法帖~

江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀(こうが)と伊賀(いが)という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮(さつりく)合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた――。時代に翻弄(ほんろう)される忍術使いたちのあまりにも過酷な運命の幕が上がる!!
特命係長只野仁

特命係長只野仁

普段は地味な存在である大手広告代理店の係長・只野仁。しかし、彼は知られざるもうひとつの顔を持っていた。あらゆる社内外のトラブルを解決に導くスーパーサラリーマンを描いた痛快アクション。
試し読み
バンビ~ノ! SECONDO

バンビ~ノ! SECONDO

「レガーレ」オープン初日。伴に目をかける「バッカナーレ」の常連・野上社長や、毒舌で知られる料理評論家・永坂俊一など、大勢の客で華やかな賑わいを見せるホール。一方、戦場と化した厨房の中には、パスタ場チーフとなった伴の姿もあった。伴は年上の後輩・土屋の作ったリゾットが店の味になっていないことから、自分が味付けを代わると言いだし、早くも職場に不協和音が…!?
もっけ

もっけ

「これは空想漫画(ファンタジー)ではない、本格妖怪漫画(ファントム)だ」――『百鬼解読』でおなじみの妖怪研究家・多田克己氏も大激賞、ほのぼのモノノケ物語!!田舎に暮らす静流(しずる)と瑞生(みずき)の仲良し姉妹は、他者には見えない妖怪を「見ることのできる力」と、「憑依される力」を持っていた。拝み屋の祖父の助力のもとで、もっけ=勿怪や自然と人間との共存を軸として、二人は成長していこうとする……。
水滸伝

水滸伝

数々の痛快な武勇譚で人気の高い『水滸伝』。腐敗した中央集権社会に勇敢に立ち向かった108人の豪傑たちの活躍を、劇画界の巨匠さいとう・たかをならではの迫力と緻密なストーリー展開で描く、渾身の描きおろし。梁山泊を砦に三十六人の大頭目と七十二人の小頭目…合わせて百八星の英雄たちが時の権力、北宋王朝に反抗し勇敢にも闘った。その武勇譚をまずは前段から…
美悪の華

美悪の華

誰もが認める美しき容貌、巧みな話術、絶倫の性技で、女たちを魅了する氷室聖人(ひむろ・まさと)。その美貌に加え悪魔的頭脳をも備える彼は、すべてを利用して悪の頂点へと登りつめていく――!空港で知り合った神竜組組長の娘・神林理沙を籠絡した氷室だが、理沙から金を巻き上げて神竜組を敵に回す。そして、エステ会社社長の三崎淳子に近づき寵愛を得た氷室は、淳子の娘・麗奈にも接近。麗奈の恋人として淳子の前に現れた氷室は、淳子に娘と別れる手切れ金として1億円を要求し…!?
カバチタレ!

カバチタレ!

法を知らなきゃ泣きを見る。泣き見た人のドラマを読めば、生かせる法が頭に入る。「カバチタレ」とは広島弁で「文句や屁理屈を言う人」のこと。法律を知ってカバチをタレることができれば、人は泣き寝入りすることなく、自分たちの生活を守ることができるのだ。この物語の主人公・田村勝弘もまた勤め先の横暴社長の不当解雇にあって泣き寝入りするしかなかったが、ひょんなことから行政書士の大野と出会う。そして法は使い方次第と目覚めた田村は行政書士を目指すため大野事務所に補助者として入所する。
のりりん

のりりん

大人の青春は自転車から始まる!――自転車乗りを頑なに拒む青年・丸子一典(まりこ・かずのり/28歳・彼女なし)が出会ったのは、キュートな女子高生ロードレーサー・織田輪(おだ・りん)。危うくリンを車で轢きそうになってしまったノリに、彼女は自転車に乗ることを勧めようとするが……。
会長島耕作

会長島耕作

会長に就任した島耕作。業界への利益誘導を目的とする経済連から距離を置き、個人加盟で国益のために活動する経済交友会を中心に「財界活動」をおこなうことにした。島が尽力するのは、日本の「農業問題」。食糧自給率と国内の雇用を確保するため、新たな農業モデルの確立を決意する。会長となり、会社という枠に縛られずに活動する島の舞台は全世界。日本の国益を背負って、より大きなステージで島耕作は活躍する。
銃夢

銃夢

空中都市ザレムが全てを支配する世界。地に残されたわずかな人類はザレム直下に吐きだれるゴミ溜めの周囲に寄り添い、なんとか生き延びていた。サイバネ医師であり賞金稼ぎでもあるイド・ダイスケはスクラップの中から少女の頭部を見つけ再生させる。少女は記憶を失っていたものの失われた古武術・機甲術をその身に宿していた。自身のルーツ、生きる意味…人生の問いを追い求め、少女は賞金稼ぎとなり、戦いの日々を送るが…!?