あらすじ

生ける屍体が大波となり襲い来る…! 比叡山に眠る伏姫の宣託を受け、諏訪へと向かった犬士たちの一行… ところが、本来は 清き湖と厳かな社の地である諏訪は、生ける屍体が跋扈する淀んだ暗き地と化していた…
BABEL 1巻
あの「八犬伝」を石川優吾が大胆に描く! あの歴史的伝奇小説「八犬伝」を石川優吾が大胆にアレンジ! 新しく、怪しく、艶やかに紡がれる新感覚時代絵巻! 里見家の伏姫と神の狗・八房の因縁により導かれし八人の若者たち。壮大なスケールで描かれる運命の物語に刮目せよ!
BABEL 2巻
石川優吾が放つ新たなる八犬伝!! あの歴史的伝奇小説「八犬伝」を石川優吾が大胆にアレンジ! 里見義実が統治する里見領は、妖しい力を操る山下軍の前に風前の灯火だった。その危機を脱するため、里見の伏姫は神の狗・八房と血の契約を結ぶが…
BABEL 3巻
石川優吾流、新八犬伝! 光と闇の闘い! あの歴史的伝奇小説「八犬伝」を石川優吾が大胆にアレンジ! 里見家を守るため、伏姫は神の狗・八房と血の契約を結ぶ。その伏姫と不思議な縁を持つ犬塚信乃は、伏姫のため、怪しい力を持つ妖婦・玉梓と戦うことになる。強大な力になす術もない信乃。そんな時、光に包まれた宝珠の力が信乃に宿り、玉梓を退ける。そして宝珠の導きにより戦いの旅に出た信乃は、その旅先である男と出会う…
BABEL(4)
雄々しく蘇る“南総里見八犬伝”!! 運命に導かれし犬士達が覚醒する、大戦国絵巻――― 宝珠にうながされ戦いの旅に出た犬塚信乃は、室町幕府関東管領・扇谷が統べる城で、様々な者をむりやり闘技城で戦わせて見せ物にする修羅場へとひきたてられる。そして里見の地で退けたはずの妖婦・玉梓(たまずさ)、剛の者・犬飼源八と相まみえることに。心優しい源八は、光のもとに復し、信乃は共に、玉梓・扇谷へ立ち向かうが…
BABEL(5)
光る宝珠と共に犬士は“魔”に立ち向かう! 運命に導かれし犬士達が覚醒する、大戦国絵巻――― 薩摩・島津家の家臣・犬田家、その下男・小文吾は相撲が得意な気の優しい男。自らの心に語りかけてきた不思議な犬を助けたのが元で、島津から追われ屋久島に流れ着き、島民に助けられる。島民は実は隠れキリシタン、小文吾の他にも、西欧から流れ着いた“宣教師”、そして琉球から逃れてきた王女をも匿っていた。そんな穏やかな島民と、美しい島に、島津の追っ手が迫る…
BABEL(6)
暗き巨魁、闇より出づる! 比叡山から遣わされた犬塚信乃と左母二郎。南の地・薩摩に着くもそこは火の山からの灰の降る不気味な地。捕まってしまった二人は、牢中で多くの男たちと、繋がれた大男・小文吾と出会う。翌日、牢から出された囚われの皆々。なぜか城下町で縄をとかれ、「ひえもんとり」と呼ばれる捕物で“追われる身”にさせられる。城からは西洋の鎧に包まれた男が見下ろして…
BABEL(7)
万策尽きたその時、王女は“それ”を呼ぶ! 舶来の邪教と闇の力に魅せられ、西洋甲冑を身に纏って薩摩を暗黒に支配する島津貴久。犬塚信乃ら三人の犬士の刃はハネ返されて、魔将が放つ砲弾が城下に降り注いでいた。万策尽きたその時、琉球王国王女が現れて…
BABEL(8)
生ける屍体が大波となり襲い来る…! 比叡山に眠る伏姫の宣託を受け、諏訪へと向かった犬士たちの一行… ところが、本来は 清き湖と厳かな社の地である諏訪は、生ける屍体が跋扈する淀んだ暗き地と化していた…
BABEL 9巻
神に抗う〈塔〉で時空を超え邂逅なる! 伏姫の宣託にあった“千里眼”と邂逅した犬士・信乃と一行。それを取り囲み襲い来るのは、魔王・信長から遣わされた、蠢く屍の群れ、と織田軍勢だった。万事休すかと思われたその時‥諏訪の社の神域が‥‥!?
BABEL 10巻
犬士vs魔王 超時空ファンタジー、完結! 欧羅巴の魔の力を駆使する信長。そこへ諸大名の連合軍が取り囲む。犬士達はその包囲軍の斬先となり本丸へ――― 時空とワンダーが交錯する巨篇、遂に完結へ!
湖底のひまわり

湖底のひまわり

湖底に沈んだ“過去”へ…時空を越える! 猛暑による異常渇水で、湖底に沈んでいたかつての集落、青旗村が姿を現した。その村の出身だった主人公・拓郎は、かつてダム建設による廃村直前に、同級生が行方不明になった事件を思い出し、湖へ向かう。湖に到着した拓郎は懐かしさから干上がった湖へと降りていくのだが、目前に広がるひまわり畑を抜けると… そこは、廃村直前の1995年だった!! 大人の心を持ったまま、1995年当時の子供として過ごすことになっ拓郎は、行方不明になった友達の運命を変えることができるのか…!? 過去と現在が交錯する、ノスタルジック・ファンタジー開幕!!
ぬりかべ

ぬりかべ

巨匠・水木しげる氏のあの愛すべき名キャラクターに石川優吾氏が大胆オマージュ! 沁みる30ページ!!(ビッグコミックスペリオール2022年13号)
試し読み
春ウララ

春ウララ

飯盛山学園高等部2年の小林と関根は野球部の落ちこぼれ。その2人が何と女子野球部に入ることに!? しかも女子寮住まいを余儀なくされる。女性への関心は人並み以上に強い。だが2人には悲しい宿命があった。小林は極度の早漏で、興奮すると関根は多量の鼻血を噴出する。前途は洋々、それとも多難…!?
キーパー!

キーパー!

【不良エリートのヤンキーがサッカー道に挑んだ!】高校生ながら真面目にわが人生を考え、ゾクを抜けて自分のやり方で「青春」しようと決めた熱い男・佐竹コースケ。さっそく美人マネージャー・吉川さんのいるサッカー部へ入部をもくろんだ! しかし彼が行った先は何だか変だぞ―? これぞ平成の青春萌えスポコンまんが!!
スプライト

スプライト

その日、女子高生・スー(時任好子)の目には、「黒い雪」が舞っているのが映っていた。同日午後、友人のキリコ、ミキとともに、叔父・正午が住むマンションを訪ねたスーは、そこで大地震に襲われた。地震の最中、スーと正午は、マンションを「黒い津波」が飲み込むのを目撃した!揺れがおさまった後、スーたちがいるフロアは「黒い水」に浸され、人々は軟禁状態に…そして、スーたちを衝撃的な出来事が、次から次へと待ち受けていた!
よいこ

よいこ

江角風花は小学5年生。心は純粋無垢な子供そのものだけど、体だけはスーパーモデル顔負けのナイスバディ。そんな彼女は母親と二人で暮らしていたが、母親の仕事の都合でいとこのジロー一家に預けられることになってしまった。引越しのその日、ジローが家に帰ってくると、玄関に素っ裸の風花がいて……!?ナイスバディにピュアなハートを併せ持つ風花は、その魅力で世の中の男どもをみ~んな虜にしてしまうのだ!!
格闘美神 武龍

格闘美神 武龍

毛蘭(マオ・ラン)は、とんぼり高校に通うカワイイ女子高生。だけど、祖父の毛混(マオ・フン)ともども中国拳法・毛家居合拳の使い手なのだ。女子格闘界の頂点めざして美少女・ランが大奮闘!!一人の女子高生が、ヤンキー3人にナンパされていた。彼女は、いくら断ってもしつこくつきまとう男たちを路地裏へ誘う。そして拳法で3人を秒殺してしまった。それを偶然見かけたスポーツ新聞の記者・鏑木は、彼女のことを調べ始める。飲み屋に寄った鏑木は、そこでマオ先生と呼ばれる老人と知り合った。大学の空手部員3人に襲撃されたマオは、さっき見た女子高生と同じ型で男たちを撃破。その後、酔いつぶれたマオを家まで送った鏑木は、なんとそこで例の女の子と再会して…!?
お礼は見てのお帰り

お礼は見てのお帰り

朝8時30分、プラットホームに入ってきた電車の起こした風が、電車を待っていた女のスカートを巻き上げた。振り向いた彼女は周囲で茫然としている男どもに「こういうときは礼を言うものだ」と言い残してひとり電車に乗り込むのだった。その後も彼女は、浮浪者を元気づけ、お婆さんを引きかけた暴走族をやっつけてしまう。ムチムチのボディコンに身を包み、茶色のロングヘアをなびかせる一本木礼子。警察官である彼女は一見イケイケ女、しかしその実態は礼儀に厚くて弱いものの強い味方。そんな彼女が正義のために日々戦う、婦人警官物語!
カッパの飼い方

カッパの飼い方

時は昭和40年代、世の中は高度経済成長を終え、本当の豊かさを求め始める人々の間で、ちょっとした河童ブームが起こっていた。都会でひとり暮らしをする「私」も、この度、新しい家族として仔河童の「かぁたん」を迎えることにした…。
ソーダむらの村長さん

ソーダむらの村長さん

東京でOLをして暮らす宗田茜、25歳。彼女は実は人口二百人の過疎の村・宗田村の村長の孫娘。村長選挙の時期がやってきたため、有給休暇で帰省する茜だったが、宗田村の財宝(!?)に目を付けた職場の先輩・小山田ユウコも一緒に連れて行くことに。東京から電車で8時間、さらにバスに乗り換えて3時間、最後は熊に注意しつつ、徒歩で山越えを敢行……。道無き道を進み、ようやく宗田村に辿り着いた茜とユウコ。村の入り口には、茜の親戚一同が首を長くして待っていた。村長選の出陣式は明日。ところが、現職の村長である茜の祖父が、高齢を理由に突然の出馬辞退。婿養子の父親に代わり、茜が村長選に立候補することになってしまった!!