「わかるだろ?俺のモノが擦り込まれるたび、お前の中に浸み込んでいくのが」 あなたは何故、何年も前のあのときのままの姿なの―? 愛里沙はモデル仕事の撮影の為、山奥へ入ることになった。そこは昔、ある男に助けられた思い出の場所で…。撮影間近、仕事仲間と口論になった拍子に、愛里沙は致命的な怪我を負ってしまう。朦朧とする意識の中、目の前に現れたのは思い出の『あの人』―!? 「死にたくないならもっと感じろ」 彼が舐め、触れる箇所全てから快感が押し寄せてくるこの感覚は一体!? こんなのおかしい、人間のできることじゃない。暗闇に浮かぶ彼の姿を見上げると、そこには異形の者の証が… 「変わらない味だな…愛里沙」