あらすじ

【実写ドラマ化も果たした、大人気ポリス・ピカレスク!!!】平安の真の友であり敬愛する先輩――雲田警視が何者かに殺された。台場ではなく、なぜ雲田が暗殺のターゲットに!? 自責の念から、犯人を必死に追い求める台場は、意外な容疑者に行きあたる……!! 同じ頃、自宅マンションに籠城し、鉄壁の防御を敷いたはずの阿久津だったが、大国の傭兵に想定外の攻撃を仕掛けられ、絶体絶命のピンチを迎える……一方、母のベッド脇のチューリップから、小さな疑念を抱いた平安は、衝撃の結論にたどり着く!?そして今、44の最高権力者――立案の“先駆者”の正体が明かされる!! それはあまりにも想定外の人物!?先の先、裏の裏の読み合いバトル、急上昇!!!
警部補ダイマジン 1巻

警視庁にはダイマジンが鎮座まします! 誰もが一瞥する身の丈を持ち、素早く現場に駆けつけ、豪腕を振りかざす熱血漢! 捜査一課のエース・台場陣!! しかしこの男には、暗い暗い秘密があった!? そんな彼に近づく若き管理官・平安才門!! この上なく性格が悪く、他人を信じず、己が知恵で人を欺く! 正反対の二人が絡み合い、対立し、巨悪に挑む!「クロコーチ」のコンビが放つ前代未聞のピカレスクサスペンス出現!!

警部補ダイマジン 2巻

義憤にかられ、法で裁けぬ警察庁OBを殺害した捜査一課のエース・ダイマジンこと台場陣! その秘密を握り、恐喝し、無理やり自分の課に配属させた若き管理官・平安才門! 殺すか裏切るか!? 予測不能! 和解不可能! あやうい関係の二人だが、“44(ヨンヨン)”という謎のテロ団の暗躍を知り、否応なく、バディとなることに! 旧帝国陸軍の闇の組織“44”は、戦後の未解決事の大半を裏で操っていたというのだ……!? 誰が敵で、誰が味方か!? 何が正義で、何が悪か!? 情け無用の暴走ピカレスクサスペンス!!!

警部補ダイマジン 3巻

狂気の正義感に突き動かされ連続幼女殺人鬼の警察OBを殺害した通称ダイマジンこと、台場陣警部補! その秘密を握り、ゆすり、脅し、有無を言わせず己の相棒兼奴隷にした性格最悪の管理官・平安才門! ウソと憎悪と裏切りの火薬庫コンビが挑むのは、戦後日本に脈々根づく謎の秘密結社“44”!! 彼らの目的は日本を無政府状態に導くことなのか!? しかも黒幕は、日本最大の権力者・現総理大臣!? 疑惑を追及する台場はその過程で、数年前、総理目前の男を、許しがたき悪の権化と見抜き、暗殺した神奈川県警の黒い刑事の伝説を耳にする! 折れ曲り、複雑にねじくれた善と悪、正義と不義!? 予測不能のピカレスクサスペンス、さらに加速!!

警部補ダイマジン 4巻

義憤に駆られ、幼女連続殺人の真犯人・元警察官キャリアを殺害したダイマジンこと台場陣警部補!!その秘密を握り、未解決事件の真犯人たちの始末を目的に、自身の班に、台場を強制人事異動させた平安才門管理官!恐喝の上に成り立つ二人の関係は薄っぺら。常に風前の灯!!平安が標的とするのは、未解決事件の総元締め“44”!!一方、謎の結社44は台場抹殺を最優先に、最凶最悪の策士・占部を差し向ける!占部が取った作戦は、まず台場の心を折ること!?そのため彼は、警察内部の協力者を動かし、台場が殺害した警察庁OBの再捜査を開始させる。このままでは、確実に生まれる冤罪被害者……台場が取った、あまりにも予想外の逆転策とは!?圧巻のピカレスクサスペンス、さらにヒートアッ.プ!!

警部補ダイマジン 5巻

義憤に燃え、連続幼女殺人鬼の元警察官キャリアを私刑に処した、通称ダイマジンこと台場陣警部補!! その秘密を盾に、彼を自在に操る冷徹な管理官・平安才門!! 恐喝で結ばれた信頼関係絶望タッグの標的は、戦後の未解決事件の源流、謎の秘密結社“44”!! 44の巧みな罠をかいくぐる台場の前に、ついに組織最強の策士・占部が姿を現す!! しかし、占部の真の狙いは台場ではなく、民主国家・日本を転覆させる、ある情報の隠蔽だった!?“戦勝国への復讐”を誓う44のテロ行為は、真相に触れたすべての口封じを目的とし、大量虐殺へと発展する!! 計画を完了した占部が、潜伏のため選んだ隠れ蓑は、あまりにも意外な“あの人”の下だった!衝撃のラストに瞠目必至!! 漆黒のピカレスクサスペンス第5巻!!

警部補ダイマジン 6巻

悪を滅ぼすためなら、殺人をもいとわぬ刑事・台場陣!! 台場の弱みを握り、僕のごとく扱う上司・平安才門!! 互いを嫌悪し合う、信頼関係ゼロの二人に立ちはだかるのは 戦後の歴史の闇に潜む謎の秘密結社“44”!! その冷酷非情な秘密結社の幹部・占部が接触した相手は、かつて日本を救った悪徳刑事の相棒──現衆議院議員の清家! 清廉潔白だった男が、いかなる理由で44と係わりを持つのか!? 真相を探るべく、台場は予想外の手段で清家に接近した……!? 一方で台場は、常に自分たちの先手を行く44に、或る疑惑を抱く。特命班の中に、44と通じる“裏切り者”がいるのではないか!? 平安と共に、スパイ狩りを開始した台場だが、意外な人物が浮上! その捜査の先に待っていたのは、あまりにも! あまりにも予想を上回る悲劇的な結末だった……!? 誰が敵で誰が味方か!? 予測不能のピカレスクサスペンス第6巻!!

警部補ダイマジン 7巻

何者かに惨殺された特命班の盟友・牡丹警部―― 憤怒の中、台場は必死で犯人を追うが、捜査線上に浮かんだのは、あまりにも意外な人物!! 処刑寸前、その人物が語ったのは 44の新たなテロ計画――内閣総理大臣暗殺!! 日本の民主政治を根底から覆す蛮行に、台場は驚愕! 計画を阻止すべく奮闘努力を重ね、遂に実行犯割り出しに成功する!! だが万全の態勢で迎えたXデーは、実は台場自身をも標的とした 二重三重の罠だった!? 謎が謎生む無限ループ! 予測不能の陰謀マトリョーシカ! 圧巻の警察ピカレスクロマン、最新刊登場!!!

警部補ダイマジン 8巻

秘密結社“44”による山下総理暗殺計画! 暗殺犯候補は、二人の総理秘書のうちのひとり!? 選ばれた現場は博多の路上!? 台場は間一髪殺害を阻止するが“44”の巧妙な罠により 実行犯の容疑をかけられ、拘束されてしまう。同時に平安、賀来にも疑いの目が向けられ、特命班は実質、死に体に……! 逆転のため台場に残された武器は知略と機転のみ! 台場と“44”の壮絶な頭脳戦が開始される!! 勝利の女神はどちらに微笑むか!? しかしその先には、警察官にして殺人者―― 第二の台場ともいうべき謎の警部補が出現する!?

警部補ダイマジン 9巻

現総理の暗殺を未然に阻止した台場と平安。二人は政府と広告代理店・帝国ADの間に蜜月関係があるという情報を得る。その背後に見え隠れする秘密結社44……!? 捜査を開始した特命班に、再び暗殺の危機が!? 一方、警察庁から帝国ADへ送り込まれた警察官の中に 国益に反する輩を処刑する警部補・雑賀壮なる人物が浮上!? 彼の動機は!? そもそも彼は何者!? 敵と味方もわからぬ魑魅魍魎の世界で 台場らが垣間見た戦慄の事実は 広告代理店の力を利用した陰謀!? 日本国を一度灰燼に帰そうとする作戦だった!?

警部補ダイマジン 10巻

あらゆるマスメディアを支配下に置き、時の政権と1億3千万人の民意すら自在に操る巨大広告代理店・帝国AD――その内部に巣食う秘密結社44は、社の影響力を利用し、何を目論むのか!?真相を追う平安だが、自身の過去をマスコミに曝され、想定外の窮地に立たされる!平安の破滅を画策するのは44なのか……それとも!?一方、台場は昭和の未解決事件「金星号墜落」を模した44の次なるテロ計画の輪郭を掴む……!標的とされたのは、日本人の誰もが知る最重要人物!?テロの実現は日本の破滅――その阻止のため、台場はたったひとり、死地へと向かう!!

警部補ダイマジン 11巻

あのアジアの大国が領有権を主張したびたび脅かす日本固有の諸島と海域……秘密結社44の陰謀は、紛争海域近くを飛ぶ前総理の飛行機をあの国のミサイルによって撃墜すること!世界最大の広告代理店・帝国ADが、その事実を少しだけ捻じ曲げて伝えれば、国民の憎悪は暴走し、全面開戦への道が開かれる!?悪いことに、標的である前総理は自らの醜聞逃れのため、暗殺計画を知りながら悲劇の英雄として散ろうとしている……!?日本全土が灰燼に帰すのを阻止すべく、台場は一対一でテロ実行者と対決する!!そこで用いた予想外の戦法とは……!?

警部補ダイマジン 12巻

アジアの大国が領有権を主張たびたび侵入を繰り返す我が国固有の海域その上空を通過する前総理の飛行機を撃墜し日本を戦争に駆り立てようとした秘密結社44だったが、沖縄の孤島に単身上陸した台場に、間一髪その陰謀を阻止される!そもそも悪魔の計画を立案したのは誰なのか!?特命班の平安と潜入警官の雑賀は、世界最大の広告代理店『帝国AD』に潜む、44のナンバー2だと推理する!正体を探る二人は、やがてあまりにも意外な人物にたどり着く!?その男を拉致し、44のトップへと迫ろうとしたが、実はそれ自体が複雑かつ巨大な罠だった……!!追い詰めようとした台場たちが追い詰められる展開――そしてまた犠牲者が!?

警部補ダイマジン 13巻

秘密結社44の罠に嵌まり、腹部を刺された雑賀!彼が父の仇を討つため、命を賭して調査した同結社の秘密とは!?一方、着々と真相に近づく台場を、44のトップ“先駆者”は本気で消そうと画策。経済界で話題の人材バンク会長に外国人暗殺者の派遣を要請した……!! 最強のプロフェッショナルに追い回され、絶体絶命の危機に陥った台場は、付け焼刃の武器で反撃を試みるが……!! 土壇場で掴んだ“先駆者”の驚愕の事実は、一体何を意味するのか……!? 謎が謎を生み、混迷が混沌に変わる……凄絶クライムサスペンス、大快調!!!

警部補ダイマジン 14巻

雑賀が遺した極秘捜査資料と駒瀬官房副長官の今際の証言から、秘密結社44のリーダー“先駆者” はなんと三人いた……!?実権を持つ現在の“先駆者”と、思想を構築する先代“先駆者”、そして立案・作戦担当の“先駆者”……台場と平安は手分けしてまず現在と先代、二人の“先駆者”を炙り出すことに全力を注ぐ……!!一方、真相に近づく二人を、44は粛清すべく動く!!その渦中で、台場と平安は、同じ結論に達する……少なくとも先代“先駆者”は、あの男以外考えられないと!!それは一体、誰……!?そして権謀術数、血みどろの戦いの勝者は!?

警部補ダイマジン 15巻

台場と平安は各々独自の捜査の末、先代“先駆者”……すなわち平安の父親と思われる人物を特定する!?ふたりが導き出した該当者は、まったく同じーーあまりにも意外な人物だった!!同じ頃、当の先代“先駆者”は清家議員と面談。清家が44の望む独裁者になりうるかどうか審査を行っていた。果たして清家は心に秘めた真の目的を隠し通し、先代“先駆者”から色よい答えを引き出せるのか!?そして先代“先駆者”の真の目的とは……!?75年間、鉄の結束の下、巨大な影の力を誇示した44!!そこに生じた、小さな小さな亀裂……台場と平安、清家はそれを結社壊滅に利用できるのか!?明日の友は今日の敵ーー裏切りのノワール警察物語!!!

警部補ダイマジン 16巻

先代“先駆者”に拘束され、追い込まれた台場!機転を利かせて窮地を脱するが、44の急先鋒・占部の急襲を受け、再びピンチに……殺るか、殺られるかの心理戦は意外な決着へ!?その頃、東京郊外の村で怪事件が発生していた……村人と駐在、急行した特別機動捜査隊の数名が突然、理由もなく死んだのだ……!?真の標的は、村に滞在していた二名の政治亡命者か?だが、その方法と使用した武器は不明……?それは2018年、英国ソールズベリーで起こった暗殺事件をほうふつとさせた……当時、英国政府が犯人と断定したのは北の暗殺者!!ついに日本にも、北の大国の独裁者の魔手が……!?“新参者”が牙を剥く驚天動地のリアルサスペンス!!

警部補ダイマジン 17巻

サリン以上に強力な化学兵器ノビチョク!北の大国からその恐怖の薬品を入手し、日本を奈落の底に突き落とすテロリストは誰なのか!?実行犯は誰で、いつ、どこに撒くのか……!?首謀者特定を急ぐ台場と平安は、テレビでよく観るコメンテーターの中に容疑者を絞り込む。そこで浮かび上がった意外すぎる人物……?彼の露悪的、虚無的、嘲笑的な歴史観は果たして44の新リーダーにふさわしいのか!?日本を壊滅から救うため、台場と平安は、悪魔と手を組む決意をする……だがその選択は、吉と出るか凶と出るか?二転三転の警察ピカレスク――佳境に!!!

警部補ダイマジン 18巻

サリン以上に強力な化学兵器ノビチョク!!その毒ガスを国会に散布し、議員皆殺しを策す44!!敵の敵は味方――台場と平安は失脚した44の元トップ、平安の父?阿久津に協力を求め、実行犯のヒントを掴む!絞られた容疑者は、四人の国会議員秘書……?だが現“先駆者”のテロ計画は想像を超えていた!?実行犯は一体誰か!?ヒントは現“先駆者”が口にする「原点回帰」!?そこから二人が導き出した意外な!あまりに意外なテロリストの正体……!?歯止めの利かない44の暴走を食い止めるため、二人の取った捨て身の、超法規的作戦!!日本国が終わるか、台場、平安が死ぬか……!?物語最大のクライマックス、遂に到来!!

警部補ダイマジン 19巻

国家の威信を賭けた警備の網の目を潜り抜け、国会に散布された44の神経ガス!台場と平安は命を捨てて臨むが……人命は如何に!?しかしこの常軌を逸したテロ行為の目的は、恐怖をあおることでも国会議員の皆殺しでもなかった!?戦後、創造的破壊を繰り返し生き残ってきた44が、日本を彼らの望む理想国家にするため仕組んだ恐るべき罠……台場たち特命班は、その真相を掴めるのか!?一方、結社内の主流派に捨てられた占部は上層部への怒りをつのりにつのらせ、遂にクーデターを決意する!!成功率はおよそ10%未満……!?八十年間盤石を誇った結社に少しずつ亀裂が走る……!?鎮火か大炎上か、驚愕のリアル・ノワール!!

警部補ダイマジン 20巻

占部の突然の死……!!その死因に疑問を持つ占部の部下は手荒な方法で阿久津を追及するが、車での追跡の際、舗道の一般人を轢き殺してしまう!それは、警察にとってはきわめて平凡な交通事故だった。だが平安と阿久津には大きな疑問があった……果たして44が、そんなミスを犯すだろうか!?轢死した被害者は外国人ーー最大の友好国の市民。台場は、彼が元海軍軍人という事実を掴む。そして情報屋から仕入れた“オニ”という謎の言葉は!?被害者の過去と現在から浮かび上がる恐るべき真実……!!44は結成以来、最大の敵と対峙していたのだ!!日本国内で目に見えぬ内戦が勃発……!?壮絶クライムサスペンス、憤怒と怨嗟の修羅場へ!!

警部補ダイマジン 21巻

終戦末期から闇に潜み、日本社会を支配していた秘密結社44……!!その存在が、最大の敵にして打倒すべき最終目標――日本政府がノーチョイスの盟約国としてひれ伏す史上最強のあの国にバレてしまった……!?44壊滅のために送り込まれたのは、冷酷非情な民間軍事組織!!裏金問題、円安、芸能人のスキャンダルに明け暮れる平和な国日本で、ついに目に見えぬ戦いが開始された!?その中、台場と平安は44のトップ“立案の先駆者”の意外過ぎる正体を暴くことに成功するが……!?愛と疑心と裏切りのエンドレスゲーム、大白熱!!

警部補ダイマジン 22

戦後より、日本の政財界を影で支配してきた秘密結社44!! だが闇の結社壊滅のため、世界最大の国家が動き出した!?彼らは傭兵部隊を組織し、44の幹部の粛清を図るが……それは日本国民には見えない、市街戦の勃発を意味していた!!血で血を洗う暗闘に巻き込まれ、44最大の標的となった台場に幾度も訪れる絶体絶命の危機……!!渦中の台場は、44の宿敵――世界最大国家の傭兵部隊・隊長より、和解と対44共闘を持ち掛けられる……?傭兵部隊が、そうまでして台場に手を差し伸べた理由とは、44のスポンサーとも言うべき、さらなる巨大結社の存在だった!?想像をはるかに超えた真実と、特命班にとって好都合な申し出に、台場が下した結論とは……!?その結果が、台場、平安に、あまりにも耐えがたい悲劇を招くとは!?今巻の、驚愕必至のラストシーンに刮目せよ……!!混迷迷宮サスペンス、さらにさらに進化!!

警部補ダイマジン 23

【実写ドラマ化も果たした、大人気ポリス・ピカレスク!!!】平安の真の友であり敬愛する先輩――雲田警視が何者かに殺された。台場ではなく、なぜ雲田が暗殺のターゲットに!? 自責の念から、犯人を必死に追い求める台場は、意外な容疑者に行きあたる……!! 同じ頃、自宅マンションに籠城し、鉄壁の防御を敷いたはずの阿久津だったが、大国の傭兵に想定外の攻撃を仕掛けられ、絶体絶命のピンチを迎える……一方、母のベッド脇のチューリップから、小さな疑念を抱いた平安は、衝撃の結論にたどり着く!?そして今、44の最高権力者――立案の“先駆者”の正体が明かされる!! それはあまりにも想定外の人物!?先の先、裏の裏の読み合いバトル、急上昇!!!